世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

秋、輝く

2022年11月19日 23時58分01秒 | Weblog
今日は眠れなかったなと思いながら布団を脱出した9時半。
でも案外元気だったので、眠れなかったのではなくて「眠れない夢を見たのでは?」とも思う。
レトルトのパスタを食べて一服。
歌番組で「赤いひまわり」という歌を知り、衝撃を受けた。

おかゆ「赤いひまわり」MV(Full Ver.) / Okayu「Akai Himawari」MV(Full Ver.)


愛らしい「おかゆ」さんの歌唱力にビビった。しっかりとした安定感のある歌声、そして奥深い歌詞に圧巻。
彼からもらう愛が偽りのものだったと知る辛さが巧妙に表現されている。カラオケで歌ってみたくなった。


それにしても今日は晴れていて気持ちが良い。
身支度を整え、今日も六義園に行ってみようと紅葉パトロールに出かけるのであった。

年間パスポートを持っているので躊躇なく行ける。


森感を感じると途端にイキイキする吉熊。


どんぐりも拾った。

澁澤龍彦は幼少期に六義園でどんぐり拾いをしたらしい。


日本の秋。




雪吊りって、やっぱりクリスマスツリーみたい。


紅葉と青空とのコントラストが美しい。






池を一周してみる。水面が鏡面のよう。


心療内科の待合室のモニターに流れていそうな風景。







菊花展も開催していた。
園芸高校の皆さんが丹精込めて育てた花々。



真っ直ぐな情熱を感じた。

六義園は南側が特に好き。


このひっそりとした雰囲気が心を穏やかにしてくれる。




玉垣と石灯籠。


山茶花と茶室。


繊細で温和なこの庭園が家の近くにあって嬉しい。
今日はけっこう混んでいて、外国人観光客もちらりほらりいた。
予約制がなくなり気軽に行けるようになったので、紅葉が進んだ頃にまた来たい。



山手線に乗り、池袋に上陸。
パルコのコスメキッチンで「お浄め塩スプレー」を購入。
お守りとして。
店員さんに「これ売れてるんですよ」と言われた。
買い求めた人の数だけ、救われたい欲求が在るということを強く感じさせる商品だ。


そして三省堂書店にて、林真理子先生の新刊「成熟スイッチ」を購入!!
新刊は月に一冊までと決めているが、我慢できなかった。

「野心のすすめ」から9年。久々の林真理子先生の人生論である。帰りの電車でさっそく読み始めた。
若い時から読んでいる作家の文体というものは読者の体にそのリズムを刻印する。
私の体には何人かの作家のリズムが刻まれていて、たまにそれぞれの先生方の文章を渇望する。
桐野夏生先生の文体と出会えたのが今年の大収穫。


てんやでトリオスター天丼を一気食い。
うま~。



帰宅後、掃除をしながら「阿修羅のごとく」をぜんぶ見てしまった。昭和の東京の雰囲気、四姉妹のテンポのいい掛け合い、視聴者を飽きさせない構成、…見事にハマった。女優さんがみんな美しいのも良き。

さて、これから寝るわけだが、今夜は変な夢を見ませんように。