自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

親の気持ち子知らず

2005-12-16 | Weblog
 大学院1年の長女がこの間話していった。「私の就職希望にかなう会社は名古屋にない。大阪か東京」。どう返事するか迷ったが、たいていこんな時は思いもしないことを言ってしまうもので、「そうしたら良い」と答えた。
 子どもは嬉しそうな顔をしていた。山の神は複雑な顔をして「よう言うたな」だ。家にいてくれるのが一番なことは言うまでもないが、自分の手の中の幸せを子どもに押しつけるのは恥ずべき事だ。
 と格好いいこと言いながら、どうせ田舎の大学上がりの女の子を採用する企業など都会には無い、という厳しい就職状況を知っているのも老獪なオヤジである。泣く泣く戻ってくるのを「楽しみ」にしよう。諦めて、そこらの公務員でもならないかな・・・
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