やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

桜の日

2007-03-27 | やまがた抄
       

つひぞ知らなかったのですが、
今日は、「桜の日」なのださうです。

「日本さくらの会」が十余年前に制定した日、とのことで、
七十二候の中に「桜始開」(さくら はじめて ひらく)とある今頃と、語呂合はせからなったらしいのですが(ちなみに、今年の七十二侯での「桜始開」の日は、昨日の26日のやうでした)、暖冬のこの年は、まさに関東で咲き始めたやうです。

ここ、山形では、早まることはあっても15日前後でせうが、
今年もまた、天邪鬼の小生は、江戸彼岸系の桜や山桜を見に行くつもりです。

嬉しいことに、過日、写真好きな知人と話してゐましたら、
数年来探してゐた天童市の郊外にあるといふ樹齢200年ほどの種蒔き桜の所在がわかり、
また、順次見に行ってゐる福島県内の幾本かの古木へも訪れるつもりです。

染井吉野の樹命は、ほぼ、人間と(日本人と?)同じ位のもの。
それに較べると、江戸彼岸系は数百年から、千年!
(山形の白鷹町にある古木は、1200年とも云はれてゐます)

それらの老木・古木の、満身の思ひで一週間ほど咲く桜の花には、
まったく拙い人間の小生ながら、
やはり、ひとりで対峙して、その姿を誉めるに限ります。