世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

雪の日の来客

2015年01月21日 20時41分59秒 | Weblog
制服の売り込み業者がアポなしで来た。
忙しかったのだが、雪の中来てくれたのだし、話だけ聞こうと思って対応。
話をしているうちに、互いの出身地が近いことが判明!

彼は実家で一人住まいをしている母を案じているもよう。
「子育ては終わったのですが。次は母が心配で。案じることは尽きませんね」
というような内容で、激しく同調。

私の場合、子育てはなかったのだが、最近両親の今後をうっすらと案じ始めている。
そんな歳になったのだなと思いながら、カタログと名刺を頂戴し、彼を見送った。

ニュースより

2015年01月21日 00時00分13秒 | Weblog
「イスラム国」、日本人2人を人質か 殺害を警告のニュースを読み、心が萎えた。

10年前の香田証生さんの事件発生のとき、後輩の子が
「そんな危険なところに自ら行ったのが悪い。自業自得だ」
と言っていて、まあ確かにそうなんだろうけれども・・・でもねえ・・・と、いまいち彼女の意見に賛同できなかったことを思い出した。

渡航した良し悪しについては置いておいて、人質になった人や家族の気持ちを考えると、動悸が激しくなる。
かといって、自分には何もできない。
時間が重々しい。






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クマ好き

2015年01月20日 23時19分29秒 | Weblog
心療内科デー。

待ち時間2時間。快挙!
クマ医師は明日、休み。恐らく学会か何かなのかと思う。時々ある水曜休みの日、その前日は待ち時間が極端に短い。

待ち時間は、嶽本野ばら先生の「純愛」を読み進めた。
主人公の男子学生がかわいい。萌え。作中に出てくるヲタク用語はよく分からないのだけれども、ストーリーの引力が強い。
半分ほど読み進めたところで名前を呼ばれた。

今日は確認で終わった。
仕事のこと、職場の人間関係など。

ちょうど一年前~♪(虎舞竜「ロード」)、私は他部署の後輩に陥れられた。・・・人が怖くなった。
幸い、彼女はいつの間にか辞めていったので今はあまりストレスもなく、忙しいけど平和に生きている。
本当にあれ、いったい何だったんだろ…。


睡眠導入剤マイスリーも自ら減らしていることを告白。
クマ医師は、嬉しそうだった。


専門外のことを聞くのはどうなんだろう?と思いつつ、膝の感覚が鈍いことを話した。
2年前、私は会社の階段で転倒し、2針縫った。それが原因なのかは分からないのだが、一ヶ月ほど前から膝の神経が鈍いのである。
先月、会社近くの整形外科に行ったのだが「分からない。でも一生直らないかも」と釈然としない回答を突きつけられ、なす術がなくて途方にくれていた。
クマ医師は、神経内科か縫合手術をした整形外科に行ったほうがいいとアドヴァイスをくれた。
仕事が落ち着いたら行ってみようと思う。
「なんでも相談してください」
と言ってくれるクマ医師の存在がありがたい。


処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散



今日は他部署の子に、クマをいただいた。
那須のテディベアミュージアムに行ったそうだ。

同じ種類のクマを既に持っている。
今日貰った子は、真ん中の少し小さい子。
何て命名しようか。


そういえば、この種類のクマは、心療内科の待合室にもいる。
以前、受付の人がいない時を見計らって、一瞬で撮ったのはこちら。


今日の会計時に受付のむっちりさんに
「○○さんってクマ好きですよね。いっつもこの子とじゃれていますよね!」
と言われてびっくり。・・・バレてるじゃん。



薄紅色を夢見て

2015年01月19日 22時14分45秒 | Weblog
昨日の興奮がさめやらないまま、出勤。

赤ちゃん(第二子)が生まれそうだという連絡を受けた後輩男子ししゃも君は、朝礼の後、心配そうに帰っていった。
夕方、LINE(経営管理室グループ)に、生まれたという報告が記載されたときは、経営管理室一同で歓喜した。

赤ちゃんを抱きしめながら満面の笑みをたたえるししゃも君の画像。
「・・・こんな笑顔の彼、会社で見たことないですよね?」
と後輩女子Cちゃんと爆笑。

「名前はまだ無い状態です」
という彼の報告に
「熊子がいいよ!」
と送ろうかと思ったのだが、つまらないからやめた。
彼もきっと疲れているだろうし。

私が生まれたときも、父はこんな風に喜んでいたのだろうか。父は飲み会の帰りで、酒のにおいをプンプンさせながらの初対面だということは母から聞いているのだが。


今日は制服の返却が多かった。午後イチから経費分析を行いたかったのだが、夕方にずれ込んでしまった。
人事部からは新卒研修のスケジュールに打診をされるし、吉熊上司からは予算作成の資料を渡されるし、・・・いよいよキター!繁忙期!という感じである。血が騒ぐぜ。

毎年この時期より忙しくなり、新卒研修が終わる頃・・・桜の花が散る頃に、やっと落ち着く。
今年もあの薄紅色を澄み切った心で眺められるよう、頑張ろう。

吉熊と一緒に♪







爆笑!星のお兄さん プラネタリウムショー

2015年01月18日 23時50分53秒 | Weblog
さいたま市宇宙劇場へ。


今日は「爆笑!星のお兄さん プラネタリウムショー」の日!ずっと楽しみにしていた。



初めて星のお兄さんのプラネタリウムショーを体験したのは、私がまだ若かった頃。16年ぐらい前だろうか。当時付き合っていた彼氏と「プラネタリウムに行ってみよう!!」ということになり、池袋のプラネタリウムに入場。そしてたまたま星のお兄さんの解説を味わったのである。
そこで私は常識を覆された。プラネタリウムの解説というと通常真面目なものを想像すると思うが、星のお兄さんのそれは違うのである。息継ぎも上手くできないほど爆笑させられるのである。
当時は今のようにネットも普及しておらず、予備知識がないまま体感したので、その衝撃(笑撃?)は凄まじかった。すっかりハマった我々は翌月も星のお兄さんを目当てに池袋まで通った。
星のお兄さんはミュージシャンもなさっているので、サイン入りのCDまで購入するぐらいのハマりっぷりだった。

その彼氏とは別れ、社会人になり、暫く宇宙とも遠い仲になっていたのだが、2010年、小惑星探査機はやぶさが帰還して以降、私の宇宙熱は再燃した。そして「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」をきっかけに、私は再びプラネタリウムにハマった。
さいたま市宇宙劇場であの爆笑を味わえるのだと知ったときは嬉しかった。

2011年01月30日 爆笑!星のお兄さんプラネタリウムショー


2012年12月2日 爆笑!星のお兄さんプラネタリウムショー


そして今日も、大爆笑した。
ネタバレになるので、詳細は控えるが、まだ付き合い始めと思しき隣の席の若いカップルが、最初はくすくすと笑っていたのだが、中盤からは我慢ができなくなったようで、二人とも「・・・ぶはっはは!」「ずごごごご・・・(豚っ鼻)」となっているのを私は聞き逃さなかった。

星のお兄さん、DVDも販売されているもよう。

爆笑!星のお兄さんプラネタリウムショー・名場面集その1



星のお兄さんのホームグランドは滋賀県の総合リゾートホテル ラフォーレ琵琶湖。併設されているプラネタリウムでご活躍されている。ぜひ一度、本拠地で味わってみたい。

帰りに、このブログにコメントをくださった大谷さんにご挨拶ができた。(来月もお邪魔します☆)

そして、終わった後、某飲み会にお邪魔させていただいた!
(みなさま、ありがとうございました!!)

生きていてよかったと思えるほど素敵な飲み会だった。

最低だった去年一年間がまるで嘘に思えるぐらい、2015年は幸先がいい・・・!!
帰宅後、喜びをすぐにでも綴りたかったのだが、翌日は仕事なので無理やり寝た。

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久々の土曜日休み

2015年01月17日 21時30分05秒 | Weblog
阪神淡路大震災から今日で20年。
1995年、私は高校2年生だった。
朝のニュースで見た神戸の光景が信じられなかったことを思い出す。
クラスで100円ずつ出し合って義捐金にした。
また、当時なぜだか「popteen」というギャル雑誌を読んでいて、震災に遭った同世代の子たちが一生懸命に頑張っていることが掲載されていて、とても印象的だった(当時はネットがなくて、雑誌は世間や流行を知るための重要なツールだった)。
あの子達は元気だろうか。

1995年はオウム真理教の地下鉄サリン事件が起こった年でもある。
そんな激動の年に、私は高校2~3年という多感な時期を生きたのだった。

今日は13時ぐらいまでじっくりと眠れた。
嗚呼、やっと土日休みのリズムが戻ってきた。

起きてから部屋掃除をし、Youtubeを観ながら煙草をふかし、本を読み、勉強をし、洗濯をした。
洗濯物は暖房を入れているので部屋干しにしているのだが、すごく乾きが早い。
柔軟剤の香りと煙草の匂いに包まれた部屋で、ご機嫌な土曜日の午後を過ごした。

夕方、栃木の土産(トラピストガレット)を持って、近所の理髪店へ。
私はここで一ヵ月半に一度、顔剃りをしてもらっている。
産毛が濃いのか、一ヶ月もすると肌がごわつく。
マリコさんというおばちゃんが一人で経営している店だ。
彼女にお世話になってから吹き出物が出にくくなった。

今日もがっつりと剃ってもらったのだが、どうやらマリコさんは娘の旦那に対する鬱憤が溜まっているらしく、それを私の顔面の上で大爆発させていた。

蒸しタオルを当てられながら
「もぉれはびどいでずねー(それはひどいですねー)」
と相槌を打つ私。

娘の旦那は、娘が女友達と飲み会に行くと言っても信じてくれず、飲み会の写真(2ショットとか)だけではなく、パノラマ撮りと動画で撮影するように命じるらしい。そしてテーブルに置かれたグラスなどもチェックするとのこと。
・・・嫌だ、何それ。
話を聞きながら呆然としてしまった。

嫉妬深くてケチでプライドの高い娘の旦那を
「私、あんな男とは1億もらっても結婚したくない!!」
とディスりまくっていたマリコさん。
歳の差、国の文化の違い、色々あって大変そうだ。

マリコさんの凄いところは、口と手が同時進行で働くことだ。
マシンガントークをぶっ放していながら、仕事はきっちりする・・・見習いたいところである。
1時間後、もっちりすべすべになった。


パックが乾く間、コーヒーのサービスが付いて、それでお値段2,000円ちょっとなのだから安い。

冷たい風が頬を撫でながら通り過ぎていく帰り道。
自動販売機で煙草を買って、帰宅。
今日はレトルトのご飯と中華丼。


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星の瞳のシルエットのビッグバン

2015年01月16日 22時58分33秒 | Weblog
今週は4日出勤!濃密な4日間だった。
朝から制服の件で社長に確認をされた。私主導のプチプロジェクト・・・成功を祈るのみだ。


先日、母がバーゲンでゲットしてくれたカシミアのコート、デビュー。
カシミアってあたたかい~。
カーディガンは既に持っており、そのあたたかさはじゅうぶん実感していたのだが、コートはその比ではない。
出勤時、駅から会社まで歩いていたら暑くなった。夕日が背中を押してくる~♪状態なのである。
軽くて着心地抜群。


そして、今日は紺色のスーツを着たので、エルメスのスカーフを巻いた。
父が現役時代、海外出張の際に母に買ってきたものを私が拝借!



母は「安物買いの銭失い」をひどく嫌う。
父も「良い物を長く使う」というポリシーを持っている。
時計でも何でも、高いものを買う。
買うときは「高い」と思っても、以後大切に使うので、減価償却を考慮するとかえって安いとのこと。


・・・だからあの夫婦は長続きしているのだと・・・(以下省略)。


そんなこんなで「今日は合コンですか?」的ないでたちで出勤したのだが、残業をして終わった。
経費分析を進める。脳の片隅で来期予算を構築。消耗品費、雑費が悩みの種。・・・脳みそがとろけて耳の穴から出てきそうだった。

残業を支えているのはお昼ご飯の仕出し弁当だ。
わかめ&鮭ごはんとカレー風味のコロッケ。
今日は吉熊上司も後輩女子Cちゃんも同じ弁当。
美味しいものを食べると元気になる。



トイレで経理部O主任と遭遇。
私の宇宙好きについて訊かれた。
そして話が流れて、宇宙がストーリーのサブ軸になっている漫画「星の瞳のシルエット」に漂着。
あの漫画のキャッチフレーズは「250万乙女のバイブル」だった。あんなにのめりこんだ漫画は他にない。
トイレでO主任と「懐かしい!」と爆笑。
香澄ちゃん、可愛かったなあ。




宇宙といえば、来月「HAYABUSA2 - RETURN TO THE UNIVERSE -」のDVDが発売される!!
先月開催された上坂監督の講演会で聞いてから、これを自分の誕生日プレゼントにしようと思っていた。



http://www.astroarts.co.jp/shop/showcase/dvd_hayabusa2_rttu/index-j.shtml

「星の瞳のシルエット」を嬉々として熟読していた私も来月は37歳になる。
興味の対象が、いつしか異性より宇宙へとシフトした。25年の進化のなせる技!!
・・・これがのちの「リョウコのビッグバン」である(「その時歴史が動いた」ふうに)。


明日は休み。
とろけ出た脳みそを脳内に戻すべく、じっくり寝よう。


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母の誕生日

2015年01月15日 22時40分57秒 | Weblog
午後から冷たい雨が降ってきた。
雪にはならなかったが、曇った窓ガラスの外に広がるどんよりとした風景は、ビジュアル的にすでに寒い。


制服の件で、社長と綿密に相談をする。
また、この件は業者絡みなので神経が擦り切れそうになる。

経費分析も進め、脳内フル活動。
今週は濃密だ。時間の経過が早い。


帰りに寄ったスーパーで、たらこフランスパンが2割引で販売していたので購入。
レンジでチンして食べたら美味しかった。
吉熊と半分こ。



吉熊の熱烈なファンに送るべく、吉熊の写真を撮影。
カナダ生まれのロッキー(我が家で一番の器量良し)とクローバーちゃん(緑色のリボンがご自慢)。


クマに癒されナイト。
くまくま。

今日は母ヨーコたんの63歳の誕生日だ。
お誕生日おめでとう。
送ったカードが届いたようだ。


ケーキの右側がセパレートでき、その裏面にメッセージをしたためる仕組みのカードだ。
「今のカードは色んな種類があるんだねえ」
と、電話でしきりに感心するヨーコたんが可愛かった。

祖母は干し柿が大好きで、食べ過ぎて体が冷えてしまったらしく、生まれてきた母は体を紫色にして出てきたそうだ。
足尾のこの時期の寒さってどのぐらいなのだろうか。想像がつかない。
母曰く、銭湯からの帰りに濡れたタオルを振り回すと凍結したらしいから、相当なものなのだろう。
さぞかし星が綺麗なのだろうなあ。

祖母が母を、母が私を産んでくれたから、私はこの世界を知ることができた。
感謝である。
命のリレーには参加できない分、感謝の気持ちだけは忘れないようにしたい。

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自家発電

2015年01月14日 22時53分33秒 | Weblog
最近、ピンク色の大人しいマニキュアをしていたのだが、今回は鮮烈なローズ色をチョイス。



このぐらいの色のほうが自分らしくて落ちつく。
そして気合が入る!!

マニキュアは冷蔵庫で保管している。そうするとマニキュアが固まらずに長持ちするし、塗った後にすぐに乾く。
塗る前には甘皮を処理すると爪が伸びても生え際が汚くならない。ジェルネイル全盛期においても、私は自爪&マニキュアが好き。
塗りながら、ゆったりとYoutubeを見たり、本を眺めているひと時がたまらなく心地よい。


今日は仕事が捗った。
制服の件での急な来客にも対応。
業者が寄越した制服のカタログを眺めながら、ああそうだ、自分が幼い頃描いていたのはこういうOLだったっけなあと感慨に耽る。
幼少期に描いていた絵はドレスを着たお姫様が多かったが、成長するにつれ、スーツ&パンプスを纏った女性社員の絵に移行していったことを思い出した。ドラマの中で今井美樹や鈴木保奈美が演じる女性社員という構図がとにかく夢だった。

そう考えると、ベクトル的に、今の自分は当時の夢を叶えたことになるのだろう、きっと。
不平不満は日々燻っている状態なのだが、たまにはこんなふうに、自分や置かれた環境を全力で褒めてあげることも必要。
これぞ自家発電の源である。エコ!!


そして月半ばから、いよいよ予算作成シーズンに突入する!!
一年で一番の繁忙期である!!
その前に片付けることは片付けたい。


気合一発★




念願のカシミアのコート

2015年01月13日 23時31分28秒 | Weblog
人事部の女子が、うちの部署のすぐ近くのテーブルで来客の対応をしてるんだが、その声がすごく煩くて午前中から発狂しそうだった。
私は彼女たちが好きだし、陽気な笑い声も好きだ。でも、それは飲み会の席や遊びの場限定で、仕事中のそれは別である。
突発的な「あはは~」が発生するたびに、ついペンを止めて声の発生源である彼女をガン見してしまった。彼女らを管理する上司は、そのKYな音域や音量にきっと慣れてしまったのだろうが、私は未来永劫、慣れることはないだろう。
兎に角神経に障ってイライラしていた。

奇声とか本当に苦手。生き辛さを感じるほどに苦手だ。街の雑踏は何も感じないのだが、静かな場での突発的な不協和音には神経が過敏に反応してしまう。
あまりにもイライラして仕事にならないので、ソラナックスを半分にして飲もうかと思ったのだが、勿体無いから我慢した。耐えているうちに午前中が終わった。


それに今日は吉熊上司との報告・連絡・相談が欠如してて、ちょっとしたトラブルになってしまった。
もう少し、しつこいほどの確認が必要なのかもしれない・・・。


あ~、マジで疲れた。
月曜日からこれじゃあね・・・と思ったら火曜日じゃん!ゴミの日じゃん!・・・出すの忘れた。オワタ。

昨日観た映画のガガーリンのような仁徳者に、私はなれないなって思った。


帰宅途中、気を取り直して、コンビニで荷物を受け取る。
母がバーゲンでゲットしておいてくれたコートである。

念願のカシミアのコート!
わ~い!!
暖かくて軽い!!
とろりとした肌触りも心地よい。
これぞカシミア。さすがカシミア。


写真ではわからないのだが、色は黒。
しかも吸い込まれていきそうな漆黒。
これは素晴らしい。

着てみたら背丈もぴったり。

チャウシェスク元大統領的というかメーテル的といおうか、襟元と袖に着いたフワフワのファーがそそる。
かわいい!!

鏡の中の私はすっかり笑顔に。
ご機嫌が超斜めで、気を許すとズルズルズルと奈落の底まで滑っていきそうなほどの傾斜だった心が、一気に戻った。

母ヨーコたん、ありがとう!!


あと三日間、頑張ろう。

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新宿で宇宙を感じる

2015年01月12日 21時24分06秒 | Weblog
今日は出かけるぞ!と思っていたので、午前中に起きられた。
そして、新宿まで映画「ガガーリン 世界を変えた108分」を観に行った。
年末からずっと気になっていた映画である。




1961年に世界初の有人宇宙飛行という偉業を成し遂げた、ユーリー・ガガーリン生誕80周年を記念して製作された感動の伝記ドラマ。まだテレビすら珍しかった時代に、命懸けで前人未到の領域に踏み込んだ宇宙飛行士の冒険と飽くなき探究心を描く。
ユーリー・ガガーリン(ヤロスラフ・ザルニン)は、3,000人を超える空軍パイロットの中から選ばれた20人の宇宙飛行士候補の一人だった。彼は仲間たちと競い合いながら想像を絶する訓練を経て、ついに宇宙へと旅立つ栄誉を手にする。そして迎えた1961年4月12日、ガガーリンはソ連製宇宙船ボストーク1号に乗り込み、人類初の有人宇宙飛行に挑む。


感想
・ガガーリンを乗せたロケットが発射するシーンで既に涙が出たのだが、漆黒の宇宙と瑠璃色の地球を見つめるガガーリンの希望に満ち溢れた青い瞳、また有人宇宙飛行成功を祝うソ連の民衆の喜びっぷりにボロ泣きだった。
・人間の体が無重力に耐えられるかも分からなかった時代に、宇宙に行く勇気・・・凄い度胸だ。
・ガガーリンはコルホーズ出身の貧しい農村出身で、それからの生い立ちを宇宙にいる108分で回想するという構成が秀逸。
・全体的に陰鬱とした重々しい作品だったのだが、宇宙飛行士候補生との友情やガガーリンがまだ赤ん坊の娘をあやすシーンで緊張が解れた(赤ん坊の隣にクマのぬいぐるみ発見←目ざとい)。
・勤勉で努力家、体力もあり、温厚で精神力も強い・・・ガガーリンってすげぇな。しかもイケメン。
・米ソの宇宙開発競争の激しさがふんだんに盛り込まれていた。
・大気圏突入シーンは手に汗握った。同時に小惑星探査機はやぶさのことを脳の片隅に描いてしまった。
・いや~、よかった。期待を裏切らない作品だった。

世界で初めて有人宇宙飛行を達成したガガーリンのドラマ!映画『ガガーリン 世界を変えた108分』予告編


予告編の音楽を聴くだけでも涙腺が弛む・・・。

ガガーリンについてはこちらのサイトにも詳しく書かれている。
http://japanese.ruvr.ru/2014_12_03/280783502/



映画館を出たあと、新宿の街を歩く。
今日は成人式だったので晴れ着を着た子も何人かいた。

バーガーキングで一服し、コミカミノルタプラザへ。



お目当ては「宇宙から見たオーロラ展2015」という企画展。
宇宙から、地上から見た美しいオーロラの写真展示だ。
写真だけではなく、オーロラの原理等を詳しく解説してくれる動画もあり、すごく面白かった。
オーロラが太陽風と電磁波でできること、北海道でもオーロラは見られることはあるけれども赤一色だけだ、とか。
国際宇宙ステーションから見たオーロラの動画も見ることができた。オーロラ自体も勿論綺麗なのだが、奥にある漆黒の闇に浮かび上がっている星も強烈に美しかった。
Aurora seen from space ISS( 宇宙ステーションから撮影したオーロラ映像)



若田光一さんの活動を紹介するモニターもあり、若田さんが国際宇宙ステーションで188日を過ごしたことを知った。そして、ガガーリンが宇宙で過ごした108分から若田さんの188日間の宇宙科学の進化を感じて・・・胸熱。

若田光一宇宙飛行士 188日間の軌跡 日本人初船長への挑戦 ~第38次/第39次長期滞在ミッションダイジェスト~





プラザの入口には宇宙服の展示があり、顔を出せるようになっている。
勿論、顔を出した(近くにいた人に撮ってもらった)。





吉熊も宇宙には関心があるようだ。


そして更に興奮させたのが、やはり入口付近にあったモニター。
「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」の予告が流れていたこと!!
うひょ~!



今日はひたすら宇宙を感じられて幸せだった。


外に出ると通りはネオンに溢れており、すっかり夜の新宿になっていた。
本のデパート・紀伊国屋書店をぶらぶら。
でも今日は買うものが決まっている。
「月刊 新潮」である。
嶽本野ばら 「純愛」(430枚一挙掲載)がお目当て!!
最初の数ページを読んだのだが、読みごたえがあって面白そう。

本も私にとっては宇宙だ。
白紙の上に星という名の文字が宿り、宇宙が果てしなく広がっている。そんなイメージ。


あっという間に終わってしまった休日。
明日からまた労働。


今現在はやぶさ2の地球からの距離は約1,600万キロ。
http://www.lizard-tail.com/isana/hayabusa2/

はやぶさ2も頑張ってるんだし、私も頑張ろう!!


冬眠

2015年01月11日 23時28分07秒 | Weblog
昼過ぎまで惰眠。よく寝た。
ずっと忙しかったので、できなかったこと・・・ファンデーションのスポンジを洗ったり、ハンカチのアイロンをかけたり、正月にブックオフで買った本を読んだり、地味なことをした。
で、飽きたらまたゴロゴロ。

夕方、先日ネットでポチったシャンプーとトリートメントが宅急便で届いたので受け取った。

モルトベーネ ロレッタ まいにちのすっきりシャンプー 500ml + うるうるしたい日のトリートメント 400g セット


以前、美容室でもらった試供品でこの商品を使ってみたのだが、とてもよかった。
しっとりさらさらで、まるで自分の髪じゃないみたいに艶が宿る。
今まで色々な商品を使用してきたが、ここまで劇的に私の髪に変化をもたらしたものはない。
シャンプーは少量でもモリモリと泡立つし、トリートメントもすぐに漱いでもその効果は保持できる(より「うるうる」させたいときは蒸しタオルで繰るんで放置)。とにかく優秀である。

ネットで買い物はあまりしないのだが、美容室はおろか、ドラッグストアで買うよりも安いので、今後は選択肢の一つにカウントしようと思った次第。

今日は一日冬眠みたいな生活をしていたのだが、明日はお出かけをする予定。



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なんだかキラキラしてる(ハートマーク)

2015年01月10日 23時57分33秒 | Weblog
社長より朝一で業務を依頼された。
業者絡みの半月がかりで完成させるプチプロジェクトだ。
その陣頭指揮を執ることになった。
慎重に且つスピーディーに行わなければならない。
さっそく下地を準備。
来週以降本格的に着手する。頑張ろう!!


後輩女子Cちゃんが持っていた今月の雑誌「Sweet」。



表紙には

「28歳、お洒落も恋も(ハートマーク)
一生ヒロイン宣言!」

たる文字が踊っていた。

28歳!
・・・28歳。
私が28歳だったのは2006年。超絶ド鬱だったじゃぁぁぁぁん!!はるか彼方にある、あの悶々とした日々。

中を開いてみて更に驚愕。

目次に
「「28歳女子って、なんだかキラキラしてる(ハートマーク)」
ってあるYO!・・・来月37歳になる私には眩しすぎる文言である。

それを見ながら、後輩女子(30歳)と後輩男子(29歳)と会話を展開。

「でもさー、私、今が一番キラキラしてるんだけど」
と何気なく言った一言に、普段はクールな後輩男子が食いついた。
「すっごくかっこいいです。私、そう言い切れる人、初めて会いました!!」
と。

照れてしまった私は
「皆にはキラキラして見えないかもしれないけど、それはきっと明るすぎるからだからね!本当は自家発電するのに必死なんですからね!」
と慌てて付け足した。

キャッキャと笑う後輩女子Cちゃん。

二人を見渡し、そして俯きながら
「・・・それと、同僚に恵まれているからキラキラできるんだからね」
と続ける私。

言いながら自分で「は!今、私、すっげー良いこと言ったよね?マジ感動なんだけど!」と思ったが、二人とも違う話題に移っていた。・・・聞けよ!!

吉熊上司が戻ってきたあと、
「私、キラキラしていますよね?」
と尋ねたら
「ああ、顔がテカってるよね」
とあっけなく指摘された。


ちーん。


そんなこんなで、定時後、後輩女子Cちゃんと退社。
ロビーに下りたとき、ガラス越しで吉熊上司が自転車の鍵をいじっくっているのが見えた。
ロビーは既に消灯されているので、彼は中にいるこちらの様子には気付いていない。
Cちゃんとガラス窓を「コンコンコンコンコン」と叩いたら、吉熊上司は我々に気付いて笑顔を見せた。

吉熊上司の笑顔を見ながら
「これってドリカムの歌っぽくないですか?」
とCちゃん。
「『未来予想図II』だね。『ブレーキランプ5回点滅 ア・イ・シ・テ・ルのサイン』でしょ」
と言うと
「そうです!!それです」
とCちゃんはまたキャッキャと笑う。

「ア・イ・シ・テ・ルのサインだとヤバイから『尊敬してるのサイン』にしようか」
と提案すると、Cちゃんは再び爆笑。


2006年28歳の私には想像できない、キラキラした「今」を私は生きている。

辛いこと、悲しいこと、悔しいこと、苦しいこと、思い返せば色々あるが、ただ一つ言えることは、生きていれば神様がこんなプレゼントをくれることもあるということだ。
そんなことをしみじみと感じられるから、今の自分、やっぱりキラキラしている!



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ドヴォルジャーク:交響曲第9番《新世界より》

2015年01月09日 23時07分36秒 | Weblog
仕事帰りに、日本フィルさいたま定期演奏会@大宮ソニックシティへ。
12日ぶりに再び小林研一郎氏の紡ぎだす世界観に触れる。




「日本フィルハーモニー交響楽団 第87回さいたま定期演奏会」

指揮:小林研一郎
演奏:日本フィルハーモニー交響楽団
ソプラノ:天羽明恵
コンサートマスター:木野雅之



まずはコバケンの年始の挨拶から。

1.J.シュトラウス2世:喜歌劇《こうもり》序曲
聴いたことがあるということでまず安心。

2.J.シュトラウス2世:喜歌劇《こうもり》より「侯爵様、あなたのようなお方は」
天羽さんの動きながら歌うダイナミックな様子に惹かれた。

3.J.シュトラウス2世:トリッチ・トラッチ・ポルカ
口笛大会で少女がこの曲を吹いて優勝したことを思い出した。
トリッチ・トラッチとは、ぺちゃくちゃ。社交界の有閑マダムのサロン風景。


4.レハール:《メリー・ウィドウ》より「ヴィリアの歌」
天羽さんがこの曲について説明してくれた。
情熱的な気まぐれな妖精が狩人たちをたぶらかす歌らしい。
天羽さんの声が、まるで楽器のようでぶったまげた。


5.J.シュトラウス2世:美しく青きドナウ
キター!!
「美しく青きドナウ」っていったら、真っ先に思い浮かぶのが映画「下妻物語」である。
牛久大仏をバックに、ロリ服を着た桃子が友人・いちごを救うべく、レディース暴走族「舗爾威帝劉」(ポニーテール)と乱闘を展開したシーンで流れていた。族との乱闘でこの曲!?という意外性がたまらん。ロリータな深キョンが、族相手に「我いちびっとったらほんま逝てまうぞ、ゴルァ!」という啖呵を吐くのもかっこ良かった。



コバケン氏は実際にホテルの窓からドナウ河を見たことがあり、その美しさに見とれてしまい、気付いたら足元が温かったそうだ。・・・風呂のお湯が足元まで迫っていたとのこと。・・・そんなユーモア溢れるお話まで聞けて嬉しい。

肝心の演奏は、・・・最高!
優雅で気品溢れるメロディが、オーケストラから発生し、やがてうねりとなって二階席の私のところまで届いた。


6.J.シュトラウス2世:《春の声》
華やかで上品なメロディ。
ひたすらうっとり。
まさに「この世の春が来た」という感じの曲だ。
シュトラウスは、この頃三度目の結婚をしたので、その気持ちがにじみ出ているかのようだとパンフレットに書いてある。
なるほど。


休憩
トイレで長蛇の列ができ、20分の休憩時間が終わっちゃうんではないかと焦った。


7.ドヴォルジャーク:交響曲第9番《新世界より》
第1楽章
かっこいい!サンダーバード的なかっちょいい乗り物に乗って青空をぐんぐん飛ぶイメージ。
個人的にはSFの世界を思い起こさせる。
ぞくぞく来る!!

第2楽章
泣いた。
あまりにも美しすぎて、涙が出た。
とくにヴァイオリンがさざめくところで、心の襞が震えた。
映画「銀河鉄道の夜」で大きな時計の振り子が出てくる、静かで清らかなシーンで流れていた曲。その印象が強い。

あと、なぜだか故郷が恋しくなった。


第3楽章
ヴェートーベンの第九の第2楽章に似た激しい曲。
油断していると音のうねりに吸い込まれていきそう・・・。
それもまた快感であったりする。

コバケン、唸る。


第4楽章
何百回もCDで聴いた曲。
でも生のオーケストラで聴いたのは初めてだ。
ずっと文通していた顔の分からない人と初めて対面したかのような錯覚に陥った。

たった1ヶ所のみメゾフォルテでシンバルが出る。
他の楽器がピアニッシモの時に一発、シャーンと長く延ばすものだ。
全体で約40分かかる交響曲の中で一発だけ。・・・「シャーン」である。
通称「シンバル乙(お疲れ様)」のシーンを見られたことに興奮。



アンコール
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
耳馴染みのある情熱的なあのメロディーが、今まさに目の前で生産されてその場で聴けることに興奮。
身を乗り出して聞き入ってしまった。


いつも年末の第九は奮発してS席にしており、オーケストラを間近で体感しているのだが、今回は2階のA席。
各パートがどの部分でどんな動きをしているのかが一目瞭然なのが新鮮だった。
遠くからでもコバケンのダイナミック且つ繊細な指揮がよく分かった。

チケットを入手してから、「短期間で生オケを2回も聴いちゃっていいのかな」と小市民な私は後ろめたく感じていたのだが、奮発してよかった。
年始に相応しく、私なりの「新世界」を心の中で描けたから。


大宮ソニック。










若人を見て初心に帰る

2015年01月08日 22時28分53秒 | Weblog
昨日依頼された業界紙に載せる原稿を社長に提出。
返却されたものを見たら、今年は赤入れが少なくて・・・感動!
いつだったか・・・入れられた赤のまま訂正したらまるで別物になっていたときもあった。今年はもしかしてツイている一年なのかもしれない。

午前中は吉熊上司と倉庫へ。
2年前、私が経理に提出する際にスキャン&保存し忘れた書類を捜しに行った。

「ねーな」
「ないですよね」
と探しまくり、結局、経理マンの勘違いで地下の部屋にあることが判明。
しかし、もとはといえば、スキャンし忘れた2年前の私がいけないのである。
たかがスキャン、されどもスキャン。軽視していた結果がこれである。仕事に無駄なことはないとだれかが言っていたが、今日はそのことを痛感した。

そういえば、経理部に新人が入ってきた。中途で採用された24歳の女性である。
関西出身で、旦那さんの転勤に伴ってやってきたらしい。
明るくて、仕事ができる子らしい。もうすっかり周囲に馴染んでいる。
私も店舗から本社に移動してきたのは23歳だった。今日、トイレで経理部O主任に遭遇し「私たちにもあんな時代がありましたよねえ」と話してしみじみしてしまった。あの時は見るもの全てに新鮮さを感じていた。自分専用の机、パソコン、毎週末ごとに行われる飲み会、優しい先輩、私服。
2001年。あれからもう14年か・・・。どうりで来月37歳になるわけだ。


残業後、後輩女子Cちゃんと一緒に帰った。
電車から降りて振り向くと、ずっと私が見えなくなるまで手を振り続けている彼女がかわいい。


今週は土曜日も出勤なので体力的にけっこう辛い。
あと二日もあるよ・・・。

しかし、明日は楽しみにしていたコバケンの新世界を聴きに行くので、頑張る!!
そして、日曜日に貪るであろう惰眠を夢見て・・・もうひと踏ん張り。

今週の会社の花(ロビー)
私が好きなガーベラ!!