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rakitarouのきままな日常

人間の虐待で隻眼になったrakitarouの名を借りて人間界のモヤモヤを語ります。

Ling Temco Vought F-8E Crusader 1/72 Hasegawa

2021-06-25 17:14:29 | プラモデル

世界初の超音速艦上戦闘機のF8クルセーダーを作りました。1955年に初飛行をした古い飛行機ですが、前任のF4Dスカイレイよりも実戦向きで、重武装であり、ヴェトナム戦ではMig-17を撃墜した記録も残されています。米国では1957年から部隊配備され、1965年まで使用されて1,259機が生産されたとあります。類似した艦上攻撃機にA-7コルセアがありますが、これはF8クルセーダーを基に開発された縮小版で亜音速機です。クルセーダーはアクチュエータで主翼を持ち上げて仰角にした姿が特徴的ですが、コルセアにはこの機能がありません。クルセーダーは機首に4丁の20mm機関砲を持ち、操縦席後ろに1,000発の弾倉を持ちました。また操縦席後部の胴体側面にサイドワインダーミサイル4発を搭載可能でした。優れた性能が認められてフランス海軍、フィリピン空軍などで使われました。

模型は安定のハセガワ製ですが、金型はやや古いものの、2014年にデカールを一新して再販されたものです。今回フランス海軍クレマンソー級空母に使用されたデカールも入っていたのでフランス海軍のマークが魅力的であり、しかも美しいデカールだったのでこれを使用しました。フランス海軍の空母は珍しですが、UFOを扱ったフランス映画「頭上の脅威(Le Ciel sur la tete)」にも登場しています。フランス海軍クルセーダーの基本的な塗装は米国海軍と同じで上面ライトグレー(FS16440実質ガルグレーと同じと思う)下面白(FS17875これは純白よりも少し黄色がかった薄いクリーム色の感じ)の指定があり、スプレー塗装しました。主翼は本機の特徴でもある仰角に持ち上がった状態です。以前作った無尾翼機F4Dスカイレイと並べてみました。それぞれの機体の特徴が現れていると思います。

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