世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

充実した休日2(「天体ショーを見に行こう-日食を前に-」)

2016年01月16日 22時55分59秒 | Weblog
大宮へ。
さいたま市宇宙劇場へ、国立天文台副台長 渡部潤一先生の講演会に行ってきた。






宇宙劇場、大好き。
満身創痍のはやぶさが・・・!!
ソーラーパネルがしなってる!!



KAGAYAさんの絵に癒される。


水瓶座との2ショット。



渡部先生の講演会は何度か拝聴していて、直近では昨秋のジュンク堂で開催されたトークショーに行った。
テレビにも度々お出になっていて、昨日もニュース番組で見た。


今日は天体ショーについて。


プロローグ
昨年は、はやぶさ2のスイングバイ、あかつきの起死回生をかけた起動投入(メインエンジンを使わずに姿勢制御装置でのみ)に成功などがあった。
日本は資源が乏しいので、人が資源になる。


・予測できない天体ショー
2013年2月のロシア・チェリャビンクスの隕石落下。その際の動画を幾つか見せてくれた。


・予測しにくい天体ショー
2013年のアイソン彗星。発見時の明るさから大彗星になると期待されていた。しかし実際には太陽に接近する直前から急に暗くなり、筋雲のような姿になってしまった。
その際、自身が出られたNHKニュース映像を出して裏話を面白おかしく話されていた。


・予測できる天体ショー
起動計算のみで予測される天体ショーは、現代では秒単位の正確さ。
日食や月食はまさに好例。
2012年の金環日食もそうだが、もっとも感動的なのは皆既日食。
黒い太陽とその回りに出現するコロナ、ダイヤモンドリング。

皆既日食の中継で、一緒に解説していたアナウンサーがあまりの感動で、途中から言葉を失ってしまい、「わあ~」「綺麗」しか言わなくなったので、自分が一生懸命に喋ったと渡部先生。

その際の動画を発見。

46年ぶりの皆既日食




2016年3月9日にはインドネシアで皆既日食が予測されている。
日本では部分日食になるそう。

某H社でインドネシア皆既日食ツアーがあり、そのことにも触れていた。

そしてお決まりの著書の宣伝コーナー!!
「宇宙を知るためにはこんな本がありますよ」と言う語りで爆笑が起きた。


ユーモアを交えつつ、分かりやすく噛み砕いて話してくださった。

ちょうど今は星が綺麗な時期。
先生が仰るには10万年以内に超新星爆発をするというベテルギウスもぎらぎらと輝いているのが見える。
変光性なもんでぎらぎらっぷりも時期によって変わるらしい。


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