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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

充実した休日1(冬牡丹)

2016年01月16日 | Weblog
上野・東照宮のぼたん苑へ冬牡丹を見に行った。
実は先週に行きたかったのだが、時間が無かったのと天気が悪かったので今日にした。
今朝は10時に起床。
今日は充実した日にしようと、昨日は早々と寝たのが奏功し、私にしては珍しく早起きに成功した。

牡丹は中国を原産国とする花で、古来より「百花の王」と呼ばれてきた。薬用に観賞用に広く親しまれてきて、日本には奈良時代に伝来。「枕草子」「蜻蛉日記」にも登場している。
多くの品種が生み出されたのは庶民の園芸文化が花開いた江戸時代のこと。

牡丹には早春と初冬に咲く二期咲きの品種がある。
このうち低温で開花した冬咲きのものが「寒ぼたん」と呼ばれている。気候に大きな影響を受けるため、着花率は2割以下。

それに対して、春と夏に寒冷地で開花を制御し、秋に温度調整して冬に開花させるという特殊な栽培の技術を用いて咲かせるのが「冬ぼたん」である。

藁囲いの中で楚々と咲く花に魅了された。


藁の隙間から差し込む光が花弁に落ちてなんとも優美である。




吉熊も見とれていた。


黄色の牡丹。


ナンテンと牡丹。


貴婦人といった感じだ。


花粉がたくさんついている。


五重塔と蝋梅をバックにして。


蝋梅の甘い香りって嗅いでいると幸せな気分になる。この時期の醍醐味の一つと言っても過言ではない。













三つ又、グロテスク!!



俳句コーナー。


去年、後藤健二さん殺害事件の後、ここで外国人観光客のおじさんが「後藤さん お前の夢は 咲いてるよ!」と詠んでいるのを見て、泣いてしまった。
あれから一年か。早い。

私は
「夢つつむ 夢を見つつ 寒ぼたん」
と詠んだ。


この幾重にも重なった花びらの中には秘め事があるに違いない。




「ひらききり 冬の捨身の 白牡丹」
・・・胸に響いた。



ずっと眺めていたいほど綺麗。




天女の衣のよう。
いいなあ、牡丹。


「おやゆび姫はいるかな?」








入苑料700円とちょっとお高めなのだが、これだけ見ごたえのある牡丹を手入れする労力を考えれば仕方が無いと思う。
すっかり大満足。

東照宮をチラ見。
ゴージャス。





牡丹に心を清められ、大宮へ急ぐのだった。


充実した休日2(「天体ショーを見に行こう-日食を前に-」)

2016年01月16日 | Weblog
大宮へ。
さいたま市宇宙劇場へ、国立天文台副台長 渡部潤一先生の講演会に行ってきた。






宇宙劇場、大好き。
満身創痍のはやぶさが・・・!!
ソーラーパネルがしなってる!!



KAGAYAさんの絵に癒される。


水瓶座との2ショット。



渡部先生の講演会は何度か拝聴していて、直近では昨秋のジュンク堂で開催されたトークショーに行った。
テレビにも度々お出になっていて、昨日もニュース番組で見た。


今日は天体ショーについて。


プロローグ
昨年は、はやぶさ2のスイングバイ、あかつきの起死回生をかけた起動投入(メインエンジンを使わずに姿勢制御装置でのみ)に成功などがあった。
日本は資源が乏しいので、人が資源になる。


・予測できない天体ショー
2013年2月のロシア・チェリャビンクスの隕石落下。その際の動画を幾つか見せてくれた。


・予測しにくい天体ショー
2013年のアイソン彗星。発見時の明るさから大彗星になると期待されていた。しかし実際には太陽に接近する直前から急に暗くなり、筋雲のような姿になってしまった。
その際、自身が出られたNHKニュース映像を出して裏話を面白おかしく話されていた。


・予測できる天体ショー
起動計算のみで予測される天体ショーは、現代では秒単位の正確さ。
日食や月食はまさに好例。
2012年の金環日食もそうだが、もっとも感動的なのは皆既日食。
黒い太陽とその回りに出現するコロナ、ダイヤモンドリング。

皆既日食の中継で、一緒に解説していたアナウンサーがあまりの感動で、途中から言葉を失ってしまい、「わあ~」「綺麗」しか言わなくなったので、自分が一生懸命に喋ったと渡部先生。

その際の動画を発見。

46年ぶりの皆既日食




2016年3月9日にはインドネシアで皆既日食が予測されている。
日本では部分日食になるそう。

某H社でインドネシア皆既日食ツアーがあり、そのことにも触れていた。

そしてお決まりの著書の宣伝コーナー!!
「宇宙を知るためにはこんな本がありますよ」と言う語りで爆笑が起きた。


ユーモアを交えつつ、分かりやすく噛み砕いて話してくださった。

ちょうど今は星が綺麗な時期。
先生が仰るには10万年以内に超新星爆発をするというベテルギウスもぎらぎらと輝いているのが見える。
変光性なもんでぎらぎらっぷりも時期によって変わるらしい。



充実した休日3(映画「パディントン」)

2016年01月16日 | Weblog
浦和で下車し、映画「パディントン」を鑑賞。

劇場でパディントンと吉熊の2ショット!!

吉熊「こんにちは。パディントンさん」



くまのパディントン / Paddington 予告編



ストーリー:ある日、大都会ロンドンのパディントン駅に、真っ赤な帽子がトレードマークの小さなクマが降り立つ。南米ペルーの奥深いジャングルから長旅の末ようやくイギリスまでたどり着いた彼は、右も左もわからない状態だった。思い切って丁重な態度で通行人に語りかけるものの、言葉を話すクマに反応してくれる人はおらず……。(シネマトゥデイ)


クマ好きの私。前々からかなり楽しみにしていた。
CGを駆使した子供向けの作品かと思っていたのだが、なんのその。大人も楽しめる。

文句の付けようが無いぐらい100点満点の完成度の高さだった。
無駄なシーンがなく、ぐいぐい引き込まれる。
随所に宝石のように散りばめられたシーンが伏線となっており、完全にノックアウトされた。


時間とお金を使って見て間違いなし。


・冒頭の地震のシーン。座席に伝わる震動でドキドキしてしまった。

・エンディングがいい。また作中、随所で流れる音楽も手が込んでいる。

・テッドと対極にあるパディントンの礼儀正しさに脱帽。テッドは葉っぱでキメていたが、パディントンはマーマレードでキメていた。

・ニコール・キッドマンが特にハマり役だった。妖しくて美しい。お父さん役も英国紳士で素敵。

・ハト、ぐっしょぶ。あと「老グマホーム」という響きに笑ってしまった。

・家族の絆などといった臭い話はちょっとね・・・と思っていたが、違和感なしに私の心に入ってきた。

・眉毛がないクマの表情をどう表現するのかも楽しみの一つだった。
目の上にあるうっすらとした毛の流れが眉の役割を果たし、また口角の上下で喜怒哀楽を表現していた。秀逸。


矛盾や疑問が残らず、すっきりとした気持ちで映画館を出られる奇跡のような作品だった。



今日は早起きしたおかげでとても充実した一日を送ることができた。
早起きは三文の徳っていう言葉を実感した。
いい夢見られそう。




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ありあまる

2016年01月15日 | Weblog
他部署の先輩(K係長)のひざ掛けがダッフィーちゃん柄でめっさ萌えた。カワユス!!!!

K係長とは誕生日が一緒。ちなみに小泉今日子も2月4日生まれ。


昼休み、給湯室で後輩女子Yちゃんに遭遇。
「この時期、外で煙草吸うの寒くないですか~?」
と言われた。
この子さ、気が利くし頭もいいんだけど、こういうミクロな部分でイラっとするんだよね。いちいち嫌味なんだよ。
わざわざ言うことじゃないだろうが。

2014年3月17日 わたしを束ねないで


私、一応あなたの先輩なんですがね。
なんでさやうに横柄なのでせうか。


てか、あんたに迷惑かけてないんだから黙ってろや。な?
ぶっころすぞ。人の神経を逆撫でしてるんじゃねぇよ。クソが。


よくニュースで流れる殺人事件の報道で「カッとなって殺した」ってあるけど、犯人のその気持ちがよく分かった。
瞬間湯沸かし器の如く沸きあがる殺意を顔面いっぱいで表現したら、彼女は明らかにビビっていたけど。
気をつけろよ。寝言は寝て言え。マジで。


Yちゃんの失言は喫煙所メンバーに拡散してすっきりしたけど、もうね、イライラがありあまる。
ロマンスがありあまる・・・っていうことで、今日はMステにゲスの極み乙女。さんが出るというので、マッハで帰宅。


その前にNHKニュースでスキーバスの事故のニュースの惨状を見てびっくりした。
死亡者14名。
いずれも大学生も多く、若い。
アルバイト代を貯めてゲレンデで滑ることを楽しみにしていた子も多いのではないだろうか。
そう思うと悲しい。

そして今日の楽しみの一つは「天空の城ラピュタ」のバルス祭り。


年が明けても、嫌なこと、面倒くさいことは降りかかる。
神経が磨耗する・・・。

仕方が無い。

楽しいことを見つけて積極的に味わおうと思った次第。
幸い、週末は楽しいことが目白押し。

バルス!!




今日のお昼は味噌カツ弁当。
ボリューミー。
美味しかった。


味噌カツは名古屋に出張に行った際に、コメダで味噌カツサンドを食べたのが最初で最後。
この濃厚なソースがたまらない。



青の洞窟の住人

2016年01月14日 | Weblog
昨日の心療内科デーは割と早く名前を呼ばれたので、睡眠不足にならずに済んだ。
といっても、23時過ぎに名前を呼ばれたのだが。
深夜を深夜と思わなくなった。
これでは茹で蛙状態である。
10年前はせいぜい1.5時間待ちだったのに。
いつしか「今日中に帰れますように」と思うようになってしまった。

これはクマ医師が患者の言葉を最後まで丁寧に聞くスタンスにある。
それはきっとあの病院の大きな売りの一つなので仕方の無いことなのである。

読書をし、ヤニ切れを起こすと、受付に「飲み物を買ってきます」と嘘を吐いて、近隣の商店の軒下にある喫煙所で一服。二本立てつづけに吸い終え、待合室に戻り、予め買っておいたおにぎりを食べ、参考書をチラ読み。
英語の長文に霹靂。正月にブックオフで英語の参考書を買ったのだが、英語の構文なんてほとんど忘れてしまった。とほー。


さて、クマ医師。
新年早々、髪が短くなってて私を驚かせた。
横の髪なんてツーブロを試みたようにジョリジョリしていたんだが。
どうした?正月に何があったんだ・・・?!恥ずかしくて直視できない。


診察は普通どおり。
確認が多かった。
たまに仕事のことを聞かれた。
「おたくの業界、どうよ?」的な。
IRミーティングかと錯覚するような鋭い質問をぶつけて来るので、クマ医師が外資系証券会社のアナリストかファンドマネージャーに見えた。差支えのない程度に開示。

また、正月には、カニや餅、お酒の暴飲暴食をし、胸焼けでパリエットと頓服したことも述べたら、なぜだか「うひゃひゃ」と爆笑された。


薬の確認をされておしまい。
前回の診察でクマ医師に野菜ジュースをいただいたのでそのお礼を述べた。
すると、クリスマスプレゼントのお礼を言われた。
これでは全日本お礼大会 関東甲信越ブロック代表選考 の様相である。

「趣味の押し付けをしてしまって、すいません」
と言ったら
「いえ、私も好きなので。おもしろかったです!」
と言われて安心。





今朝は凄く寒かった。
これぞ冬という感じである。
白い吐息が青く澄み切った空に浮かんで消えていった。
仕事は請求書のチェック。そして四半期決算短信作り。

日経平均株価がまた大きく下がった。17,000円を割り込んでびっくり。吉熊上司とざわついてしまった。
原油安が影響しているもよう。
世界経済は小さなことが影響して世界中を駆け巡る。世界がフラット化していることを実感。


そうそう、今日は正月に母からもらったロングのパールネックレスを装着した。
一連だと織田無道のようになってしまうのだが、こうして二連にするとちょうどいい。
持っているダイヤのネックレスと合わせるとなんともゴージャスである。



夕ご飯は今日も「青の洞窟」のパスタソースでパスタをこしらえた。
ボロネーゼ味にハマってしまった。肉の部分がやけにジューシーで、尚且つ、ワインとハーブの味が効いているのである。
1個170円前後だとまとめ買いするようになってしまった。青洞、爆買い。

地元の友人あやみちゃんに青洞の美味しさについて語ったら、やはり「あれ、美味しいよね。なんか買っちゃうよねw」とのこと。


あの美味しさって、パッケージのデザイン性の高さにもあると思う。
ヲサレだし。
青って食欲を無くす色なのに、写真のパスタを際立たせている。不思議。


でも母ヨーコたんが作るミートスパゲティもピカイチだ。
ひき肉をどうのこうのして作るアレは天下一品である(残念ながら製造過程は知らない)。
また食べたい。

あ~、お腹いっぱい。至福。

明日は花金。
頑張ろう~。


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あと5ページ

2016年01月14日 | Weblog
心療内科デー。

待ち時間4時間半。
0時を過ぎた頃に帰宅。
マッハでお風呂に入って今に至る。

原田宗典の「メメント・モリ」をあと5ページで読了というところで名前を呼ばれた。

久々に原田宗典の新作を読んだ。
学生時代、原田宗典の新作を読んでいた頃を思い出した。


ブログは明日書こうと思う。

サンダーバードを観ながら髪を乾かすなり。


雪が運んできてくれるもの

2016年01月12日 | Weblog
正月の穏やかな陽気がまるで嘘の様な今日の天気。
朝、起きたときに窓からの日差しが無くて「まだ明け方かな?」と勘違いしてしまった。

そうそう、今日はおもしろい夢を見た。
心療内科の待合室で酒盛りをする夢である。
クマ医師は診察で忙しくて不参加だったのであるが、受付の男性と元受付女子のむっちーさん、その他患者さんとぶっちゃけ話をするのである。
「先生、よく倒れませんよね」
などと話しているんである。
無残にも目覚まし時計で断たれてしまったのだが、またあの夢が見たい。



今朝は少しだけ雪が降り、足の指先が一日中冷たかった。
でも、先月20日からの非日常的な出勤による疲れは、この連休の間にだいぶ取れたもよう。

経営管理室内での朝礼の際、「今日は●●と△△をやります」と、一日のスケジュールを言うのであるが、「◎◎と・・・その他諸々です」と、もやっとした計画を述べてしまった。
というのも、一つ一つを列挙すると長くなってしまうのである。
その通り、今日は細かい帳票をいくつか仕上げた。
退職者の制服の返却チェック、制服の貸し出し枚数(業者からか、本社在庫からか)などの帳票である。
これらは今月半ばから始まる予算作成に生かすつもり。


今週の会社の花。
すっかり春めいている。




後輩女子Cちゃんと退社。
寒い日も二人でお喋りして爆笑していると温まる。天然のホッカイロだ。
Cちゃんと「荒れる成人式」について話した。
私もCちゃんも成人式に野次を飛ばすような人には遭遇しなかった、と。

服装でいえば、私のときはGLAYが着ていたスーツが流行ってて男子はみんなアレだった。袴も一人だけいたような。
女子はほとんどが振袖着用だった。
スマホなんてなかったから、5年ぶりに会う友達と写ルンですで記念写真を撮りまくった記憶がある。
楽しかったなあ、1998年、成人式。

あの日も雪が降っていた。

雪は遠い日の記憶を運んできてくれる。
触れていると、思い出は跡形も無く消えていく。



今日の夕ご飯は青の洞窟のボロネーゼ。
これ、やはり美味しい。
肉の部分をかみ締めるとワインとハーブの風味が口内に広がる。
吉熊も大満足。



さてあと三日、頑張ろう。



浅草寺

2016年01月11日 | Weblog
今日も昼まで寝てて、覚醒してからもなかなか起き上がれず。
掃除や洗濯をした。

爪のメンテナンスをした。
4日に一度、甘皮の処理、カラーを2度塗り、トップコートを一度塗りというのが私のマニキュアの行程なのだが、今回からまずベースコートを塗ることにした。そういう細かいディテールを面倒臭がらずに行うことが今年の目標。

ベースコートを塗ったことにより、爪の凹凸を無くなってマニキュアが塗りやすい。
カラーの持ちも良くなるらしい。





気づけば外は薄暗くなっているではないか。
先ほどまで日差しがまぶしかったのに。
マニキュアが乾いたことを確認し、出かける準備をした。


上野に牡丹を見に行く予定だったのだが、曇っているうえ、時間が無かったので浅草寺に初詣に行くことにした。



雷門、到着!




仲見世通りも人でいっぱい。成人式の振袖を着ているお嬢さんも多かった。





吉熊「見て!お猿さんがいるよ!」








スカイツリーは今日も立派に聳えていた。



上から目線。



お参りを終えて、御神籤を引いてみた。
脳内でけたたましく鳴り響くのは「恋するフォーチュンクッキー」

引いたのは・・・大吉!!
塩対応でいつも凶ばかりを出す浅草寺でまさかの大吉!!
期待しちゃうぜ、2016!!




小腹が空いたので、出店の串もんじゃを食した。
以前もここで串もんじゃを食して美味しかったので。
うん。安定の美味しさ。




小腹を満たして駅に向かう。






アサヒビールのアレも拝む。



帰りにラーメンを食した。
寒い日のラーメンってどうしてこんなに美味しいのだろうか。



嗚呼、貴重な連休が終わってしまった・・・。
でも来週は4日出ればいいのでまだ良い。
とりあえず、大吉も出たことなので、頑張ろう。


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蝋梅の香り

2016年01月10日 | Weblog
一度10時頃に目覚めたのだが、もっと寝なきゃ損だと思い、二度寝をした。
昼頃に覚醒。すっきり!!やっぱこのぐらいがっつりと寝ないと疲れが取れない。
晴天だったので、二週間ぶりに布団を干した。

昨日のブログを更新し、お風呂に入って、顔剃りへ。
妹・芋子の結婚式の前以来だから2ヶ月ぶりである。
最近煙草を吸うと、口の上の産毛が指に当たって「そろそろ行かなくては」と思っていた。
また、最近ファンデーションのノリがすこぶる悪くて嫌だった。

私がコンスタントに通う店は、近所にある。
マリコさんというおばさんが切り盛りしている理容店だ。

道すがら、蝋梅が咲いていたので激写。
嗅ぐと甘くて幸せな香りがした。


マリコさんは今日も超絶元気だった。
年始の挨拶をして、宇都宮への帰省で購入したトラピストガレットを贈呈。
「いつもすいません。遠慮なく!!」
と受け取るマリコさん。

昨年末はサインポールや他の電化製品が壊れてしまったりして精神的に参っていたもよう。

「もういやになっちゃうわよ~」という彼女の口癖を聞きながら、蒸しタオルを当てられて、ぞりぞり・・・。
夢見心地である。

数年前に半年間店を閉めていたマリコさん。
半年間の閉店で客が半分になったと嘆いていた。

「でももういいの。吹っ切れたわ。もう好きな客しか受けないことにしたの」
とのこと。

店を閉めている間、店の入り口にそのお知らせの紙を貼っていたところ、馴染みの客が
「待ってるよ!ババア!!」
「早くよくなれよ!」
と寄せ書きみたいに書いてくれて、それだけで嬉しかったと涙を浮かべながら語っていた。


私はどうやらその「好きな客」の中の一人に入っているらしい。
嬉しい。
私のほかに20人ほどの顔剃り客(女性)がいるのだが、全員戻ってきてくれたことも誇らしげに話していた。
あの半年間、私も他の店に行っていたのだが、剃りが甘くてだめだった。
マリコさんの豪華な剃りではないと私の粘着質な角質と産毛は排除できないっぽい。


パックが乾く間、出されたコーヒーを飲みながら二人で煙草を吸う。
男勝りのマリコさんだが、年始のおみくじに一喜一憂するところなど、女子である。

入店から1時間半後、私の肌は剥きたまごのようになった。ひと肌剥けた。肌が吸い付く!!

「今年もよろしくお願いしますね」
と挨拶をして店を出た。

そしてまた蝋梅の香りを楽しんで帰宅。

明日、化粧をするのが楽しみだ。


そういえば今日は成人式の式典が開催されているもよう。
地元で先生をしている友人は成人式式典に集う教え子たちに
「先生変わっていないね」
と言われるのは目標なのらしい。

私の成人式の着物は母がチョイスしてくれたもの。
去年の妹の結婚式でも着た。コスパよすぎ。

綺麗に着付けてもらった。


こちらの写真で2016年の年賀状を作った。






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ゲスの極み乙女。 - 私以外私じゃないの

2016年01月10日 | Weblog
ゲスの極み乙女。 - 私以外私じゃないの


最近耳にするゲスの極み乙女。さん。

「私以外私じゃないの」
を聞いてみたら、クセになった!!


おもてなし

2016年01月10日 | Weblog
6日連続出勤2週目、終了!!正月休みがあったとはいえ、んもう、本当に辛かった。毎年この時期は正直、「この会社でいつまで働けるのだろうか」ということを考える。
体力の限界By千代の富士。その言葉に激しく同調してしまう。
父も含め、昔のサラリーマンは週休1日だったのだもの。すげぇえよな。

昨日は、会社帰りに、妹芋子夫婦の家にご招待された。
我が家から歩いてでも行けるご近所さん。
駅前のケーキ店で芋子が大好きなスィートポテトを大量に購入し、はせ参じた。

「蕎麦屋が見えてきたら電話して」
と言われ、そのようにしたら、暗い道に純白のエプロンをまとった芋子が飛び出てきた。
「おおーい!!こっちだよ!!」
って。

おお~、新妻ないでたちじゃねぇかよ!!
まるでウエディングドレスを彷彿とさせるかのような純白のエプロンは、暗闇でもはっきりと浮かんで見えた。

おじゃまします。


芋子邸は賃貸なのだが、まるで一軒家な感じ。玄関が広い。
夫婦二人の部屋と大きな居間、台所。
ステキ!!

芋子の夫は今日は外泊らしい。
代わりに彼が溺愛するクマのぬいぐるみが出迎えてくれた。
芋子の結婚でクマの親戚ができるとは、私も吉熊も思ってもみなかった。






「もう少しで終わるからね。待っててね」
と芋子。


居間にあるバランスボールに揺られて待つこと10分。


いただきます!!




妹夫の実家から大量に卵が送られてきたらしく、スペイン風オムレツを作ってくれた。
皿はスペインで買ったイカしたデザイン。


美味しいよ!美味しいよ、芋子。

芋子は私と違って料理が上手だ。



芋子たち夫婦はミスチルが縁で結婚した。
部屋には夫婦二人分のミスチルのDVDとCD。
そして芋子が大学時代にこしらえたミスチルの人形。

この棚は「神棚」らしい。

下の段には結婚式コーナー。
披露宴で使ったウエルカム粘土細工とクマさんたちが!!






この粘土細工の構想デッサンも見せてもらった。


出来上がったものがこちら。すげー。




ウエディングケーキの構想デッサンも。

「忠実に再現してもらったよ」
と言うそれは本当に素晴らしかった。



美術系の学部を出てWEBデザイナーをしている芋子。
結婚式DVDも自分で作ってしまった。



妹夫のギター。
ミスチルのコピバンをしている。




結婚式のDVDを見ながら3時間ほどぺちゃくちゃ話し、「そろそろ帰るから」と腰を上げる。
妹が駅まで送ってくれた!

大きな坂を下りながら、「私、毎朝、ここで風になっている」と告白する妹。
電車の時間に間に合わせるため、ここでダッシュするのだが、坂の勾配が妹を味方してくれるらしい。
そして駅の高架下の通路を歩くとき、「結婚式前、毎朝ここでバージンロードを歩く練習をしていた」とも告白。

「ねえ?ここがどう神聖な場所なわけ?ねえ??」
と問う私に、
「ちょっとドーム型で似てない?」
と妹。
似てないYO!!!

私と違って現実的な妹は妄想という行為をしないのだが、そんな彼女にも妄想させるぐらい結婚式というイベントは人を高揚させることを改めて感じた。
毎朝、風になったあと、バージンロードの練習をしていた妹を思い、爆笑。

改札まで送ってくれ、エスカレーターに乗った私の姿が見えなくなるまで手を振り合う我々。

ど ん だ け 仲 が い い ん だ 。


6日出勤の疲れと酔っていたこともあり、バタンQ。
いやー、じつに楽しい花金、いや、花土だった。

最高のおもてなしをありがとう、芋子。


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春になったら

2016年01月08日 | Weblog
この正月も家族とカラオケに行った。
久々にアニメ「フランダースの犬」の主題歌「よあけのみち」を歌ったのだが、嗚咽でほとんど歌えなかった。


字幕の奥に流れるアニメから思い出される、救いようが無いほどの悲しいあらすじが私を泣かせたことのほかに、もうひとつ。
「フランダースの犬」は遠い話ではないということを知ってしまったということも嗚咽の要因なのではないかなと思う。

最近、まっすぐ自宅に帰るとだいたいNHK「クローズアップ現代」の放送が始まる。
この番組は、「今起こっていること」を鋭く紹介してくれる。
そして数々の問題提起を視聴者に投げかけている。

先述の「フランダースの犬」は遠い話ではないということは、当番組で何度か取り上げられている貧困問題についての放送で感じた。子供の貧困問題は特に印象的で、ご飯を満足に食べられない子供、進学を諦めざるを得ない子供が映し出されていた。その様子が少年ネロと重なる。


番組の魅力は、番組キャスターの国谷裕子さん。


安定感のある口調やフェアな視線、鋭い切り口に安心して観ていられる。

しかし、3月で番組を降板なさるとのこと。
春なのにお別れですか~、状態である。
・・・ショックすぎ!

番組降板まで、しっかりと見続けようと思った。




話は変わるのだが、今日は1月8日。
稟議書の顛末日を記入しながら、急に「・・・ふぉっ!」と思った。
38歳まであと1ヶ月、切っちゃったじゃん!!

わーわーわーわー。
心の準備が!!

私の誕生日は2月4日。
立春だ。


・・・そうか。春になったら、自分、38歳になるのかー。
いまいち信じがたい。

つい先日まで
「もうすぐ30歳じゃん。結婚しないの?」
と言われて、カッとなって、くそむかついた思いの丈をこのブログで吐き散らかしていたのに。

40歳も近くになるとそんなことを言われることもなくなった。
言われても、鼻ほじで「はあ~?」と対応できるスキルを身につけた気がする。
本当は国谷キャスターのように毅然とできればいいのだけれども。・・・土壌が違いすぎる。



38歳。
これからどんな人生になるのか分からない。
「クローズアップ現代」で提起されているような問題の主人公になるのかもしれない。
でも、人に迷惑をかけないように、責任を持って楽しく生き抜きたい。
自分の選択したことに言い訳しないで、毅然と進む。

吉熊と。


妹の結婚で親戚が増え、一層強く感じた。


明日は鼻金、いや違う、花金、これも違う!

花土だ!(明日も出勤日)

会社帰りに妹・芋子とご飯をするのである!
楽しみ!!

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七草粥

2016年01月07日 | Weblog
胃の調子が引き続きおかしいのでパリエットを継続的に飲んでいる。
昨日よりはだいぶ良くなったけれども、胃が仄かにムカムカする。

今日は待ちに待った七草粥の日。

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草。

喫煙所で、N係長に思いつきで言い放った「今日は七草粥の日なので、七種類ぜんぶ摘み取らないと帰れないんですよ」という謎のミッション話で盛り上がった。
七草って、ほんと、どこに生えてるんだろう。


せりは知っている。
しかも摘んだことがある!
それも雀宮中央小学校に在学中に。

「今の子は学年が違うと話すらしない」と案じた当時の校長先生が、縦割りに班を作って、その班で行動をする「おにぎりデー」というものを作った。
遠足のように予算を使わず、行く場所はおにぎりを持ってふらりと行ける範囲に限られていたが、総合グランドに写生に出かけたり、近くの田んぼにイナゴ取りやせり摘みに行った。(私が育った地域ではイナゴを食する文化がある)

おにぎりデーでは、年上のお姉さんにせりの種類を問うたり、和気藹々とやっていた。
摘んだせりは、母へのお土産にするのだが、「亮ちゃんの摘んできたのは雑草しか入っていない」と言われてがっかりした。
妹はせりをちゃんと取ってきていたらしい。


さて、七草粥。

N係長に謎のミッションを言い放ったくせに、私は帰りにスーパーに寄って七草セットをゲット。
しかも値引きされていた。ラッキー。



予め炊飯器を「おかゆモード」でセットしていた(人生初おかゆモード)。

高鳴る鼓動を抑えつつ、炊飯器のオープンしてみたら少し水分が足りなかったようで、中身は半固形状だった。
しばし考えて、鍋に半固形状のものを投入し、水を入れて煮てみることにした。
その間、七草をむしり(当方、怖くて包丁が使えない)、頃合を見計らって生卵と塩と一緒に鍋に投入。

できたのはこちら!!



これも思い出話になるのだが、昔、実家に居た頃、茶の間にある石油ストーブの上に土鍋を設置し、それでお粥を作っていた。
家族の夜食にしていたのである。美味しかったなあ。
今日はあの味を再現できた気がする。

「ごはんですよ」と妹の結婚式の引き出物のかつおぶしを乗せてモリモリと食した。
肝心の七草の味はよく分からなかったが、とりあえず世間の歳時記に便乗できて満足。

美味しすぎて食べ過ぎてしまい、・・・胃が痛い・・・。


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折り返し

2016年01月06日 | Weblog
1月も6日になった。
先週の今日は仕事納めだった。
時が過ぎるのが早い。

今年もダイソーのクマのカレンダーを購入。
微妙といえば微妙なのだが、月替わりでクマが楽しめるのでよしとしよう。



喫煙所の先輩紳士はいつも不思議な煙草を吸っている。
今日はなんとチェリー風味の煙草。
梅干の匂いがするらしい。





今回の紅白歌合戦は、ちょうど妹の結婚式DVDを家族で鑑賞していたのでX JAPANと松田聖子しか見ていない。
今になって小林幸子の「千本桜」を見たのであるが、うん。ラスボスだった。



小林幸子では、2007年の紅白で歌った「恋桜」も好き。叙情的で切ない歌詞が素敵。

でも私が初めて小林幸子の歌を耳にしたのは意外にもNHK「みんなのうた」で、だったりする。
小学1年生のときに放映されていた歌で、この歌が流れるとテンションが上がった。
「風ぐるま」という歌である。
アニメはエジプトの壁画みたくてちょっと怖い感じだった。最後はアンドロメダ星雲が映し出されていたと記憶している。

改めて聞くと、いいなあと今でも思う。
なんとなく演歌っぽい感じがする。


♪遠くに光る あの星は 何万年も前の かがやき
今 私の胸にとびこんだんだ
私の知らない 昔のひとが 
うれしくて うれしくて 
今 私の胸に伝えにきたんだ


・・・そうだよな。
あの星の輝きってずっと前のものなんだよな。
不思議だ。



風ぐるまを鼻歌にして、帰宅後は吉熊のセーターを手洗いで洗濯した。


吉熊もお風呂に入れた。
さっぱり。


気持ちよかったのだろうか。笑っているように見える。
可愛いな、吉熊。


6日連続勤務も前半戦終了。
月初めで忙しいのであっという間といえばそうなのだが、あと3日もあるのかと思うと萎える・・・。
相変わらず胃腸の調子も悪くて、パリエットを飲んでいる。

今日は業界紙に載せる社長の年始の言葉を考えた。というか今年は社長自らほとんど書いたので私の出番はあまり無かった。残念。


後半戦も切磋琢磨で乗り切ろう。









客観視

2016年01月05日 | Weblog
昨日のブログのアクセスIPが700を超えてて、びっくりした。
やはり市橋達也の映画について書いた日記にアクセスが集中したことから、またディーンフジオカがテレビに出たのだろうと推察。


今日は支払いの締めで若干忙しかった。
取引先が今日から営業という会社さんが多く、伝票を集めるのに苦労した。
残業したが締まらなくて、明日の朝イチで提出する予定。

別件で、「なんでそんなこと私に聞くんだよ」という事案に遭遇し、イラおこぷんぷん丸だった。
おどおどしてしまう自分が嫌。
そんな気分を払拭するべく、今日の夕食は餃子にした。
胃がムカムカしているので本当はお粥が食べたかったのだが。
まだ炊飯器のお粥モードを使いこなせていないうえ、食欲が無くて「何だったら食べられる?」と自問した結果、もう一人の自分が「餃子!!」と即答したので、そうした。


正月の正嗣の餃子に引き続き、今年二度目の餃子。
餃子を食べているときが一番幸せ。


どんなに食欲が無くても食べられる。

吉熊「また餃子食べてるの?亮ちゃん、好きだね。僕、呆れちゃうよ」

・・・お、おう。



帰宅後は年末に買った宇宙遺産のDVDを見た。
渡部潤一先生監修。


ザ・バード銀河、月面の足跡、Arp273、かぐやが撮った地球の出・・・など見所満載なのだが、一番心震えるのはやはりイトカワに映る小惑星探査機はやぶさの影。
はやぶさがイトカワに到達した何よりの証拠のこの写真。JAXAの的川先生の解説にもほっこりした。


DVDは60分なのでちょうど良い長さだ。
疲れた脳みそに壮大な映像がしみ込む。至福。
その壮大な地球・宇宙に私がいることを考えると、自分というものが客観視できる。
この瑠璃色の地球が舞台なんだぜ?
もっと人生をのびのびと演じようぜ?と思うのだった。

そういえば、従兄弟の息子のオースケくん(幼稚園児)は、宇宙好きらしい。
オースケの父親である直ちゃんにLINEをしたところ、「今度、オースケと宇宙談義に花を咲かしてやってくれよ」と言われた。
そして、オースケはブラックホールが怖いらしいとのこと。
オースケ、いつか会いたい。


会社に花を納品してくれる花屋さんも今日から営業。
今週はピンクの薔薇。


ここで一句

新年の 淡いピンクの 花の下
心の棘なら 私も持ってる


そして、昨秋に食べた妹の結婚式のウエディングケーキを思い出す(ケーキのデザインも妹がした)。




さて、明日も忙しい。
頑張ろう。


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