世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

車輪の内側

2013年06月25日 22時54分14秒 | Weblog
心療内科デー。
3時間待ち。
梅雨の時期の心療内科って混むのだろうか。
ジメジメした天気が精神に支障を来すのかもしれない。

退社する時に午後から会議に入っていた吉熊上司に報告連絡相談をした。
ちょっと行き違いが発生したのだが、心療内科を優先してしまった。

私の通う心療内科はシビアで、受付時間ぴったりにシャッターを下ろしてしまう。
薬はきっかり飲んでしまうので在庫はない。
「薬~。薬はいねが~」と、ナマハゲのように病院に向かう私は、ちょとした中毒患者のようである。
7センチのハイヒールで猛ダッシュ。

受付に滑り込み、待合室に潜入。ふ~。

角田光代の「愛がなんだ」を読む。
ダメ男に嵌る女子を描いた本作品。彼から電話があれば仕事中でも携帯で長話、食事に誘われればさっさと退社するOL山田さん。
ダメ男のダメっぷりが「くまちゃん」の登場人物に似ている。
そんな殿方にハマるなんてバカじゃん、と思っていながら、主人公の心理が巧みに書かれているので引き込まれる。
上手いよな、角田光代。



さて診察。
今日は1ヶ月ぶりの生診察(前回はペーパー診察)。
クマ医師、なんか疲れているっぽい。目が窪んでいるのは気のせい?

先々週の生理前の朝にパキシルを飲み忘れてしまった日。
実は社長に強く言われて泣いてしまった事を話した。
詳細は深く言及しなかったのだが、暫く生理前のパキシル増加は続けましょう、とのこと。
あんなラムネのような薬だが、私の精神に強く作用しているのだなあ。


あとは秘書検定の出来や、試験が終わったのでしばらくはのんびりと過ごしたいという旨を報告した。

新型制服の出来はクマ医師も楽しみにしているもよう。
その新型制服の件。今日の吉熊上司との意思疎通がダメだった件は、具体的にアドバイスを貰えた。
クマ医師、一瞬、上司かと思っちゃったYO!
良かった。明日、会社に行くのが楽になった…。


そんなこんなで診察終了。
今日はいつもより長い診察だった。

薬局で薬を購入し、サラリーマンに混ざって駅前の喫煙所で一服。
紫煙の向こうにネオンが輝くのが見える。
眠らない街・東京。
そこで生きる私は毎日睡眠導入剤を飲んで強制終了をしている。
なんだかその現実が滑稽だ。

空腹を自覚し、コンビニに寄って冷やしうどんを購入。
うどんが入ったビニール袋を片手でぶらぶらさせながら、生きるって大変だな…なんてふと思った。
車輪の内側ををぐるぐる回っているモルモットみたいだな…。毎日、毎日。

明日は株主総会の会場設営で午後から肉体労働。
頑張ろう。


処方変更なし
パロキセチン、ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、ラベプラゾール