晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

十二単

2008-04-26 20:57:02 | Weblog
 毎年、熊本より年末に届く緋扇貝をご馳走になりその鮮やかな色を廃棄するのももったいなく冬の庭に彩りを添える。春を迎えた今、いわばその貝塚から高貴な青紫の衣を重ね着た十二単が咲き始めた。
 本日は夫に成り代わり中陰供養にお参りする。法要の始まる前のお聖人様のご挨拶?に興味深く聞き入った。
僧侶の装束のあれこれだったが、織り・仕立て・手入れ法・成り立ち意味合い・・
特殊な事ばかりで一般人の日常に何一つ通ずるものはないのになぜか興味深く<和>の素晴らしさを堪能した。
 理解しづらい長いお経よりもわかり易いお説教が説得力有りと思えてしまう現代人かな。

  < 雅なり 時代絵巻か 庭の隅 >