やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

ジプシー・キングス、を聴く

2007-03-14 | 音楽を

       

ずっと以前から気になってゐた曲がありました。

テレビの「鬼平犯科帳」のエンディングに流れるフラメンコ風のギター。
罪を犯した者の、あるいは、残された者の、その先の人生を祝すやうに、
こころに染み入るやうな音が、江戸の四季の景色に溶けてゆきます。
特に、最後の冬のシーン。
雪降る街角で、二八の蕎麦屋で蕎麦をすする幾人かの職人の姿のシーンは、
まるで、歌舞伎のひと幕のやうであり、ギターが見事に雪に絡んでゐました。

小生は、ついぞこの間まで知らなかったのですが(恥…)、
その曲が、ジプシー・キングスの「インスピレイション」といふ曲でした。

彼らの曲は、ドラマやCMに多用されてゐるとのことで、
なるほど、アルバム中にも、聞き覚への曲がいくつか入ってゐました。
フランスのグループとのことですが、とても”血”を感じさせるよい曲が沢山入ってゐました。
すこしまとめて聴いてみるつもりです。