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名前は? 尼崎・立花 (10-7-7)
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友人のとしこさんから以下のメールを頂きました。
『今日のブログから(9月6日:昨日の私のブログ)
日曜日に買い物に行ったとき偶然菅さんと小澤さんの立会い演説を見るチャ
ンスに出会いました。ヨドバシカメラの前で… 2人ともまだ若い感じ、体格
も良いしスピーチも上手いと思います。菅さんがスピーチされてもあまり拍手
がありませんでしたが、小澤さんは拍手喝采、そして小澤、小澤のコール、た
れまくも出ていました。何故でしょうか? 大阪は地盤でもないのに。でも菅
さんの方がわかりやすかったです。
小澤さんは少しロジックです。私は選ぶ権利がないしどちらでもいいのですが…
ただ大変な人出で警官 ガードマン SPなどが一杯、上空は何機ものヘリ
コプターが旋回、物々しい雰囲気で、あなたが言うようにお金が掛かったでし
ょう。でも良い勉強になりました。ちょっとひとことまで』
現場に行き合わせた、としこさんのメールだけに、臨場感を感じました。
ありがとうございました、としこさん。
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「キャタピラー」 のチラシ
「キャタピラー」を見に、わずか100数席の小さな映画館に行ってきました。入
って椅子席がよくなっているのに驚きました。そこそこの人が、この小さな映画
館に足を運んでいるのだな~と思いました。
私がここに来たのは3度目です。「ひめゆり」「靖国」「キャタピラー」どれも戦争
物です。一般の映画館で上映しないし、その映画を見たいから、此処に来るこ
とになります。
「キャタピラー」は第60回ベルリン国際映画祭の銀熊層(最優秀女優賞)に
寺島しのぶさんが選ばれたからです。日本人としては3人目、35年ぶりだそ
うです。
映画を見て「なるほど」と思いました。主人公の夫は傷痍軍人として、軍神と
あがめられて、勲章と共に帰還します。両手両足をなくし達磨になって帰った
夫、頭と身体だけの人間でも食欲と性欲はある。その食欲と性欲の場面だけ
で妻のその時々の喜怒哀楽を表しているのはたいしたものだと思いました。
私が心打たれたのは「死んだ女の子」と言う歌でした。楽曲はトルコ出身のナ
ジム・ヒクメット(作曲:外山雄三 編曲:坂本龍一 歌手:元ちとせ)。
広島の原爆を題材にした詩の日本語訳を使用した反戦歌です。2005年広島
の原爆ドームの前で歌われたそうです。
原爆で焼死した女の子、死んでしまえば、年は取りません。飴を供えて貰って
も食べられません。どうか私のように悲しい子どもを作る世の中にしないで…
と言うのでしょうか。
『赤い飴がしゃぶれるように
炎が子どもを焼かないように』 と何回も繰り返し歌われます。
世界で始めての原爆の犠牲になった人々、自分が死ぬと言うことも理解できな
いような死だったでしょう。もっと生きたかった子どもの叫びです。
(1460回)
セックスの場面が多く、面白くありません。設定に無理があったのでは?寺島さんは、母親とも何度も喧嘩したとはなされていました。裸も衣装だと主張されていました。
ただ、終盤に夫婦の温かみが出ていたように思います。歌手の元ちとせの哀愁を帯びた歌は感動物でした。赤目四十八滝心中の方がよかったです。
寺島しのぶさんの映画は始めてですので、
比べることは出来ませんが、
「裸も衣装だ」と本人が言ったとすれば、
その割りきりが、見る側に抵抗なく、
見せていると思います。
性欲の表現がなければ、達磨の人間の
心の変化は表現しようがないと思いました。
始めは男としての情感、
次第に戦場でのトラウマにセックスさえ不能になる。
終戦の日、廃人と化した身を自殺に追い込むまでの、心の苦しみをあらわした場面場面だと私は感じたのですが…。