自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

うどんポタならず・・・

2023-01-29 | Weblog

 歳が明けてから、左ひざに異常が出た。正座しようとする時にやや痛みのようなものを感じる。サイクリングの前に山の神に話したら、「無理せず、ポタリングで乗ったら」と。「ポタ」なんて言葉いつ覚えたのだろうと思う。
 10時になって、我慢できる程度の気温になって、家を出る。道路の温度計は、2,3度。手指が冷たくなる。足のカイロとは別に、ポケットカイロをジャージに入れてきた。
 11時開店に合わせて、亀山白木の「池田」までうどんポタリング。いつも下る阿野田~下庄の坂を初めて登ってみる。4~7%の登りやすい坂。これまで下りしか走っていなかったが、登りだと勾配変化が良く分かる。
 農免道路は路肩に雪が溜まっていて、先日の新名神の件が思い出される。白木から椿へ抜けようと思っていたが、幹線道路経由が安全かナ?と思いなおす。
 さて、1時間少々でうどんの池田へ。ところが、「臨時休業」の立て看板が。関へでるか、亀山でランチするか?と悩んだが、路肩に雪も残っているような道だし、1時間で家に戻れるなら、戻ってしまおうと、Uターン。
 同じ道も面白くないので、旧東海道へ左折し、コビアンの前を通って、南野町の宗英寺へ寄ってみる。ここは大きな銀杏の木があるという。秋に寄れなかったので、どんなものかと。(写真)
 幹のど太い木でした。樹齢600年、高さ40mとか。秋にもう一度寄ってみよう。
 帰途は亀山駅前を通過し、再度、農免~阿野田~下庄で帰宅。走行44㎞

 今回はR-SYS前輪の調子の確認を兼ねていたが、前のようにダンシングすると異音のするような事もなく、静かな走行で問題なし。原因は何だったんでしょう?
 左ひざの違和感も気になるが、変形関節症であれば、加齢が原因なのだが・・・、膝の痛みはいくつも原因があるらしい。最近真っすぐペダルを踏むようにしているため負担がかかっているのか?乗っている時はなんともないから、これも良く分からん。

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前輪の不調

2023-01-27 | Weblog

 土日はなんとかサイクリング出来そうだが、予想気温をみると土曜は寒いね。この寒さで、安楽の雪は当分融けないだろうし、この間行ってきて良かった、と。
 今日は、前輪又はヘッドチューブあたりからの異音の一件処理。ヘッドパーツは12月にばらして掃除をしたので原因ではなさそう。今回、前輪をカンパニュートロンに交換したら音が無くなったので、前輪かナ、とR-SYSの前輪チェック。専用工具がどこかへ行ってしまってなかなか作業できなかったが、先日、不要部品箱に入っていたのを発見。
 さっそくバラシて(MAVICは構造が簡単)ベアリングのシールをめくってみると、グリスは5年程前に補給しただけなので、黒く汚れている。汚れたグリスを取れるだけ取って、補給する(ハニースリックグリス)。しかし、ベアリングにゴリゴリ感はないので、原因不明。(写真;シールをめくった状態)
 素人じゃわからんと、3Kさんへ持って行った。
 診断は、ノーマルベリングだが、異常はない。高圧洗浄水とか乗りたくればともかくネと。結局、締め過ぎていたのでは?とのことだった。
 5年間重い前輪だったのかナ?日曜にでも、前より、良く回るようになった前輪付けて乗ってみよう・・・。前から、ニュートロンが我が家では一番回るホイールだったのだが・・・。

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ねじ山がつぶれる

2023-01-26 | Weblog

 雪もとけだして、今日は午後から婆さん宅で絵の作業。
 ところが、絵を架けるイーゼルの受け台が緩んで固定しない。この頃、作業中に緩んで落ちるようになり、閉口していた。使いだして4年ほどなので、毎日のように使うにしても、ねじ山がずるっとつぶれるのは早すぎ。中国製なので、安かろう・・・のイーゼルなのだが。
 手で回して固定するノブを外して見れば、ねじ山がつぶれてネジの意味をなしていない。
 イーゼルには上部にも同じ固定(上下でキャンバスを挟むため)するものがあるので、同じネジであり、とりあえず嵌め変えて、使用。
 さて、ネジのついたノブなど、同じものは売ってないだろうと、近くのDIY店へ。
 ところが、ありました。汎用ノブでボルトと組み合わせて使うもの。「チェンジノブ」と商品名にある(ボルト用でもナット用でも使えるため)。
 同じメーカーの6角ボルトとこのチェンジノブを買って272円(税込み)と、お安く代替品が購入できました。(写真:奥が中国製ネジ付きノブ、手前のノブがぼけた写りだが、チェンジノブ)NHKの朝ドラじゃないけど、日本のネジは安いものでも優秀じゃないか、と思う。
 

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雪の日(絵の作業)

2023-01-25 | Weblog

 昨夜からの雪が、今夕に至っても降り続いている。道路や屋根の雪など、昼間に少し融けたが、気温が下がって、また積もりだした。12,3cmはありそうだ。
 という事で、不要不急の外出を避け、今日は一日、家の中で絵を描いたり、テレビを横目で観たりの一日。幸い、昨日午後から、先生のアトリエで絵を描く日だったので、道具一式車に積んでいた。今日は、都合5時間ほどキャンバスに向き合った。
 描いている「鶏鳴の滝」も細部ばかりの描き込み作業。こういう時は、小さい筆を使わなければ描けない。
 重宝しているのが、100均の「ネイルアート用筆8本入り」。持ち手が小さいので、描きづらく、しばらく使わなかったが、12月に「夜顔」用の行燈鉢仕立て制作のため、河原で「女竹」を取って来ていたので、その細い先端部を加工して、筆用ホルダーを製作した。(写真)適当な長さに切って、3.5mmのドリル刃で穴を開けるだけ。「夜顔」の種まきは5月なのだが、竹の採取は12月など成長の止まる冬に限るため、冬から用意している。(夜顔は大きい株になるので、朝顔用の市販行燈では小さすぎて、針金と竹で毎年自作している。)
 100均筆なので、品質もばらつき有、耐久性も劣るが、安いのでありがたい。

 (夜顔は朝顔のような大きい花が、8月以降、夜に咲く)

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木を見て森を見ず

2023-01-23 | Weblog

 嬉野町、合ケ野の中村川にかかる丸太橋の新緑を描いている。昨年9月頃に一旦筆を休めて、額に入れていたが、再度、完成に向けて描き進め始めた。(写真;上が7月時点、下が現在)
 作業は細部の描き込みなのだが、全体を見ないで、細かい所の補正ばかりやっていて、今日は、なんか変だな?と全体風景と見比べてみると、木々の枝葉の光の表現がおかしい。
 最初の修正箇所は良かったが、隣も、隣もと、よく見ないで修正したものだから、全体がおかしくなった。
 枝見て、木を見ずと言うか、木を見て森を見ずというか、最終段階でこれだから、自分のレベルにがっかりした。

 7月(上)と現在(下)を比べると、左側の岸辺がより暗くなっている。先生の助言で加筆修正したのだが、この事によって、見る人の視点が散漫にならず、絵の中央部へ行き、奥行き感も強調されているのではないかと。午前10時から10時半頃の景色で、5月の左側の岸辺は修正前の絵のように暗くもないが、6月はこのように暗い。そういう意味で、5月の光のをベースとして、6月の光の状態を加えている絵だ。
 絵は2次元のなかに立体(3次元)を表現する事だと思うので、先生の助言は有難い。

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練習コースは良い

2023-01-22 | Weblog

 明日から大寒波の予報、という事で少し乗っておこうかと。手指がかじかむ、5度以下では乗りたくない、という爺さんになってしまっている。今朝も少し冷えたが9時過ぎには5度ぐらいになって来た。
 先日、脊柱管狭窄症後遺症で弱くなった左脚を意識した走りをした。意識して走るには速度も遅くなる坂道が一番、ということで、アップダウンのある、近場の御園10㎞練習コースへ。1周9.8㎞で短いが坂は5カ所程度ある。獲得標高は1周100~120m程度か?測ったことないけど。
 大会に出なくなってからは、こういう練習コースは走らず、気ままサイクリングばかりやっている。当然、老化に拍車をかけるわけだが、それでも良いかと思っていたが、左脚が弱くなると、右脚に負担がかかり、結局弱くなるのに拍車をかける。老化は仕方ないとして、出来るものなら、左を調整したい。
 3周予定で走り出す。走り出すと、練習していた頃の記憶がよみがえる。この平坦は36km維持だったな(28km)、この坂のトップでは30km維持だったな(23km)この坂のトップは20kmオーバーだったな(13km)この坂のトップは18km(14km)だったな、など次々と当時の目標が(カッコ内は今日の1周目)。
 遅くなっているのは仕方ないとして、左の脚を忘れないように乗る。体が覚えている練習コースは、目的が違っても聖地のようなもの。適当に走ろうとは思わないのが良い。
 当時は1周20分が指標で、切ることを目標としていた。今日は3周目が23分ジャストで一番ましだったが、こんなものだ。10kmで3分は100km以上だと30分+。なるほど、以前の時間予定で走れなくなっているわけだ。
 左脚練習はローラーでも良いだろうが、走れる限り、やはり外。走行46㎞

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「早春」

2023-01-21 | Weblog

 菰野町、早川酒造の酒。12月にも飲んだが、正月用の酒も切れて、2本目購入。
 早川酒造には15年ほど前頃か、純米吟醸である「田光」を売り出した頃3回ほど行った事がある。田光は特約店卸のみで蔵では売っていない(今の状況は良く知らない)。分かっていたが、その都度、蔵の元から作っていた「早春」を買ってきた。火入れ酒(2回火入れ)で、味は個性的、雑味があるというかやや癖のある味だった。良く言えば豊淳。昔の酒の味の傾向。
 従って、酒屋に「田光」と並んでいれば「田光」の方を買う事に。しかし、先月買って飲んでその味に驚いた。昔のイメージはない。「田光」と遜色ない。大晦日に、伊賀の酒「半蔵」うすにごり、というしっかりした味の酒の後で飲むと水みたいに感じるほど。
 太田屋さん店主の話によると、先代の親父さんは今は酒を造っておらず、息子が造っているので味が変わった、とのこと。製法は「田光」と同じではないか、と。なるほど、と納得。今様の嗜好を反映した上手い酒造りだ。税別2300円というのもコスパ良し。昨今の物価上昇のなか、維持して欲しいと願うばかり。(精米60%、al.15度、純米、1回瓶火入れ)

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絵の寄贈

2023-01-20 | Weblog

 今日は、以前働いていた福祉施設へ絵の寄贈に行ってきた。
 F50号の「光る海」と題した漁港の水揚げ風景。ここ数日は、絵に別れを惜しんで、我が家のリビングルームで懸けていた(写真)。この施設も海に近く、魚の水揚げ風景は馴染みがあるところで、良いのでは、と思った。
 久しぶりに顔なじみの職員と話すのは楽しかった。コロナ対応で大変な現場なのだが、聞けば、電気・ガス代などの値上げで経営的に大変な状況になっているという。在職時は色々苦労もしたなと思っていたが、更に上積みの状況だなと。こんなことしかできないけれど、なんとか頑張ってほしい、と思った。 

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左脚の調整

2023-01-19 | Weblog

 穏やかな一日、色々あって、中5日のサイクリング。雪も無くなったであろう、と安楽越えを目指し、「宇奈月」ランチの予定で、8時半前に家を出る。
 降雪でなかなか来ることができなかった安楽、先日の暖かい天気で、さすがに雪の気配もない。
 10月の乗鞍ヒルクラで後姿の動画を観て、左脚をかばいながら踏んでいるのが良く分かったので、真っすぐ左脚を降ろすことを意識してペダルを回す。パワーモニターがあればわかるのだろうが、恐らく6:4~6.5:3.5ぐらいではないかと思うほど左は弱っている。前から左は弱かったが、脊椎管狭窄症後遺症で拍車をかけた感じ。坂道で意識して回す他ないんだろうな、と思っている。鍛えるというより、左右のバランスの調整、改善をしたい。
 開店まで時間があったので、油日神社へ初詣(写真)。ちょうど暖簾を上げている時に、お店に到着。一番乗り。
 暖簾を出した店員さんに、「いつも来ていただいていますけど、どちらから・・・」というので、「安楽越えて来ています」というと「そんな遠方から・・・」と驚かれる。片道50㎞ないけどね「この冬は雪が多くて来れなかった、よ」と言ったが、後でブログをみれば10月から来てないのだった。注文は、いつもの中華並みセット880円。
 滋賀県の天気は曇り空で肌寒く、関までくれば雲も少なくなって暖かい。いつもの農免~阿野田~下庄で13時半帰宅、走行92㎞

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手袋の繕い

2023-01-16 | Weblog

 5年ほど前に買ったシマノの厳冬用メタリックサーマルテック手袋の内側親指の辺りの布が破れて来たので、左右とも繕い作業。写真のうち、下側はパールイズミの冬用、10年ほど前の手袋(現在も使用中)。
 手袋は、親指と人差し指の先端が良く使うので破れる。シマノのこれは、厚めの人工皮革?でカバーされており、丈夫そうだ。しかし、今回はその下部の柔らかい布が破れた。
 パール泉の方は人差し指の先端部分も破れて3本の指先を5年ほど前に繕いをし、使用中だ。補修布は廃棄レーパンや手袋の生地を適宜切って、使っている。
 山の神がこれを見ていて「新しいの買えば良いのに」などと気楽に言うので、「8000円ぐらいするんだぜ」などというと、「2,3000円ぐらいかと思った・・・」などと前言修正。
 補修用生地で厚くなって、操作性が悪いかと言うと、冬なのでそうでもない。むしろ暖かくなるのでは??と思っている。

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成人の日(2)

2023-01-13 | Weblog
 「成人の日」のお祝い、報道で知ったが、18歳への変更を実施しようとしているのは全国で3自治体のみという。
 国民の祝日法では「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」事を趣旨としているようだ。元々は1月15日で、この日が小正月でかって元服の儀が小正月に行われていることに由来すると言われている。
 多くの自治体では「20歳の集い」として『成人』の語を避けて開催されている。そんなんで良いんでしょうかネ。なんで20歳?と言われれば「酒とたばこ」が解禁されたから、と言うしかないのでは?
 政府は祝日法の改正を行い、祝日のない6月にでも設定すれば良かったのではないか(選挙権が平成28年に付与された月でもある)。

 今日は午前中サイクリング。錫杖湖~柚之木峠~加太関、走行63㎞
 写真は柚之木峠への登り道。以前、水を吞みに来た小鹿を見た辺り。
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「成人」の日

2023-01-09 | Weblog

 県内29市町のうち、20歳を成人の日に祝っているのは28、伊賀市のみ今年から20歳1月、19歳3月、18歳5月と移行時期としている。
 昨年から民法上は18歳が「成人」となっている。成人は20歳ではない。選挙権は平成28年6月から先行して18歳で付与されている。伊賀市以外の市町の対応は、ことなかれ主義の象徴のようだ。山奥の小さな集落の伝統行事ではなく、国際的に日本の成人は18歳と規定し直したのであるから、そのように対応すべきだ、と思う。全く、外が見えていない対応だ。
 まぁ、教育の在り方も、高校生ともなれば、大人(社会人)になるための勉強と位置付けねばならないだろう。小中も当然ながら18歳を社会への出口として、連続した教育として、明確に打ち出す必要があるだろう。
 これまで、日本の対応が遅れていたのであって、子ども扱いのまま高校を過ごしては、社会の損失であろう。また、20歳までの2年間は猶予期間(モラトリアム)ではないのである。

 てなことを思いつつ、今日は天気も穏やか、サイクリング。先日行きそびれた、中村川遡行、8時半過ぎに家を出る。
 ゆっくり、中村川の冬景色を堪能しながら、11時過ぎ「うきさと村」着。西井のあばさんが外にいたが、今日は休業とのこと。仕方なし。「うきさとむら」の裏手に、「ラモシオン」というギターを中心においているお店がある。月~水はお休みのため閉まっていたが(写真)ギターなど弦楽器が好きな方は覗いて見るのも良いかと。そういえば、親子2人でやっているデュオ「ラモ」は6,7年ほど前か、美杉火の谷温泉で聴いた事があった。その親子のやっている店だ。
 柚原を後にして、細野峠を降りて、腹が空いて来たので、五輪峠下のコンビニで腹を満たし、県道58、24号で久居経由中勢BPで14時帰宅。走行108㎞
 
 

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椿~水沢定例コース

2023-01-07 | Weblog

 昨日は、夜、酒をいささか飲み過ぎて、ブログの更新ができなかった。
 昨日は、中村川の方へ行こうかと思っていたが、朝の天気は曇り。いささかトーンダウン。で、午前中のライドとして、椿神社へ初詣。平日なので、車両の一方通行規制はあるが、車も渋滞する事もなく進入していた。
 正殿前は人が並んでいたので、横からお参りして神社を後にする。南の方は雲が少なく、行けば良かったかも、と思ったりした。
 水沢~和無田と定例コースで帰宅。写真は、ミルク道路と堂が山の間の茶畑の所で、鈴鹿の山を見る。入道(左)と雲母(きらら)(右)の間に鎌が岳があるのだが、雪雲に白く覆われていて見えない。走行50㎞。
 午後1時頃には雨がぱらついたりして、この地は不安定な天気だった。短距離ながら、調子も良くなく、ロングは止めておいて、まぁ良かったかと。

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仕事始め

2023-01-05 | Weblog

 昨日から、絵の作業。今やこれが仕事のようなもの。なので昨日が仕事始め。お金には出ていくだけで、一切入らないので、「仕事」とは言えないが、時間つぶしとしては仕事並み。
 描きかけの「鶏鳴の滝」も細部の手直しに入って、手探り、迷路状態。何度も描いている人にはわかるのだろうが、経験が乏しいと手戻りが多い、というか、手戻りばかり(写真)。前回は11/20のブログにこの絵を載せてから40日あまり経過してこの状態だ。
 この絵の滝の水の流れを、今描いているが、えー加減に描いては消し、描いては消しの繰り返し。
 もともと、下書き無しで、いきなり筆で大まかに描いたものだから、写真見ての手直しが難しい。岩と水の流れが合わないので適宜つなぎ合わせている。恐らく、そんな事は自分以外判らぬ事なのだが、自身おもしろいものでもない。思い通りにならないのも「仕事」に似ている。

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鯖大師

2023-01-04 | Weblog

 昨日のサイクリング、草生の鯖大師にお参りした(写真)。地元の方々の信心が篤いのか、いつ立ち寄っても、綺麗なお花で飾ってある。鯖大師は四国88カ所の番外の20カ所の巡礼コース、徳島の八坂寺が有名、とある。で、自分はここしか知らないので、調べてみた。
 津市榊原温泉のお寺の他、津市殿村、白山二本木、山野、一志田尻、香良洲にも鯖大師の石仏があるという。いずれも、現在は全て津市内である。この地域に集中しているのだろうか??県内で他にあれば、ご教示願いたい。
 さて、鯖大師、江戸時代は「行基大師」の事であったが、今や「弘法大師」となっている所が多いとの事。また、なぜ右手に鯖(魚)を持っているのかだが、『昔、旅の僧が、塩鯖を積んだ馬方に、鯖を請うたところ、拒否された。僧が呪歌を唱えると、馬は腹を病み苦しんだ。馬方は僧が大師と知り、鯖を渡し詫びる。僧は再度呪歌すると、馬は回復する。塩鯖を海に戻すと泳ぎ出した』との話である(鯖を拒否されたから、馬を苦しめ、鯖をせしめるという事も弘法大師には似合わない、と思うのだが・・・)。
 こういう事から、鯖を3年断って祈念すれば、願い事がかなう、病気はなおり、幸福になれる、と言われている。
 民俗学者柳田国男は、海と内陸との交易の際に、境に魚をお供えした風習がこの基盤にあるとの見解を示した(らしい)。
 昨日は、鯖大師のお参りの際に、願い事をたんとつぶやいて来たのだが、夜にはすっかり忘れてしまい、その日、山の神が買ってきた肉厚の「鯖寿司」を美味しい美味しい、と言いながら3切食べて、しまった・・・。
 

 

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