リア、サイド部の内張りが無残な姿に変わり果てていたため、交換しようとアルミ製の縞鋼板を取り付けようとした。
丁度一年前のことだった。
腐食したプレスボード製の内張りを取り外し、ヤフオクで買った縞鋼板を代わりに取り付けようしたが、両面テープで貼るようになっていたので、物足りなく感じた。
そこで一旦交換作業は中止し、両面テープではなく、きちんとボルトで固定することにした。
プレスボード製の内張りを固定するフックを留めるための穴と同径の穴が他にも何箇所が空いていた。
何の目的のために空けられた穴か不明であったが、この穴に合わせて縞鋼板にドリルで穴を開け、ボルト、ワシャ、スプリングワッシャで固定しようと思ったのである。
しかしその後マンドリン合奏の練習などで休日に作業をする時間がなかなか取れず、今日約1年ぶりに作業を再開した。
1年前に取り外したプレスボード製の内張り。
長年の雨水や砂塵の侵入により腐食し、見るのも痛々しい。
この内張りは捨てた。
代わりに用意したのがアルミ製の縞鋼板だ。
車のサイズ、形に合わせて専用に加工された商品である。
以前の内張りは捨てたのでボディの内側がむき出しになっている。
風雨や砂塵の侵入で異常に汚れている。
どうせここまで汚れているのだから、何も金属板の立派なもので覆わなくたっていいではないか、という考えもあろう。
要するに付けなくたって何の影響もないということだ。
しかしそこで割り切ってしまっては面白くない。
さらに両面テープでなんかで固定するのは、なんか安易過ぎないか。
幸いにも丁度固定するのに都合がいい穴まであらかじめ開いているのだから、これを利用する手はない。
ボルト類でしっかりと固定した方がやりがいがある。
まずは以前の内張りを固定していたフックが邪魔なので、ペンチで捻って取り外す。
取付用の穴が7、8個開いている。
縞鋼板を取り付けたらこんな感じになる。
ボルトで固定するには縞鋼板にボルトの穴に合わせてドリルで穴を開けなければならない。
しかし開ける穴の位置を特定するは一筋縄ではいかない。
何故ならば、穴の位置をマークすることが容易でないからだ。
縞鋼板を仮固定すると穴は隠れてしまう。
縞鋼板は当然ながら透明でないので、穴の位置が見えない。
そこで、どうやって穴の位置をマーキングするかだ。
しばらくどうやったらうまくできるか考えてみる。
まずは穴の位置、間隔を定規で計測し、計測した穴の位置を縞鋼板にマークしてみようと思った。
これは至極オーソドックスなやり方だ。
助手席側のリアサイドに縞鋼板を仮置きし、手前側の端から最初の穴までの距離を定規で測定する。52.5mm。
次に最初の穴から2番目の穴、そして2番目から3番目の穴というように穴と穴の間隔を測定。
順に、150,145,110,65,82.5、75、75mmだった。
同様に運転席側のリアサイドに縞鋼板を仮置きし、定規で測定。
20,150,110,65,82.5、75、75mmであり、2番目以降の穴の間隔は助手席側と同じだった。
この距離は縞鋼板の両サイド間での穴の位置を示すが、一方で、縞鋼板の上部の端から穴の位置までの距離も測定しなければならない。
縞鋼板を仮置きしたら、縞鋼板の上部と取付用穴のあるボディ裏側の鋼板の上部がピッタリ合っていない。
手前側が4mmほど上にはみ出し、奥側が2mmほどはみ出している。
これだと穴の縦の位置を正確にマーキングすることは出来ない。
穴の位置が大きくずれることは避けなければならない。
そこでどうしたら上手く穴の位置をマーキングできるか、しばし考えて見る。
思いついたのが、穴に小さく切ったガムテープを貼り付け、穴の位置に黒の塗料を塗布し、すぐに縞鋼板を仮置きすることで、塗料が縞鋼板の裏側に付着し、その付着した塗料の位置が穴を開けるべき位置になる、ということだった。
早速、ガムテープを小さく切り、手持ちの塗料を穴の位置に塗って、塗料が乾かないうちに縞鋼板を仮置きしてみた。
結果は上手くいかなかった。
仮置きは一発で位置合わせできない。
何度か位置をずらさないと上手く嵌め込まれない。
なので塗料が正確な位置に付着できないのだ。
この方法は断念した。
もうこの辺で止めようかと思ったが、もう少し妙案がないか考えてみることにした。
最初、透明のアクリル板を買ってきて、縞鋼板の上部に仮止めし、かつボディ側のリアサイドにあてがったあとは、縞鋼板の仮留めを外すと共に、今度はボディ側に仮留めし、透明な板の上から見える穴の位置にマジックでマーキングする、という方法を考え付いた。
しかしアクリル板をわざわざ買うのは勿体無いし加工も大変だ。
そこでもっと簡単にできることが無いか考えところ、大きなボール紙を縞鋼板の形状に合わせて切り取り、そのボール紙をリア・サイドに仮固定して、穴の位置に「きり」で穴を開け、その穴の空いたボール紙を縞鋼板の上に乗せて、空けた穴をマジックマーキングすれば上手くいくのではないかと思った。
ボール紙はホームセンターまで行かないと入手できないので、家にあるもので代用できるものはないかと探したら、捨てるために保管していたダンボールが見つかった。
このダンボールで型紙を作ってみた。
計測した穴の横位置に線を入れる。
ダンボールは1個しかなかったので、もう片方の縞鋼板用のダンボールは近くのスーパーで手に入れた。
今日のところは作業はここで打ち切り。
明日、もう片方の型紙を作り、その型紙をボディに仮固定し、穴の位置を探ってきりで穴を開けてみる。
穴をサイズどおりに切り抜いたら、型紙を縞鋼板に載せて穴からマジックでマーキングする。
マーキングした部分をドリルで開けて、後は穴のサイズに合うボルト類を探すところまでやってみたい。
丁度一年前のことだった。
腐食したプレスボード製の内張りを取り外し、ヤフオクで買った縞鋼板を代わりに取り付けようしたが、両面テープで貼るようになっていたので、物足りなく感じた。
そこで一旦交換作業は中止し、両面テープではなく、きちんとボルトで固定することにした。
プレスボード製の内張りを固定するフックを留めるための穴と同径の穴が他にも何箇所が空いていた。
何の目的のために空けられた穴か不明であったが、この穴に合わせて縞鋼板にドリルで穴を開け、ボルト、ワシャ、スプリングワッシャで固定しようと思ったのである。
しかしその後マンドリン合奏の練習などで休日に作業をする時間がなかなか取れず、今日約1年ぶりに作業を再開した。
1年前に取り外したプレスボード製の内張り。
長年の雨水や砂塵の侵入により腐食し、見るのも痛々しい。
この内張りは捨てた。
代わりに用意したのがアルミ製の縞鋼板だ。
車のサイズ、形に合わせて専用に加工された商品である。
以前の内張りは捨てたのでボディの内側がむき出しになっている。
風雨や砂塵の侵入で異常に汚れている。
どうせここまで汚れているのだから、何も金属板の立派なもので覆わなくたっていいではないか、という考えもあろう。
要するに付けなくたって何の影響もないということだ。
しかしそこで割り切ってしまっては面白くない。
さらに両面テープでなんかで固定するのは、なんか安易過ぎないか。
幸いにも丁度固定するのに都合がいい穴まであらかじめ開いているのだから、これを利用する手はない。
ボルト類でしっかりと固定した方がやりがいがある。
まずは以前の内張りを固定していたフックが邪魔なので、ペンチで捻って取り外す。
取付用の穴が7、8個開いている。
縞鋼板を取り付けたらこんな感じになる。
ボルトで固定するには縞鋼板にボルトの穴に合わせてドリルで穴を開けなければならない。
しかし開ける穴の位置を特定するは一筋縄ではいかない。
何故ならば、穴の位置をマークすることが容易でないからだ。
縞鋼板を仮固定すると穴は隠れてしまう。
縞鋼板は当然ながら透明でないので、穴の位置が見えない。
そこで、どうやって穴の位置をマーキングするかだ。
しばらくどうやったらうまくできるか考えてみる。
まずは穴の位置、間隔を定規で計測し、計測した穴の位置を縞鋼板にマークしてみようと思った。
これは至極オーソドックスなやり方だ。
助手席側のリアサイドに縞鋼板を仮置きし、手前側の端から最初の穴までの距離を定規で測定する。52.5mm。
次に最初の穴から2番目の穴、そして2番目から3番目の穴というように穴と穴の間隔を測定。
順に、150,145,110,65,82.5、75、75mmだった。
同様に運転席側のリアサイドに縞鋼板を仮置きし、定規で測定。
20,150,110,65,82.5、75、75mmであり、2番目以降の穴の間隔は助手席側と同じだった。
この距離は縞鋼板の両サイド間での穴の位置を示すが、一方で、縞鋼板の上部の端から穴の位置までの距離も測定しなければならない。
縞鋼板を仮置きしたら、縞鋼板の上部と取付用穴のあるボディ裏側の鋼板の上部がピッタリ合っていない。
手前側が4mmほど上にはみ出し、奥側が2mmほどはみ出している。
これだと穴の縦の位置を正確にマーキングすることは出来ない。
穴の位置が大きくずれることは避けなければならない。
そこでどうしたら上手く穴の位置をマーキングできるか、しばし考えて見る。
思いついたのが、穴に小さく切ったガムテープを貼り付け、穴の位置に黒の塗料を塗布し、すぐに縞鋼板を仮置きすることで、塗料が縞鋼板の裏側に付着し、その付着した塗料の位置が穴を開けるべき位置になる、ということだった。
早速、ガムテープを小さく切り、手持ちの塗料を穴の位置に塗って、塗料が乾かないうちに縞鋼板を仮置きしてみた。
結果は上手くいかなかった。
仮置きは一発で位置合わせできない。
何度か位置をずらさないと上手く嵌め込まれない。
なので塗料が正確な位置に付着できないのだ。
この方法は断念した。
もうこの辺で止めようかと思ったが、もう少し妙案がないか考えてみることにした。
最初、透明のアクリル板を買ってきて、縞鋼板の上部に仮止めし、かつボディ側のリアサイドにあてがったあとは、縞鋼板の仮留めを外すと共に、今度はボディ側に仮留めし、透明な板の上から見える穴の位置にマジックでマーキングする、という方法を考え付いた。
しかしアクリル板をわざわざ買うのは勿体無いし加工も大変だ。
そこでもっと簡単にできることが無いか考えところ、大きなボール紙を縞鋼板の形状に合わせて切り取り、そのボール紙をリア・サイドに仮固定して、穴の位置に「きり」で穴を開け、その穴の空いたボール紙を縞鋼板の上に乗せて、空けた穴をマジックマーキングすれば上手くいくのではないかと思った。
ボール紙はホームセンターまで行かないと入手できないので、家にあるもので代用できるものはないかと探したら、捨てるために保管していたダンボールが見つかった。
このダンボールで型紙を作ってみた。
計測した穴の横位置に線を入れる。
ダンボールは1個しかなかったので、もう片方の縞鋼板用のダンボールは近くのスーパーで手に入れた。
今日のところは作業はここで打ち切り。
明日、もう片方の型紙を作り、その型紙をボディに仮固定し、穴の位置を探ってきりで穴を開けてみる。
穴をサイズどおりに切り抜いたら、型紙を縞鋼板に載せて穴からマジックでマーキングする。
マーキングした部分をドリルで開けて、後は穴のサイズに合うボルト類を探すところまでやってみたい。