緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

猛烈なかき鳴らしで削れて短くなった爪で弾いて気が付いたこと

2023-05-01 21:38:44 | ギター
大規模演奏会が終わった翌日、今日は会社の休日だったので、久しぶりに昼寝(夕寝?)をした。
昼寝をするとなんかすっきりする。
普段は大体5時間睡眠なのでやはり睡眠をとるのが一番だと分かる。

昨日の大規模演奏会の最後の曲目で、自分としては猛烈なかき鳴らしをしたせいで、爪が削れて短くなってしまった。
マンドリンオーケストラ曲の中にはかき鳴らし(ストローク、ラスゲアード)がある曲が多いが、若い時と比べ爪の強度が無くなってきているせいか、これをやると削れて爪の長さが短くなってしまう。
そこで削れることを見越して、大規模演奏会の合奏練習の間は爪を長めに伸ばしていたのだが、何故か音がメタリックというか、軽いカチカチ的な音になってしまって、自分の音がだんだん悪くなってきたな、という感じがしていた。

今日、削れて短くなった爪をサンドペーパーで磨き、昼過ぎに5日のアンサンブルの練習を始めてみたら、意外にも楽器の音がよく響くし、音が以前の私の音に戻っていたように感じた。
その原因をいろいろ考えてみたら、以前のタッチは指の先端の腹に弦が最初に触れてから次に爪に接触するという順序でされていたのに対し、爪の長さを長めにしていた頃は、最初に接触するが爪であり、指頭に接触していなかったのではないだろうか、ということだった。
ギターの音というのは、爪だけの弾弦だけでは力が弱いので芯のある音は出せない。だから指頭+爪の力が必要なのである。
指頭+爪で弾弦するためには、爪の長さを適度な長さにする必要がある。

それともう1点気が付いたことは、トレモロがしやすくなったこと。
トレモロの粒を揃え、速く弾くためには爪が長いと出来ない。
爪を長くしていた頃のアルハンブラを聴くと、何か引っ掛かりがあるようなトレモロであり、その状態(抵抗のある状態)で無理やり速度を速めようとする力みが感じられた。
今日の昼とさっき、アルハンブラを弾いて録音してみたが、抵抗感なくトレモロが出来ているように感じる。
あと、速い速度であっても、トレモロは常に弾きながら、p→a→m→iを均等になるよう意識するということ。

偶然の発見だったけど、いいことに気が付いたと思う。

①昼過ぎに短くなった爪で弾いたアルハンブラ 2023年5月1日昼

②夜になって、突然の豪雨の後でシーンとなった時に、隣家に聴こえるかもしれないなと思って弾いたアルハンブラ 2023年5月1日夜

③豪雨の中、隣家に聴こえないという安心感の中で弾いたアンダルーサ 2023年5月1日」夜
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