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晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

ふるさと女子会

2016-03-13 19:47:33 | Weblog
  
 定年した夫はすっかり孤立して、どうやら夜の巷もわずらわしく、出掛けることもなくすっかりウチのひと。5時から男はおウチ晩酌が元気の素。
いっぽう元気があり、良き友を持ち、なおかつ腰の軽い妻はあの仲間・このグループと女子会の誘いの多い事。お喋りとランチが元気の素。
 今回は生まれ故郷の≪井山宝福寺≫に集合のメールが届きました。
ホントに良い時代、それぞれの生活もあるのでスピーディーなメールで参加募集、つもる話はゆっくり当日にという事で・・・。
 ココでいただくのは地元の食材を活かした精進料理です。ふきのとう・ツクシなど春の御膳をいただきました。
野菜たっぷりの鍋の中からは地元では知らない人もいないだろう名物<玉豆腐>と屋号を示すように可愛い亀が現われました。女子達は玉豆腐談義にも花が咲きます。

 カラカラと笑い転げ、衰えを知らない食欲。たまには愚痴のひとつも聞いてくれますし、何より帰り際には荷物にならない<元気>というお土産がもらえるのです。
 長い人生、いろんなことがあるけれど、どうぞ末永くよろしくね。
  < ふる里の 春に戯る 乙女たち > 

小さなシアワセ

2016-03-11 21:33:39 | Weblog
 小さなお豆腐パックやトレイにパラパラと蒔いた種が芽を出し、小さな苗を育てた。キャベツとコールラビ。
あれからひと月にはなるのだろうか・・・今、玉ねぎマルチの穴に碁石を並べるように苗を植え、不織布シートを掛けて大切に育てている。私の試行錯誤の栽培法です。
 この子達、なんと瑞々しく健康的で可愛のでしょう。温室内なのですくすく目に見えて成長している。
 またこの室内では、剪定で落とされた桃の枝を数本バケツに入れ寒さを凌いでいる。
  
 ほーら、畑で自然任せで咲くものより一足早く春の訪れ。開花し始めました。

 農婆は、こんなちっぽけな事にシアワセや生き甲斐感が感じられるのです。喜びは精神的健康につながっているとか・・・なるほどね。
  < 活力は 小さき種の 魔法なり >  

足るを知る

2016-03-10 21:35:14 | Weblog
 図書館で借りてくる幼児絵本のついでに自分用を毎回2冊ほど借りている。
今回は橋田壽賀子さん「簡素がいちばん!」。
  農婆の1・2・3月は割合ゆったり暮らせる時。この時こそ気になっている断捨離を実行すべきだと毎年考え、押入れに潜ってみたり、物置をかきまわす。有り余るものの中で暮らす現在。
『足るを知る』の想いはこれまで何度もブログの中で書いた気がする。でもまた巡って来ました。
この本の書き出しは東日本大震災発生のあの日がきっかけとなり、原発、電力、家族、食・・・あらゆるものから「足るを知る」の心を呼び起こされる。
 
 片付けの時間も無ければ、本を読む時間もままならず…そんな時間は無いけれど働く場と時間は山ほどあるわけで、そろそろ本腰で働く時期となりました。三月もあっという間に去ってしまいそう・・・。あぁ!またまたタイムリミット。もう物は無駄に増やさない「引き算」の暮らし方をと心に誓う農婆です。
  < 忘れえぬ 3・11 今日を生く >  

名物・・・

2016-03-09 20:53:03 | Weblog
 旅の楽しみのひとつにその地の美味しいものに出会えるということも有る。
テーマパークなどのお土産物より、こうした風土に合った昔ながらの食を知れることが食いしん坊には何より楽しい。
 結構、値の張る参加費だけに食事は申し分なしでした。
こんなに買ったかな…と思えるほどカバンの中から出てくる出てくる・・・。なんと言っても朝市での買い物が自分には向いている。
 ◎えがらまんじゅう…輪島朝市ではやはりこれを買わないとね。自分でも作れそうだけど・・・
 ◎ひっぱり餅…なんともほのぼのしたパッケージですが、これには参ったね。私の地では<ひっぱり餅>とは満中陰の法要の際に作る餅です。
 ◎いしるせんべい…いしるも少しクセのあるものですが、せんべいに?食べてみようと興味そそられます。
 ◎へしこ…これも我が地では見かけないものなので、またお茶漬けでサラサラといただきます。
 ◎打ち豆…青大豆を蒸して文字通り打って潰したもの。これは素朴で好きな食材ですが手に入らないものでした。朝市のおばちゃん手作りだって。なら、私にも作れるかな・・・課題が一つ出来ました。
 ◎白いんげん…我が家の代表のような私のひいきとする豆です。あまりにきれいなので、この豆を種として今年は蒔いてみます。
 ◎輪島漆のペンダント…私も女。赤がとても綺麗なので自分へのご褒美です。うふっ!
 まだまだ、干物がどっさり、朝市ショッピングだけでおやまあこんなに!
 「ばあが作っただ、買うてくだ―。」と小さなワラジに県の木(アテ)あすなろの木の葉を添えて売られてます。ワラジは足腰丈夫に、おまけのアテの葉は「アテにしていなかったお金が入るよ」となかなか朝市トークは楽しいものでした。

 「今日の昼食は婆におまかせ」と朝市食材で作ってみました。
 ≪能登の郷土食ワンプレート≫こんなのいかがランチ。
  
 打ち豆の使い方を検索して<あえまめ>、へしこ、我が家のワケギ酢味噌和え、打ち豆入り味噌汁、ひじきふりかけご飯。
 <名物に旨いものなし>なんてだれが言ったんだろうねぇ。とんでもない!
  < 一夜明け 旅の思い出 総まとめ >

旅への思い

2016-03-09 06:10:29 | Weblog
 旅慣れしてない私のたった一泊の旅は疲れも満足度もこれで充分です。とても幸せな2日間でした。
 <気が置けない人>とよく間違えられそうな言い回しがあるけれど、今回もこの心から打ち解けられる友人の誘いで参加した旅でした。
 やはり、北陸はここ岡山からは時間もかかります。金沢までほぼ4時間。
 兼六園から輪島へ向かい、能登半島てっぺんまで、いいねボタン(グッドマーク)の親指を廻り富山まで行き、「北陸新幹線も乗ったわよー。」そんな大人の体験学習?の旅でした。

 この旅での思い出は山ほどあるけれど、私の小さな旅日記のおもいはいつの間にか姑と重なってきます。
 私が嫁いできた時の姑はちょうど今の私の年齢。息子の嫁(私)が来て間もなく夫とは死別の姑でした。
それまでは古い時代の女を生きるように、姑や夫に仕え自分の楽しみもなかっただろうと思えます。姑は徐々に自分でチャンスを見つけては旅に出るようになってくる。
 出掛ける前には御仏前に「チーン!」とご挨拶をし私たち家族には「留守をよろしゅう頼みます」とあいさつして出かける事に感謝の念の母でした。
 60代半ばから80代前半までは健脚で海外も含め積極的に旅を楽しんだ晩年の母。
これはこれは・・・私、そろそろそんな姑の後を追う歳になりましたかね。
  < この想い 我が人生の 旅路なり >

やってきました~

2016-03-07 23:50:31 | Weblog
 やって来ました、初めての兼六園。
 一度は見たいと思っていた雪の庭園は春の陽気。
日常と違う旅の味わいはなかなかいいものだけど、私にはせいぜい一泊がいいところ。
 金沢から輪島までひた走り、海の幸も美味しいお酒もうれしいけれど小さな旅も疲れますね。  
明日は輪島朝市、早く寝なくちゃ…。

婆のおやつ

2016-03-06 20:32:50 | Weblog
 桃畑で働いているはずの農婆、実はのらりくらりの毎日です。
日曜日だし、昨年作った<桃の瓶詰>まだまだ食べきれずにあります。コレを使っておやつを作ろうかね。
 作業をやりかけては思い出したように他の事へと走ってしまう悪い癖。
カスタードクリームを作りちょっと買い物に、パイシートが解凍できるまで雑用・・・と集中できない性格です。
ドタバタ作り上げたパイは編み込みも忘れ形はさっぱりですが、愛は惜しみなく入れ込みました。
 几帳面で繊細な気質といわれるA型の婆ですが、多くの人はおっしゃいます「大型ね」と。
 「3時のおやつはピーチパイよ」と偉そうにまったく口ばかりの婆でして、出来上がったのはとっくにおやつタイムは過ぎてました。
「あしたはたべていい?」と孫の声。「いいとも!大きな切れを食べてね」
  < 姿より 決め手はやはり ハートなり > 
 

啓蟄

2016-03-05 20:16:38 | Weblog
 ポカポカ陽気の岡山は気温は20℃にまで上昇だったとか。二十四節気、今日は啓蟄。
この陽気に農婆もはい出し果樹園作業です。
足元のオオイヌフグリも揃って青空を見上げ、アリもミツバチも姿を見せています。

 この桃園も今月末にはピンクに染まり春と共に忙しさも本番となります。
これからふくらみ始める蕾をホロホロと落としながら間引く作業を始めました。
美味しい果実を得るためには開花前のまだ堅い蕾を落としてしまう、何とも心無い仕事をしなければなりません。
 5月までには選び抜かれた果実が残され、いよいよ袋掛けとなるわけです。
 これから婆は桃の仕事、爺は葡萄の仕事とそれぞれの持ち場で頑張りましょう。エイエイオー!
  < 花も咲き 仕事日和の 畑となり >

時の隙間

2016-03-03 20:19:57 | Weblog
 昨夜は何を食べたっけ、昨日は何をしたんだったかな、さて今日は何をすべきかな…毎朝、目覚めた布団の中でそんな事を考えて一日がスタートします。
 取り立てて変わりばえのない日々なのにね。

 一昨日は白いんげん豆を水に浸し、翌日は漉し餡に煉り上げて、今朝はミルク饅頭を焼き上げました。
 以前から作りたかった洋菓子っぽい和菓子を三日がかりです。
 
  
 ぷ~んと甘いミルクとバター香りの餡を練りながら小指の先で少しすくって「はい、あ~ん…」と側らで見ていた孫の口に入れてやります。
一日前のそんな事を「うふっ!」と思い出しながら、今朝は焼き上がったばかりのミルク饅頭で10時のお茶にしました。
 そうそう、今日は3月3日。
お目にかかれる事もない宮中ひな人形展は今日までだわ…と急いでお茶の後は彼を誘って出掛けました。きっと喜ぶはず開催は<池田動物園>なんですから・・・。
しかし、婆のお目当てはこちら・・・
 
 宮中御臺人形(おだいにんぎょう)は池田厚子様がご成婚時に宮中から持参されたといわれる五段飾りの人形です。
昭和天皇が贈られたもので、民間のひな人形とは違い松竹梅・鶴亀だけではなく、鹿、ニワトリなどと遊ぶ女の子の姿が現されています。
 赤い着物の刺繍もきらびやかで、色あせることもなくとても貴重な人形の展示に見入った婆でした。
 わが家から5キロ余りの近くの動物園でありながら、久しぶりのかけあし入園でした。
  < 春色の モチーフ繋げた わが暮らし >

スマホ農法

2016-03-01 20:49:44 | Weblog
 ♪日曜日に市場へ出かけ 糸と麻を買ってきた~と歌われた一週間の歌のような仕事ぶりの農婆です。
 種イモを買いに・・・植え地を整え・・・種イモを切り・・・畝を作り・・・何日もかかりやっとジャガイモ植え完了。
農婆歴、何年経っても迷いながらの菜園仕事。
 種イモの逆さ植えが良い聞き、お試しに半分は伏せて植え、もう半分は逆さ植え、さて結果は如何に・・・。収穫が楽しみです。
 そういえば昨日のブロ友さん宅では肥料は油粕と化成肥料でした。これに倣ってわが家も真似ました。
化成肥料の成分を見ると苦土が入ってる。たしか苦土は入れない方がいいとか、そんな情報を思い出しスマホで確認。
 
 植え付けた日付、品種、逆さ植えの株数等々をスマホにメモっておかなければ忘れてしまいそう。婆にはスマホも大事な農具です。
  < 三寒の 合間合間の 野良仕事 >