昨日、7月中旬に開催された母校マンドリンクラブ記念演奏会のCDとDVDが届いた。
10年毎に開催される記念演奏会。
前回の40周年の時は誘いを受けたものの多忙で参加できず、今回の50周年は何が何でも参加したいと思っていた。
しかし住所が変わったこともあり、案内は届かず。
偶然見かけた演奏会の案内をきっかけに現役生に問い合わせし、OB会にたどり着くことができた。
ギタートップの方が楽譜を送って下さったが、5月中旬に開催された大規模演奏会の練習や業務多忙などで殆ど練習できない日々が続いたが、それでも4月中旬に札幌に行き、初めて合同練習に参加した。
学生時代に一緒だった仲間にたくさん会えるのではという期待があったが、私の知っているOBは意外に少なかった。
しかし10年前に直接誘ってくれた同期のMや後輩のO君(ベース)、同じギターパートだった2年先輩のTさん、同じく2年先輩のマンドリンのKさんと会うことができた。
30数年振りの再会である。
みんな年を取ったが変わっていなかった。
少なかったけど、昔の仲間に会えたことが嬉しかった。
この時、何人かのOBが声を掛けてくれた。
千葉の船橋の社会人団体でも演奏しているというマンドリン+ドラのIさん、セロのSさん。
セロのSさんは合同練習に参加するたびに私のことを覚えてくれていたのか、必ず声を掛けてくれた。
(演奏会の懇親会でSさんがOB・OG会会長だと分かって驚く)
合同練習はこの後、6月中旬、演奏会前日、合わせて3回の参加となった。
私のような遠いところからの参加はこれが精いっぱい。
本当はもっと参加して貢献したかった。
しかし今回この記念行事に参加できたことは本当に運が良かったし、記念行事を運営、支えて下さった方々に感謝している。
さて送られてきたCDとDVDを恐る恐る聴いてみる。
しかし聴いてみたらびっくり、上手いのだ。
やはり札幌在住を中心としたOB、OGたちの練習、努力の賜物なのだと思った。
勿論、遠い所から練習に参加して貢献した方もいるだろうが、私のような数回しか練習に参加できなかった存在はせいぜい足を引っ張らないようにしかできなかったのではないかとも思った。
実際、フライングや、変な所で音を出さないように十分に注意するようにした。
しかし自分としては参加者として、もしかして最初で最後の参加になるかもしれないこの演奏会に対して、悔いを残す演奏はしたくなかったのも事実だった。
こういうのも自己満足かもしれないが、自分としては精いっぱい演奏させてもらったと思う。
DVDで2部と3部を全曲聴いた(1部は現役生のみ)が、3部の演奏が良かった。
1曲目はラヴィトラーノ作曲「序曲 レナータ」、2曲目はボッタキアリ作曲「交響的前奏曲」、3曲目が鈴木静一作曲「北夷」。
演奏していてとても感動したのが、「序曲 レナータ」。
この曲は学生時代、3年生の時の定期演奏会の1部1曲目だった思い出の曲だった。
イタリアらしい優雅な曲で親しみやすい曲であるが、何故か弾いていて惹き込まれる曲だった。
とくにハ長調に転調してからしばらく続く部分がとても幸福感を感じる素晴らしい旋律だ。
マンドリンソロの美しい旋律の後から続く。
ギターは下記のアルペジオでの伴奏であるが、この伴奏を弾いているだけでも幸福感を感じる
(この楽譜は学生時代のもの)
今日、ここの部分を弾きたくなって録音してみた。
調弦が狂っているが良かったら聴いて下さい。
ハ長調への転調部
記念演奏会のマンドリンソロからこのハ長調の部分が実に美しかった。
その後、イ短調に戻るがテンポが速まり、マンドリンの超絶技巧を要するパッセージが続いた後にやや激しくも優雅な音楽が続く。
次のような低音パートの刻みが特徴的だ。
ここの部分も弾いていて昂奮してくる(あまり強く弾きすぎてはいけないが)。
その後ホ短調に転調し、フェレールの「水神の踊り」を彷彿させる3拍子に移る。
そして一度は誰もが耳にしたことがあるのではないかという低音の力強い旋律が現れ、再び上記のイ短調のフレーズが繰り返され、技巧を要するPiu Allegroでコーダに入る。
このPiu Allegroからは何度も練習した。
今日この部分を録音してみた。
最後の音階がブチブチしてしまったけど。
最後のPiu Allegroの前後
今回の記念演奏会で共演した方々ともっと交流をもちたかったが、わずかな限られた時間で終わってしまったのが残念。
当日参加できないかもしれない持病を抱えての参加者、深夜の仕事で寝ないで参加していた方もいた。
DVDでこうして演奏者たちを見ていると音楽をやる人って本当にいいな、と思った。
10年毎に開催される記念演奏会。
前回の40周年の時は誘いを受けたものの多忙で参加できず、今回の50周年は何が何でも参加したいと思っていた。
しかし住所が変わったこともあり、案内は届かず。
偶然見かけた演奏会の案内をきっかけに現役生に問い合わせし、OB会にたどり着くことができた。
ギタートップの方が楽譜を送って下さったが、5月中旬に開催された大規模演奏会の練習や業務多忙などで殆ど練習できない日々が続いたが、それでも4月中旬に札幌に行き、初めて合同練習に参加した。
学生時代に一緒だった仲間にたくさん会えるのではという期待があったが、私の知っているOBは意外に少なかった。
しかし10年前に直接誘ってくれた同期のMや後輩のO君(ベース)、同じギターパートだった2年先輩のTさん、同じく2年先輩のマンドリンのKさんと会うことができた。
30数年振りの再会である。
みんな年を取ったが変わっていなかった。
少なかったけど、昔の仲間に会えたことが嬉しかった。
この時、何人かのOBが声を掛けてくれた。
千葉の船橋の社会人団体でも演奏しているというマンドリン+ドラのIさん、セロのSさん。
セロのSさんは合同練習に参加するたびに私のことを覚えてくれていたのか、必ず声を掛けてくれた。
(演奏会の懇親会でSさんがOB・OG会会長だと分かって驚く)
合同練習はこの後、6月中旬、演奏会前日、合わせて3回の参加となった。
私のような遠いところからの参加はこれが精いっぱい。
本当はもっと参加して貢献したかった。
しかし今回この記念行事に参加できたことは本当に運が良かったし、記念行事を運営、支えて下さった方々に感謝している。
さて送られてきたCDとDVDを恐る恐る聴いてみる。
しかし聴いてみたらびっくり、上手いのだ。
やはり札幌在住を中心としたOB、OGたちの練習、努力の賜物なのだと思った。
勿論、遠い所から練習に参加して貢献した方もいるだろうが、私のような数回しか練習に参加できなかった存在はせいぜい足を引っ張らないようにしかできなかったのではないかとも思った。
実際、フライングや、変な所で音を出さないように十分に注意するようにした。
しかし自分としては参加者として、もしかして最初で最後の参加になるかもしれないこの演奏会に対して、悔いを残す演奏はしたくなかったのも事実だった。
こういうのも自己満足かもしれないが、自分としては精いっぱい演奏させてもらったと思う。
DVDで2部と3部を全曲聴いた(1部は現役生のみ)が、3部の演奏が良かった。
1曲目はラヴィトラーノ作曲「序曲 レナータ」、2曲目はボッタキアリ作曲「交響的前奏曲」、3曲目が鈴木静一作曲「北夷」。
演奏していてとても感動したのが、「序曲 レナータ」。
この曲は学生時代、3年生の時の定期演奏会の1部1曲目だった思い出の曲だった。
イタリアらしい優雅な曲で親しみやすい曲であるが、何故か弾いていて惹き込まれる曲だった。
とくにハ長調に転調してからしばらく続く部分がとても幸福感を感じる素晴らしい旋律だ。
マンドリンソロの美しい旋律の後から続く。
ギターは下記のアルペジオでの伴奏であるが、この伴奏を弾いているだけでも幸福感を感じる
(この楽譜は学生時代のもの)
今日、ここの部分を弾きたくなって録音してみた。
調弦が狂っているが良かったら聴いて下さい。
ハ長調への転調部
記念演奏会のマンドリンソロからこのハ長調の部分が実に美しかった。
その後、イ短調に戻るがテンポが速まり、マンドリンの超絶技巧を要するパッセージが続いた後にやや激しくも優雅な音楽が続く。
次のような低音パートの刻みが特徴的だ。
ここの部分も弾いていて昂奮してくる(あまり強く弾きすぎてはいけないが)。
その後ホ短調に転調し、フェレールの「水神の踊り」を彷彿させる3拍子に移る。
そして一度は誰もが耳にしたことがあるのではないかという低音の力強い旋律が現れ、再び上記のイ短調のフレーズが繰り返され、技巧を要するPiu Allegroでコーダに入る。
このPiu Allegroからは何度も練習した。
今日この部分を録音してみた。
最後の音階がブチブチしてしまったけど。
最後のPiu Allegroの前後
今回の記念演奏会で共演した方々ともっと交流をもちたかったが、わずかな限られた時間で終わってしまったのが残念。
当日参加できないかもしれない持病を抱えての参加者、深夜の仕事で寝ないで参加していた方もいた。
DVDでこうして演奏者たちを見ていると音楽をやる人って本当にいいな、と思った。