世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

自分への誕生日プレゼント

2015年01月31日 23時30分10秒 | Weblog
お昼まで惰眠を貪る。そしてまどろむ。まどろみ続ける・・・至福。
でも今日は大切な方をお出迎えるので、起きてからこぴっと支度を整える。

夕方、「ピンポ~ン」というチャイムでなぜか赤面。
もうね、これって立派な恋だと思うの。

その相手とは、宅配会社のお兄さんではなく、彼の手にある「HAYABUSA2 -Return to the Universe-」のDVDである。

梱包を開けたい気持ちを抑え、まずは2年前に買って月に3度は観ている「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 帰還バージョン」を堪能。毎度、涙腺を刺激される。今日もそうだった。特にスイングバイのシーンがお気に入り。

そして今日お迎えした「HAYABUSA2 -Return to the Universe-」を観る。昨年7月、相模原市博物館のプラネタリウムで観た時以来だ。

冒頭から、目からキセノンガスが噴射。化粧が剥がれた。
そして、はやぶさ2の旅立ちの日がきちんと12月3日となっていることに感激。

先月、所沢で本作品の監督である上坂監督の講演会に行ったのだが、そのときのお話の内容、そしてその後読んだ監督の著書「『はやぶさ』-2つのミッションを追って: “HAYABUSA"ミッション9年間のドキュメント」(上坂監督のサイン入り)を思い出しながら観たので、昨年の夏に観た時より胸に来るものがあった。特に、著書にあった、クライマックスのすれ違うシーン。監督の熱き想いが伝わってきた。

朝焼けの中での機体移動のシーン、カッコいい!あのシーンのBGMもそそる。これから、仕事でここ一番のときに脳内で鳴り響くであろう。
そして轟音が響くロケットに包まれたはやぶさ2が、折りたたまれた状態でプルプルしている様子に萌え。かわいい。

「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 帰還バージョン」と大きく違うのは人間が出ていることだ。
はやぶさの帰還で心を揺すぶられた多くの人たち。
私もその一人。
はやぶさの帰還、及び府中のプラネタリウムで観た「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 帰還バージョン」で人生観が変わった。
あれから様々なことに希望を持てるようになった。そして宇宙に興味を持つようになり、多くの素晴らしい方と出会えた。
みんなの心を乗せてはやぶさ2が飛び立つこと、みんなの心があったからこそ旅立てることが上手く描かれているなと改めて思った。



「『はやぶさ』-2つのミッションを追って: “HAYABUSA"ミッション9年間のドキュメント」
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 帰還バージョン」
「HAYABUSA2 -Return to the Universe-」
を並べてみる。



いい眺めである。

こうして好きなものに思い存分に触れていると、平日の疲れがぶっ飛ぶ。
幸せだなと思いながら、また「HAYABUSA2 -Return to the Universe-」を再生(結局3回観た)。
少し早い自分への誕生日プレゼントになった。

はやぶさ2は今日も宇宙を旅している。
頑張れ、はやぶさ2。


HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】



HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE- トレイラー