緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

大規模演奏会本番間近

2023-04-28 20:46:08 | マンドリン合奏
4月30日の大規模演奏会本番まであと残すところわずかとなった。
明日は前日の最後の合奏練習のために朝早くから東京某町に行く。

今回の演奏会はかなり練習したつもりだ。
100%完璧とは言えないまでも自分としてはもう練習に思い残すことは無いという感じ。
あとはすべてを天に任せるという心境。
(別にこれで人生が決まるという大袈裟なものではないのだから、構えることなく、音楽を楽しむという状態に持っていければベストだ)

今回ちょっとアクシデントがあった。
まずは合奏練習が始まる2月中旬頃に左の耳でかなり大きな耳鳴りに見舞われたことだった。
人の声が左耳では殆ど聴こえず、かなり大きな耳鳴りが四六時中していた。演奏会もあることだから思い切って耳鼻科を受信してみたら、「突発性難聴」と診断され、「もう数日早く受信していれば治る可能性はあったが、このタイミングでは殆どの場合、一生治りません」と医者から言われたときにはさすがに血の気が引いた。
受信前の聴力検査では左耳の聴力の数値がかなり低い結果になっていた。
でも今回ほどでないにしても左耳が耳鳴りしたり聞こえが一時的に悪くなったことは今までも何度かあった。
原因もおよそ分かっていた。
原因は、24時間365日持続恐怖による圧力が内耳を圧迫し、炎症を引き起こしたことだ。
24時間365日持続恐怖による圧力は足の甲や足の先に出たり、頭(頭皮?)に出たり、肩やふくらはぎに出たりいろいろな部位に現れるが、耳の奥に出ることもあり、その時は耳鳴りがして聞こえが悪くなるのである。
しかしほどなくして、圧力が別に位置に移ると、耳鳴りは次第に回復し、聴こえも良くなってくるのである。
今回も、時間はかかったが次第に内耳の圧力が抜け、それとともに耳鳴りは小さくなっていった。
圧力はどこに移ったのかな。肩かもしれない。
今現在は、シーンと静まり返った部屋で注意して耳を澄ますと、かすかに、秋の虫(キリギリスの鳴き声?)のような音がするまでに回復した。

24時間365日持続恐怖も昔に比べると弱まってきており、日に日に、それはタマネギの皮を1枚1枚ゆっくり剥がしていくような速度ではあるが、弱まりつつあり、あと数年もすれば殆ど解消してしまうのではないかという感触を感じている。
(これも毎日の絶え間ない人間心理の研究の成果と、今まで出会った方々からの気持ちのおかげだと感謝している)

次に2週間くらい前に風呂場で滑って転倒して頭と右指と足首をコンクリートの床に打ち付けてしまったことだ。
新あばら家の風呂場の構造が変わっていて、意味の無い段差があり、その段差のところで滑ってしまったのだ。
滑った瞬間、これはやばい!、と思った。一瞬、骨折や脳震盪が頭をよぎったが、幸いにして打撲で済んだ。

3つ目は昨日なのだが、仕事中に突然、腰の激痛に襲われたことだ。
2、3年に1回くらいの頻度で発生するいつもの腰痛だ。
それは突然発症し、発症したら、起き上がることも、椅子に座ることも、ふとんを上げることも、靴下を履くことも、階段を降りることも、咳をすることも、くしゃみをすることも、笑うことも、寝がえりを打つことも激痛で殆ど出来なくなってしまう。
もちろんギターを弾くことも出来なくなる。
激痛が走ったとき、これはやばい!、と思った。
何でこんな時期に。
しかし今回は幸いなことに軽かったようだ。
念のため今日、整形外科を受診してレントゲンを撮ってもらったら、骨の炎症ではなく、筋肉の炎症によるものだったようだ。
普段、デスクワークやギター演奏、車の運転と、殆ど椅子に座りっぱなしなのと、運動を全然しないので、それが腰の筋肉を疲弊させていたようだ。
重たいノートパソコンが入ったカバンを肩にしょって通勤していたことも負担になっていたのだろう。
痛みを和らげる飲み薬とシップをもらったので、何とか演奏会はしのげそうだ。
(そういえば舞台設営係だったな。激痛に耐えながらやるとするか)

さて、こんなことは記事にしてもしょうがないと思うのだが、公開日記といっても自分の記録のために書いているのようなものなので、つい書いてしまったが、ここで今まで何かにつけて書いてきた「大規模演奏会」ってなんだ?、ということについて記しておくことにしたい。

「鈴木静一展」(鈴木静一個展演奏会」

2023年4月30日(日)開場13:15 開演14:00
東京オペラシティコンサートホール タケミツ メモリアル 京王新線初台駅東口5分

・狂詩曲「海」 (1927年/1970年)
・「ヴェルレーヌの詩に寄せる3楽章」 (1927年/1966年)
・音楽物語「人魚」 (1924年/1966年/1968年) 
・交響詩「維新の陰に」(皇女和宮) (1971年)
・交響詩「失われた都」 (1968年)

マンドリン・オーケストラのオリジナル曲であり、今回の演奏は、管楽器、打楽器等の編成を加え140人規模の大編成で演奏される恐らくわが国最大規模のマンドリン・オーケストラの演奏会となる。
レベルも最高レベルの水準であろう。
この作曲家の演奏曲目は凄い。
恐らく初めて聴く方は驚かれるに違いない。聴いて絶対に損はないと断言できる。

このブログを読んでおられる方はどんな方なのか分からないが、恐らくクラシックギター独奏をやっている方々が多いのではないかと思う。
クラシックギター独奏をやっている方って、マンドリン・オーケストラのことは殆ど知らないんですね。
それはクラシックギターの情報誌「現代ギター」を読んでも、マンドリン・オーケストラの記事が皆無に近いことからしても推測できる。
しかし、あえて独奏専門の方に是非聴いていただきたいと思い、大規模演奏会の正体をここにさらすことにした。
もしこの演奏会を聴いたならば、弦楽器音楽に対する考え方がかなり変わるのではないか。
マンドリン・オーケストラが普通のオーケストラ音楽とも一線を画し、孤高の独特の世界を築いている理由もわかるに違いない。
もし、当日時間が空いていたら、是非聴きに来て欲しいと願う。
そして140人から放射されるエネルギーを浴びて欲しい。
こういう世界があったのか、ということでも感じてもらえるならば幸いだ。

【番外編(新あばら家の風呂場に雑草生えた?)】

新あばら家の風呂場の排水溝(小さな洗面の排水と共用)の淵から雑草が生えてきた。



3週間くらい前は数センチだったのに、今では50センチにまで成長した。
どこまで成長するのか。
しばらく観察することにした。






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