自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

鎖骨日記【36日目】

2007-03-31 | Weblog
 週一回の通院日。
 左手も大分動くようになってきて、風呂も一人ですませるようになった。長女や次女に背中をながしてもらうのは良い気分だったが、それぞれ帰ったり赴任してしまうと、それ以降、山の神がめんどうをみてくれなくなったこともある。子どもの方がかいがいしくやってくれたからね。
 昨夜は仕事の帰り、電車に乗り遅れるかと5分ぐらい走ったが、特に問題なかった。もう大分良くなったかと、レントゲンの結果が楽しみだった。
 しかし、まだまだ。先週より「糊」の状況は大分はっきりわかるようになって、全体にぼんやりとした影像がある。しかし骨の状態ではなく、「糊」の状態。我慢の日々が当分続く。
 起居のときや下を向いたときに「くらっ」とくることについて医者に言うと、血圧を測ることになった。10分寝て、経過後測定。立ち上がって再度測定。
 結果は高い数値が116→117と変化が無い。普通は10程度上がるそうである。この結果から採血することに。「貧血」の疑い。結果は後日。
 この「めまい」のような状況も大分良くはなってきたが、気になるところ。以前から低血圧気味で、若干その気はあったが・・・。「骨折による出血も少しはあるから」と医者はいうが、出血があるとは全く考えていなかった。骨が折れただけと思っていたが、言われれば、確かに内部で損傷はあるわな。

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鎖骨日記【34日目】

2007-03-29 | Weblog
 一昨日のNHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」では宮崎駿氏を取り上げていた。宮崎氏のアニメは欠かさず見ているが(息子の「ゲド戦記」も)、常に新しいものを生み出そうとする生き様は、みていてはらはらする思いだった。
 そういう必死の姿とは別に、ナレーションで彼の握力が若いときと比べて落ちてきて、HBで描いていたのが今は5Bだということには、そういうものかと愕然とした。
 骨折して通院のたんびに握力を測っているが、右は42,3kg、左は骨折の影響か22,3kgだ。右手の親指と人差し指でつくる「力こぶ」もよく見ると若い頃とは随分違ってきている。山の形が貧弱で、しわまでよっている。若い頃は右手は60近くあったのではなかろうか。今や、左手の力こぶなど見る影も無い。
 アニメーターのプロでさえ、加齢とともに握力が落ちると言うなら、あまり使わない筋肉などどんどん退化していくものだと、つくづく思い知る夜でした。
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鎖骨日記【33日目】

2007-03-28 | Weblog
 ぼちぼちネクタイを締めて仕事をしなければ、と思い、今日は締めてみた。なんとか締めたがまだ首が腫れている。昼休み、鏡を見てみたが、以前はみられなかった、首にたるみが出来ている。ボタンをはずせば楽になるので、当面これでいこうと思う。
 まだ、三角巾をしているので、ネクタイはしていなくとも目立たない。あう人あう人「どうなされたのですか」と話の糸口となってすこぶる話題に困らない(笑)。
 首のたるみが、リンパ液なのか脳髄液なのかはたまた血圧のせいなのか、起居や下を向いたとき感じる軽いめまいはいずれによるものなのでしょう・・・
 もともと低血圧気味(Max100~105だったのが最近では120程度となり、事故後は3週間程度、130になっていた。最近は120~123程度になってきたせいかめまい症状も軽減してきた。(先週、家でも計れるようにと血圧計も買った)
 後遺症は骨折だけでも出る可能性もあり、そのあたりゆっくり対応しようと思っている。
 
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鎖骨日記【32日目】

2007-03-27 | Weblog
 人事異動の季節である。今日は送別会。私は居残りなので、見送る側。まぁ部下のような人ばかりなので気楽ではある。せいぜい飲んで、食べて、肩はズキズキしている。酒はやはり良くはない。
 散々食べて、腹を膨らませて帰宅。風呂上りに体重を量れば63kg。ベストより3kg重くなっている。これを戻すのも大変だ。自転車にのれるようになっても、脚はなんともしようがなくなっているだろうし、骨が出来るまでは、今しばらくの辛抱。
 明日は長女が就職で関東方面へ旅立つ。これでちょくちょく家に帰るということもなくなると思うといささかさみしい。元気でいることがせめてもの望みなり。
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鎖骨日記【31日目】

2007-03-26 | Weblog
 やっと、「乗鞍」の募集要項が送られてきた。今年から、4/20までの募集期間内申込者の抽選となった。思うに3倍ぐらいはあるのではないか、と。
 どうせ、この体ではマスドレースは避けたい気持ち。申し込んでダメなら、それもそれで良い。時期をずらせて「乗鞍詣」を計画しても良いのではないかと思っている。そんな経験が無いので一度はやってみたい。岐阜側とのダブルでもいいかと。
 さて、要項の表紙はすばらしい、大雪渓を後ろに、岩さんが真正面に写っている。レーサーパンツのロゴもくっきりだ。でも、チームジャージをどうして着なかったのかな??
 
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鎖骨日記【30日目】

2007-03-25 | Weblog
 一月経った。山の神は車でお茶会。家に取り残される。
 午前中は雨降りで、地震まであった。能登半島を震源地とする強いが浅い地震。天気の悪いうちは本など読んで過ごせるが、午後、天気が良くなってくるともうだめ。仕方なく、HDD録りだめの「近松物語」を観る。
 溝口監督のこの作品はなかなか良かった。珠玉の作品。男を描く黒澤、家族を描く小津、男女の機微を描く溝口といったところか。
 家の中ばかりいるわけにもいかないので、ご近所をプラプラふた周り。コブシも満開だ。暖かく春の日差し。早く乗りたい。
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鎖骨日記【29日目】

2007-03-24 | Weblog
 今日で4週間経過した。午前中診察通院。レントゲンを撮る。
 結果は「骨と骨の間に『糊』が出来てきている。まだ骨は形成されていない。糊を傷つけないように。血管が通ってきている」だ。写真では3週間前の3/3の写真と同じ様で、良くわからないが、レントゲン写真を見る限り、骨と骨の間に「もやっ」とした感じで「糊」があるのを見ることができる。
 ぐぎっ、とする痛みは既になくなっており、感覚的にはつながってきたのかな、と思っていたが、骨の形成にはまだしばらくかかるようだ。せいぜい、牛乳でも飲むか・・・(写真は下方から撮影)
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鎖骨日記【27日目】

2007-03-22 | Weblog
 今日の新聞に「脳脊髄液減少症」についてセミナーが名古屋で開催されると言う記事があった。初めて聞く症状だが、交通事故後遺症として最近注目され、交通事故による多くの潜在患者がいるらしい。
 交通事故などで、衝撃を受け、髄液が漏れて、頭痛やめまいが現れるらしい。
 実は起居するとき、めまいがおきるようになっている。横になるときと、起き上がるときに、ぐるぐる目が回るような気分になる。少し心配。いびきも毎日かくようになった。口が渇いているので良くわかる。こんなことは事故前はなかったので気になる。今までは、首もリンパで腫れているし、血圧も10以上高いので、このためだと思っていたが、どんなものだろう。納まっていけば良いのだけど。
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鎖骨日記【26日目】

2007-03-21 | Weblog
 三角巾はしているが、左手も大分動くようになってきた。タオルぐらいなんとか固定して絞れるし、電話も首を傾ければ取れるように。
 仏土産のチーズも賞味期限が切れたものを食べているような感じだが、おいしく食べている。1個500円弱ぐらいで、たっぷりあるのでお値打ち。フランスパンやカンパーニュにシェーブルを盛ってジャムや蜂蜜と食べると旨い。シロカビ系(「シロカビ」と書いたが本当は「自然のカビ」系のようだ)はクリームを加えたのと、そのままとの2種。クリームを加えた方は好みではないが、スーツケースに入れて、賞味期限を加速させたので急いで食べている。おやつに、フランスパンに切れ目をいれて、チーズをたっぷり挟んで、トースターの中(弱)で暖めて食べても、パリッとしたパンにトロッとしたチーズだけだが、旨いね。
 ますます肥える。
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鎖骨日記【25日目】

2007-03-20 | Weblog
 山の神ご一行の仏土産は、自転車雑誌「Cyclisme]。500人の選手名鑑となっていて、ディスカバリィのフミも当然紹介されている。5段に分かれた一段目真ん中の扱いなので目立つ。フランス語で紹介されたフミは、172cm、70kg?重いんじゃないの(誤植??)。で、昨年の勝利は1回、世界ランキングは124位となっている。
 ネクタイの自転車柄も探したようだが、ドゴール空港ではなかったという。残念。代わりにエルメスを買ってきてくれた。ブランド志向はないので、猫に小判。
30年ほど前に、出張で親父の旅行土産のエルメス締めてJR神田駅にいたとき、「あら、エルメス」なんて、OLがすれ違いざまに言ったが、そんなことは昔の話。今じゃだれも見もしない。メジャーブランドはかえって恥ずかしいんだよね・・・。
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鎖骨日記【24日目】

2007-03-19 | Weblog
 今日は夕刻、事故の所轄警察の交番へ、事故調書の作成に「出頭」。
 結局、私と自動車が併走していて(50~100m)、その車が左折してぶつかったわけだが、事故の直接的原因は「自動車の左側方、後方の確認、また、左折時に左側へ寄る等行動が無かったことによるもの」ということだった。(道交法34条違反)
 まぁ、今は怪我が早く治って、自転車に乗れることが待ち遠しいだけなので、自動車の運転手には恨みもなにもない。あえて言えばこの車に併走する状況にならなければよかったのだが、車列の先頭の過積載のダンプがせいぜい40km程度で走っていて、遅すぎた。
 パリ~ニースは、最終戦コンタドール(ディスカバリィ)が逆転優勝。最後のエズ峠をアタックで40秒差とし、残り16kmの下り基調を駆け抜け、ゴールを19秒差で逃げ切り、逆転、総合優勝。 
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鎖骨日記【23日目】

2007-03-18 | Weblog
 春のステージレース、パリ~ニースも6戦目をカンヌで「ケスデパーニュ」のサンチェス(エウスカルテルにもサンチェスがいる)がソロ優勝。今日はニースから郊外の山岳を走り、最後に再度ニースからエズ村(鷲の巣村)の急勾配を登ってニースにゴールとなり、レースが終わる。
 山の神一行も現地でレースの話題を聞いたそうだ。イタリアなんぞへいつか行くときは、旅の途中にレース観戦を入れてもいいなと思ったりする。

 スーツケースは無事もどり、ほっとしたが、チーズは超熟成で、臭いは玄関先においた時から「この部屋臭い」と叫ばずにはいられないほど。さっそく、チルドへ移して冷やして切って食べたが、まぁ食べられないことは無い。子どもらは買うのをとめたそうだが・・・。シェーブルとシロカビ系2個の計3個。だが、その臭いは・・・


 
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鎖骨日記【22日目】

2007-03-17 | Weblog
 骨折3週間が経過した。昼前に医者に行ってきた。警察から診断書を請求されたので、書いてもらった。「全治2ヶ月」あとは左手首捻挫、胸部打撲、腰膝挫傷。
お金がいるかと思ったが、保険の方へ請求すると言う。そういう仕組みなのかと思う。
 レントゲンをみて先生曰く「砕けた骨から新しい骨が出来始めている。5%ぐらい」、私がみてもかすかにわかる程度なので、携帯に撮っても判らんかと、やめた。来週のお楽しみ。
 所轄警察署とも来週はお話の予定。
(写真はエズ;鷲の巣村から地中海)

 結局、午後、山の神ご一行のスーツケースは、一日遅れで、中空へ着いた旨連絡があった。まずはメデタシ。
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鎖骨日記【21日目】

2007-03-16 | Weblog
 久しぶりに、我が家に帰ってきた。ちんけな家でも落ち着くものだ。
 山の神ご一行も、先に帰宅していたが、いささか情緒不安定。
 聞けば、持って行ったスーツケースが2個とも行方不明という。パリで積み替えているからその時にどこかへ行ってしまったのであろう。以前、フランクフルトからストックホルムへ飛んだとき、同行者のスーツケースがシンガポールへ行ってしまったことがあって、2日後にやっとホテルに届いたことがあったが、さてはて我が家まで届くことになるのか、否か。
 チーズなど発酵が進むから買ってくるなと言ってあったが、どうもカバンに掘りこんであるらしい。カバンが戻ってきても、その中は大変なことになっているんではないかと。しかし、いまのところ、そんなこと、恐ろしくて言えません。
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鎖骨日記(20 日)

2007-03-15 | Weblog
山の神にお伺いしないで、次期戦闘機を決めようものなら、退職金をいいようにされる、と思っていたが、よくよく思い出せば、そうでもなかった。
昨年、大きい画面のテレビが欲しいなアとお願いした時、『退職金でこうたるでな』と、つきはなされていたのでした。既に、所有権はなかったのでありました。
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