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トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

フィダン外相がウクライナのゼレンスキー大統領とキエフで会談した

2025年05月31日 | 国際
5月31日 ハカン・フィダン外相がキエフで、ウクライナのゼレンスキー大統領に迎えられたと、トルコ外務省が、金曜、発表しました。

 Hurriyet

ウクライナを公式訪問したトルコのフィダン外相は、ウクライナのアンドリー・イエルマク大統領室長とルステム・ウメロフ国防相とも会談しました。

イエルマク室長は会談後、トルコの一貫した支援と、積極的な仲介、平和への努力に謝意を述べ、トルコはウクライナの主権と外交努力を支援しつづけることを確認したと付言しました。

「トルコとわが国の防衛協力が拡大する可能性は大いにあります」とイエルマク室長はFacebook に書き、防衛の分野における二国間の結束の重要性を強調しました。

ウクライナ軍の総司令官オレクサンドル・シルスキ将軍も、トルコの代表団に前線の状況を説明し、ロシア軍は大きな損失を出しても、攻撃をつづけるだろうと言ったと、イエルマク室長は述べています。

そのまえに、フィダン外相はウクライナのアンドリー・シビハ外相と共同記者会見を開いています。フィダン外相は、「次の平和会談には、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領を迎えられることを願っている。次の会談には、アメリカのトランプ大統領も、トルコのエルドアン大統領も出席するだろう」と語りました。

シビハ外相は、ウクライナは一時的停戦について話し合う用意があると言いました。「われわれは今年中に戦争を終わらせたい。30日、50日、100日の停戦を話し合う用意もある」


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「トルコは南コーカサスの平和と安定に注目している」エルドアン大統領

2025年05月30日 | 国際
5月30日 トルコは南コーカサスの平和と安定と繁栄の確立に注目していると、エルドアン大統領は言い、アゼルバイジャンとアルメニアができるだけ早く恒久的和平協定に調印するよう促しました。

 Hurriyet

「われわれはアゼルバイジャンとアルメニアがとった措置を歓迎しています。われわれは和平合意を、安定の確立のために非常に重要な進展と評価しています。われわれは和平合意の手続きができるだけ早く完結するよう願っています」と、エルドアン大統領はアゼルバイジャンから帰国して記者団に語りました。

エルドアン大統領はアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領と、パキスタンのシェフバス・サリフ首相とアゼルバイジャンのラチン県で会談し、国際空港の開港とアゼルバイジャン建国記念日を祝いました。

30年間、アルメニアに占領されていたナゴルノ・カラバフをアゼルバイジャンが解放した後、アゼルバイジャンとアルメニアは恒久的平和を達成するために、17か条の文書に合意したと発表しました。

エルドアン大統領は記者団の質問に応えて、トルコは、何十年も紛争で苦しんできた南コーカサスが平和になった姿を見たいと思っていると言いました。

「アゼルバイジャンとアルメニアの間が平和になってきているのを見て、たいへん嬉しく、助力もしたいと思っている」と大統領は言いました。「アゼルバイジャンとアルメニア間の平和はトルコにとってもよいことです」


イスタンブルは征服572周年を活気溢れるイベントで祝った

5月29日、イスタンブルはダイナミックなイベントで、歴史的なオスマンのイスタンブル征服572周年を祝いました。祝祭の一環として、エルドアン大統領は、29日、ベイコズ地区にできた公園の開園式に出席しました。

Huurriyet
ボスフォラス海峡を通過するガス生産船「オスマン・ガジ」


トルコ初の水上ガス生産工場「オスマン・ガジ」(5月29日の頁参照)も、祝典のためにボスフォラス海峡を通過し、市民の前にデビューしました。「オスマン・ガジ」によって、黒海の天然ガス生産量は2倍になるだろうと期待されています。

曲芸飛行チーム「ソロテュルク」も、同日、イエニカプ広場の祝祭に参加し、当日の呼び物になりました。世界史のターニングポイントとなったイスタンブル征服は、今年もさまざまなイベントで祝われました。

1453年、21歳のオスマン・スルタン・メフメット2世はこの都市を征服し、1000年続いたビザンティンの支配は終焉の日を迎えました。


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トルコは黒海のガス生産を2026年までに2倍にする

2025年05月29日 | 国内
5月29日 トルコは初の水上ガス生産工場「オスマン・ガジ・プラットフォーム」によって、黒海の天然ガス生産量を2倍にすると、エネルギー天然資源省が発表しました。

Hurriyet

プラットフォームは2026年中頃に操業をめ始る予定です。これによって、トルコの輸入エネルギーへの依存を大きく減らすことができるでしょう。トルコ政府も国産資源の増強を長期的戦略としています。

長さ298.5メートル、幅56メートル、深さ29.5メートルの「オスマン・ガジ・プラットフォーム」は工業技術の成果です。

140人の職員が宿泊できるプラットフォームは、1日に最大1050万立方メートルのガスを生産し、1000万立方メートルのガスを移送できます。161メートルのパイプラインがプラットフォームと本土を結び、処理済みのガスを、直接、一般の配管網に送ります。

現在、「サカリヤ・ガス田」は、毎日、12のガス田で950万立方メートルのガスを生産しています。オスマン・ガジ・プラットフォームと合わせると、ガス生産量は、1日、2000万立方メートルに達するでしょう。

2025年6月1日、エルドアン大統領とバイラクタル・エネルギー相が式典とともにドルマバフチェ宮殿からプラットフォームを送り出し、黒海ガス生産の国家的重要性を示すでしょう。

プラットフォームはサカリヤ・ガス田の作業場に向かう前に、フィルヨス港に入港する予定です。


フィダン外相が長期停戦のために、ロシアの次はウクライナ訪問

ハカン・フィダン外相は、モスクワで重要な会談を終えて、キエフに向かう前に、長期停戦はロシアとウクライナの最も現実的な選択だと言いました。

Hurriyet

「恒久的な合意のためには包括的な努力が必要です。われわれにはいくつかの手段があります。私たちはそれを当事者と共有しています」と、フィダン外相は5月29日付のミリエット紙のインタビューで語りました。

フィダン外相は5月29日~30日のロシアでの会議を終え、ウクライナへ旅立つ前に、この発言をし、戦争を終わらせるための取り組みにおけるトルコの仲介者としての役割を強調しました。

「当事者の立場を考えたら、長期停戦は、うまく処理できれば、解決策としてより現実的に思われます」と外相は言いました。「われわれはこの往復外交をつづけます。われわれは平和の確保のために誠実な努力をつづけています」

フィダン外相はまた、自分は、モスクワも、キエフも訪れ、両サイドの首脳と交渉をつづけることができると言いました。「われわれはこのチャンスを使って、中東に平和をもたらすために努力しています」と彼は付言しました。


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トルコは第2回イスタンブル・ロシア=ウクライナ平和会議の用意がある

2025年05月28日 | 国際
5月26日 トルコはロシアとウクライナの代表団を二度目の平和会議に迎える用意があると、ハカン・フィダン外相は言い、トルコは近隣2国間の調停を行うことは、世界と地域の平和のための義務と考えていると強調しました。

Hurriyet
ロシアのラヴロフ外相(右)とトルコのフィダン外相


5月26日、モスクワでプーチン大統領に迎えられたフィダン外相は、5月27日、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相と綿密な会談を行いました。

2人は共同記者会見を開き、会談の内容と、両国の発展のための対策について詳細に語りました。会談の主要な議題はロシア=ウクライナ間の戦争を終わらせるための努力でした。

トルコはことあるごとに、平和に貢献する用意があると強調してきました。「われわれは2度目の会議を主催する用意があります」とフィダン外相は記者団に言いました。

フィダン外相はまた、トルコはロシアとウクライナを迎える用意があるというエルドアン大統領からプーチン大統領宛てのメッセージを伝えたと語りました。

「交渉が即時停戦という結論に達し、恒久的平和が始まることが、われわれの心からの願いです」とフィダン外相は言い、トルコはその役割を地域と世界の平和のための義務と考えていると強調しました。「両サイドの合意によって、問題が解決することが、われわれの大きな希望です」

両外相はシリアの最近の状況についても話し合い、戦乱で荒れたシリアの安定と再建のために協力することを強調しました。


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フィダン外相がロシアの大統領や外相と会談のためロシアへ

2025年05月26日 | 国際
5月28日 ハカン・フィダン外相はロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相に招かれ、5月26日から2日間、ロシアを訪れると、外交ソースがメディアに発表しました。

 Hurriyet
ロシアのメディンスキー大統領補佐官(左)とフィダン外相。イスタンブルで。


フィダン外相はモスクワで、プーチン大統領の招待を受け、ラヴロフ外相とも会談するでしょう。フィダン外相はまた、アンドレイ・ベロウスキー国防相や、ウラジミル・メディンスキー大統領補佐官ら、ロシアの高官らとも会談すると思われます。

メディンスキー補佐官は、5月16日、イスタンブルで行われたウクライナ交渉に、代表団とともに出席しています。

フィダン外相は、これら会談で、ロシアとトルコ二国間関係に関する詳細な問題を話し合うと予想されます。

会談では貿易、エネルギー、観光などの重要な分野での協力の現状を査定し、今後の可能性について話し合うでしょう。

フィダン外相はウクライナ戦争の恒久的平和達成のためのトルコの努力をくり返し語り、終息に向かっている最近の状況に満足の意を表明すると思われます。

両国はまた、シリア、ガザ、南コーカサスなど、地域と世界の問題について意見を交換するでしょう。フィダン外相は4月12日、トルコで行われた「アンタリヤ外交フォーラム」でも、ラヴロフ外相と会談しています。


ロードス島のオスマンの遺産が観光客を惹きつけている

エーゲ海最大の島ロードス島で、オスマン時代の建物が、ローマ時代や中世の遺産と並んで、歴史愛好家の興味をそそっています。

Hurriyet

ロードス島は、1522年、オスマン帝国のスレイマン大帝に占領され、1912年までオスマンの支配下にありました。

時は移り、多くの問題がありましたが、オスマン時代の多くの建造物はいまに残り、島の歴史的風景を形成しています。

1523年、オスマンの征服を記念して建てられたスレイマン・モスクは、ロードス島で最も素晴らしいオスマンの建造物のひとつです。ロードス島の中心に立つこのモスクは市の中心のどこからでも眺められます。いまは礼拝も行われず、入場もできませんが、建物と中庭を見るだけでも感動的で、トルコ人観光客の哀愁を誘っています。

オスマン時代のもうひとつの遺産は、ツーリストに人気のムスタファ・パシャ・ハマムです。歴史的浴場はオスマン人の社会生活を偲ばせます。

旧市街には、レジェップ・パシャ・モスクや、ハフィズ・アフメド・アー図書館、ムラド・レイスの霊廟など、オスマン時代の歴史的建造物が残っています。図書館には貴重な手書き文書があり、研究者にとって価値のある資料になっています。


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トルコ地震で18人の命を救った災害救助犬が死亡

2025年05月26日 | 国際
5月25日 スエーデンの災害救助犬キリアンがなくなりました。キリアンは2023年2月6日のトルコ大地震の希望のシンボルでした。

 Hurriyet

トルコ南部を襲った2度の地震は、53,000人余の人々がなくなり、100,000人余が負傷し、トルコ近代史における最悪の災害のひとつとなりました。

11県では、全土が瓦礫の山と化し、何百万人が被災地を去り、大規模な人道的支援も国際的に行われました。ラブラドール犬キランは、瓦礫の下にいた18人の生存者を発見して賞賛されました。

キリアンの死のニュースは、彼の世話をしていた「スエーデン民間事故管理局」の消防夫キリル・フリストフさんによってシェアされました。フリストフさんはFacebook に情感溢れることばで、キリアンは仕事仲間以上の存在だったと投稿しました。

「愛する救助犬キリアンがなくなったことを、大きな悲しみとともにお知らせします。彼は単なる仲間ではなかった。彼は私の魂、私の影、私の親友でした。2023年、彼はトルコのカフラマンマラシュの瓦礫の下から18人の人々を救助しました」

キランとフリストフさんは、地震後すぐ、最も被害の大きかったパザルジュク地区とエリビスタン地区に派遣され、崩壊した建物の残骸の中で生存者の発見に努めました。厳しい4日間に、キリアンはみごとに18人を発見し、彼らは救助されました。

使命を終えたキリアンは、スエーデンで国家的英雄として賞賛されました。トルコも彼の勇気を讃えました。ヨネット・ジャン・テゼル駐スエーデン・トルコ大使は、キランの死を知り、深い悲しみを表明しました。

「彼の寫眞はいまも、私のオフィスに掛かっています」と、テゼル大使は語り、キランを初め、トルコの支援に来てくれたスエーデン・チームのために、レセプションを開催したと付言しました。


1月~4月、1060万人の外国人ツーリストがトルコを訪れた

文化観光省の5月23日のデータによると、今年1月~4月、約1059万人の外国人ツーリストがトルコを訪れました。

 Hurriyet

外国に暮らすトルコ人を含めると、2025年1月~4月、海外からトルコを訪れた人は1274万人に達しました。4月のみで、訪れた外国人ツーリストは、前年に比して8%増加し、390万人になりました。

トルコ最大の都市イスタンブルはツーリストが最も訪れる都市で、全外国人ツーリストの50.4%が訪れています。次が地中海のリゾート都市アンタリヤ、その次がトルコ北西部のエディルネです。

外国人ツーリストの国籍は、ドイツが10.8%で1位、次がロシアとイランです。1月~4月、総計114万人のドイツ人がトルコを訪れ、昨年の同期の112万人よりやや増えています。英国も65万⒐000人から67万8、000人に増えています。

2025年、トルコは総計6,500万のツーリストを迎え、640億ドルの観光収入をめざしています。


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「パレスチナへの弾圧は共同の努力で終わらせるべきだ」エルドアン大統領

2025年05月24日 | 国際
5月24日 トルコにとって最優先事項はガザに支援物資を送ることだと、金曜、エルドアン大統領は言い、パレスチナへの弾圧は共同の努力によって終わらせられるという信念を表明しました。

 Hurriyet
スペインのペドロ・サンチェス首相(左)とトルコのエルドアン大統領


エルドアン大統領は、イスタンブルのドルマバフチェ大統領オフィスで、スペインのペドロ・サンチェス首相との会談中に、この発言をしたと、トルコ広報局は声明で言いました。

エルドアン大統領はまた、イスラエルのガザでの大量虐殺に対するスペインの「確固とした」「名誉ある」姿勢を賞賛したと、広報局は言っています。

スペインはトルコのEU加盟申請に関して、「エルドアン大統領はトルコのEU加盟という目標から逸脱したことはない。EUがトルコの加盟プロセスを復活させるために積極的に対処することを期待している」と語りました。

エルドアン大統領は、トルコはロシアとウクライナの戦争を終わらせる努力をつづけていると強調し、捕虜交換は「信頼構築のためのステップ」とトルコは考えていると主張しました。捕虜交換はイスタンブルでの会議で決まりました。

大統領はまた、「戦争を終わらせるチャンスを見逃してはならない」と強調したと、声明は言っています。また、トルコとスペインの貿易量を増すための努力をしていると大統領は言い、「両国は多くの分野、とくに防衛産業と運輸での協力を進めていくだろう」と付言しました。


トム・バラク駐トルコ・アメリカ大使がシリア特使に就任した

トランプ政府がシリアへの経済制裁解除に動き出していますが、トム・バラク駐トルコ・アメリカ大使が、金曜、シリア特使に就任したと発表されました。

 Hurriyet

「トルコにおけるトランプ政府の代表として、ルビオ国務長官の支持を得て、私は、シリアのアメリカ特使に就任したことを誇りに思います」とバラク大使は声明で言いました。

「シリアに対する制裁の解除は、ISILの恒久的殲滅という、われわれの第一の目的が達成されたためで、制裁解除によって、シリアの人々はよりよい未来のためのチャンスを得るでしょう」とバラク大使は言いました。

「われわれはトルコや湾岸諸国など地域のパートナーとともに、シリア政府に平和と安全保障と繁栄の希望を取り戻させることができます」

「大統領の言を借りれば、われわれはともにがんばり、ともに成功します」と大使は付言しました。先週、トランプ大統領は、サウジアラビアの投資フォーラムで、トルコのエルドアン大統領とサウジのモハムメド・ビンサルマン皇子の要請を受けて、シリアへの「残酷な、厳しい」制裁を解除すると発表しました。


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「変化する世界の中でトルコには新憲法が必要だ」エルドアン大統領

2025年05月22日 | 国内
5月23日 変わりゆく世界の中でトルコが発展をつづけるためには、新しい憲法を採用することが必要だと、エルドアン大統領は言い、トルコは現在の憲法では、未來の安全を守ることはできないと主張しました。

 Hurriyet

「トルコは変わりつつあります。世界も変わっています。われわれは新しい時代に生き、新しい時代へと前進しています。急速に変化する世界の中で、現在の憲法でなにができるか。現在の憲法は小政府時代に書かれたものです」と、エルドアン大統領は、5月22日、ハンガリーからの帰路、記者団に語り、トルコ憲法の書きなおしの必要を力説しました。

現在の憲法は修正されてはいるが、1980年の軍事クーデターの精神を維持していると、エルドアン大統領は言いました。「政界に入って40年、私は新しい、文官による、民主的な憲法を提案してきました。私はいまも、同じ思いです。クーデターの陰謀者が書いた憲法で、トルコは未来へ進むことはできません」

公正発展党は新しい憲法のために努力してきたが、重要なのは、最大野党・公正発展党(CHP)が同調することだと、大統領は強調しました。

「われわれは彼らに手を結ぼうと言っています。文官による新しい憲法に書きなおし、わが国民に示しましょう」とエルドアン大統領は言い、なぜこれが通らないのか理由がわからないと言いました。


テュルク諸国サミットの宣言は、トルコ・キプロスにとって一歩前進になる

テュルク諸国機構(OTS)の宣言は、承認と平等を求めるトルコ・キプロスにとって、一歩前進となると、5月22日、トルコ・キプロスのエルシン・タタル大統領が言いました。宣言はトルコ・キプロスを「テュルク世界」の不可欠の一部として承認しています。

 Hurriyet
北キプロス・トルコ共和国のエルシン・タタル大統領


北キプロス・トルコ共和国をテュルク世界内で位置づけた「ブダペスト・サミット」での最終宣言は、極めて重要な政治的意志の表現であり、われわれの解決へのビジョンのターニングポイントを示していると、タタル大統領は声明文で言いました。

ハンガリーが主催した今回のサミットは、5月21日、ブダペストで開催され、エルドアン大統領も出席しました。

今回の宣言は、トルコ・キプロスは、オブザーバー国ハンガリーとテュルクメニスタンとともに、テュル世界に不可欠の存在であるとしています。出席した首脳たちは、テュルク世界は連帯して、トルコ・キプロスの平等な権利を守るとし、受容できる、実行可能な解決策を要請しました。

「この宣言は、単なるトルコ・キプロス支持の表明ではありません。OTS諸国が平等の統治権と、平等の国際的立場をベースにしたキプロス問題解決のビジョンを受け入れ、承認するという意向の表明です」と、タタル大統領は言いました。


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エルドアン大統領、テュルク諸国サミットに出席のためハンガリーへ

2025年05月21日 | 国際
5月22日 エルドアン大統領は「テュルク諸国機構」(OTS)の2日間の非公式サミットに出席するため、5月20日、ブダペストへ向かいました。オブザーバー国ハンガリーの主催は今回が初めてです。

 Hurriyet

ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相主催のサミットは「東と西の出会うところ」というテーマで開催されました。

会議にはトルコ、アゼルバイジャン、カザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、テュルクメニスタン、トルコ・キプロスの首脳が集まりました。OTSのブラヒム・タハ事務局長も出席しました。

サミットでは経済、エネルギー、運輸、文化の分野での協力のが議題になると思われます。また、加盟諸国は差し迫った地域と世界の問題も話し合うでしょう。

ハンガリーが今回のサミットを主催したことは、同国がテュルク世界との関係を深めようという意向の反映といえると、OTSは声明で言いました。

今回の会議は加盟国の「戦略的方向と共通のビジョン」を再確認するものになると予想されます。いくつかの重要なプロジェクトや決定も発表されるでしょう。

フィダン外相は世界の不安定な状況の中で、OTSの重要性を強調するでしょう。外相はまた、テュルク世界の共通のアイデンティティを強調すると思われます。


「トルコ料理週間」が始まった。パリでは盛大なイベントも

トルコの豊かで多様な料理を紹介する「トルコ料理週間」が始まりました。伝統的な料理と継続可能な食文化に光を当てるイベントが国内外で催されています。

 Hurriyet

今年は、昔からの基本的な料理「古代料理」にスポットライトがあてられました。パリでは、ユネスコのトルコ代表と、駐仏トルコ大使館の文化観光部の協力で、盛大なイベントが行われました。

レセプションには外交官や、料理の専門家、国際的ゲストが招かれ、トルコの時代を超えた美味を体験しました。ゲスト達には、スー・ボレイ(チーズ・パイ)、クル・パトゥルジャン・ドルマス(乾燥ナスの詰め物)、アシュレ(穀類とドライ・フルーツの伝統的デザート)、カザンディビ(キャラメル・ミルク・プディング)、シェケルパレ(シロップ漬けセモリナ・クッキー)など、トルコの古典的な料理が供されました。

ギュルヌル・アイベト大使も、今年のテーマが気に入っています。「このイベントを開催できて、ほんとうに嬉しい。トルコ料理週間はユネスコも認める文化プロジェクトのひとつになりました」と彼女は言いました。

毎年5月21日から27日まで開催される「トルコ料理週間」は、アナトリアの何百年の伝統から生まれたトルコの料理遺産を世界に紹介するのが目的です。トルコ81県と世界の多くの都市でイベントが行われ、トルコ料理の独特の味わいと伝統が披露されます。


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ヨーロッパの観光列車がイスタンブルに

2025年05月20日 | 国際
5月21日 ヨーロッパの2つの観光列車がふたたびイスタンブルに注目していると、アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相が発表しました。

 Hurriyet

ハンガリーの国営鉄道会社MAVが運営するパリ=イスタンブル観光列車が、5月17日、イスタンブルに入り、また、有名なシムプロン・オリエント急行が、6月24日、イスタンブルに到着します。

ウラルオール運輸相によると、MAV列車はパリを発ち、スイス、オーストリア、スロヴェニア、クロアチア、セルビア、ブルガリアの景勝地をめぐって、トルコに到着します。

列車はトラキアの都市エディルネのカプクレ国境からトルコに入国し、トルコ国営鉄道によって、イスタンブルの歴史的シルケジ駅に到着します。

イスタンブルに着いた乗客たちは、この大都市の豊かな歴史的文化的遺産を訪れるでしょう。このの列車は、昨年は5月10日に、イスタンブルに着いたと、ウラルオール運輸相は言いました。

今年の最初の列車の乗客は60人。5月29日に第2便が到着します。ウラルオール運輸相はシンプロン・オリエント急行の復活を確信しています。この急行列車は、昨年は6月5日と、8月28日に、イスタンブルに到着しました。


フィダン外相がベルグラードでセルビア大統領と会談

トルコ外務省によると、ハカン・フィダン外相は、月曜、ベルグラード訪問中、セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領と会談しました。

 Hurriyet
セルビアのヴチッチ大統領(右)とトルコのフィダン外相


会談後、ヴチッチ大統領はソシアルメディアに、フィダン外相と会談したと記し、地域の安定にとって、トルコとの関係は重要だと強調しました。

ヴチッチ大統領はまた、両国の関係は、政治的対話だけでなく、経済、エネルギー、観光、文化、教育などの分野でも、広範な協力が必要とされていると語りました。

ヴチッチ大統領はさらに、2027年のベルグラードでの世界万博にトルコが参加することを喜び、これは両国間の強い連帯と相互の信頼の証だと言いました。


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