エンニオ・モリコーネの映画音楽作品集を聴きました。
何気なく聴いたのですが、結構、渋い選曲になってゐて、
勿論、最初期の”マカロニ・ウエスタン”ものの曲も入ってゐましたが、
最近の作品の、息の長い旋律を多用した、魅力的な曲が多く、すっかりと聞惚れてしまひました。
最近、ヨーヨー・マがモリコーネの作品を演奏したCDを聴いたばかりで、
なるほど、彼が惚れた訳が改めてわかりました。
「ミッション」や「ワンス・アポン・ナ・タイム・イン・アメリカ」、「ニュー・シネマ・パラダイス」等々、そのロマンあふれる、朗々たるカンタービレの旋律は、やはり、チェロにぴったりなのでせう。
それにしても、モリコーネといひ、ニーノ・ロータといひ、イタリアの映画音楽の多彩でなんと魅力にあふれたことか!
かうして書いてゐるうちに、
また、ジュリエッタ・マッシーナの「カビリアの夜」が見たくなった!
(写真は、ジャケットから)