やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

ドリューの三部作

2008-12-24 | 書棚のジャズアルバムから

さほど熱心なケニー・ドリューのファンではなかったけれど、意外に彼のアルバムは多い。
若いころの「ケニュー・ドリュー・トリオ」「ブラック・ビューティー」、そして、「バイ・リクエスト」「ファンタジア」「ララバイ」
確か、デュオのアルバムもあったはずである。

そのなかで、ヨーロッパ三部作ともいはれてゐるアルバムが、やはり、よい。
そんなに繊細な音楽を奏でる、そんなに詩情溢れるピアノの音色の持ち主ではないけれど、この三部作は、いつ聴いても新鮮である。
乾いたメランコリーが,聴くたびに心地よい。
きっと、日本のスタッフが創りあげた稀有の傑作群だと思ふ。
(只、ジャケットは、いつ見ても安っぽい気がするけれどー)

これらの後の「クレオパトラの夢」あたりでは、音楽に勢ひがなくなった気もする。

パリ北駅着、印象



欧州紀行



旅の終りに




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1 コメント

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Unknown (yuhoto)
2008-12-27 01:06:49
神丘 晨-san
こんばんは~!
「印象」と「旅の終りに」の2枚はCDで、クレオパトラはLPで所有しています。
どちらも静かな演奏が売りのこのジャズは、いつ聴いても心が安らぎますね。
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