世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

世界の中心で…

2006年01月08日 23時27分22秒 | Weblog
母と電話で話した後、雑誌を読んだりして、まったり過ごした。
久々に自宅でゆっくりできた。

マツキヨにて切れていたバスマジックリンを購入し、
「黒ストッキングも買わなくちゃ。たまには柄ストッキングにしようかな」など考え、ヨーカドーに入店。

出入り口付近に化粧品コーナーがあり、「カウンセリング化粧品20%オフ」のPOPを見ながら歩いていた。

その時。

「亮ちゃ~ん」


聞き慣れた声がするではないか。

なんと芋子が前から突進してきたんである。

「何でここにいるのかね?」
ポカ~ン顔をしている私に
「今日、〇〇〇の飲み会があるの。じゃ!」

彼女は風のように去っていった。
〇〇〇とは、彼女が大学時代にバイトをしていた赤羽の居酒屋である。

思いもよらない所で知り合いに遭遇すると興奮する。

以前、伊勢丹前の交差点で高校時代の友達に遭遇した時は、かなり興奮した。運命すら感じてしまった。

知り合いではなくても、このブログを読んでくださる方。
いつかどこかであなたと擦れ違うのかもしれない。

吉熊片手に写メしている怪しい女性がいたら
「世界の中心で…」
と、声を掛けてくださいね。

「…吉熊が叫ぶ」
って答えますから。
吉熊自身が。
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生きることはサンサーラ

2006年01月08日 23時11分36秒 | Weblog
寝坊した。

週末の理想的な予定が狂ってしまった。
午前中起床だなんて、やはり私には無理らしい。

嘆きつつ、取り合えず煙草に火をつけ、テレビをオンにする。
日曜の午後といえば、フジテレビ「ザ・ノンフィクション」。

♪生きてぇ~生きる事、生きる事全てがサンサーラー~♪のテーマソングで始まるこの番組。
いわゆるドキュメンタリー番組である。

炊き出しを待ちこがれる都心のホームレス
東北のイカ飯行商人
銀座のクラブのママ
歌舞伎町の風俗嬢

…と、まあ何とも多彩な一般人が主人公になるんである。

置かれた状況の中で

頑張っている人
諦めてしまった人
喘ぐ人
何故か笑う人
…人って様々なんだなぁと毎週痛感する日曜昼下がり。

これを観終えた後は、同じくこの番組のファンである母に即電話をして、感想を述べ合うんである。

今日も番組終了後、母に電話。
結局小一時間話をする。

「もし将来あなたがノンフィクションの主人公になったら、…笑えるかも。」

母が言うには、こうだ。

都内在住の亮子さん。
48歳。
独身。
会社員。
(画面は散らかった部屋を映す。積み重なった本。万年床の布団。捨てるべきコンビニの容器。死体のように折り重なった灰皿上の吸殻…。その中に埋もれる吉熊がズームアップ)

取材者「これ、何ですか?」

亮子「私の大切な相棒です。吉熊っていうの。」

そう答える私の顔には歳相応の皺だらけ。

タイトルは「熊しか信じない」。
熊を愛する孤独な初老をドキュメントしたこの回は、視聴率は平均3%。(微妙…。)

そこまで想像し、笑いこける母。

母を取材した方が良いと思われ…。
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