自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

さまよう期間

2020-02-16 | Weblog

  四十九日とは、亡くなった人がこの世と彼の世との間をさまよう期間だとされる。
婆さん宅で絵を描こうとしたが、書棚の整理でもしようかとアルバムや書籍をなぶっていると、それだけで時間が過ぎる。絵を描きだしても色々思いにふけって集中しない。なるほど、残された人にとって必要な期間なのだと、そう思った。爺さんの時は会葬者も多く、自分も働いていたので葬儀後もばたばたしていたが、今回は家族葬でこじんまりとしており、かつ時間もあるのでゆったりと感傷にひたれるのはいいことだ、と思う。

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婆さんの他界

2020-02-13 | Weblog

 あっけなくも9日夜、心不全で婆さんが旅立ってしまった。昼過ぎまで一緒にいたのだが、それが最後の別れとなった。
 癌が分かってからは、離れて暮らしていても、なるべく一緒に昼ご飯を食べるようにしていて、なかなか濃密な1年10月余りの生活は思い起こせば楽しき日々であった。式場には自分の描いた絵やメモリアルボードを次女と協力して作り掲示した(12日告別式)。享年93歳。合掌

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たまのライド

2020-02-09 | Weblog

 昨日は体が重く、調子が悪かった。くしゃみも出て、家で一日安静にしていたら今日は回復。
 午前中は婆さん宅で、油絵「中村川」。アクリル絵具で下書きしているが、下絵だからとちゃんと描いてなく、デッサンが悪い。再度修正の連続。一向に、はかが行かないが、ま、しかし、何とかなるという気持ち。やるしかない、と腹くくり。これも体の調子が良くなったためか。
 午後帰宅して、ジャイアン号の用意。1週間間隔が空いて、昨日は乗りたくもなかったのに、今日は乗りたい、と思う。午後で気温は6度はありそうだ。風はめっぽう強く、西向きは全く進まないが、これも脚の運動、と楽しむこととする。椿~水沢(写真:背景は入道岳と鎌が岳)~山田のコース。走行48㎞。

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半蔵 特別純米酒

2020-02-07 | Weblog

 寒い!この冬はいつにもまして暖冬で、この寒さは堪える。サドルにまたがろうとはとても思わない。ということで、婆さん宅で油絵作業。しかし、はかが行かない。初めての50号はキャンバスが大きく、一向に進まない感じ。これでは夏過ぎまで仕上がらないのでは、とも思うぐらい。ストレスがたまる。
 婆さん宅を後にしてからは、箕田の太田屋で酒の補充。伊賀の「半蔵」特別純米酒2400円(税別)を購入(写真)。寒いので燗用。帰途、あわててハンドルを切り、路肩のコンクリで車に傷をつけてしまう。なにやってんだろうと、家に帰ってやけ酒とばかり半蔵をいただく。なかなか美酒。燗でも良し、冷でも良い(精米歩合60%、酒度+5、火入れ酒)。

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イタリア人気質?

2020-02-05 | Weblog

 図書館から借りてきて「イタリア人に学ぶ日本人が知らない名画の見かた(原題は単に「How to see style  in art」」という本を読んでいる。ロマネスク以降の美術様式の解説書であるが、イタリア人の著者はカラヴァッジョが絵画の革命児として自慢のようで、レンブラントやフェルメールまで北方のカラヴァッジョ派として整理されている。影響はあったかもしれないが、いささか我田引水的ではないかと思う。オランダ等の画家がイタリア詣でをしたのは事実なれど、カメラオブスクーラを利用した写実絵画は貿易で栄えた当時の「北方」で並行的にあったのではないか、と想像する。レンブラントなどは日本では単に「バロック」に位置づけされ、これはこれで大まかすぎるとは思うが。絵画等の様式を非常に細かく分類しているところなどは、これが欧州での見識かと歴史の違いを感じるし、参考となる。
 昨日、今日と日中は絵の時間とした。絵は「蒸留塔:昭石」が細部の詰めの段階になってきた(写真)。イラストのような絵ではあるが、絵の在庫もないので5月に市民ギャラリーで展示予定。横からの光で明暗が強いが、日本カラヴァッジョ派というのはあるのかしらん??

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椿~八島川

2020-02-02 | Weblog

 日曜の今日、午前中は婆さん宅で油絵。金曜に見た岸田劉生展、岸田は20歳台前半、人物画ばかり描いていて、風景画に得手が悪いと感じ、「色で描くから描けないことが分かった」「(色を)捨てれば描ける」と言ったという。これは今の自分と同じようだと、おもしろかったが、では色で描かないで何で描くのか、は説明文にはなかった。形、色、とくれば、残るは光(明暗)しかないのでは、と思うのだが・・・。そう思って、自分の絵もトーンに手をいれたら少し描き方がわかったような気がした。
 午後2時からは、椿~八島川コース、50㎞。暖かいので気分も良い。椿神社は日曜とあって人出も多い。(写真)
 参拝に来た親子連れ、3,4歳ぐらいの男の子が、自分の方を振り向きながら父親に「あの、おじいちゃん、細い!」と。親は無視していたが、お宅のおじいちゃんは太いのね、今度からは、せめて「おじさん」と言うように言ってもらえやんやろか、と思いながらサドルにまたがるが・・・。

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美術展はしご

2020-01-31 | Weblog

 没後90年岸田劉生展の前売り券を買っていたし、改組第6回日展名古屋巡回展の招待券も入手できたので今日は名古屋へ美術展のはしご。日展では知人の作品もある。
 日展は実は高1の時以来、52年ぶり、2度目と思う。歴史的に著名な画家の展覧会はよく行ったが、現在、現役で描いている画家の作品を見だしたのは、最近で、絵を描きだしてからだ。(高1の時は美術の先生が出品していて、話題づくりにクラスメイトと見にいった)
 描いている以上、やはり色の使い方とか、表現の仕方とかを見る。ずいぶん参考になる。好きな画家のは写真に納める。(写真は、松本貴子の2回目となる日展特選作品「真夜中の魔法」)
 午後は市美術館の岸田劉生展。19年前に生誕110年展を愛知県美で見ているので半分ぐらいは同じ絵を見ることとなったが、今回は自分も描き手の一人として見るので見るところが違うナと思った。自画像が多く集められていて、良かった。  

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中華そばライド

2020-01-30 | Weblog

 今月は4回しか乗っていないなぁ、と思いながらの5回目サイクリング。50号(中村川)の油絵を描きだして、精神的に追い込まれている。描き方が良くわからないし、進まないし、と。おまけに8号(蒸留塔)も細かいところを描きだして、これも進まない。どっぷり絵に支配されているようで、こういう時こそサイクリング。
 ということで、安楽越えて「宇奈月」を目指す。乗る前は、青土ダム経由の100㎞と思ったが、いざ乗り出すと、脚が重く、向かい風のためもあるが、一向に進まない。安楽もなめくじのごとくとろとろ、と登る。坂は苦手の体となった。
 結局、短い鹿深の道コース。ただ同じ道は面白くないので、大原ダム下からは県道129号でそのまま西に向かう。しかし、これが冷たい風との闘い。滋賀県側はまるで曇り空。下りなのに20㎞そこそこ。
 「宇奈月」のランチは中華並みセット(写真)830円。11時半過ぎに店を出て、いつもの帰宅の道へ。さすがに帰途は追い風なので脚も回る。
 加太へ来ると、例の金場の災害復旧か所が「全面通行止め」今日と明日の2日間の表示がある。仕方なしに、バンドウ越え。ゆっくりと山道を登る。久しぶりだし、まぁいいか、と。関からは農免道路、今日は阿野田から県道649で下庄に抜けてみる。初めて走ったが、トラックが少なく、帰宅コースとしてこれもありかな、と思う。走行96㎞。

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カメラと絵画

2020-01-27 | Weblog

 camera とはラテン語で「小さな部屋」という意味である。
ところで、カメラが使用され始めたのは15世紀。と書くと「えっ?」と思われるかもしれない。そう思われる方は「写真」と勘違いされている。自分もそうだった。実用的な「写真」は1836年の「ダゲレオタイプ」の発明からである(写真は像を固定する仕組み)。カメラはずっと昔からあった(絵にするためには手でトレースする必要)。
 暗い部屋の中で、ピンホールから逆様の像を結ぶことを発見してから、それを暗箱の中で実現したのがcameraである。ピンホールはやがて凹面鏡や凸レンズの使用により、より明確な像を結ぶようになり、箱の中に鏡を利用し、正立像を映すようにできるようになった(カメラ・オブスクーラ:obscura ラテン語で「暗い」、即ち「暗室」)。簡易トイレのような暗幕を利用して、野外でも使えるようになっていった。

 15世紀初めに線遠近法が発明されたのはcameraのおかげかもしれないと言われる。フェルメールはカメラオブスクーラを使用していたことが知られている。そのほか、カラヴァッジョ、ベラクルス、ファンエイク、ホルバイン、ダヴィンチ、アングルなどなど・・・も、と。「天文学者が望遠鏡を利用するように、画家はカメラオブスクーラを利用すべきである」ともいう人がいた。(デイヴィット・ホックニー「秘密の知識」(写真)より;本の表紙は、画家である筆者が使っているのはカメラルシーダで1806年に発明された)

 以上、最近読んだ本から、適宜引用。アングルの線に迷いのない見事なデッサンもそうだったのか、となるほどと合点した。
 自分の絵は写真なしには描けていない。2年前の最初の絵は40年前のスケッチのみで描いたが、子どもっぽい絵だ。細かいところのリアリティを追及すると、写真が必要だ。が、素人が写真にとらわれると、作品に力がなくなるので注意が必要だ、と思う(この著者もカラヴァッジョの静物画のリンゴとセザンヌのリンゴを比較してそういうことを述べている)。写真があろうとなかろうと描けるのがプロ級なので、その境地には追いつくことは無いナァ、と。

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かしわ焼肉丼

2020-01-25 | Weblog

 明日から天気が悪くなるようなので、今日はサイクリング日とした。行き先は中村川。油絵具で描きだしたが、しばらく実景を見ていない。やる気がいまいち、ということで刺激を受けに。自走なので8時半前に家を出る。
 中勢BPから久居経由げ島田橋、中村川を遡る。冬となり、木立の葉も落ちて川の景色がいつもよりはっきりと目に映る。次はどこを描いてやろうかな、などと思いをめぐらす。所々で写真を撮って描くための資料とする。
 今描いている現場では道路上からうろうろ歩いて眺める。河原に降りたいがレーサーシューズでは無理だ。何度となく見ているつもりでも、新たな発見があり、まだまだ見足りない。写真から絵を起こすときは実景をちゃんと把握していないとおかしな絵を描いてしまう危険性がある。絵を描くに、見過ぎるということはない、と思う。
 今日のランチは「うきさとむら」久しぶり。一人だし、「かしわ焼肉丼(850円税込み)」とする(写真)。鶏は自分で焼いたほうが良いのだけれどネ、グループで来たい所。
 12時には店を出て、細野峠を越え、moriコーヒーで豆を買って、島田橋からは往路と同じ道で帰宅。走行109㎞。

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