自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

装束

2009-02-28 | Weblog
 暖かい一日だった。午前中は仕事のようなもの。午後から、MS97ジャージを着て、オルカ号でリバティゴルフ場横の坂を3周。平地は心拍は上げないでLSDで走る。さすがに坂ではそうも行かないが、弱い左脚だけで登ったり、まぁお遊び。帰り道は回り道して、ちょっとWサイクルの支店へ寄ってみる。
 支店は初めてだった。バーテープでも買おうかと思ったが、希望のメーカーが無くて見学だけになった。割と小ぶりのお店だった。
 走行72km(写真は途中で、しだれ梅)
 
 婆さんには死装束の希望についてまだ聞いてないが、死出の旅路となれば旅装束。自分であれば、自転車のジャージ姿か。MS97のチームジャージが良いかもしれない。ホイールを棺に入れるというわけにも行かないから、ドロップハンドルぐらいは握らせて欲しい。また、靴と手袋、ヘルメットぐらいは身に着けたい。
 不燃物は入れるなと言われるかもしれないが。
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おくりびと

2009-02-26 | Weblog
 今日のNHKクロ現代のテーマ。
 アカデミー賞をいただいて、一躍脚光をあびている。亡くなった時の作法のようなものは、家族では実際のところよく分からないものだ。
 親父が死んだときも、もう葬式の準備をするだけで精一杯だった。12月30日という慌しいときだったので、当日の仮通夜、年明けて2日の通夜3日の密葬、10日過ぎに改めての本葬と4回も坊さんを呼んだし、経費もかさんだ。坊さんは名古屋の寺なのでややこやしいこと限り無しであった。一人でなんども葬儀をやったようで本人はこの世との別れで良かったかもしれないが、こちらはくたくたであった。
 棺に入るまで、5日間家で寝ていたが、その間、髪の毛はだんだん黒くなってくるわ、ひげは伸びるわで、死んでなお細胞の力は残っているものと感心した。
 ひげはやはり剃ってやらねばと、干物のようにこわばったほほに傷をつけないよう、少しづつ剃ってやったことを思い出す。暖房の無い部屋で、ドライアイスがよく効いて寒かった。
 映画のシーンをみて後悔するのは、ちゃんと良い服を着せてやれば良かったということだ。そこまで気がまわらなかった。婆さんの時は、本人に聞いて服も考えておこうと・・・
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失敗とは・・・

2009-02-24 | Weblog
間違いをしても やり直す機会は 必ずあります

なぜなら わたしたちが 「失敗」と呼ぶのは

転んだことではなく 転んだまま 起き上がらないことなのですから

メアリービッグフォード という女優の言葉らしい。

今日は思うところあり、先人の言葉引用。
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消費カロリー

2009-02-23 | Weblog
 昨年暮れから使っているキャトアイのサイコンV3は消費カロリーが表示される。昨日の中座MS錬は70km走って、1169kcalの消費。どういう仕組みででるのかわからないが、負荷と時間ではないかと思う。設定心拍ゾーンごとの時間は表示されないので、平均心拍数×走行時間数÷消費カロリーで係数が出るのでは、ないかと。いくつか試してみたら、係数としては「19.3」前後がメディアムな数値。平均心拍×走行時間÷19.3で概ね消費カロリーとなる計算。
 実際はもう少し細かい計算がプログラムされているのだろうが。
 自分はデスクワークなので、身長×体重を仕事のタイプで割ると、一日の適切なカロリー摂取量は約1750kcal程度らしい。コンビニのハンバーグ弁当で850kcalあるので、どうも通常の3食のうち、朝食分は抜かないとオーバーする感じだ。もちろん間食はなし。
 自転車に乗っているために基礎代謝量は増えている。しかし油断すると良くない。今夜も相変わらず、1.6kgベストより重い。食後の饅頭を食べながらこれを書いているのも大いに矛盾だ・・・。
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元気村初体験

2009-02-22 | Weblog
 今日はMS錬。集合場所には16人。A班8人(+1人)、B班8人と大勢。yosiさんを待つA班に先立ちB班出発。K見隊長の先導で、こんなところを行くのか、というような猫道もたどって、桑名元気村へ。ここは初体験。
 7周するというので、午後の予定を考えて、途中離脱と決める。
 この元気村コース1周7km。狭いところもあり、3人程度なら良いが、8人だと、最後尾は少し見通しが良くなく危険かもと感じた。狭い旧提を対向車がくることがあり、地元の人だけになかなかのスピード。
 ともあれ、時計をみて4周で隊列から離れ、帰路へ。
 帰路は多度経由とも考えたが、時間の関係上、往路をたどることに。
 行きは初めてたどった道であったが、角を曲がるたび、後ろを見て景色を覚えたつもりだった。しかし、2度間違いをやってしまった。伊坂ダム湖への登り口と坂部団地の登り口をいずれも手前の交差点から入り込んで「あれっ、こんなところ走ったかな」とふらふら迷走することになった。
 それでも予定通り、12過ぎに集合地点へ戻り、1時には帰宅できた。
 走行70km
 
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冷たい日

2009-02-21 | Weblog
 朝方はみぞれ交じりの天気となり、路面が濡れる。寒いと言うより、冷たい日だ。
 先日展覧会の招待券を親戚からいただいたので、県立美術館へ、山の神と。
 津は良い天気で、雨の降った形跡もない。鈴鹿の山は雪か時雨ているのか、黒雲の中である。美術館は「山口薫展」明日で終了。 良く知らない画家であったが、20歳前後の作品を見て、すでにアカデミックな画風を捨て、フォーヴィズム的な絵を描いていて、随分上手な画家だ。30歳台半ばから抽象的な画風となり展示の中心となるが、なかなか見ごたえもあった(写真)。
 午後から、御園コース3周。体が重く、脚も回らないので、ゆっくりと走る。
 平均心拍151とゆっくり走ったにも係わらず前回より高い。調子の悪い一日である。
 夕刻、録画してあったが長くて一度に観られなかった、「激動の昭和史 沖縄決戦」(昭和46年東宝)を観る。10万人の日本兵士、15万人の沖縄県民が亡くなった「決戦」の映画である。岡本喜八監督。
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温泉

2009-02-20 | Weblog
 「クールJAPAN」NHKBShiの番組を録画でみた。(気に入っている番組は録画で観ることが多い。時間の有効利用兼好きな番組だけを観ることができるため)この番組は日本の文化や生活慣習のほか、例えば地下街など特色ある日本の生活経済など幅広く扱っている。テーマに対し、外人が意見を言い合う、という番組。(鴻上尚史とリサ・スティグマイヤーが司会進行)外人目線が新鮮で面白い。
 今回の特色テーマは「温泉」。最後の場面の「混浴」は愉快であった。青森「酸ヶ湯」体験の外人のリポートをもとに意見交換。番組中、なんども出てきたが「日本人はとてもシャイなのに、人前で裸になることが平気だ」と驚きの声。
 「思春期の若い女性が裸になることが不思議」との感想もあった。
 混浴なんて考えられない。「あれは治療に来ているということで、性的な感覚はほとんどない」と日本人学者のお言葉。「性的なこと考えていたら大変なことが男には起きる」などと鴻上が混ぜかえしていたが・・・。多分男の方がシャイなのだ。
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「XとYのミステリー」

2009-02-19 | Weblog
 タイトルは、今夜のNHKBSHiの番組。面白かった。
 驚愕の予測は、Y染色体が滅ぶと言うこと。もともとX染色体と同数の1000個以上あったY染色体の遺伝子も、哺乳動物誕生の1億6千年前から減り続けて、今や80個足らず。このままでは5,6百万年後にはY染色体が無くなるという。
 これは人間の雄が無くなるということ。
 こういう超長期的な傾向もあるが、最近の北欧の5年間の調査では精子の状況が20%も減少している傾向がでた、という報告。環境なのか何なのか原因は推測のみ。デンマークでは1ml当たり4000万個以下の不妊、不妊予備軍が40%、ということだ。日本でも同様らしい。
 我が家でも自分のY染色体は後世に引き継がれることはなくなった。これも生存能力の低い遺伝子はいらないという神のお導きと言うことかもしれない。
 乱婚のチンパンジー社会と違って、精子の元気があまり必要でなくなったのも、人間進化の過程、との解説。されど、サルの元気な精子をみていると、病的な状態の人間精子の未来は暗い。予測よりずっと早く、5,6万年後には女社会になっているか滅んでいるかもね。
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銀輪の風

2009-02-17 | Weblog
 昨夜のBS-i銀輪の風は四日市朝明高出身の「柴崎淳」だった。
 録画で今夜観たが、朝明高校や四日市競輪場、菰野の自宅、地元での練習風景などあり楽しめた。
「目標はG-1優勝」。是非、頑張って欲しい。
(写真は昨年8月四日市競輪場で優勝した柴崎)
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逆チョコの味

2009-02-16 | Weblog
 「逆チョコ」というのが新聞に載っていて、なるほど「これだ」と思い。実は用意していた。山の神がザッハトルテを買ってきたその晩に、お返し、とばかりに用意した「逆チョコ」を渡した。一応喜んでくれて、まぁホッと。お返しは早いほうが良い。チョコのカウンターアタックはまずは成功かと・・・
 この「逆チョコ」メーカーは言わないが、チョコとクリームで作った平凡なトリュフ。値段も山の神が用意するものよりは少し安いものを用意しないと、拙いかなと思って9粒で600円少々のもの。
 さて本番の14日に娘達より届いたのは、9粒で3150円というチョコ。
 味の結論は、600円と3000円ではこれは一緒に食べない方が良いということ。娘達のカウンターアタックにより、逆チョコは色あせ、撃沈。ただのクリーミィな駄菓子と化してしまった。

 写真は「ごんぼ祭りのみこしの練り」残念ながら、この角度では何と何がどうなっているのかよく分からない。
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春一?番

2009-02-15 | Weblog
 昨日に引き続き、暖かい。午前中は仕事関係の書類を読む。明日からの準備。
 1時半から久しぶりに御園コース。暖かいので、服装に悩む。結局ロビロン半袖に、春用の長袖ジャージ。下は秋用ロングパンツ。冬用ソックスをはいたらカバーは不要。これにウィンドベストを調節用に着る。
 これで十分暖かい。というか汗がでる。夏用半袖下着に冬用ジャージでも良かったかも知れない。こういうところは着てみないと本当のところわからない。
 外は風がきつく、走る方向によっては全く進まない。向かい風が一番嫌いだ。
 御園コースも、久しぶりだと様変わり。一部4車線化を進めている。ホンダの巨大な物流センターができて、渋滞するようになったためだ。10kmコースを1周してみると、スポーツセンターセンターコートの横の道が開通していた。これまでずっと閉ざされていたが、なぜかオープンに。おかげでショートカットとなり、これからは9.5kmコースと言わなければならない。
 結局3周で終了。少し追い込んで走ったつもりが、平均心拍は147と11日のごんぼ祭りの時と変わらない。強風のせいにしておこう。 走行44km。

 写真は昨日、山の神が買ってきた紀北町島勝であがった「ぶり」。バレンタインデーのシールが貼られている。
 バレンタインデーのブリは旨かった。この時季の天然ブリはぴか一だ。
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バレンタイン・本番

2009-02-14 | Weblog
 今日は親戚の法事。名古屋市東桜のお寺で。昼からビールでいささか良い気分。
 法事が済んで、赤い顔して、フラフラと近くの愛知芸文センターへ。法事もさることながら、「アンドリュー・ワイエス展」鑑賞へと向かう。
 アンドリューワイエス展、名古屋展の最中にご本人が1/16に亡くなった。91歳。館内のビデオでワイエスが孫からインタビューを受けているのがながされていたが、日本の鑑賞者に語りかけているのが最後のビデオとなったのかと思うと感慨深い。「描きたい気になるとすぐ行動する。91歳だからといって歳を気にすることはない」などというようなことを言っていた。
 ワイエスの絵は、テンペラ画で堅く、写実的であり、これまでは特段観たいとは思っていなかった。
 こちらの方が歳をとってきたためか、こういう静謐な絵の中にある精神性とか書き手の思い、情熱などを感じられるようになってきたのかもしれないが、観ておきたいとの思いで行ってきた。今回の展示は、下絵の鉛筆画、水彩画からテンペラ画等への完成へとの道程をなぞっている展示であり、それはそれで見ごたえもあった。
 しかし、細かいところのタッチを丹念に見ていたし、酔いもあり、いささかくたびれて帰宅。
 帰宅してほどなく娘達からのチョコレートが届く。「ピエール・エルメ」、高いから山の神ならよう買わんね。これがまぁ、本番?!
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本気にしないで、バレンタイン

2009-02-13 | Weblog
 昨夜は、一足早くバレンタインデー。山の神が名古屋へ行ってきて、デメル(DEMEL)のザッハトルテを買ってきた。賞味期限が本日中で早めのバレンタインデー。思わず「『本気にしないで』ということか」と言って笑う。
 一昨日、婆さん宅へ行った時のこと。
 テーブルの上にハート型の「せんべい」がいくつかある。なにかと聞くと、「バレンタインデーに渡してきたものの残り」とのこと。続けて「もう、本気にされるとあかんで、早めに渡してきた」と少し照れながら言う。
 「せんべい、で??」と山の神と大笑い。(ほんとは「80過ぎの婆さんで」と言いたかったが)
 (写真は一昨日の「ごんぼ祭り」。以前は石段を登り降りしたそうだが、今は危険なため登るだけ)
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ごんぼ祭り(2)

2009-02-12 | Weblog
 昨日の「ごんぼ祭り」目的はもう一つ、「味噌ごんぼ」を買うことである。
 山椒を利かしたのと、唐辛子を利かせたのと2種あり、結局、2種買った。婆さん宅におすそ分けする算段。1パック500円。ごぼうと言っても堅くなく、老人でも食べられる。味噌ごんぼは朴葉に包まれてパッケージされている。(持って帰るためにウェストバッグを用意してきた。)
 味は山椒味のほうがご飯には良い。山の神もそちらをお気に入り。
 地元下の川集落では、山椒で作る組が7組、唐辛子で作る組が3組あるという。従って、唐辛子の方が少ない。この日のために、4日ほどかけて2500パック程度作られるらしい。
 ごんぼ祭りは今では、せいぜい6~700人程度集まってくるぐらいの祭り、なのだが、歴史は古く、4,5百年の伝統を持つ。
 県の無形文化財に指定されている。
 
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ごんぼ祭り

2009-02-11 | Weblog
 とうとう念願のごんぼ祭りを見ることができた。
 やや遅れ気味に8時半前に家をでて、一路美杉へ。久居まではAv27.5と飛ばし気味。今日は矢頭峠越え。渓流沿いの山道は舗装しなおされていて軽快だ。なんとか10時35分ごろ下之川の仲山神社に着いた。そこでMSジャージ姿のせきさんと遭遇。
 9時半頃着いてしまって、ちょうど帰るところだという。クライマックスの御輿は11時半頃とのこと。1時間も境内にいたら凍えるでしょうね、と思いつつ目当ての「味噌ごんぼ」は神社下広場では残っていると情報頂き、別れて、まずは味噌ごぼうの買い物。鹿肉や猪肉などを売っている人もいました。
 集会所広場には写真の御輿がいすわっていました。これこれ、と思い写真。
 上の境内へ行くとまだ社殿で祝詞などの最中。まずは振る舞いの甘酒を2杯お代わりして身体を温める。振る舞い酒もあったが、飲酒運転事故の元、と堅く止めました。
 そうこうする内に、無形文化財でもある、神事が始まった。
 まずは弓神事、その次に包丁式(手でさわらずに鰡を切る)、直会となって神事は終了。鰡の刺身の味噌合え(2切れほどだが)が振舞われ、いただく。
 神事が終わって、11時半頃から村人による御輿奉納。勢い良く神社の階段を男のシンボルと、女性のシンボルの御輿が駆け上り、社殿の前でしばらく練り。頃合を見て、二つの御輿が相傾いて引っ付くんですな、これが!しばらく、こねこねしておしまい。見ていておもわず力が入ります(どこに?)。
 上気した顔で皆さん帰路に着く、という次第。 帰路はダム沿いの道。走行106km
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