自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

不都合な事実

2011-03-27 | Weblog
 ようよう東電も敷地内土を採取しての核種の一つであるプルトニウムを調べるようになった。燃料溶融で漏れていないかを調べることは重要で、今まで調べなかったのは自社では検査器具を持っていないから、という。
 MOX燃料を昨年10月から3号機で使っているのに持たないのもどうかであるが、持ってないなら外部に頼んで調べるべき。敷地内は周辺(遠方)と同じようなヨウ素やセシウムばかり計っていてもなんとも仕様が無いレベルだ。格納容器内で溶け出したかも、という時点で用意すべきだ。不都合な事実を確かめ、公表しない組織は信用されない。
 というようなことを考えながら、今日はグリーン、大仰、中勢バイオスと走る。
相変わらず、左足の状況は少し痛みを感じる時もあり良くない。走行76km
 写真は昨日の三椏の花
 
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冷たい春

2011-03-26 | Weblog
 3月も残り6日となったが、今日は冷たい風が吹く。暖かくなってのこの冷え込みは朝から自転車に乗る気をそいでしまう。
 で、午前中は買い物の時間にあてて、昼からライド。
 3週間前に三椏(ミツマタ)を見に行ったが、まだ早かった。新聞によると花が満開とのこと。それで坂本集落手前の畑まで見物に。山のほうはチラチラ雪が舞う天気。
 しばらくして家族も車で追いかけてやってきた。三椏は満開。
 となりの田んぼで作業していた地元の人が、「この三椏は田んぼに植えたものだけど、山の三椏は花が綺麗だ。日陰の中で咲く花は比べ物にならないぐらい綺麗だ」という。
 でも集落のはずれから40分ぐらい山道を登るというので、準備をしてきて歩く必要がある。またの機会とする。
 ここで家族とも別れて、安楽越えを往復。50T-22Tで行こうと思ったが、23T、25Tまで使うはめに。安楽は雪の道であった。押すことは無かったけど。
 
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SPEEDI

2011-03-24 | Weblog
 やっとこさというか、原子力安全委員会が「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の計算結果を公表した。学者からは早く出してといわれていたものだが、見ると当然といえば当然の結果。30km県外の北西方向へ流れているのがよくわかる。この季節の風の方向の影響なんでしょうな。
 朝日新聞にも書いてあったが、距離で平均的に薄まることは無いのだから、20km圏外でもピンポイント的に適切な判断を行うことが必要。
 たまたま大気のなかを団子状態で流れてきたものが雨で離れたところの地表へ落ちることがあるのはよくあることで、チェルノブイリでも150~200kmのところでセシウムが高いレベルで現れたりしており、濃度は全く薄く異なるとはいえ、風に運ばれ、福島市や東京の水道水のレベルが高いことは同じ現象。
 しかし安全でないところの境界線は、英知を集め科学的根拠を示し明確にだす努力をすべきだと思う。
 
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ポンプ破損

2011-03-21 | Weblog
 SILCAのポンプの台座から、ポンプ本体が取れてしまった。
 原因は台座がもろいアルミの鋳物のため、金属疲労。このSILCAのポンプ(スーパービスタ)は底部で台座、真鍮のホース接続兼メーター部分、ポンプ本体が径5mmのビス2本で留めてあるだけ。きわめてシンプル、というかチャチィー。台座の部分が脆いので、アルミが細かく砕けてしまった(写真)。
 それで、とりあえずの修理を行う。アルミの厚さ2.45mmと薄い(ノギスで計測)。力のかかる部分だけにもっと厚くしてほしいところ。
 家に地震対策で家具の固定につかったT型金具があり、穴もあいている。穴の間隔が少し金具のほうが広いので電動ドリルで6mmの穴ひ広げてほぼ等間隔とする。2個でH型に組み合わせて、2枚の厚さは2.5mmとほぼ同じ。台座の替わりには在庫の21mm厚ベニアの端材にビス6本で固定。
 とりあえず、機能は回復したが、これで3月も持つだろうか。ベニアのお替りはいくらでもあるのだけど本体がちゃんと固定できてないから不安。
 しかし、こういう力のかかる所はもろいアルミ材を使っているのだから多少厚くしないといかんね。
 
 今日は、家族で映画とパスタランチ。お腹が一杯になったので、午後から自転車は乗る気になれず、ポンプ修理と車のタイヤ交換(FIT号)をしてお仕舞いの一日。 
 
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144円

2011-03-20 | Weblog
 今日は、午後3時頃までは持ちそうな天気なので、鹿深の道コースを走ることに。
 安楽越えは50-23Tしばりで登る。しかし、冬装束できたら暑い。ジャージのジッパーを開放にして登る。アンダーを半袖にすれば良かった。
 23Tしばりも緩んでしまい25Tなどにも少し入れて22分15秒とアウターではマシな感じ。
 そのあとの神から大原ダムへの登りもアウターで。しかし、ちょっと無理しすぎたのか、平地を40km超えで走っていたら、「ピキーン」と6月の骨折箇所に痛みが走る。思わず「痛い」と声に出してしまったが、後の道は無理せずなだめて走って帰宅。今日は関での水補給以外は休息なし。 走行90km。
 昼食後、スパイク号を夏タイヤへ交換。1台交換したらしんどくなって終了。GSへタイヤの空気補充とガソリン補給。リッター144円の値段に驚く。高いが、自由に補給できるだけでも幸せか・・・・
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祈願

2011-03-19 | Weblog
 今日は昼前から仕事となったので、午前中少しでも乗っておこうと椿神社へ。
 震災で亡くなられた方のご冥福と、被災者の方々の復興、そして原発が上手くいきますように、と祈願。いささか大きなお願いとなった。
 明日あさってはあまり天気がよろしくない。月曜は映画でも行こうかな・・・ 
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固唾をのんで

2011-03-18 | Weblog
 注水の成功を祈って見ている。使用済み燃料プール。自衛隊や警察、消防の命を懸けた必死の活動を。
 早く海水を注入していればここまで大きくならなかったと地元の首長が言っていたが、そうなんだろう。今は、ただただ成功を祈るしかない。
 今日の文科省のHPには北西30km地点で150マイクロSV/時計測された結果が出ていたが、その先は福島市で同市も回りに比べて高い数値であり、どうもこの方向は風の影響か?ただ限定的なので理由を追及する必要があるだろう。
 こうした数値に対して「ただちに」の条件付で「安全」と言われているが、一日あたり150×24となるので大きい。しばらく継続すれば問題だと思う。放射線はヨウ素なら8日で半減、セシウム・ストロンチウムは約30年(プルトニウムは2万年)で半減だが。 こうした核種(どういう物質によるものか)も情報公開しないとどうもね。科学的に説明しないと不安が増殖するだけのように思われる。
 IAEA事務局長も来日し、19日から福島で独自に計測を始めるようだ。結果に注目だ。
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大震災(2)

2011-03-15 | Weblog
 もうテレビで散々やっているので書くまでもないけれど。
 スリーマイル原発と同様だが、放射能の環境への放出ではアメリカの科学者が言っているように、それ以上、という状態。軽水炉最大の事故となってしまったということ。 スリーマイルは放出は1週間で収まったし、炉である格納容器にひび割れが後で見つかり、皮一枚で良かった。福島2号機は圧力容器に繋がる圧力抑制室(サプレッションプール)が破損の疑い。ということは圧力容器内の放射能(気体物質中心)が環境にさらされていると同じともいえる。炉内の水が回復しているようだから、最悪ではないが。
 4号機は使用済み燃料プールの水が減水して環境中に燃料が出ていたための水素爆発;火事であったようだ。これも水につけておけば問題ないものの管理不足の結果ではないのか、と言いたい。
 3号機は衛星画像を見る限り、やはり建屋下部からも爆発して飛んでおり、容器やパイプが無事なのかちゃんと確かめて欲しい。400ミリSVの計測結果は飛んだ破片のためだというのもその通りだろうが、推測では頼りない。
 関東各地でも異常値が計測された。原子力安全委員会の基準の予測では100mの高さで散らばることで避難距離(基本的に10km)を求めているが(軽水炉での爆発は想定外なので)、3号機の水素爆発の噴煙は500m以上はあったから広範囲に広がる(全体として少量であり、拡散して薄めになるので距離をとって、異常数値も日常生活レベルの自然界での被爆レベルに戻る限り、そう恐れる必要はないが)。ただただ炉の健全を願うばかり。
 しかし、どうもこの会社のクライシスコミュニケーションは悪い見本のようで社長以下の記者会見をみていて田舎丸出しの会社のようであきれている(これを書いた翌日からユニフォームで統一、ネクタイもきちんと締めて会見するようになった。注意されたのでしょう)。
 
 
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大震災

2011-03-14 | Weblog
 金曜日に起きた東北関東大震災の様子をテレビで見て、本当に心が痛む。
 一人でも多くの方が助かって欲しい。

 そして、今、気になるのが原発事故。1号、3号に続いて2号機が大変なことになっている。水が入らなければメルトダウンの危機だ。何をやっているのか!!との思い。
 チェルノブイリの時は半径500km内でも場所によっては濃く汚染された地域が出た。雲や風の影響でどこへ飛んでいくかわからないからだ。半径100km内は相当危険となる(処理した現在でも30km圏内は立ち入り禁止区域)。軽水炉は格納容器があるのでロシアの黒鉛炉のように、そうは簡単に飛び散らないのだろうが、それが壊れないよう全力を尽くしてもらいたい。
 (付言すれば、3号機の爆発も1号機と異なり、格納容器の上部の平らな床から下の所で起っており(噴煙が上部へ抜け、床材と思われるコンクリート等が飛んでいる)、容器本体は無事でも多数のパイプなどの損傷は大丈夫なのか気になるところ)
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ゴッホ展

2011-03-09 | Weblog
 先日休みをとって、名古屋市美術館で開催中のゴッホ展に行ってきた。
 とても土日には人混みで行けないな、と思って平日に行ったのだが、館内は、絵によっては2,3重に人垣ができ土日並みだった。それでも押せ押せというほどでもなく、好きな絵を好きなだけ観ることができたので良かった。
 「ひまわり」や「糸杉」や「夜のカフェテラス」などは無かったが、彼の画業がいかに始まり、いかに影響を受け、発展を遂げたががよくわかった。その意味で画家個人を知るという良い企画だと思う。
 これまでは、アルルでの耳切り事件とその後の入院というスキャンダル的な印象が強かったが、生い立ちから恋愛暦など図録の解説や資料を読み込むと彼の苦悩の一端がわかったような気がする。「自画像」では昨年5月下旬に東京の新国立美術館で見た「自画像」と絵は異なるが、同じように「お前は俺の描きたいものが何かわかるのか」と言われているような気がした。・・・・・ゴッホ37歳ピストルで自殺。
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クモエビ

2011-03-07 | Weblog
 昨年12月20日にも書いたのだが、昨夜もクモエビを食べた。山の神が尾鷲の実家に行っていて、買ってきたのだ。一昨日はズワイガニで、昨夜はクモエビと甲殻類づくし。
 しかし、値段は二桁違う。1万円のカニに対して、500円のエビである。それも3人前。12月のクモエビと違って今回のは小さい。反面、量は1.4倍ほど。数は数えていないが40匹はあったと思う。
 山のように買って来て「私が風呂に入っている間にお願いね」と、台所でエビの始末。このエビ手足にとげがあり、少々痛い。それで、料理バサミで脚やハサミを全部切った。こうするとなぜか羽根をもげた蝉のような感じとなる。脚とハサミの合計で胴体部分は半分程度となった。
 これで頭をとれば身なんて全体の1割程度になってしまう。大きいものを選んで10匹ほど刺身にして、残りは茹でて食べた(焼くのも良いようだ)。
 刺身はなかなかの味で、一昨日食べたズワイガニの刺身より味わい深く、甘みがあった。
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鬼柴田

2011-03-06 | Weblog
 北の庄城は7層の天守だったという。今日のNHK「江」でも背景で絵が少し出た。北近江への出陣のシーンで今日は終わった。昨日、北の庄城跡を見てきたので感慨ひとしおだ。(写真は勝家の銅像)

 今日は少しくたびれていたが、鹿深の道をたどる。安楽は50-23Tしばりで25分かけてゆっくり登る。心拍を160以下に抑えての登頂。滋賀県側は2,3箇所凍結状態。今日はLSD、心拍を上げないように走った。
 油日神社でパン休息。あとはJR関駅で巻き寿司@420円を食べて、1時に帰宅。走行89km。
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かにの橋立

2011-03-05 | Weblog
 天の橋立ならぬ「かにの橋立」。
 今日は、ばあさんも乗せて4人で家族ドライブ。行き先は加賀国の南端、橋立。いささか蟹のシーズンとしては終盤で遅いのであるが、人生思うようにいかず、この時期となってしまった(次に来るとしたら12月かな、やはり)。
 朝早めに出たら、昼の時間に余りそうになったので、思い立って福井ICで下車し、北の庄城跡を見物。お市の方終焉の地。勝家の肖像画や銅像もあったがテレビの俳優扮する姿となかなか雰囲気が似ている(逆か)。勝家の城は壊されて、少し離れたところに現在の福井城は造られている。
 
 橋立は山本屋で蟹をいただく。一人1万円のコースだが、腹一杯となった。これなら安いねと思わせた。蟹の他、刺身(蟹、いか、ブリ、甘エビ)やブリの塩焼きもあり、小食の女性には多すぎたかも。
 食事の後は、すぐ近くの絶景「加佐の岬」や「北前船主の館蔵六」などを見物して帰宅。天気も暖かく、白山もくっきり見えて良いドライブ日和でした。
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