![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/3d/a97a77613c1b496f4b42988b93fff3a4.jpg)
↑ 道中の道しるべ ↓ チケット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/1e/b1df1f1d091ecfaea102e4fcc0da59d7.jpg)
左:チラシ 右:草津宿街道交流間のスタンプ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/b8/986457d7ec8f32c24790fb07b0b5a39f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/25/f17be3e3d4a5e0a952e007a3a320bbce.jpg)
チラシの裏側
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/40/cea71a2c146e33733e16b7b994c7a17a.jpg)
思い切って草津まで行って来ました。草津といえば、春に「蓮の群生」を見
に行きました。「蓮の群生」を二度見に来ましたから。草津は三度めというこ
とになります。尼崎から新快速に乗ると1時間足らずでいけます。
山下清さんが「東海道五十三次」を描いているなんって知りませんでした。そ
れもそのはず、貼り絵にする前の下絵だそうです。5年間の歳月をかけて東
海道五十三次を取材し、体調を崩しながらも、造っていた下絵だそうです。
貼り絵にすることもなく、49歳の若さで、「放浪の旅」では無く「死での旅」に
旅立ってしまったのです。生きておられれば九十歳、この下絵も貼り絵とし
て完成していることでしょうね。返す返すも残念です。
山下さんは写真などではその場でマジックで描いているよですが、実際は放
浪中は描かず、家に帰ってから筆を取ったといわれています。彼の頭の中に
はネガフイルムのようにくっきりと形が、色が焼きついているのですね。
下絵などと呼ぶには勿体ない作品です。これはこれで良い作品ですが、貼り
絵になっていれば又、山下さん独特の雰囲気を持つ作品になっていただろう
と、みてみたかったな~と思います。
放浪先では絵は描かずとも日記はつけておられたようです。その中からの抜
粋だと思いますが、55枚の絵に山下さんの言葉が添えられています。その説
明が面白くて、つい作品集を買ってしまいました。
飛騨高山だったと思うのですが、「山下清美術館・ギャラリー」に行ったこと
もありますが、今日の作品のことは全然知りませんでした。
今の宝塚大劇場が新しくなる前には、廊下に山下清さんが見た、舞台の、確
か「藤娘」だったと思うのですが、大きな作品が飾られていましたが、今は
見当たりません、今度行った時に探してみます。
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↑ 買った作品集の表紙 ↓ 作品にはそれぞれ 言葉が添えられている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/60/aa465d094be4365133fa4cd4082da703.jpg)
読んでお分かりのように、山下さんの文章には句読点及びかぎ括弧(「 」)
がありません。彼曰く、話すときには「、」とか「。」とは言わないからだそう
です。面白い発想ですね。ここには読みやすいように句読点の代わりに空白が
設けられていますが、実際の日記には小さい字で続けて書かれていたと記憶し
ています。
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これは交流館での体験コーナーで「版画」の3色刷りをさせてもらいました。
こんな簡単なものでも、形を描く「黒」と「青」「赤」「緑」の4回の手間が掛か
っています。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/52/adbf16a5bcbef915285b5ebbb3a4ef71.jpg)
↑ 草津宿本陣 ↓ 草津は東海道と中仙道の分岐点
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/64/fe7cbd34ed2577464aa3c72dd8ba8b35.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/e4/7ba7d93272f9f3f1326c9be99cb56929.jpg)
帰りは草津宿本陣にも立ち寄りました。疲れたのでしょう、主人も私も新快速
に乗った途端に眠り始め、「京都駅」に着いたのも知らずに寝ていました「大
阪駅」であわてて普通電車に乗り換え、帰宅しました。