世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

子供部屋な時間

2019年08月25日 20時20分00秒 | Weblog
妹・芋子と銀座デート。
12:15、交通会館で待ち合わせ。
芋子が予約してくれたお店へGO!

オーガニックイタリアンバル La sana 銀座店





まさかのVIPルーム。
個室だと大爆笑できるし、くつろげるのでありがたい。

まずはスパークリングワインの乾杯。
昼間のお酒、最高!!!
ビバ・飲み放題!!




【前菜】スイカのスープ



【フォカッチャ】もちもちフォカッチャとやみつき塩ホイップ



【サラダ】契約農家野菜のガーデンサラダ



【食事】本日のパスタと熟成肉のラザニア、2種盛り合わせ



【メイン】美桜鶏のロースト



【デザート】
運ばれてきたときにローソクが立っていて「あれ?誰の誕生日かね?」って思ったのだが、まさかの私の昇進祝いでビックマ!!
ちょっと泣きそうになってしまった。
ありがとう。





お花を食べるのは人生初。
スイーツも程よい甘さで美味だった。


【食後のカフェ】薬膳茶
撮りそこなったけど、体に良さそうなお茶だった。



美味しい料理と、楽しいお喋りで時間があっという間に過ぎていった。


お店を出て、銀座を歩く。
妹と銀座を歩くのは10年ぶり。


松屋で開催されている「ちびまる子ちゃん展」へ。



原画やセル画など、貴重な資料がたくさん展示されていた。
中でも私が初めて親に買ってもらったCD「おどるポンポコリン」のジャケットの原画を見ることができて感激した。

おどるポンポコリン


原画の隅に、さくら先生のと思しき筆跡の計算式が残っていて、「嗚呼、なるほど。計算したのだな」と思った。
さくら先生の絵は、曼荼羅のように左右上下対称の構図がある。
このジャケットもそうなのだが、きっとその際に計算したと思うと胸熱。

思えば私の青春期はさくら先生のエッセイや漫画にだいぶお世話になった。
特に「もものかんづめ」は中学時代の読書感想文の題材にさせてもらった。
あまりにも衝撃的すぎて。父も「ももかん」を絶賛していたし、日曜日の夕方は必ず家族で「ちびまる子ちゃん」を見ていた。

今日の展示を芋子と「これ、あったね」「懐かしい」と歓喜しながら見て回り、思い出に浸った。

今年の夏は「りぼん展」もあり、小学校~中学校を思い出す回数が多かったことに気付く。


芋子からクナイプのバスソルトをいただいた。
クマさん!!



今日の銀座は少しだけ秋めいていて、清々しかった。



夕方、電車で一緒に帰る。
「(芋子邸の最寄り駅まで)あと一駅だね」
「別れがたいね」
「明日からも頑張ろうね」
「ね!またね」
という会話をする。

電車を降りて遠ざかる妹・芋子の横顔は母の顔に戻っていた。
仕事も育児も家事も趣味もやりこなす妹は私の自慢である。

家の西側の、ピアノがある子供部屋で、妹と一緒に「りぼん」を読んでいた。
その他、一緒にピアノを弾いたり、永遠と話していたり、着せ替えをしたり・・・。
環境は変わっても、姉妹のあいだにのみ存在する空気はあの頃のままであると、今日ものすごく感じた。
互いに課せられたミッションをこなし、時間を見つけて、また「子供部屋」な時間を持てるといい。