さほど熱心なケニー・ドリューのファンではなかったけれど、意外に彼のアルバムは多い。
若いころの「ケニュー・ドリュー・トリオ」、「ブラック・ビューティー」、そして、「バイ・リクエスト」、「ファンタジア」、「ララバイ」。
確か、デュオのアルバムもあったはずである。
そのなかで、ヨーロッパ三部作ともいはれてゐるアルバムが、やはり、よい。
そんなに繊細な音楽を奏でる、そんなに詩情溢れるピアノの音色の持ち主ではないけれど、この三部作は、いつ聴いても新鮮である。
乾いたメランコリーが,聴くたびに心地よい。
きっと、日本のスタッフが創りあげた稀有の傑作群だと思ふ。
(只、ジャケットは、いつ見ても安っぽい気がするけれどー)
これらの後の「クレオパトラの夢」あたりでは、音楽に勢ひがなくなった気もする。
パリ北駅着、印象
欧州紀行
旅の終りに
こんばんは~!
「印象」と「旅の終りに」の2枚はCDで、クレオパトラはLPで所有しています。
どちらも静かな演奏が売りのこのジャズは、いつ聴いても心が安らぎますね。