世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ワンチーム

2022年07月06日 23時46分32秒 | Weblog
両親が上京し、妹宅にずっといるのは、妹が出産間近だからである。
そう、妹に二人目ができたのだ。

長男・甥っ子(5歳)のときは里帰り出産だったのだが、今回は甥っ子の保育園の関係で東京での出産になった。


産休に入り、ずっと順調なマタニティライフを過ごしていたのだが、先週、急遽入院する事態に。
その日の晩に父が上京。続いて母も。

甥っ子がいるので、妹夫や私だけではカバーできなかっただろう。
改めて親の有難さを感じた。

妹は退院後も絶対安静。重いものを持つことなどは厳禁だ。

母が買い物や家事や料理をし、父と私は甥っ子の相手をする。


恐縮する妹に、
「気にしないで。これは団体戦なんだから」
と家族LINEで宣言した私。

本当にそうだと思っている。

妹の今回の出産は私たち家族にとって、最後の出産になるだろう(弟夫婦はわからないが)。

最後の「プロジェクト」を遂行するべく、家族それぞれが意気込んでいるのを日々感じる。
みんな会話の端々に「ワンチーム」という単語を滲ませている。

「ワンチーム」という言葉は恥ずかしくて好きではなかったのだが、今はそんなことはない。
自分はチームの一員ですと胸を張って言えるし、その自覚にふさわしい行動を取りたいと考えている。

そんなプロジェクトメンバーの小さな一員・甥っ子も、なんとなく事態に気付いているもようである。
でもまだ自覚が薄い。
妹が
「今度のクリスマスは家族4人でやるんだよ」
と言うと、
「パパ、ママ、〇ちゃん、あと一人だぁれ?…リョーコ?」
と返答したらしい。(ありがとう、光栄です)

彼をそこまでリョーコ≒家族と思わせるのは私が夜な夜な妹宅にお邪魔しているからだろう。

こんなこともなければ、毎晩、家族と夕食を共にすることもなかったに違いない。
いつも母の美味しい料理を毎晩食べられて幸せである。
ただ、作っている本人は「作ると食欲が失せる」といってあまり食べないのが気がかりだ。
妹と「ママの好きな食べ物ってなんだろう?」と相談しあったのだが、「納豆」しか思い浮かばなかった。そう、母はご馳走を作っても、いつもテーブルの片隅で納豆ばかりを食べている。納豆が一番落ち着くんだそうだ。でもその言葉に甘えるのもなぁと思い、先日はアジフライを買って持っていったところ大いに喜んでいた。

今日はすき家のダブルニンニク牛丼を母に買って帰った。
普段、あまり外食をしない母は珍しそうに「美味しい」とモグモグ食べていた。


「東京のスーパーはおもしろいねぇ」とも言っていた。スーパーでかわゆいハンドタオルを私に買ってくれてた


母が作ってくれた春巻き。
具だくさんで美味。


トマトは一瞬自宅に帰宅した父が庭で収穫したもの。甘くてデザートみたいだった。



安定のコールスロー。
ほんの少しマヨネーズの味がする。程よい塩加減で後引く美味しさ。


明日の私のお弁当まで作ってくれた。



妹夫の妹からは陣中見舞い。低糖質のケーキ。後味さっぱりの上品なテイスト。


父経由で弟からのお土産をゲット。
そう、弟、また沖縄に行ってきたらしい。
まるで大洗に海水浴に行く感覚で沖縄に行けるのがマジで羨ましい。

弟は弟で地味に両親をサポートしているので、結果的に彼もプロジェクトメンバーである。


妹の出産予定は8月上旬(帝王切開)。

我々、プロジェクトメンバーは、一丸となってもうひと踏ん張りしなくてはならない。
頑張りまっしょ。

なんかプロジェクトっていうと「はやぶさ」「はやぶさ2」を彷彿としちゃうあたり、もうヲタだよな。
できれば甥っ子には宇宙ヲタになってもらいたかったが、彼は鉄ヲタのようだ。
次の子はぜひ宇宙っ子になぁれ…!!