世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

初夏の秩父

2021年04月24日 23時44分33秒 | Weblog
9時に起床。
天気が良かったので、秩父に行こうと決める。
5年ぶり3回目の羊山公園へ。

池袋駅から西武線を使った。
約1時間ほど電車に揺られ、飯能駅で乗り換えて更に進む。
自然豊かな車窓が楽しい。


山の中腹などにたまに薄紫色の塊・山藤が姿を主張しているのが見えた。
以前母が「山藤は木を枯らす」と言っていた。
ただ綺麗なだけじゃなく強い植物なんだなと、あの日以来、あの花への印象が変わった。


飯能駅で乗り換えて、1時間後、横瀬駅に到着。


ホームにラビューが停車していた。
ラビューは甥っ子が好きな電車だ。
丸っこいフォルムが近未来的でかっちょいい。




観光案内所で羊山公園までどのぐらい歩くのかなどを尋ねる。
20分ぐらいとのこと。




まずは線路の下の地下道を歩く。


誰ともすれ違わない。
長閑な風景に心が洗われる。
鶯が鳴いていた。


あ、この道標、見覚えがある。



この藤の見事なお家も記憶にある。


到着。
入口(宇根口)で300円を支払い、検温とアルコール消毒をする。


ゲートをくぐると、思わずため息が出た。

嗚呼、なんという美しい景色なんだろう。
言葉にできない。
絵本の中の風景みたい。


振り向くと私の好きな武甲山が。



極楽浄土。






私の好きな「多摩の流れ」という品種の芝桜。



ピンクに白の斑が入っていてお洒落。


吉熊、顔が緊張している。
あまりの美しさにビックマ!しているのね。



絶景ポイントへ。
武甲山をバックに。

今日の一枚。









チューリップも綺麗。
吉熊「おやゆび姫はいるかな?」





秩父こもれびの庭。
ここ、一番落ち着いた。


母が好きなクリスマスローズがたくさん咲いていた。




強い日差しと喧噪から逃れ、一休み。

ふと隣を見ると秩父のゆるキャラ「ポテくまくん」のお家が!

中を覗くと、ちゃんとポテくまくんが仕事をしていた。




羊が飼われているコーナーへ。
ウール100%の羊さん。
モコモコしてて触りたくなる。



飼育員の男性を追う羊さんたち。かわいい。



飼育員さんが持ってきたバケツの中の草をあげてもいいというので、一つまみ、羊さんに差し出す。
「噛まないから大丈夫だよ」と飼育員さんが言うように、羊たちは草だけをモグモグ。





西武秩父駅を目指す。
途中、葛葉稲荷神社を通過。


シャガの花。色合いがイカしている。


西武秩父駅に行くには左折すればいいのに、目の前に坂があり、なんとなくそっちに行きたくなった。
地図によると見晴らしの丘とある。なんだか絶景に出会えそうな予感。

行ってみて正解。
秩父の街が見下ろせる絶景が広がっていた。


先々週、喫煙所の紳士がドライブで連れて行ってくれた道が見えて、すでに懐かしく思えた。


ツツジが一部咲いていた。




見晴らしの丘を少し歩いてみた。

石碑と武甲山。
心地よい風が吹いていた。



藤棚の藤。
あまりの美しさに見とれる。


丘を亜麻色の髪の乙女ばりに下る。
気を抜くと転がり落ちそう…!!

20分ほど歩き、セブンイレブンで一服。

西武秩父駅の隣のフードコートで味噌漬けの豚丼を食した。
お腹ペコペコだったので一気にかき込んだ。
焦げた風味が食欲を刺激する。


お土産購入、トイレを済ませて、17時34分発の電車に乗る。

西武秩父駅。
西武線に揺られ、飯能駅で乗り換え、池袋を目指す。
遠くに霞んで見える稜線が旅情をそそる。


東京から2時間の自然豊かな街・秩父。
今日は改めて秩父の魅力を感じた。


池袋で下車。
西武百貨店でデパートコスメを駆け込み購入をした。
明日から休業?という客で売り場は大混雑。

これがないと顔が作れない。
ホワイトルーセント ブライトニングスポットコントロールベースUV(アイボリー)。

サンプルをたくさんいただき、ホクホク。
一番左側の美容液なんて5万円もする商品のサンプル。
店員さん曰く、これは塗ると劇的な変化をもたらすのだそうだ。
使うのが楽しみ。ここ一番の時に使おう。

ちなみに化粧品売り場は休業しないそう。
でも下地は腐るものでもないし、いつ何があるかわからないので買っておいて正解。
実はまだ家に在庫があるのだけれど。
去年の緊急事態宣言での休業で、この下地が買えなくて仕方なく他のを使ったのだが、あまり私の肌には合わなかった。




今日は、本当に充実した休日だった。

綺麗な芝桜を見られるのも、勿論、手入れをしてくれる人がいるから。
花そのものだけでなく、そういう方々の誠実な仕事を心で感じられたのが良かった。