自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

旨い油を喰らう

2012-10-31 | Weblog
 旨い油がある。
 油を食べるなんてことになろうとは思わなかったが、最近は毎朝のサラダに必ずかけて食べている。
 写真のオリーブオイル。250mlで普通だと1本購入の場合通常2000円するが、知り合いでこれをまとめ買いで購入している人がいて、購入原価で小分けしてもらっている。
 産地はイタリアでなくクレタ島。商品名「バイオジョイ」香りも味も良い。香りの点ではもっと良いのがあるかもしれないが、これで十分だ。
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銀輪の巨人

2012-10-28 | Weblog
 雨の日曜日。様々な雑用と読書と自転車清掃。
 読書は「銀輪の巨人」
 ジャイアントの成長物語。1972年小さな町工場として誕生した企業は、世界最大の自転車企業となっている。シュウィンのOEMで精度の高い技術、商売を鍛えたようだ。
 それにつけても、労働集約型の自転車産業が日本で衰退したのは人件費のせいだけにして良いのか、と読んでいて思う。
 この本には日本の産業、ビジネス活動にとって参考となる事柄がたくさんありそうだ。
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菜乃穂

2012-10-27 | Weblog
 良い天気。今日は少し暖かい。天気が崩れる前の暖かさ。
 またまた娘とサイクリング。行き先は嬉野市場の庄「菜乃穂」。ランチサイクリング。9時過ぎに家を出て、11:30の開店に合わせ走行。
 出るのは少し早いが、目的がある。中川の嬉野考古資料館(ふるさと会館内の一室)見学がある。嬉野の中村川沿いの縄文時代の国史跡「天白遺跡」の出土品を展示している。現地は既に見ているので、今日は出土品を見るのが目的。また、巨大な鴟尾(寺院の屋根端の長靴のような形の瓦を見るのも目的。日本最古と言われる墨書土器もここの宝であるが、別のところへ行っているのか展示されていなかった。
 一わたり見て、菜乃穂へ。ちょうど開店直前で人が並んでいる。
 うまく入れたが、予約客がほとんどで、ほぼ一杯。食べている間に来たふりのお客さんは断られていた。土日は予約が必要か。ランチ(1,000円;写真)をいただく。ドリンクも付いているので、伊勢春慶と思しき膳に盛られた料理(豆腐ハンバーグ他)は味も見場もよくはやる訳だ。
 帰路は少し南にある同じく古民家食堂の「はなうた」の前を回って大阿坂経由で帰宅。走行82km
 
 
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日曜の天気が良くない

2012-10-26 | Weblog
 この日曜は、ACAのツールド愛知に参加申し込みをしているが、どうも降水確率70%と天気が悪そうだ。この季節に雨とは、退散だ。帰りの土産の栗きんとんもなくなってしまった。天気の良い日にまた走りにいっても良い、かな。
 
 昨年の(間違い;先週の)ジャパンカップ宇都宮はなんとか2,3位に日本人が食い込んだ結果となったが、BS日テレで日曜深夜午前2時から放送がある。早く日本人が優勝するシーンが見たいものだ。
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テールシチューの思い出

2012-10-22 | Weblog
 昨日の近江八幡散策では、街中の肉屋(丸竹 西川)さんに寄って、出来合いのテールシチューのパックを2袋買ってきた(1600円×2)。山の神としては夕飯の手抜きのためだが、おかげで久しぶりにテールシチューを味わうことができた。味はとても上品で旨みが多い。コラーゲンが多いので、脚には良さそう。
 まだ子供が小さい頃には時々家で自分が作ったことがあるので懐かしい。これは自分が子供の頃に家で食べた経験があるからでもあるが、作るのに時間がかかるのでその頃以降は作っていない。
 5,6時間は煮るのではないかと思う。牛の尻尾であるからよく動く筋肉の塊。すね肉以上に硬いのではないか。しかし味わい深く、出汁もよく出る。
 炊き上げて、一晩鍋ごと置いておくと、翌朝には脂が氷を張ったように上っ面に浮いている。これを取り除かないと脂が多くていけない。
 知人にテールシチューの旨いことを吹聴して、その気になった知人は、その日のうちに食べて、あんな脂ギトギトのシチューは懲りごりと言っていたのも苦い思い出。灰汁や脂は掬うか取り除かいないと、と注意し忘れていたのだ。
 
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どんなべ氏レーパン忘れる

2012-10-21 | Weblog
 今日は山の神から「何処かへ行きたい」とのご要望に応えるべく、ドライブ。
 近江八幡へ、とのご意見があったので、20年ほど前に行った時に、当時出来たばかりの「安土城考古博物館」に行き損ねていたので、20年来の思いを果たすこととした。信長の館という付属施設もできていて、中身は天守最上部の復元施設で、一度は見ておいても良いところ。
 ちょうど20周年記念ということで「信長×信玄」展を開催していて、当時の信長などの手紙(の現代語訳を)読んで、なかなか面白かった。この後、安土城址を見物に行ったのだが、当時と異なり、復元工事が終了したあとは駐車料金や拝観料という入場料を取られていささか物入り。当時は訪れる人もまばらであったと記憶している。
 実はここから、山の神や娘と別れて、自転車で帰宅しようと考えて、すべての用意をしてきたのだが、車の中でズボンを脱いで、いざ履こうとしたらレーパンがない!!
 チノパンでは走れないし、パンツ一つでは自分は良いとして、問題になるかもしれん。
 結局、忘れたことに思い至り、仕方なく、家族に付き合って、そのあとの近江八幡観光に付き合うことに。
 帰宅後、やけのようにローラー、しかし20分。やけでは続かん。
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どんなべ氏道に迷う

2012-10-20 | Weblog
 良い天気。今日は少し遠路を乗りたかった。
 でも家を出たのは8時前。鞍掛が災害復旧中なので、青山高原経由で、と考えた。
 榊原温泉側から登り始める。どうも元気がでない、と思っていたら前回よりも遅れがちで第1ポイントを通過。うーん、今日ダメかも。
 たとえ10秒でも短縮するにはそれなりの脚がいることを痛感する登りとなった。52分20秒。前回より2分遅れ。
 第6駐車場でパンを食べて休息。ここからはたくさんの風車を眺めることができる。(写真)。高原道路を縦走して、一旦降りて、保養地に向けて再度登りだす。
 ここから、奥鹿野方面へ向かう予定だった。
 しかし、道を間違えた。曲がって、登る道を行かねばならないのに、別荘地の方へ行ってしまった。一度走ったことがあるので『行けばわかる』と過信していた。
 登ったり下ったりして行き止まりの道を2回やってしまった。最後に選んだ道は、急速に下降して行く。「これは間違いだな」と思ったが、なんどもミスしていて、まぁいいか、と行き先を伊賀方面から、白山へ降りることとした。
 結局、城立へ降りることとなり、2度とは行かないだろうが、新たな道を覚えることができた。
 ここからは、亀が広~中勢BPが楽だが、道を間違えたお仕置きに、グリーンへ出てアップダウンを走行して帰宅。走行115km
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夏目廃寺

2012-10-15 | Weblog
 土曜のサイクリングの起点は名張中央公園。2時過ぎに帰って来て、時間があったので、「夏目廃寺」を訪れた。場所は中央公園内と言って良い。
 由緒ある飛鳥~奈良時代頃の寺の跡、ということしか知らなかった。
 小さな展示館もできていて、ゆっくり見学(大人200円)。他に来ている人はいない。
 この寺は大来皇女(おおくのひめみこ)が父天武天皇の冥福を祈るため創建されたという昌福寺の場所と推定されている(夏目は地名)。また、表向きの理由の他、本当は天武天皇の跡目相続で草壁皇子(正妻の子)と競った(大来皇女の実の弟である)大津皇子(異母兄弟)が謀反の疑いで自殺に追いやられたが、その弟を偲ぶ小堂であったとも言われている。
 確かに、名張の夏目の地は史実の初代斎王であった大来皇女の領地であり、その地に、奈良の方を向いて斜面に建てられた80m四方の小さな寺は父親をというより、非業の死をとげた亡き弟の鎮魂を祈願した寺かもしれないと思うのである。
 考えてみれば、天武天皇は壬申の乱の大海人皇子。後継争いで、負けて首を取られた大友皇子の叔父である。父親に当たる天智天皇(当時は大王;天皇の呼称は天武天皇は初めて使った)は当時、兄弟が跡を次ぐ習慣を変えて長子に跡を継がせようとした。このことが壬申の乱の騒動の元である。大王の長子から勝ち取った権力を、以後は長子相続としたのであるから、親の業ともいえる。
 ところで、大津皇子と草壁皇子の母親は姉妹の関係である。歳は一つしか違わないので草壁の皇子が生まれた当時は内縁の妻であったか?大津の皇子4歳の時に姉にあたる母は逝去。妹で後の持統天皇が皇后となる。
 天武天皇の死後1ヶ月で姉の子の大津皇子は謀反の疑いで捕らえられ、死を賜ることとなる。おきまりの権力の座を脅かす有能な者は消される運命だ。

 ここら辺はNHK韓流ドラマ「王女の男」とよく似た様子。そんな思いで廃寺跡を見て感慨にふける。
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草刈の一日

2012-10-14 | Weblog
朝から自治会の出会い。公園の草刈。
 済んでから、自宅の草刈。
 婆さん所へお伺いしたら、「たまには草でも抜かんかい」と言われ、草取りに精を出す。婆さんに健康のため1時間ぐらいは草取りしなさいな、と言ってはみたものの、20分程度で嫌になってきた。3度目だからね。
 昼から少し乗ろうかと、用意して乗り出すも、しばらくして雨が降ってくる。ほどなく止んだが、遠路はやめて、近辺35km。
 走行後、日曜大工仕事を一つこなして夕暮れとなる。
 草取りというより、雑用の一日、かな。(写真は昨日の奈良県御杖村菅野集落の旧家)
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ルポゼ

2012-10-13 | Weblog
 良い天気。今日は次女とのデート・サイクリング。
 名張中央公園までデポ。まずは国道368号で比奈知ダムを越えて、上太郎生を目指す。今日の目的は太郎生のパン・菓子工房「ルポゼ」。ネットでたまたま知ったのだが、火曜と土曜のみパンの販売をしている。山奥の僻地でパン工房、というのが気になった。間の日はパン作り教室を行っているという。
 街中のブーランジェリーとは違って、家庭的なパンでそこそこだろうと思ってた。しかし、午前中には売り切れるとのことで、前日のうちに1500円分をおまかせで取り置き予約。
 名張から20kmを1時間かかって(次女の脚)到着。街道から少し山手に入ったところに有る「ルポゼ」。外観は普通の民家。12時、すでに「完売」の案内。
 母娘が作るパンは良質の美味しい家庭的なパン。しかも1個150円から180円で、9個で1470円だった。マーガリンなど絶対使わない、天然酵母の食べだしたら止まらない優しい美味しさのパンでした。お母さんの方とお話したが、尾道から来ているという。固定観念にとらわれず、新しいことにまず挑戦するのは外から来た人だ。
 食べたのは少し南にある「道の駅」。ここでは。漬物を買った。以前、ACAの大会で、手前で脚が攣り、塩分不足を感じて、道の駅の売店の漬物試食で塩を満たしたことがあって、今度寄る時は必ず漬物を買おうと思っていたからね。
 伊勢本街道の旧道を走って、菅野集落の町並みを拝見しながら、桜峠を越え、曽爾村へ。鎧岳、小太郎岩など見ながら、香落渓を下って、名張へ戻る。
 走行57km 距離は短いが、このコースを最初に走ったのは37年前。まだ比奈知ダムが建設中の時だった。前半は緩やかな上りで、後半下りの快適なコース。難しい坂はないので、家族でサイクリングに良い。夏や紅葉のころは車が多いので注意。
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卜伝館跡を訪ねる

2012-10-08 | Weblog
 昨夜見損ねたNHK韓流ドラマ「王女の男」、朝から見ていたら出るのが遅くなってしまった。用意をささっとしたが、出たのは8時45分。
 今日はまずは中村川沿いに登って、清水峠。「うきさとむら」で食事とも考えたが、開店前に到着になりそうなのでやめた。パンを買って清水峠の麓で食べる。
 清水峠は何回来ても脚にこないわけにはいかない。しかし、今日はLOOK号なので、やや余裕。
 今日の目的の一つは、先日情報を仕入れた、「塚原卜伝の屋敷跡」探索。美杉村下之川にある。
 まずは塚原オートキャンプ場の道を登る。このキャンプ場は開設10年ぐらいで、なかなかよさげなキャンプ場。10月でも割と利用されていて賑やか。
 キャンプ場を過ぎたところがサミットで、ここか林間の道を降りる。すぐに屋敷跡がある。うーむ、本当かな?!という感じ。狭すぎる。井戸跡のみ残っているが。解説には卜伝は1532年~1557年の間に伊勢に2回来ているとある。北畠具教(とものり)に一の太刀を伝授したといわれるが。先生をこんな不便なところに住まわせるであろうか。
 通常、重臣の館でお世話するのではないか、と言えば、身も蓋もないか。(写真)
 次の目的地は、八知の蕎麦屋「如月」、八手俣川沿いに下多気まで登って、比津峠越え。
 峠を越えて、雲出川本流沿いに快適に下るが、肝心の蕎麦屋は定休日。
 定休日の張り紙を見ればとたんに腹が減る。家城のコンビニまで我慢するかと、がっかりして走っていると、sakai☆の二人連れに抜かれた。後を付けさせてもらう。下りだし40km以上のハイペースで走っていただくので距離を稼げて良いのであるが、先頭交代の催促を受ける。今日は旧チームジャージなので、看板が泣くところ(hasimoto氏かと思ったそうだ)。竹原の近くで少し引いて、お役御免にしてもらって離れることに。
 結局、おふたりとは家城のコンビニで再度休憩合流し、少し話す。うち、お一人はMSチーム連にも参加し200km走ったとのこと。
 ここから家まで45km近く有り、時々は追い込んで走行。本日の走行125km。 
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土曜は紀北町まで

2012-10-07 | Weblog
 土曜は朝6時半前に家を出て、一路南下。紀北町までのツーリング。
 松阪の根木峠を越えて下茅原へ。多気町の津留との間に架かる伊勢本街道の橋を渡る。
 この橋のトラスは昭和3年製。名古屋の築地鉄工所製作の銘板がある。橋が昭和4年に完成するまで、ここは渡し場。
 トラスの赤い色が緑の山々、蒼い川面に映えて綺麗。家からは55kmほどで休息に良い。
 しかし、残念なことに昨年の工事で、路面改良は良いとして、安全対策なのか、無粋なガードレールが施工された。雰囲気が台無し、の感。無粋な工事である。美的センスのない無神経な工事、といっても良い。この橋は狭く、普通自動車はすれ違えない。車が橋の上でぶつかるようなところではないのである。(写真)
 好きなところだけに、いささか感情的。
 大台の道の駅までは、真面目に走って、どうも待ち合わせの時刻より早く着きそうなので、後は、なるべく旧街道を走ったり、頭の宮神社に寄ったり、35年ぶりに紀伊長島の海野集落を訪れたり、と時間を潰しながら、紀北町の民家レストラン「にしむら亭」まで。走行122km
 
 
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この土日は

2012-10-05 | Weblog
 山の神の実家、日曜は亡きご両親の一周忌と三回忌。亡くなった日は2日しか違わないからね。
 天気も良さそうだから、行きは自転車でと、考えている。昼に紀北町(海山町上里)のレストラン、「にしむら」予約済み。土日で2,3日前だととても予約は取れない。やっとこさ、訪れることができる。楽しみ。
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塚原卜伝、滞在の跡

2012-10-03 | Weblog
 塚原卜伝の屋敷跡が美杉村下之川にあるとの情報を得た。
 下之川出身の方がたまたまいて確認すると知っていた。調べると、北畠具教に「一の太刀」を伝授したとある。具教は剣の使い手だったが、和睦後、織田方に三瀬谷館で殺されている。
 卜伝は昨年NHKでも放送されていた。伝聞によれば諸国修行のおり、北畠当主に教えたというそうだ。その時の館跡が残る、という。北畠の城館のある多気(たげ)とは一山離れているので、離れすぎで不便ではとも思うが、伝聞が事実であれば、しばらくは美杉村に滞在したであろう。いまでは山間僻地であるが、当時は大名北畠の城下である。
 今度行ってみよう。

 NHKといえば日曜BSで15:00から世界選手権ロード(オランダ)が放送される。まぁ6人もでて、不運もあり、1人しか完走できなかったけど。
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