自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

京都中心地散歩

2021-07-31 | Weblog

 昨日は愚女(愚娘)のUターン引っ越しで京都へ行っていた。時間があったので、錦~河原町四条、木屋町と先斗町の間にある学生時代の知人のやっている店(飲食)付近を散歩。コロナ禍で大変だろうなと(昼間なので店はやっていないのだが)。通りの人出は割とあって、久しぶりに人出が、懐かしかったが、みんなマスク姿なので違う国に来ているような妙な感じだった。また、蛸薬師を西に行くと、ワイズロードがあったので、店内を見物。広々とした店内は自由に歩けるし、好きな物ばかり並んでいるので、退屈しない。初めてロードを購入した中年男性と店員とのやり取りも興味深い。ヘルメット談義では突っ込みたくなったが(被らんと頭割れるで)、買うようなので止めておいた。
 スパイク号が不調なので、FIT号に愚女のママチャリ積むために行ったようなもの。前輪を外してカゴが邪魔だったが、運転席と助手席との間に後輪を差し込んで収納。前輪は幅10㎝なのでロードの固定具が使える。これで3人乗車できるのであるから、FIT号も運搬力がある。
 今日は、7月は暑くなったし、距離を乗っていないな、と月の最後に椿~水沢(写真)~和無田コース49kmサイクリング。10時半には帰宅したが、乗れば、少しは暑さに慣れるからネ。

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女子ロード後日談

2021-07-26 | Weblog

  昨日の女子ロード、優勝したキーセンホフォー(30歳)は数学の研究者で現在はアマチュア選手。以前、ロットスーダルに所属していた、という(シクロワイヤード記事から)。また国内のタイムトライアルで3連続優勝している。
 2位でゴールしたオランダのファンフルーテンはゴールで両手を挙げたが、前走者の存在を知らなかった。無線が使われないレースなので逃げの人数はチーム内で共有すべきだったのでしょうネ。3位のイタリア選手は知っていたと言っている。オランダが引くべきだった、とも。マークされていなかったのか、油断だったのか、両方だったのか、どおりで動きが悪かったはずだ。
 昨日は、6年前の乗鞍でサインをもらったTシャツ(HRMはHIROMIの略)を振って応援。(サインが消えかかっているのでなかなか着れない)最後は籠坂を下って、スピードウェイ方面へ左折した後の登り返しで遅れたようだ(画像を見ていたがわからなかった)。増田選手も言っていたが、オリンピックを完走出来て良かった。 
 選手は暑い中でも走るわけで、熱中症なんか気にするようではイカン、と今朝は刺激を頂いて、10時前には帰宅予定で、椿~水沢~和無田のコース49㎞サイクリング。午後は絵のサークル。

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女子自転車ロード(オリンピック)

2021-07-25 | Weblog

 今日は昼まで絵を描いていて、午後からパソコンで応援(オンデマンドではなくNHKオリンピックでした)。
 結果はリアルスタートから飛び出した5人の逃げのうち、オーストリアのアナ・キーセンホフォー、一人が逃げ切って金。といっても、この方はよく知りません。正直、逃げとの差が10分も開いて大丈夫じゃないでしょう、と逃げに乗っていない、ドイツ、イタリア、オランダのペースアップが遅いようなと、ハラハラしていた。籠坂峠は短い峠なので、その前の道志みちのサミット、山伏トンネルまでに3分程度に詰めておかないとやばいのではと思っていた。詰められるのは10㎞1分程度だろうな、と。結果は約137kmを逃げ切られてしまった。
 日本は与那嶺がエースで、金子はアシスト。道志みちではボトルの補給に働く映像もあった(写真)しかし、山伏峠で後れ、山中湖でプロトンが後ろを待つような走りであったので追いついたものの、下りで先頭集団から切れてしまった。与那嶺は集団前方で頑張っていたが、2回目のスピードウェイ入場で遅れてしまった。結果、与那嶺21位、金子43位、完走48人。よく伍して走ったのではないかと思う。お疲れさまでした。

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男子自転車ロード(オリンピック)

2021-07-24 | Weblog

 起床がゆっくりだったので、午前中サイクリングと、椿~八島川コース50㎞。10時前には帰宅して、婆さん宅へクロスバイクで絵の作業に行く(片道5㎞)。スパイク号にはなるべく乗らないように、と。
 婆さん宅で、昼食後、絵を描いていると、山の神から電話があり、NHKのオンデマンドで中継をしているとの事。東京の長女宅から連絡があった、と。
 そうなると、気もそぞろになり、筆が上の空となる。片づけて、帰宅の道へ、クロスバイクで。
 パソコンで、残り130㎞ぐらいからゴールまで観ました。解説は英語。ポガチャルが優勝すると思っていたが、籠坂峠の登りでカラパスら2名の逃げを追わず、(グループで追いつくと算段したのだろう、事実、自分も富士スピードウェイで追いつくと思っていた)結局、カラパスがスピードウェイ入り口付近から残り6kmを独走で逃げ切った。2019ジロの総合優勝であり、山男。
 新城も2回目のスピードウェイ(3回目入場してゴール)の時は前方に位置していたが、三国峠(明神峠)のきつい登りで切れてしまった。増田も完走ゴール。

 明日は女子ロード、13時からオンデマンドで中継。

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スパイク号がとんでもないことに

2021-07-23 | Weblog

 この冬頃から、どうもボンネットの中で変な音がするなぁ、と思っていたが、段々と音が大きく感じられるようになってきた。毎日のように乗っているので、病気の進行にあまり気付かなかった、というか走行に支障があるわけでないので、気にしなかった。
 この症状で、近頃では、山の神はスパイク号に乗りたくないと言うようになった。まだ、大丈夫だろうと思っていたが、先日ホンダさんへ持って行って、症状を判断していただくと、ギアボックスのベアリング損傷、だと言われる。いつまで、走行できるか分からない、最終的には動かなくなる、との事。修繕にはリビルト部品で25万以上。自転車でいえばBBのベアリング損傷かと。
 まだ、走行にそれほど不安感はないが、負荷のかかる高速道路には乗らないほうが良いと判断。オリンピックのロードは放送予定もないし、応援に行きたい所だが、自粛ムードで道路規制もあっていささか気勢をそがれていたが、これで踏ん切りがついた。男女ロードでの奮闘をひたすら念じることで応援しようと・・・。
 
 11年経過、123700㎞走行の車であり、ショックアブソーバーもへたっており、おまけに8月下旬に車検を予定していたので、中古のスパイクを探すこととした。
 このフリードスパイクは馬力はないが、気に入っている。自転車が立ち姿でそのまま搭載できる、このクラス最少で、最大の荷物登載力があると思っている。
 このスペースの利用は、今では、自転車登載、婆さん宅の剪定ごみ積み込み、そして油絵キャンバスの積み込みがメインである。50号のキャンバスなど余裕でフラットにおける(80号でも勿論OK、100号はフラットでいけるかどうかわからないが)。天井高もあるので、現行フリードにしようとは思わない・・・。
 スパイク号の前はストリームでこれも11年、135000km走行だったような・・・。
 (写真は2018.10 渋峠にてスパイク号)

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鉾杉 山廃純米吟醸

2021-07-20 | Weblog

 鉾杉の純米吟醸(赤ラベル)が残り少なくなってきたので、3週間ぶり、追加購入。精米60%、国産米、無濾過生とあるがal15%で加水調整、飲みやすい。無濾過なので極少しの雑味が好ましい。綺麗な、癖のない味は自分好みではない、ので。多気町五桂のこの蔵は良い酒造りに努めている。
 太田屋には勿論、他の酒もあるが、鉾杉の違う銘柄を再度飲んでみようと。誕生日記念とした。2860円と高くはないけれど・・・。
 そう、今日は誕生日。70歳、古希となった。60歳からはあっという間であったような気がする。

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ヘッド小物の掃除

2021-07-18 | Weblog

 昨日はサイクリング中に雨に降られたので、とりあえずチェーンを拭いて、オイルを指しておいたが、雨に降られたこともあり、長らくほったらかしなので、今日はヘッド小物をメンテしてみた。 
 と言っても、20分もあればできる作業。工具はウェス、グリスと6角レンチのみ。
 いつ頃からやってないかと思えば2014年。7年近く前だ。さぞ汚れているだろうと開けてみれば、グリスは真っ黒になっていたが、かさぶたのようにこびりついてはおらず、ウェスで部品をふき取って、グリスを塗って再度納めるだけ。ベアリングのシールをめくってグリス補給などはしなかった。
 調整を要するのは、プレッシャープラグの締め。緩くてはガタが出るし、締めがきついとハンドルの動きが硬く、手放し走行があぶない。久しぶりでやったので、3度目でやっと固定できた。部品の順番と方向さえ間違えなければ誰にでもできるメンテ。今は軽量化も兼ねてプレッシャープラグを使わない製品も出てきているが。なお、ベアリングなど安いので早めに交換したほうが良いとの考えもある。自分は、12年以上そのままだけど・・・。

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松阪は今日も雨だった…

2021-07-17 | Weblog

 もう梅雨明け宣言が出ても良いんじゃないかと思わせる天気。曇りがちだが、雨は降らん予報を信じて、7時15分に家を出る。行き先は、中村川。久しぶりに100㎞走行を予定。
 曇りがちで気温が低めなのは有難い。しかし、中村川にかかる島田橋あたりで南をみれば黒い雲が出ており、気にかかる。まぁ、少しぐらいは濡れる覚悟で、中村川を遡行する。
 パラパラと少し雨にあたるが、涼しくて気持ち良い位。路面も濡れ、川の水量も多く、暑い時節にはこういう状況も良いものだと呑気に構える。
 合ケ野辺りを走行中、ガードレールの川側に小鹿のバンビが。向こうも気が付いて上手の方へ逃げる。行き手に詰まって、ガードレールを飛び越える際、脚が引っかかって、自転車の前にもんどりうってひっくり返る。「なにもせんから安心して」と心の中で思ったが、相手は必死の形相だ。後ろを見たら林の中へ消えていった。
 小原を過ぎると、雨脚が少し強めになってきた。「うきさとむら」が近づくと、前方、走る予定の細野峠辺りは黒雲に覆われている。これはやばい。後山から帰るか、と思ったが、すぐにバラバラと大粒の雨。たまらずUターン。登ってきた道を下ることに。雨宿りするような場所もないので、濡れるに任せて小原までくると小止みになる。やれやれとそのまま下って、濡れた体で川下りは寒いぐらい。合ケ野の小屋で一休み。(写真;小さなカボチャがテーブルの上に並んでいる)まだ10時頃なので、ゆっくり帰るか、と下るも、宮野の辺りでまたバラバラと雨に降られ、木の下でしばし雨宿り。
 島田橋までくれば、雨は降っておらず、山中のみの天候かと・・・。後で調べると松阪周辺はかなり強い雨が降っていたようだ。雨にたたられたサイクリングだった。松阪の天気予報を見れば良かったかもしれないが、見なかったのが敗因か。
 この後、久居のラミシェットで昼用のパンを買ったが、まだ11時なので、家でランチとすることに。晴天の鈴鹿の空の下、12時過ぎに帰宅、走行105㎞。

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本は図書館で・・・

2021-07-15 | Weblog

 先日、図書館で借りてきた本。美術書の書棚を漁っていたが、「この2冊、見たことなかったなぁ…」と思って即、借りることに。
 奥付を見れば、今年の2月、3月に出版された新本。
 西洋の美術史については、油絵を始めるようになってから、概要ぐらい知っていないと、と思ってこれまで2冊ほど読んでいた。ノートにも要点を記して覚えるようにした。「東京芸大で教わる西洋美術の見かた」とは、扇動的なタイトル。芸大の准教授が書いた、15回分の講義の体裁となっていて、聴講しているようで、おもしろく、今日で読了。美術の先達や同時代の影響を受け、新たな潮流が生み出され、今日につながっていることが実感できる。
 カラヴァッジョの本は、全体の絵とともに50%~100%(原寸大)の主要部分図が掲載されている。原寸大若しくはそれに近い大きさで印刷されているのが何より良い。絵のタッチが良く分かる。欲しいが3000円(税別)。
 今描いている絵の参考にするため、購入の価値もあると思うが、とりあえず我慢して、必要な時に借りることとしよう、と。2019年のカラヴァッジョ展は2回行ったが、息のかかるぐらい近くで見るわけにはいかなかったから、このぐらいの値段でこういう本は有難い(ウン万する高額な美術書ではそういうのがあるけれど)。

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思うに任せず・・・

2021-07-14 | Weblog

 梅雨の合間を縫ってサイクリング。午後には雷雨の恐れも。ということで、昼までには帰宅する予定で錫杖~柚の木峠~関と思って8時過ぎ。
 今や世界の時の人、大谷翔平のオールスター戦、初回投球を見たかったがBS録画を山の神に頼んで出発。
 曇り空でムシムシはするが、暑さは控えめでこの時期としては良い天気。頭上の黒雲が気になるが、もってくれよと祈る気持ち。椋本の家並みを出れば、パラパラと雨にあたる。これぐらいなら良いんだけど、と。しかし、錫杖湖の方向からは2台のチャリダーが帰ってくる。河内渓谷付近まで来ると路面はビタ濡れだ。
 天気も不安定で、元々60㎞程度の走行予定だし、ここらで退却するかと、河内渓谷の橋の上で写真を撮って、帰宅の道へUターン。(写真)
 同じ道では面白くないので、旧明村役場のある林町経由で帰宅。家の近くで再度パラパラと降られたがこれぐらいは丁度良い。走行46㎞。
 梅雨時期、一日乗れることがないのでやや不満。天気の方は雷もなく持ったようだし、予定通り乗れば良かったかと。帰宅すると、録画を山の神は忘れていた・・・。夜にもやるようなのでそれで良いとして、ホームランダービーの翌日の先発、161km投げは見事。 

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鯵に飽きる

2021-07-11 | Weblog

 今朝、2回目のコロナワクチンを受けた。問診で「前回はどうでした?」と聞かれたので、「肩が一晩痛かった」というと、「普通です。副作用と言うほどでもない」と。SNSでは、副作用?について色々デマが流れてるそうだ。携帯を廃止している自分には、デマの内容は良く分からんが、SNS時代には真偽を極めるスキルが必要なようだ。

 さて、朝一番のワクチン接種後は、婆さん宅アトリエで絵の作業。顔に入ろうと思っていたが、細かい魚(鯵)がほりっぱなしだったので、面倒な作業であるし、手を入れるかと取り掛かっている。
 山の神など、先日、小鯵を買ってきて、絵のサンプルにせよ、とのたまう。有難き心づかいなれど、この時期まだ魚体は小さい。おまけに痩せ鯵だ。そのことを指摘すると、機嫌がよろしくない。小鯵は夕餉の塩焼きとなった・・・。
 尻尾だけの魚を含めると250匹近く描く必要がありそうだ。下書きはえー加減に筆を入れただけなので、写真とは異なる。自分で適当に配置を考え描かねばならないので、至極面倒だ。絵の鯵は、8月中旬の鯵で、秋刀魚と同じように、脂の乗った鯵は、魚体も丸く、口や尻尾が黄色く色づいている。こういう鯵は美味いのである。
 しかし、絵の鯵は食べるわけにもいかず、一日10匹も描くのもシンドイ作業。5,6匹で、すぐ飽きてくる。鰺だけで1月以上かかる見込み・・・。

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山辺の御井(みい)

2021-07-09 | Weblog

 予報によれば、12時に傘マーク。11時までに戻れば良いかと、サイクリング。飽きもせず、椿~水沢~西山~和無田のコース。
 出るときは陽も差し、蒸し暑く感じたが、椿まで来ると曇りとなった。上空では雲が集まっている感じ。水沢からの下りは、最近お気に入りの木立と渓流の流れる涼やかな道。西山~和無田~鹿間と走り、自由が丘団地の東端に沿って、木田へ降りる道を行く。しかし未走行の道を行こうと、途中から再度石薬師へ抜ける道を少し登って、舗装された田んぼ道経由で、高校の横へ登る道を辿る。道はほとんど車の通行がないような荒れた道。消防学校の横を走って、旧県道(戦中に現道が開削された)を下って、途中にある「山辺の御井」を10年ぶりぐらいに訪ねる。
 ここは、奈良時代、歌人でもあった長田王(長屋王とは別人)が、712年に伊勢斎宮に赴く際に立ち寄り、「山の辺の御井を見てがり神風の伊勢の処女ども相見つるかも」と詠んだところとされている(万葉集におさめられている)。(御井を見に行った時、伊勢の乙女達に出会って楽しかった」との意らしい。この歌の御井の場所は奈良県や一志だとする諸説あるが、ここだとして石碑を建てたのは、慶応3年神戸藩主の本多候だ。本多候は亀山藩主との話の中で、御井の場所が亀山領と神戸領のどちらかはっきりさせようと地元学者などに調査させたらしい。本居宣長は玉勝間のなかで「古の御井はこの二つのどちらかいずれならむ、定めがたく・・・」としている。もう1か所は亀山領内とのこと。
 地元の集落は「山辺」ではある。この地は、奈良から斎宮へのルートとしてはズレるのであるが、この一帯は、過去には、天皇の母になる女性を奈良に送った大鹿氏の本拠地でもあり、立ち寄ったのでは、と想像することもできる。
 が、この現地は整備されていると言い難い。旧県道から30mほど降りたところに、案内板と本多候が建てた石碑が藪に包まれてあるだけである(写真)。
 11時前には家に帰ったが、予報通り12時前から雨が降り出した。走行52㎞

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大規模開発現場にて思う

2021-07-05 | Weblog

 久しぶりのライド。不安定な天気、午前中とした。
 今日は椿~東海自然歩道(県道11号)でフラワー道路交差まで、フラワーで県道302号に戻り帰宅、走行57㎞。
 スタートから御蒸し暑く、不快な天気。ある程度頑張って走っていたが、花川過ぎたころから、気温をあまり感じなくなり、速度が出せなくなった。熱中症の初期症状かと、気温はその時ほど高くはないけれど、体が慣れてないかもと、昨夏の事を思い出して無理せずゆっくりと走行。椿神社が近づくと、急に体が熱くなり、感覚が正常に戻ったように感じた。神社の陰で、しばし休息し、再スタート。
 何か月ぶりかな、思いながらのと東海自然歩道、新名神の上を過ぎて下りにかかると、突然、視界が開ける。
 道路境界まで、大規模に土をめくる開発が行われていた。こんな山の中、太陽光かな?と思うと、その通り。ざっと見渡せば、カメラにも入りきらないほど(写真)。調整池も作って、10haは優にありそうな開発だ。
 民有林も所有するだけでは債務のようなものかもしれないが、大規模に自然環境を壊すのはいかがかと、思う。一度壊すと復活できないぜ。下手に谷を廃土で埋めると、熱海のように災害拡大を引き起こす(原因かどうかは現在の所わからないが)しネ。
 太陽光は個人宅の屋根で出来るのであるから、政策的には、省エネ普及、非常時対策など個人宅への導入に優先する施策を行うべきではないか、と。大規模整備と同じ条件では個人への普及が進まない。より優遇策が求められるのではないか、ナと思う。景色を見ながらそんなことを思うサイクリングでした。

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雨なれど進まず

2021-07-04 | Weblog

 熱海では土石流によって甚大な被害が出ている。元々、急傾斜地が海まで続く土地柄、富士山などの火山灰も山には堆積しているだろうに、と思う。こちらでも夜間に20㎜/時間雨量を越えるような雨が一時降ったが、屋根をたたく激しい音に寝られなかった。洪水、土砂崩れなど無縁の所に住んでいても怖さを感じるほどだった。
 
 さて、梅雨の長雨で25日以来自転車はお休み状態。そのため油絵が進む、かと言うと、そうでもない(27日との違いはほとんどわからないぐらい)。最初のデッサンがいい加減なこともあり、手直しが必要だし、どのように描き進めるかがよくわからん、と眺めていることが多い。今日など、午後はうつらうつらしてしまった。能率が悪いのだ。
 また、描いている時は気が付かないが、家に持って帰って良く見ると、背景の山並みの色の彩度が強すぎる。フタロブルー、フタログリーンという染料系の絵具を混色しているので、色が鮮やかに出過ぎた、と絵の具が乾くまで置いておいて作業予定。明日以降は顔の描き込み作業に移らねば・・・。

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しょっぱい話

2021-07-02 | Weblog

 しょっぱい醸造業の話。
 写真の左端は島ヶ原の「はさめず」と言う醤油。右端は紀北町の「引本醤油 ほまれ」。真ん中は5月下旬に玉城町へ行った時、購入したミエマン(西村商店)の「のうがきはいらないうまい つゆ」。この、つゆの素は小さいのを買ってきたのだが、山の神が気に入って使い切ってしまったので、松阪のスーパーで買ってきた2本目。
 「はさめず」は豆腐や漬物など野菜に使う。「引本醤油」は、刺身、魚料理に使う。山の地域の醤油と、海の地域の醤油は主菜とのマッチングがあるようだ、と勝手に思っている。引本醤油醸造元は山の神の縁戚なので、結婚以来こればっか、ではある。
 さて、ミエマンであるけれど、新聞では5月末に玉城町の老舗醸造元の社長が町内のスーパーでヨーグルトなど万引きとあった。老舗醸造元と書かれれば、ここしかないとネット情報満載。驚いたが、そうであればとの仮定で調べてみる。創業は1684年、紀州藩領なので、湯浅の製法で藩の支援により製造したのであろう。社長はH26年に醤油業界の危機について以下の3点を指摘し、①大手小売りメーカーの価格破壊②装置産業のため、設備投資過大③将来不安からの後継者難。かつては地域密着産業であった醤油製造業はH14に3,000社であったものがH26には1,200社になった、と語っている。
 縁戚の引本醤油は零細企業だが、ミエマンは50名程度の中小企業。多種多様な商品開発と設備投資を続けていかないと先細りなのだろう。スーパーに流通すれば製造量は増えるが、利益がでるものなのか・・・。まだ酒屋は瓶が重くとも単価は高いが、醤油の重さ、単価の安さを考えると大変な業務だという事は、義理の弟が酒屋で醤油を扱っているので良く分かる。おまけにスーパーの販売価格と、個人商店での販売価格の差があり大変難儀している。長年付き合いのある地元商店からは文句を受けていただろう・・・多分。
 70代の社長の行為は浅はかなことだが、スーパーへの恨み節も日頃あったかもしれない、などと、江戸の時代に味噌を作っていた商人を先祖に持ち、昨年、伝わる古文書解読し、彼、彼女らの借金苦労を知った、どんなべ氏は思うのである・・・。

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