緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

初めて聴いたメンデルスゾーン作曲ヴァイオリン協奏曲ホ短調の録音がついに見つかった

2024-02-23 00:36:36 | バイオリン
最近、メンデルスゾーン作曲ヴァイオリン協奏曲ホ短調の演奏の聴き比べをしているのだが、この曲を初めて聴いたのはいつだったかというと、中学2年生の時の音楽の授業の時であった。
音楽の授業で女の先生がこの曲のレコード(中学校音楽鑑賞用)をかけてくれたのだ。
思春期の多感な時期に、初めて聴く極めて甘美な音楽に知らず知らずに惹き込まれてこの曲のことに関心を抱き、このレコードの演奏者が誰なのか教科書を見たら、「グルカ」と書かれていた。
そして、それから40年が過ぎ、たまたまYoutubeで聴いたヨハンナ・マルツィのこの曲の演奏を聴いて大いに感動して、いろいろな奏者の演奏を聴くようになった。
その中で思い出に残る、中学2年生の時に初めて聴いた「グルカ」の演奏録音を聴きたくなり、かなり探したが見つけることが出来なかった。

「グルダ」というと有名なピアニストがいるが、同じような名前でヴァイオリストがいるという情報は皆無だった。
ところが、今日、Youtubeでこの曲の検索をしていたとき、”kulka”という文字が目に入った。
日本語読みすると「クルカ」ではないか。
そうだ!。「グルカ」は記憶違いで正しくは「クルカ」だったのだ。
レコードなので録音された時期は恐らく1960年代後半から1970年代前半頃、だとすると中学時代に聴いたタイミングとも一致する。
中学2年生で初めて聴いたのはこの「クルカ」の演奏に相違ない。

聴いてみると、上手い。
無名だけど、かなりの実力者だ。一聴の価値は十分にある。
ウィキペディアで調べると以下のことが分かった。

コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(Konstanty Andrzej Kulka, 1947年3月5日 - )はポーランド出身のヴァイオリニスト。
1947年、グダニスク生まれ。8歳の頃からヴァイオリンを始め、生地の音楽院でステファン・ヘルマンの薫陶を受けた。1964年のパガニーニ国際コンクールで特別賞を受賞し、1966年のミュンヘン国際音楽コンクールで優勝した。以後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、シカゴ交響楽団、ミネアポリス交響楽団、ロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団など世界有数のオーケストラと共演し、名声を確立している。(ウィキペディアより転載)

Youtubeの投稿を貼り付けさせていただく。

F Mendelssohn Bartholdy Koncert skrzypcowy e moll op 64



コメント    この記事についてブログを書く
« 久しぶりに「最後のトレモロ... | トップ | ウラジミール・ミクルカのラ... »

コメントを投稿

バイオリン」カテゴリの最新記事