世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

呑気な会話

2006年01月01日 23時43分12秒 | Weblog
「そういえば、ウチのお風呂…出るんだよねー」
初詣帰り、近所のレストランにて食事中、母が我が家の風呂場で最近頻発する怪奇現象をつらつら語り出した。
母が台所で料理をしていると、毎日決まった時刻に風呂場から奇怪な音がするらしい。
また入浴中、置いておいた歯ブラシが有り得ない落ちっぷりで落下するらしい。
彼女は恐怖感よりも日常の光景の一つとして怪奇現象を素直に受け入れているとのこと。

私も、実家にいた頃、実家のお風呂にてお化けさんに遭遇したことがある。
前屈みで洗髪をしている最中、背中を誰かに触られる感触を得た。
独りで入浴していたので、私以外誰もいない筈。
勿論、滴ではないと確信できるほど柔らかくて温かい感触であった。

「なんて破廉恥なっ!」
恐怖と怒りで気が動転し、シャンプーの泡を完全に落とすことを忘れ、リンスもせずに風呂を出た記憶が蘇った。

「エッチなお化けさんもいるもんだねぇ…」
呑気に母は語っていた。
今回の帰省中、幸い破廉恥お化けさんには遭遇しなかった。
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期待と諦めを胸に…

2006年01月01日 23時41分46秒 | Weblog
続いて二荒山神社へ。
御神籤を引く。
天然石御神籤というものがあった。
一応、宝石の知識を学んだ者としては(←身についていないが)、引くべきだろう。

結果は


去年は小吉であったから、まずまずの快挙であろう。
(ところで、末吉、中吉、小吉の順序って分からない。何が一番良いのかな。毎年、御神籤を引くとき、この疑問は湧き出るが、調べたことが無い。)

御神籤に包まれた石は
ソーダライト

聞いたことない…。

青い石で綺麗だ。
魔よけと家内安全にご利益あるらしい。

今年は良い年でありますように。
いや、今年こそ良いことあるような気がする。
でも期待すると痛い目に合うし。

小心者の私は、毎年、期待と諦めを胸に、初詣で手を合わせるのである。
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あけましておめでとうございます。

2006年01月01日 23時38分49秒 | Weblog
あけましておめでとうございます。

昼、起床。
昨日嘔吐したことを忘れ、雑煮や御節を摘む。

子育てを終え、生活全般に潤いを得た母は、御節を全て作る。
私には理解できない手間をかけて御節を製造しているんである。
伊達巻き黒豆とか。
そういうものに興味がない私とは違い、芋子は御節の製造方法を母から聞き出す。

たぶん母の腹にいた時、私は「そんなもん興味ない」と拒否し置いていった。
後に母の腹に宿った芋子は「んじゃ、私が」と母性や料理への興味を司る何かを吸収したんだと思う。


身支度をして、雀宮神社へ。
私はこの神社の氏子なんである。
毎年配給される甘酒とお神酒をミックスし、いただくのがツウ。

うめぇぇぇ~。

運転する父だけ飲めない。
飲兵衛トリオ(母、私、芋子)を尻目に、
父は焚き木を眺めつつ、ぼんやりしていた。
いつも損な役割を担う…それが父の定め。
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