世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

久々の土曜日休み

2015年01月17日 21時30分05秒 | Weblog
阪神淡路大震災から今日で20年。
1995年、私は高校2年生だった。
朝のニュースで見た神戸の光景が信じられなかったことを思い出す。
クラスで100円ずつ出し合って義捐金にした。
また、当時なぜだか「popteen」というギャル雑誌を読んでいて、震災に遭った同世代の子たちが一生懸命に頑張っていることが掲載されていて、とても印象的だった(当時はネットがなくて、雑誌は世間や流行を知るための重要なツールだった)。
あの子達は元気だろうか。

1995年はオウム真理教の地下鉄サリン事件が起こった年でもある。
そんな激動の年に、私は高校2~3年という多感な時期を生きたのだった。

今日は13時ぐらいまでじっくりと眠れた。
嗚呼、やっと土日休みのリズムが戻ってきた。

起きてから部屋掃除をし、Youtubeを観ながら煙草をふかし、本を読み、勉強をし、洗濯をした。
洗濯物は暖房を入れているので部屋干しにしているのだが、すごく乾きが早い。
柔軟剤の香りと煙草の匂いに包まれた部屋で、ご機嫌な土曜日の午後を過ごした。

夕方、栃木の土産(トラピストガレット)を持って、近所の理髪店へ。
私はここで一ヵ月半に一度、顔剃りをしてもらっている。
産毛が濃いのか、一ヶ月もすると肌がごわつく。
マリコさんというおばちゃんが一人で経営している店だ。
彼女にお世話になってから吹き出物が出にくくなった。

今日もがっつりと剃ってもらったのだが、どうやらマリコさんは娘の旦那に対する鬱憤が溜まっているらしく、それを私の顔面の上で大爆発させていた。

蒸しタオルを当てられながら
「もぉれはびどいでずねー(それはひどいですねー)」
と相槌を打つ私。

娘の旦那は、娘が女友達と飲み会に行くと言っても信じてくれず、飲み会の写真(2ショットとか)だけではなく、パノラマ撮りと動画で撮影するように命じるらしい。そしてテーブルに置かれたグラスなどもチェックするとのこと。
・・・嫌だ、何それ。
話を聞きながら呆然としてしまった。

嫉妬深くてケチでプライドの高い娘の旦那を
「私、あんな男とは1億もらっても結婚したくない!!」
とディスりまくっていたマリコさん。
歳の差、国の文化の違い、色々あって大変そうだ。

マリコさんの凄いところは、口と手が同時進行で働くことだ。
マシンガントークをぶっ放していながら、仕事はきっちりする・・・見習いたいところである。
1時間後、もっちりすべすべになった。


パックが乾く間、コーヒーのサービスが付いて、それでお値段2,000円ちょっとなのだから安い。

冷たい風が頬を撫でながら通り過ぎていく帰り道。
自動販売機で煙草を買って、帰宅。
今日はレトルトのご飯と中華丼。


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