世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

スーホの白い馬

2021年06月19日 23時50分36秒 | Weblog
11時に起床。
生憎の雨。


文明堂 カフェ 東銀座店にてランチ。



歌舞伎座の隣という好立地。



ランチメニューはこんな感じである。


先週入ろうと思ったらランチタイムが終了直後だったので日を改めた。


コクのあるハヤシライスに悶絶。




300円でデザートも付けられる。ティラミスカステラをチョイス。文明堂といったらやっぱりカステラ。





ふ~。お腹いっぱい。
大満足のランチであった。


教文館で開催中の「赤羽末吉展」を堪能。
絵本作家のパイオニアである赤羽先生。
教科書に載っていた「スーホの白い馬」が有名。

小学生の時、父兄参観でこの授業を受けた記憶がある。
子供心ながら、とても不条理なスーホと白馬の別れに衝撃を受けた。

今日はその原画も見ることができ、とても感動した。
モンゴルの大地と天を分断する線の奥から、風が吹いてくるのを感じた。

その他の作品も味わい深くて好き。見ごたえがあった。







秋葉原で下車し、ヨドバシカメラを徘徊。
そろそろテレビを買おうかなと。
接客が丁寧でよかった。さすがは激戦区である。



20時過ぎに帰宅。
雨は上がっていた。


それにしても赤羽末吉展、よかったな。
スーホの白馬は俊足だったから王さまに目をつけられた。
そして取り上げられた。
うちの吉熊はいかにも鈍足だから大丈夫かな。

実際のクマは時速50キロぐらいで走るのだそう。




矢が刺さったまま王さまから逃げてきた白馬が命を落とし、スーホの夢に出てきた。

そして「どうかかなしまないでください。わたしの心はいつもあなたといっしょです。わたしのほねや皮やしっぽで、楽器を作ってください。そうすれば、わたしはいつまでも、あなたのそばにいられます」と言った。

スーホは何日もかけてその楽器を作り上げた。

それがモンゴルの馬頭琴なのだそうだ。

馬頭琴の音色。
Wind Horse Morin khuur 風の馬 馬頭琴 


大地を疾走する白馬が風を切る音が聞こえてきそう。


のんびりと、気の向くまま過ごせた土曜日だった。