一度でよいから、田村一村の絵を見たいと思ってゐます。
首都圏では、時をり、展示があるやうですが、
今まで、その、数少ないチャンスに遭遇することはありませんでした。
彼の美術館へ行けば、その渇きも癒ゑるのでせうが、
悲しいかな、奄美大島へゆく時間も余裕もありません。
ずゐぶんと以前、デザインの先輩に彼のポストカードを貰って以来、
夢中で「この絵の作者は何者?」と調べてきました。
奄美大島の辺境で、バラックのやうな小屋、否、アトリエで
パンツ一枚で絵を描く彼の姿は、その端正な風貌とは裏腹に、
憑かれたやうな目をしてゐました。
タッチが美しいとか、構図がよいとか、そんな
瑣末なことに目もくれず、野たれ死んだ彼の絵は、
小生のやうな凡庸の人間には細い針となって刺さってきます。
首都圏では、時をり、展示があるやうですが、
今まで、その、数少ないチャンスに遭遇することはありませんでした。
彼の美術館へ行けば、その渇きも癒ゑるのでせうが、
悲しいかな、奄美大島へゆく時間も余裕もありません。
ずゐぶんと以前、デザインの先輩に彼のポストカードを貰って以来、
夢中で「この絵の作者は何者?」と調べてきました。
奄美大島の辺境で、バラックのやうな小屋、否、アトリエで
パンツ一枚で絵を描く彼の姿は、その端正な風貌とは裏腹に、
憑かれたやうな目をしてゐました。
タッチが美しいとか、構図がよいとか、そんな
瑣末なことに目もくれず、野たれ死んだ彼の絵は、
小生のやうな凡庸の人間には細い針となって刺さってきます。
コメント、ありがたうござゐました。
恐縮至極、です。
さうですか、一村をご覧になってゐますかー。
小生も、きっと、縁があれば見ることができる、と切なる思ひを持ち続けてゐます。
また、お立ち寄りください。
よしなに。