世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

大丈夫

2022年02月20日 23時03分57秒 | Weblog
11時半に起床。一度8時に目覚めたのだけれども、まだ眠かったので瞼を閉じた。しかし一向に眠れなかったのでハルシオンを1錠飲み、二度寝成功。よく寝た。お肌、ぷりぷり。

冷凍食品のパスタで朝(昼)ご飯をし、化粧をしながらテレビを見ていた。
歌番組に稲垣潤一が出ていたんだけど、ネクタイとスーツがどこかの会社役員みたくて、二度見&凝視してしまった。
セクシーでダンディーで素敵。高くて伸びやかな声にうっとり。ただただ麗しい。




「クリスマスキャロルの頃には」って、作詞が秋元康さんなのだな。初めて知った。


お出かけ開始。
まずは池袋の東武へ。
NYパーフェクトチーズを奇跡的に買えた。お友達に送る分、そして自分の分をゲット。
いつも完売しているので「実は売ってないんじゃないのか?」と思っていたのだけど、ちゃんと売っていた。
お一人様20箱までらしい。




恵比寿駅に到着したら雨が降っていた。
某くんからもらった75グラムの傘のおかげで濡れずに済んだ。

恵比寿駅から山種美術館に向かう途中、突如、ダビデ像が現れる。
大きいので(5メートル)、いつもビックリする。

イタリアから船便でやってきたレプリカとのこと。パパスという会社にある。


山種美術館に到着。

ずっと楽しみにしていた「上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界―」を堪能。


1948年に女性として初めての文化勲章を受章した上村松園。
9年前に奈良の松伯美術館に行くほど私は上村松園の絵が大好き。

今日も清澄で格調高い画風に魅了された。


上村松園「娘」のみ撮影可能。



「春のよそをひ」

櫛の髪が透ける様子とか神業としか思えない。

「新蛍」

簾の奥の着物の表現も、そう。精緻の極み。

他にも息子の松篁の「白孔雀」や杉山寧の「榕」、そして小倉遊亀の「舞う」を久しぶりに見られたのでよかった。
小さい美術館だけれど、とても見ごたえがある。また来よう。


恵比寿駅に向かう。雨は上がっていた。
この歩道橋、ちょっと苦手。螺旋階段って目が回っちゃうから。いつも酔いそうになる。


アトレをブラブラし、地元の駅の近くのサイゼリヤへ。
この前、帰省したとき両親と食べた思い出の味。
あれから1週間…早い。

サイゼリヤで喜ぶクマ。
(元ネタ 「サイゼで喜ぶ彼女」炎上で考える“サイゼリヤ・デート”の底力」






帰宅して上村松園の「牡丹雪」の絵葉書に対峙。
お友達にお手紙をしたためた。
なんとなく彼女に似ている。
喜んでくれるかな?

この「牡丹雪」、実際に実物を近くで見ると絵とは思えぬほどリアリティ。ふわもこしている。


デパケンは感情が薄くなる薬なので、「もう美術鑑賞は楽しめないんじゃないのか」と心配していたのだが、杞憂だった。
綺麗なものを目から吸収し、心が潤った。そう実感している。
大丈夫。まだ綺麗なものを吸収できる。

ご機嫌のまま、お風呂へ。
鼻歌は「クリスマスキャロルの頃には」
…季節感、無視!!