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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

蝋梅の香り

2016年01月10日 | Weblog
一度10時頃に目覚めたのだが、もっと寝なきゃ損だと思い、二度寝をした。
昼頃に覚醒。すっきり!!やっぱこのぐらいがっつりと寝ないと疲れが取れない。
晴天だったので、二週間ぶりに布団を干した。

昨日のブログを更新し、お風呂に入って、顔剃りへ。
妹・芋子の結婚式の前以来だから2ヶ月ぶりである。
最近煙草を吸うと、口の上の産毛が指に当たって「そろそろ行かなくては」と思っていた。
また、最近ファンデーションのノリがすこぶる悪くて嫌だった。

私がコンスタントに通う店は、近所にある。
マリコさんというおばさんが切り盛りしている理容店だ。

道すがら、蝋梅が咲いていたので激写。
嗅ぐと甘くて幸せな香りがした。


マリコさんは今日も超絶元気だった。
年始の挨拶をして、宇都宮への帰省で購入したトラピストガレットを贈呈。
「いつもすいません。遠慮なく!!」
と受け取るマリコさん。

昨年末はサインポールや他の電化製品が壊れてしまったりして精神的に参っていたもよう。

「もういやになっちゃうわよ~」という彼女の口癖を聞きながら、蒸しタオルを当てられて、ぞりぞり・・・。
夢見心地である。

数年前に半年間店を閉めていたマリコさん。
半年間の閉店で客が半分になったと嘆いていた。

「でももういいの。吹っ切れたわ。もう好きな客しか受けないことにしたの」
とのこと。

店を閉めている間、店の入り口にそのお知らせの紙を貼っていたところ、馴染みの客が
「待ってるよ!ババア!!」
「早くよくなれよ!」
と寄せ書きみたいに書いてくれて、それだけで嬉しかったと涙を浮かべながら語っていた。


私はどうやらその「好きな客」の中の一人に入っているらしい。
嬉しい。
私のほかに20人ほどの顔剃り客(女性)がいるのだが、全員戻ってきてくれたことも誇らしげに話していた。
あの半年間、私も他の店に行っていたのだが、剃りが甘くてだめだった。
マリコさんの豪華な剃りではないと私の粘着質な角質と産毛は排除できないっぽい。


パックが乾く間、出されたコーヒーを飲みながら二人で煙草を吸う。
男勝りのマリコさんだが、年始のおみくじに一喜一憂するところなど、女子である。

入店から1時間半後、私の肌は剥きたまごのようになった。ひと肌剥けた。肌が吸い付く!!

「今年もよろしくお願いしますね」
と挨拶をして店を出た。

そしてまた蝋梅の香りを楽しんで帰宅。

明日、化粧をするのが楽しみだ。


そういえば今日は成人式の式典が開催されているもよう。
地元で先生をしている友人は成人式式典に集う教え子たちに
「先生変わっていないね」
と言われるのは目標なのらしい。

私の成人式の着物は母がチョイスしてくれたもの。
去年の妹の結婚式でも着た。コスパよすぎ。

綺麗に着付けてもらった。


こちらの写真で2016年の年賀状を作った。






コメント (4)

ゲスの極み乙女。 - 私以外私じゃないの

2016年01月10日 | Weblog
ゲスの極み乙女。 - 私以外私じゃないの


最近耳にするゲスの極み乙女。さん。

「私以外私じゃないの」
を聞いてみたら、クセになった!!


おもてなし

2016年01月10日 | Weblog
6日連続出勤2週目、終了!!正月休みがあったとはいえ、んもう、本当に辛かった。毎年この時期は正直、「この会社でいつまで働けるのだろうか」ということを考える。
体力の限界By千代の富士。その言葉に激しく同調してしまう。
父も含め、昔のサラリーマンは週休1日だったのだもの。すげぇえよな。

昨日は、会社帰りに、妹芋子夫婦の家にご招待された。
我が家から歩いてでも行けるご近所さん。
駅前のケーキ店で芋子が大好きなスィートポテトを大量に購入し、はせ参じた。

「蕎麦屋が見えてきたら電話して」
と言われ、そのようにしたら、暗い道に純白のエプロンをまとった芋子が飛び出てきた。
「おおーい!!こっちだよ!!」
って。

おお~、新妻ないでたちじゃねぇかよ!!
まるでウエディングドレスを彷彿とさせるかのような純白のエプロンは、暗闇でもはっきりと浮かんで見えた。

おじゃまします。


芋子邸は賃貸なのだが、まるで一軒家な感じ。玄関が広い。
夫婦二人の部屋と大きな居間、台所。
ステキ!!

芋子の夫は今日は外泊らしい。
代わりに彼が溺愛するクマのぬいぐるみが出迎えてくれた。
芋子の結婚でクマの親戚ができるとは、私も吉熊も思ってもみなかった。






「もう少しで終わるからね。待っててね」
と芋子。


居間にあるバランスボールに揺られて待つこと10分。


いただきます!!




妹夫の実家から大量に卵が送られてきたらしく、スペイン風オムレツを作ってくれた。
皿はスペインで買ったイカしたデザイン。


美味しいよ!美味しいよ、芋子。

芋子は私と違って料理が上手だ。



芋子たち夫婦はミスチルが縁で結婚した。
部屋には夫婦二人分のミスチルのDVDとCD。
そして芋子が大学時代にこしらえたミスチルの人形。

この棚は「神棚」らしい。

下の段には結婚式コーナー。
披露宴で使ったウエルカム粘土細工とクマさんたちが!!






この粘土細工の構想デッサンも見せてもらった。


出来上がったものがこちら。すげー。




ウエディングケーキの構想デッサンも。

「忠実に再現してもらったよ」
と言うそれは本当に素晴らしかった。



美術系の学部を出てWEBデザイナーをしている芋子。
結婚式DVDも自分で作ってしまった。



妹夫のギター。
ミスチルのコピバンをしている。




結婚式のDVDを見ながら3時間ほどぺちゃくちゃ話し、「そろそろ帰るから」と腰を上げる。
妹が駅まで送ってくれた!

大きな坂を下りながら、「私、毎朝、ここで風になっている」と告白する妹。
電車の時間に間に合わせるため、ここでダッシュするのだが、坂の勾配が妹を味方してくれるらしい。
そして駅の高架下の通路を歩くとき、「結婚式前、毎朝ここでバージンロードを歩く練習をしていた」とも告白。

「ねえ?ここがどう神聖な場所なわけ?ねえ??」
と問う私に、
「ちょっとドーム型で似てない?」
と妹。
似てないYO!!!

私と違って現実的な妹は妄想という行為をしないのだが、そんな彼女にも妄想させるぐらい結婚式というイベントは人を高揚させることを改めて感じた。
毎朝、風になったあと、バージンロードの練習をしていた妹を思い、爆笑。

改札まで送ってくれ、エスカレーターに乗った私の姿が見えなくなるまで手を振り合う我々。

ど ん だ け 仲 が い い ん だ 。


6日出勤の疲れと酔っていたこともあり、バタンQ。
いやー、じつに楽しい花金、いや、花土だった。

最高のおもてなしをありがとう、芋子。


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