晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

無患子(むくろじ)

2016-11-06 22:07:24 | Weblog
 毎月第一日曜日は神社の朝市が開かれる日。
以前は私たちも参加し懐かしい味や地元の産物や手芸品を提供しみなさんとのふれあいの場を楽しんだもの。
 今月は「無患子の実が落ちているかもいれないよ」と孫を連れて久しぶりに出かけました。
 社務所前の無患子の大木はサワサワと風にゆれ落ちている数個の実を見つけることが出来ました。
 
 この無患子の前の広場は朝市でにぎわっています。しばらくぶりの朝市は私たちが出店していた頃とは少し様子が変わり、手作り小物や木工・手作り雑貨などお洒落で若返りがうかがえます。
私たちが大切にしたいと思っていた郷土の懐かしい味、甘酒・おこわ・大福などの姿はなくなり、ケーキやピザ、パンなどに変わってきています。
 
 この月は神社ではよく七五三のお詣りや結婚式が執り行われていたことを思い出します。
 
 本殿前では七五三シーズンは桃太郎・サル・キジ・イヌがお迎えしてくれます。
孫の記憶にもしっかり七五三で参拝した記憶が残っていました。
 外堀の鶴亀神社にお参りする孫たち。まさに無患子…患い無い子でと婆は願いました。
 
 孫たちの楽しみはこれでした。無患子の実はシャボン玉のように泡だつと教えていたので早く帰ってやってみよう・・・。
 
 掌のアワアワに不思議と夢中がしばらく二人を遊んでくれました。
 
 とっても不思議な無患子に出会えた神社の日曜日。
  < 掌を合わせ 願う姿に 頬ゆるみ >