緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」を見る

2024-03-15 23:16:48 | バイオリン
毎週日曜日、21時から「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」というドラマが放映されている。
このドラマ、すごく面白いし、感動する。
2月頃に途中から見るようになり、それから録画し忘れたりして、半分も見ていないのだが、先週日曜で第9話、そして明後日の第10話で最終回を迎える。

あらすじをネットからちょっと拝借した。
「超マイペースかつ天然な主人公の夏目俊平は、若くして海外で活動し、数々の著名なオーケストラと共演してきた天才マエストロ(指揮者)。大好きな音楽に対し、常にアパッシオナート(音楽用語で情熱的)に向き合い、その情熱には同僚も好影響を受けていた。しかし、音楽以外の才能は皆無で、特に家事は苦手だった。
5年前に起きたある事件をきっかけに、家族は俊平のもとを去った。それに伴い俊平は音楽業界と距離を置いていた。しかし、富士山を望む静岡県晴見市の市民オーケストラの指揮をするため、20年ぶりに帰国する。
そんな俊平の娘・響。彼女は5年前のある事件をきっかけに、父と決別し、晴見市の職員として音楽の無い人生を過ごしていた。ところが俊平が突然帰国することになり、気まずい雰囲気の同居生活がスタートする。
世界的な天才指揮者だった彼が、なぜ表舞台を干されることになったのか?そして、5年ぶりに再会した娘。娘の気持ちが分からない俊平が、父として再び娘と向き合う中で、彼女の人生を少しずつ動かしていく。」(ウィキペディアより転載)

アマチュア・オーケストラに所属している方は必見のドラマだ。
先日の第9話では、俊平と響が親子の絆を取り戻し、響が音楽に対する情熱を再び復活させていくシーンは、かつての私の20代の頃と一部重なることもあり、久しぶりに感動の余韻に浸ることができた。

響は音楽とは何か、音楽を演奏することの本質に目覚める。
響はメンデルスゾーン作曲ヴァイオリン協奏曲ホ短調がお気に入りの曲で、とくに第2楽章に強い思い入れを持っている。
偶然にもこの曲の聴き比べを現在やっているが、この曲を聴くと、心が癒される。非常に愛情に満ちた音楽と言える。
メンデルスゾーンという人間がとてつもなく感性が豊かで、愛情豊かであったことが、この音楽を聴いて分かる。

明後日の最終回では俊平の指揮、響のヴァイオリンでメンデルスゾーンの協奏曲を演奏するのかな。楽しみだ。

下にクリスチャン・フェラスの第2楽章のライブ録画を貼り付けさせていただく。そのあまりにも美しい音に...。

Christian Ferras plays Mendelssohn Concerto 2nd mv

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