自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

大晦日

2006-12-31 | Weblog
1年の経つのが、年々早くなる。人間の常時出し入れできる脳のキャパは決まっていて、きっとこれまで経過した長さではなく、記憶でそう感じるのであろう。脳の中の一年の引き出しの数は増えるが、全体が同じ容量で、それぞれの引き出しが小さくなるのだろうと思う。
 まぁ嫌なことも忘れるようになって、人間は好々爺になっていくのでしょう、などと思ったりする。
 そうはいうものの、道交法改正は気に食わない、これは年越し案件だ。
 
 風邪気味だったが、一年の最終日には自転車に乗りたい。昼前に椿神社へお参りに。山は雪景色(写真)汗をかけば、気分も良くなってくる。エンジンのスラッジを吹き飛ばしたように、体も元に戻った。
 走行44km。今年の締めとする。来年も良き年でありますように。
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風邪気味

2006-12-29 | Weblog
 喉が昨日から少し痛い。熱は出ないし、普段どおりの生活だが、風邪で寝込むことなど、貴重な年末休みには勘弁してもらいたい。今日は朝から雪降りで、一日中雪が舞っている。
 自転車にも乗らず、体がこの調子では、楽しみの10速化も年明けでもいいや、という気持ちになる。年末は忙しい。今日は、ばぁさんの家(写真)へ行き、壊れた電気掃除機の代わり買って遅めのクリスマスプレゼントとした。「明日は墓参り」と山の神に言われた。親父の命日だ。これは行かなくてはならない。
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歩道が危険なことに(5)

2006-12-28 | Weblog
 とうとう警察庁が次期通常国会への法案提出に向けて動き出した。今日の新聞には「『飲酒運転』罰則強化を道交法改正で行う」としか報道されていないが、この「道交法」改正の中に、「自転車利用者対策推進」が潜り込んでいる。
 警察庁のホームページで、この道交法試案に対する意見募集(パブリックコメント)が29日から1月28日まで受け付けられる。詳しくはHPの試案P9.10を見て欲しい。
 自転車乗りとして、せいぜい練りに練って、意見を提出することとしようと思う。
 ただ、「試案」は考え方が示されているだけであって、「法案条文」が示されているわけでない。具体的規制の中身は明確でない。
 「意見」は規制するだけで歩行者、障害者の安全を考えないような一方的改正はダメ・・・という調子かな?そのうち、ヒキタ氏も何か提案するだろう・・・
 しかし、飲酒運転罰則強化との抱き合わせとは。「春の福岡の飲酒事故もあり異例の速さの対応」とニュースで言っていたが、恐れ入りやした、だな全く!!
 
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やっと10速化の・・・

2006-12-27 | Weblog
 ゲルピンなので仕方ないが、やっと財務省と話ができた。大臣復活折衝、というべきか。暮れにSTIとカセットを買うことにしようと考えている。
 スペアは9速のままだし、もう一つ練習用ホイールも必要になってきそうだが、ほとぼりが冷めたらいつかね。
 9速でも不満はあまりないが、9速チェーンの幅が広いため、12tと34tの組み合わせは干渉するし(使わないけど)、シマノコンパクトは10速仕様なので、本来の使い方ができる。山用にアルテの14-25を使うのが楽しみだ。
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納会=忘年会?

2006-12-26 | Weblog
 今日は山の神が「納会」(忘年会)である。今読んでいる「忘年会」(文春新書)には、忘年会の起源についても記されている。筆者は室町時代の「年忘れ連歌の会」を端緒としている。また、赤穂浪士の討ち入りで3倍の勢力だった吉良勢がやられてしまったのは、討ち入り前日に忘年茶会が開催され、せいぜい飲んだくれて安心しきっていたからだと、吉良町出身の尾崎士郎が書いているそうだ。
 当時の武士階級は仕事納めが済むと、その夜から晦日まで飲んだ暮れていた記録も残っているという。「納会」が延々と続いたらしい。
 ともかく、男だけでなく女性が忘年会に堂々出場したのは戦後のことで、外で酒を公然と飲むようになったからだ。終戦後しばらくして「戦後女性と靴下が強くなった」といわれたことにも表れている。
 一年の区切りとしてのこの時期に、人間関係を融和する効果もあるので、形は変化していっても、「忘年会」はなくならないのでしょうね。
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クリスマス・イブだけど

2006-12-24 | Weblog
 昨日次女が帰省して、クリスマスイブは昨年のような二人きりを免れた。
 帰ってきてくれたのは素直に嬉しい。
 何とか、賀状も彫り上げて、あとは印刷。しかし、この摺るのが一番難物。試しに20枚摺って、5枚失敗した。この調子では年賀状を追加購入しなくてはならない。体に疲れがあると、この摺り作業は上手くいかない。一番デリケートな作業なのだ。彫る方が楽なのである。
 自転車に乗っていないので、調子が良くないかと、作業をうちゃって、2時から椿神社往復することに。
 しかし、向かい風のためか、調子が落ちているのか、スタミナがなくなっているのか、全くだめだった。気分転換にはなったが、体の疲れを感じてしまった。
 走行44km。(写真は椿の帰り道)
 これから、200枚摺るので、彫るのと同じくらい時間がかかる。明日の夜でなんとか終えたい。イブだけど、賀状摺りの夜である。
 
 
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一日缶詰

2006-12-23 | Weblog
 今日と明日は、年賀状の版画作成にかかりきりである。とうとう、締め切り間際まで手がつけられなかった。平日にも少しずつやらないと、土日がつぶれてしまう。因果応報でいたしかたなし。自転車禁止令がでてしまった。
 テーマは決まったが、「のり」がいまいち。毎年止めようかなどと考えるのだが、30年近く続けていると惰性になってきたか。山の神は「自転車でも彫ったら」と言うのだが、子供じゃあるまいし・・・こちらの苦労など、とんと無頓着だ。
 で、モチーフはこの写真。高田本山。2度もロケハンした。
 正月(9日~16日)には「お七夜報恩講」があり、出店も出て、毎年信徒でにぎあうそうだ。来年は行って見ようと思う。
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歩道が危険なことに(4)

2006-12-21 | Weblog
 「自転車活用推進研究会」というのがあるのは、ヒキタ氏のHPで初めて知った。自転車活用には思いもある私としては気になるHPだ。http://www.cyclists.jp/
 リンクには自転車を推進する国家議員のあて先もあるのだが、今回の提言そして、次期通常国会に計画されるともいわれる、道交法改正法案にどういう動きがあるのか、ないのかだ。
 そもそも、今は国道1号線や23号線など、自転車で走りたくもないが、60歳すんだら、ツーリングで日本1周でもしようかと考えている我が身としては、困るんだよね。「歩道を通行しろ」なんてパトカーにいわれるのは。
 そもそも問題は、自動車運転者の意識が全く変わってしまうことにある。いまでも、罵詈雑言で幅寄せをやる馬鹿野郎がいるのに、ロードなんて、きっといらいらしている運転手の「なぶりもの」になりそうな気がするね。
 「オラオラ歩道を走らんかい」とね。街中だけでなく、田舎道でもそういうことになるのは目に見えている。車にとって、歩道があろうと、なかろうと区別しないモンね、全く、恐ろしい明日になりそうだ。
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島唐辛子

2006-12-19 | Weblog
 年末となればどことも忙しい。残業つづきだが、そこは中間管理職、いくら働いても収入に変化はない。
 せめて晩酌のあてにぴりりと辛い島唐辛子(コーレグース)をぶっ掛けて酒の肴とする。
 「沖縄」の翌日、那覇の牧志公設市場で買ってきた。宿でコナさんが2つも買っていたので、買うことにした。2年前に来たときには買うことも思いつかなかったが、買って良かった。
 これはなかなか優れもの。おかずに適当にかけて楽しんでいる。かければ沖縄の味である。沖縄ソバにかけて食べた味だ。
 泡盛に島唐辛子を漬け込んだだけなので、沖縄では家庭で簡単に出来るのだろうと思う。市場内では150mlで400円だった。ラベルの絵もキッチュだが。唐辛子が瓶の中で浮いている間は泡盛を足しこめればさらに使えるらしい。泡盛は普通は30度の泡盛を使うらしい。
 少し使って、さっそく泡盛を足しこんだ。家にあるのは43度なので、濃いが。たまたま帰ってきた長女にためさせたら「お酒の味がする」との感想。足しこんだばかりだからあたりまえだ。漬けて2,3週間ほっておくのだそうだ。
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歩道が危険なことに(3)

2006-12-18 | Weblog
 ヒキタ氏が嘆いている。以下の抜粋のとおり。
「少なくとも、このままでは本当に何ともなりません。
 あの美しい言葉がちりばめられた<提言>。それを元にした法案が通り次第、警察庁は、粛々と強固な意志の元に「車道締めだし」を始める予定です。

 まずは「特に危険な道路(ほぼすべての幹線道路のこと)」の歩道に「ペイントレーン」を作るそうです。
 歩道上にペンキで描かれ、頭上に「歩行者優先です」と掲げられている、例のアレですね。
 ペイントレーンの敷設(描いただけだけど)を完了すると、順次、その道路の車道は「自転車通行不可」に指定されていきます。
 いっぺんにはやらないそうです。
 早くて3年後に予定されている「制限速度見直し」に向けて、あくまで、じわじわと、という話です。
 ある日、青山通りが潰れ、2ヶ月後に桜田通り、さらに3ヶ月後に甲州街道、というような感じなのでしょうか。」
 ヒキタ氏の嘆きは多分本当なのであろう。法律適用は例外や田舎だから別の規定と言うことはない。都会の規制は田舎でも同じように行われる。
 思うに、最終的に「歩道通行可」とされた歩道のある車道は、「自転車走行禁止」となるのであろう。県内で言えば、当初は国道1号や23号、市内の歩道が整備された幹線道路、から始まって、最終的にはそういうことになるのであろう。歩道が整備された区間は歩道を走ることが義務となるのでしょう。その頃には勿論、再々道交法は改正されているということだ。
 
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仕事の日曜日

2006-12-17 | Weblog
 ゆっくり起きて、仕事場へ。金曜の残りを片付けに。午後からはイベント参加。自転車はなし。天気が良いのがうらめしい。日が暮れて帰宅。ローラー30分。汗を流して一風呂浴びればまぁ気分が良い。
 「自転車の安全利用に関する提言」をざっと読んで、昨日は、ペダルを回しながら考えた。私しぁ、「どのくらい道路交通法違反で走っているのだろうか」と。
 まず、横断歩道で自転車横断帯のある付近で、その自転車横断帯によって道路を横断せず、路側にそってまっすぐ横断してしまった(道交法63条の6)。
 次に一時停止のラインを停まらず(道交法43条)徐行して曲がってしまった。
 2回目は右折で、道路中央の右折レーンを利用して曲がってしまった(道交法34条)。
 違反だらけだ。時々右側走行してくる中・高校生のチャリや夜間無灯火のチャリにぶつかりそうになって、腹を立てているが、考えてみればロード乗りの違反も、道交法違反では等しく同じだ。歩行者や車の運転者からみれば何も差がない。
 危険に対する認知度は十分理解しての行動だ、その違いがあると、主張しても理解はされないだろう・・・。左折時の信号無視などは厳に慎むべきではないだろうか、と思うようになってきた。(写真は先週の入道岳)

 
 
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錫杖うどん

2006-12-16 | Weblog
 朝は二度寝をしてしまい、起きたら「芋タコ」が始まっている時間だった。
 佐藤リーダーのLSDとの遭遇をたくらんでいたが、それもならじ、ゆっくり朝食を食べて、家を出たのは10時前。
 全く暖かい。冬装束では暑いぐらいだ。結局、亀山両尾からフラワーで関へ。シャープへの新道が出来ていたので、シャープの工場をぐるりと回って関から加太へ。既に1時間前には通過したであろう、MSメンバーを思いながら、加太への道を走る。加太駅前から、錫杖の道へ。2週間前と同じ柚之木峠(写真)。北斜面は湿っており、登るタイヤが時としてすべる。
 11時半すぎに「錫杖湖水荘」で昼食。このあいだ赤いのぼりに「錫杖うどん」と書いてあったのが気になっていたので、食べることに。
 出てきたうどんはお茶の葉が練りこんであり、緑色。醤油で味付けした「ずいき」が入っており名物とか。400円。うまきってく、というほどでもないが、まずくはない。腹がへったらどうぞ、だ。
 走行68km。午後からは車の冬用タイヤへの交換と、カーポートの屋根修繕。波板を取り替えた。このため、早く帰宅。暮れは忙しい。
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歩道が危険なことに・・・(2)

2006-12-14 | Weblog
 前回はろくろく「提言」を読まずに、書いてしまったが、この警察庁交通局長の「私的」諮問機関(税金を使っているのに「私的」と言う表現を臆面もなく使っているのはどうだろうか。局長段階だからというのはわかるが、今のご時勢「私的」という表現はないね!)である「自転車対策検討懇談会」の「提言」は色んなデーターも資料編として付属しており、自転車乗りとしても十分読み込んでみるのも面白いと思わせた。
 自分としては、わが国では、自転車が交通手段として、しっかり認知されていない(と思うのだけど)現状に、不満であるので、是非警察庁の問題提起を、国家の問題として十分議論していただきたいと思っている。
 この「提言」の不足する根本的課題は、わが国がどういう社会を目指すのか、というビジョンなしで「提言」されているところである。これは警察庁の管轄ではない、という抗弁はあるかもしれないが、キャリアの役人はもう少し国家的見地から積極的に考えて欲しいと思うのである。
 いずれにせよ、自転車乗りは警察庁のHPにアクセスして、「提言」本文P15~26をご一読いただきたい、と思うのであります。
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歩道が危険なことに・・・

2006-12-12 | Weblog
先月、道路交通法の改正にむけて、警察庁に設置した「自転車対策検討懇談会」の提言が出された。
ツーキニストのヒキタ氏は彼の「週間ツーキニスト」でその動きに対し、警鐘を鳴らし続けている。http://www.melma.com/backnumber_16703/
 この問題は根が深い。交通規制行政(公安委員会;警察)と道路行政(国土交通省)、都市計画行政などと別れていて、本気でやろうとする人間が居ない。縦割り役人には出来ない仕事なのだが、実際仕事をするのが役人なのでいつまで経っても良くなることはない。
 今回、問題提起されている「危険と公安委員会が判断すれば、車道から自転車通行(走行)を禁止できる」(提言ではそういう表現ではないが、規制を決定するのは公安委員会だ)ことも、ヒキタ氏の言うように、警察官僚が任期中に仕事の実績をだそうと、目立たないように入れ込んだというのも、外れていないかもだ。
 実際、「子供や年取りの自転車は歩道を走らせる。」なんてのも、現在実質奨励していることだし、さらに明確に「法的に」お墨付きとなれば、どうなるか。現状の歩道の混乱が増大するのは、国民的常識。歩道は誰のためのものなのだろうか。
 
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天気のよい日曜日

2006-12-10 | Weblog
 日曜で天気が良い、しかも暖かい。最高の日和で、MS錬LSDの日だが、午後から仕事(イベント)の予定。おまけに山の神に車も取られて、断念。
 で、9時から椿神社往復でお茶を濁す。神社では結婚式が行われるようで、新郎新婦が外で記念写真(写真)。静々と本殿まで参道を歩いていった。
 二人を見て、結婚式は何度やっても良いものだろうなぁ、と勝手な想像。隣に若い女性がいるのを想像するのだから、とんでもないことだ・・・。
 走行44km。
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