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トルコの湿地帯に元気なカモはいなくなった

2022年01月31日 | 国内
2月1日 トルコで7番目に大きいブルドゥル湖に生息する鳥を調べたら、無傷の、元気なカモはいなかったそうです。ブルドゥル湖はこの50年間で、面積が46%に縮まっています。

  
 Hurriyet

かつてはカモたちの冬の生息地だった地域に、元気なカモの姿は見られなくなりました。22年間、ブルドゥル湖近くで現地調査を行ってきた、著名な鳥類学者ラーレ・アクタイ・ソズュエルさんは、ブルドゥル湖には以前は多くのカモの姿があったが、もう元気なカモはいなくなったと語りました。

「ブルドゥル湖はラムサール条約によって守られてきたトルコの湿地のひとつです。条約の対象になった最も重要な要因のひとつは元気なカモたちです」と彼女は言いました。「鳥たちの70%が最近までこの地域で冬を越していました」

「私たちはもうカモたちの生態を記録することができなくなりました。2019年にはたった18羽になりました。この50年で湖の水位は18メートル沈下しました」とソズェルさんは言いました。

・・・「ラムサール条約」は湿地の保存に関する国際条約です。


トルコは15000人の新しい教師を任命した

トルコが重点を置いているのは教師の質の向上だと、エルドアン大統領は、1月31日、新しい教師の任命式で語りました。

 Hurriyet

「近年、トルコは、テロとくだらないイデオロギーのために新しい世代を失うという大きな脅威を体験してきました。私たちはこの度任命された新しい教師たちによって、教育と訓練を強化します。私たちはパンデミック中も、教育を中断することなくつづけ、成果を上げてきました」と大統領は語りました。

エルドアン大統領は、子供たちの教育は決して中断させないという決意を示しました。「私たちは教師と生徒が離れ離れにならないよう、子供たちが学校環境から引き離されないよう、あらゆる努力をします。パンデミックに関わらず、私たちは、2021~2022年の第1学期をりっぱに終えました」

「教師の皆さんの努力と、親御さんたちによる対策、生徒たちのルールの順守によって、政府は学校を開けてこられました」

「パンデミック中は、もちろん、トラブルや、困難、障害がありました。私たちは一部の集団から不公正で、根拠のない、大袈裟な批判も受けました」と大統領は言いました。「彼らはソシアルメディアを使って、人々をまちがった方向へ導こうとしています。しかし、政府は、子供たちと学校の間の障壁となる者を許しませんでした」とエルドアン大統領は言いました。


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