緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

久しぶりの日本酒(20)

2020-12-18 22:43:02 | グルメ
9月から始めた講習が辛くもあり、楽しくもあり、厳しくもあり、面白くもあり、といった感じで進んでいる。
ギターや音楽鑑賞はそっちのけで集中してやっている。
1月で一旦区切りがつくが、3月からまた次のステップが続く。
その頃から来年の演奏会の練習も入ってくるので大変だ。両立していかれるのか。
(睡眠不足で仕事中に居眠りかな?)

でも人生でこんなに一つのことに集中するって、そんなにないと思う。
自分の今までの人生で一つのことに集中したことってどんなことがあっただろうか。

①小学生:少年野球(地域の自治会のチーム)、遊び
②中学生:クラシックギター(始めた頃は禁じられた遊びを馬鹿の一つ覚えで完全自己流で1日何回弾いただろうか)
③高校生:いい高校に入れなかったくやしさから、今すぐにも貧血で倒れそうなほど青白い顔をしたがり勉にまで成り下がって、猛烈に勉強したこと。
④大学生:マンドリンクラブで、鈴木静一の曲で初めて弾いた「交響譚詩 火の山」を燃え尽きて廃人(?)のようになるまで弾いたこと。
⑤社会人:10年ほど前に、合唱曲「木琴」と35年ぶりに再会し、それをきっかけに高校生の合唱曲にのめりこんだこと。
     10年ほど前に、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリとマリヤ・グリンベルクの弾くベートーヴェンのピアノソ
     ナタ第32番を聴いて衝撃を受け、ピアノ鑑賞にますます傾倒していったこと。

仕事でもある時期に物凄く忙しかった時期があるが、そういうのは自発的でなく強制的なものだから除いた。
これからは、自分ではなく人の為に集中していく機会がもてればいいのだが(できるかな?)。

さて、今日変わった日本酒を飲んでみた。
「出羽桜」という銘柄。



純米吟醸、精米歩合50%。
酒米はあの食用米で有名な山形県の「つや姫」。スーパーでよく見かけるやつだ。



食用米を日本酒に使ったのはめずらしい。
以前、「青天の霹靂」という食用米を使って作った日本酒を見たことがある。

「出羽桜」を飲む前、米の味がするのを期待したが裏切られた。
純米吟醸酒特有の甘さ。今流行のフルーティさが目立ってしまっている。ちょっとがっかり。
精米歩合を60%以上にして、純米酒とした方が米の味の良さが出たのではないか。
近年、甘く、華やかな純米吟醸酒が主流となってきたので、その趣向に合わせたのかもしれないが、「つや姫」の持ち味が相殺されているような感じがした。

こちらは食用米の方の「つや姫」。



平成29年製だが、まだ少し残っているので取ってある。

これはレンジ専用。量も適量、簡単だ。めんどうくさがりの自分にピッタリ。


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