やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

「モーツァルト 奇蹟の音楽を聴く」 を読む

2006-02-24 | 雑記

「モーツァルト 奇蹟の音楽を聴く」(宇野功芳著/ブックマン社)を読む。

以前から、宇野功芳氏の音楽評論は余り好きではなかったのですが、本の表題につられて読んだのですが、やはり、途中で嫌になってしまひました。

きっと、いつもながらの宇野節なのですが、口述筆記で出来た本ださうで、そのせゐもあるのでせう、宇野節の強引なところが鼻について、とてもモーツァルトの音楽の解説を楽しむところまではゆきませんでした。
モーツァルトの音楽は楽しくなければー、といふ持論には勿論賛成ですがー。

ただ、ピアノ・ソナタに関して、リリー・クラウスのモノラル録音がよい、と云ってゐましたので、近いうちに、聴いてみやうかと思ってゐます。