自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

花丸図

2008-05-31 | Weblog
午前中はもつ天気かな、と思いながらも危ぶまれたので、シューズカバーを背中のポケットにほり込んで9時半に家を出る。
 あまり走るつもりはなく、御園10kmコース3周とする。1周目は31km、2周目は29.6、3周目は29.2と落ちていってしまった。雨も降り出したので、シューズカバーをつけて帰宅。
 坂は大腿部の回転を意識して走る。走行45km。
 午後は仕事の書類など見ていたが、3時から、再度県立美術館で開催中の「金比羅書院の美」展へ一人で行く。前回見忘れた高橋由一の絵を見てから、若冲の絵「花丸図」(写真)をそのタッチ、絵の具の盛り付け具合までじっくり観察。
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「日暮硯」

2008-05-30 | Weblog
 昨夕、書店で購入。岩波文庫。読み下し文で66Pしかないので、今夕には、解説も含め、読んでしまった(原文も載っていますが、当然読めません)。
 18世紀中頃の信濃松代藩10万石の財政立て直しの役目をおおせつかった、若い家老「恩田木工」の話。傑物である。命をかけ、誠実に、誠に自分に厳しく、政務に取り組んだ江戸時代の武士として、驚嘆すべき人物である。
 藩政改革で有名な米沢藩の上杉鷹山は藩主である。経営トップのありようと仕える者のありようでは、また異なる。その意味で、同じ仕える者の身としてはより自分のありようが問われることとなる・・・との思い。
 
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つがいけサイクル

2008-05-29 | Weblog
 の案内が来た。
 つがいけは初めてなので、ちょっとワクワクする。宿もおいしそうな料理自慢のところでこれも楽しみ。
 「つがいけ」ではゼッケンを着けなくて、ナンバープレートのみだという。これも良い。ヘルメットやフレームまでにゼッケンを貼り付ける「乗鞍」のやり方は何とかしてほしいと思っているのでありがたい。
 子どもが小さい頃、広大な初級者用の「鐘の鳴る丘ゲレンデ」で有名なつがいけスキー場へはとうとう行くことが出来なかった。どうしてかは覚えていないが、隣の岩岳スキー場へ行ってしまった。下の娘が小1の時で、裏手の初中級コースを無事滑らせて自信をつけることができたことを覚えている。
 スキーでは行くことのなかった栂池へ自転車で登ることとなるとはね・・・
 
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喪失の国 日本

2008-05-27 | Weblog
 久しぶりに興味深く、面白い本を読んだ。90年代前半に日本に滞在したインドのビジネスマンの日印文化論、というか後書きに「きみはどうするんだ」と問うているが、若い人に読んでほしい本だと思う。(M・K・シャルマ著 文春文庫)
 つくづく思ったのは「グローバル」などと声高に言われるが日本人が西アジアを含むアジアの文化を知らないし、情報も少ないということだ。
 この本は、黒川清の「イノベーション思考法」(PHP新書)の中で紹介されていて、読みたくなり、この土曜日に書店で買って一気に読んでしまった。
 内閣特別顧問の黒川の本も構想力が大きく良い本だが、日常文化を書いたこの本は親しみやすく考えさせられる。
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練習会は遅参

2008-05-25 | Weblog
 午前中は雨とみて、仕事場へ仕事関係の本を読みに。家では仕事の本を読むのは嫌々になるのでこの方が集中できて都合が良い。8時から10時過ぎまでいたが、天気が良くなってきて、東急ゴルフ場周回コースでの練習会に参加することとした。
 帰宅したのは11時過ぎで、車もないので、今から12時集合は無理。遅れても今日は周回なので途中から入ることとする。最初は着いてすぐ来たジュニアと1周したが、これはウォームアップ。
 しばらく列車を待ってBチームに入れてもらうこととする。ここにはトクさん、M原さんとIさんの3人。トクさん、M原さんは二人とも去年の「乗鞍」年代別の入賞者。どんなスピードで登るのかと思っていたら、最初のトンネルまでは17km程度の抑えた速度。加減してもらっているようなのでありがたい。これなら次の平坦にスムーズにつなげることが出来る。次の坂は18km程度。なんとか付いていける。しかし最後の急登でアタック気味に走られると付いていけない。それの繰り返しで4回。これで練習の7周は終了(自分は5周目)。(途中チェーンが外れて待ってもらったりご迷惑をかけました)
 トクさんが仕事の都合でここで別れ、M原さんはさらに1周するというので、脚も残っているので、追いつけないけど、後を追う。周回後、これで終わりとリーダーに挨拶して、さて帰り道はどの道を行くか考えた。いつものコースとなると、もう一度坂を登る必要がある。
 で、最後の坂は脚にもきていて、速度は16km程度だがペダルをスムーズに回すことを意識して登ることができた。でもこれで練習メニューの7周回は達成。
 走行87km 
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昼から雨

2008-05-24 | Weblog
 朝起きたときは薄曇でなんとか持ちそうな天気。
 それで御園10kmコース3周。10時過ぎには降りだすかもと思って、レインウェア、シューズカバーまで用意して出かける。
 鈴鹿の山の景色を見ると、どうも昼まで持ちそうだ。もう少し走ろうかと思ったが、3周と決めて乗っているので、後はたれた走りしかできないかな、と思い帰宅することに。まぁ登坂で追い込んでいるので、脚は程よい疲れだ。
 気持ちが切れたまま走行しているとちぐはぐな走りとなり、練習にならないばかりか、危険だ。自転車に乗っているとこの「気持ちが切れる」という感覚がよく分かる。場面によっては脚力よりも大事なときさえある。走行45km
 
 昼はインスタントラーメン。塩味の「エースコックのワンタンメン」まずキャベツを沢山ほり込んでから、豚肉を入れる。その後麺を入れて、ねぎも入れて出来上がり。仕上げにコショウと島唐辛子(コーレーグース)。これで沖縄ソバ風の味となる・・・と思っている。
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週末の天気

2008-05-23 | Weblog
 どうも悪い。残念だが自転車以外の他の予定を入れる必要がある。
 しかし、山の神が実家へ行ってしまうので、車がない。雨が降って車がないと、雪隠詰めである。せっかくの一人で過ごす土日だが、本かDVDかCD・レコードしかない。久々視聴覚の日々で過ごすとするかと今から覚悟。
 事故もあったがTOJは日曜日東京で最終ステージ。東京にいたら傘さしてでも見に行くんだが・・・。(写真は日曜の琵琶一走行前の案内場面)
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すべてには訳がある

2008-05-21 | Weblog
 昨日なにごともなく無事に日々が過ぎ行くのにも理由がある。

(ご命令により、管理者が削除いたしました)

  土産の泉仙の「わらびもち」(本わらび粉使用)を食べながらそう思うのでありました。(写真は琵琶一のスタート風景)
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なにもなく過ぎたる記念日

2008-05-20 | Weblog
 本当は今日は結婚記念日。花でも買うかと思っていたが、すっかり忘れて「ごめんね」でおしまい。実は日曜日に記念の夕食は済ませていた。
 せめてイタメシでもと思っておいたが、行ったのはお好み焼きや。普段は食べない、メタボ的超デラックスなお好み焼きを腹いっぱい食べて記念日のセレモニー。
 これでもかと具が入っているものが旨いとは限らないような見本だった。
 とまれこうして無事日々は過ぎていくのだ・・・・
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機材の効果?

2008-05-19 | Weblog
 昨日の琵琶一の目的に機材の効果を実感することもあった。そのためもあり、コンビに休憩も諦めて休まず走ることに精出した。
 しなやかなジャイアン号とタンジェント組みの手組みのホイールである。柔らかいが300gと重いサドルのスペシャ「アバターゲル」である。あとボントレガーのバズキル。ハンドルの振動を抑える効果があるというもの。
 少なくとも大橋までの前半90kmはレースモード走行で、後半52kmは頑張りサイクリング程度であったので、実際のところもう少し走らないとわからない。
 GIANTコンポジットフレームはしなやかでオルカよりはずっと柔らかいのだが、疲れた後半はあまり柔らかいとは感じないものの、オルカよりはましだと思った。 ホイールは多分効果があったかもしれない。後半、脚は攣ったが、何とか持ちこたえたし(その分無理しなかったが)、前半の走行でも脚を残せた。タンジェント組みの効果かもしれない。平坦の琵琶一ではこういうのは良いのではないかと思う。
 サドルは痛くはなかったが、最後は同じポジションで座っているのはしんどかった。平らな面が気になってきた。座面がカーブしている方が尻に合うようだ。
 バズキルの効果はわからない。なるべく下ハンをするつもりだったが、後半少し腰にきて上ハンになったので効果のほどはわからない。
 昨日は走行143.3kmAv30.7(ウォームアップ含む)後半のがた落ちがわかる。
100人以上いるなぁと思っていた昨日の大会、180人ぐらいいたようだ。多い!!
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一番乗り!

2008-05-18 | Weblog
 今日はACAの琵琶湖一周。ショートコース145km(本当は142km強)
 朝4時起き。朝食、軽量化を済ませて出発。藤原までが時間がかかり、高速利用(割引はありがたい)。現地着6時17分。既に会場の長浜市豊公園駐車場は満車近い。優に100人は集まっている。
 7時スタート。サイクリングとはいえ、スタッフが分単位で時間を計測するので、参加者は一生懸命だ。2年前は5時間5分でショートの部7位。5時間を切るのが目標。
 朝は涼しい。2年前と異なり、33kmぐらいでゆっくり進むのでウォームアップ代わりでありがたい。しかし、最初のトンネル3km手前でPITレーシングが後ろからしびれを切らして上がってきて、43km走行になる。前の方にいたので切れそうになり、これはならじと44kmで追いかける。これで脚を使い、後ろへ下がる。
 今年はPITレーシングも引きが弱い。なんとか付いていける。結局、岩熊トンネルの登りで離される。登りで踏むと後がシンドイ。切れた数人でグループが出来る。結局今津で4人となり、脚にきていたので付きいちだったが、回せるようになって交替に加わる。
 高島でさらに前のグループを吸収。8人程度の所帯となる。相変わらず、36km程度の気持ちいいスピード。国道と合流後は脚に来ていて付きいちで勘弁願う。
 それでも時々は交替に参加。結局、大橋でAv33Kmと5時間を切るのは確実となった。グループ走行の効果は絶大だ。
 しかし、大橋を渡るのは自分ひとり。あと50kmを単独か、と思うとあせらず走るしかない。ボトルが空になり、コンビニで水補給。結局下車したのはこの1回だけ。
 コンビニで水を買って店を出ると、前をさっきのグループの一人が走っていく。大橋の手前で辛そうだったから少しグループから切れただろうが、ショート組がもう一人いたのだ。
 500m程度先を走っていたが、程なく追いついて、話す。「いくつ?」「32歳。ロード(アンカーRC5)を3月に買ったばかり。これがまだ2戦目です。」
 サイクリングで2戦目もないだろうが、とも思ったが、「もう歳です。脚に来てます」などというのにはたまげた。「ワシ56歳」「ワケェー」
 長命寺への小さな登りで「置いていってください」というので、溜めていた脚にムチをいれて離す。
 しかし、風も少しだが向かい風おまけに足首のあたりがクランクを回すたびに痛い。不吉な前兆。すぐにスローペースとなる。
 えっちらおっちらの走行で愛知川を渡ると前方にロード発見。脚の回し方がギクシャクしてそれほどの速さでない。しかし、こちらもシンドイ状態。28km走行では追いつかないので、なんとか早めて追いつく。
 聞けば、ロング(185km)コースだったが、調子が悪く、大橋を渡ってきたという。レースではないので、こういう切り替えもあり。
 交替を繰り返していたが、30kmで引いていると突然両足ふくらはぎが攣った。あまりの痛さに急停止。しかし、今日は下車しなかった。痛みが治まりそうだったので、走行開始。2,3kmで追いついて、先ほどの彼に付かして貰う。
 あと10kmを切って、付いているばかりでは申し訳ないので、29kmで引くとやはり足がぴくぴく来て攣りかける。停めて後ろを見ると彼は離れている。彼もまた一杯一杯の様子。あと4km程度となったので、28km維持でしばらく引いたが後ろを見ると姿が見えないほど離れている。結局、申し訳ないが最後は力を振り絞って先にゴール。11時38分。4時間38分、と目標達成。しかも会場一番乗りだった。要するに1着!サイクリングでも正直初めてで嬉しいね。
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新茶の季節

2008-05-17 | Weblog
 八十八夜は5月の2日前後らしいから、「夏も近づく」良い気候である。
 昼過ぎまで仕事の内職をしていてなかなか充実。仕事もわかってくるとよけい面白くなる。
 3時半ごろ帰宅して、椿往復とする。明日は琵琶一(ショート)なので、追い込まず心拍150~160程度で走る。椿周辺の茶畑では刈り込みの真っ最中。今やどこでも大小はあれど機械化されていて、作業効率が良い。かぶせ茶の刈り込みも見ている間に進んでいく(写真)。
 昔は大変な作業だった。畑に人が一杯出ていて一家総出で刈り込んでいた。
 農家の近くを通るとお茶っ葉の匂いが立ちこめている。機械化されても一番忙しい時期に変わりはない。
 椿神社で神妙に安全祈願。
 走行44km
 
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今日の話

2008-05-15 | Weblog
 日が長くなった。出先から直で帰宅したので、6時過ぎに家についた。まだまだ明るい。早速着替えて、ちょい乗りコース12km。
 軽い運動だが、最近緊張気味で寝不足気味。これで少しは寝る事ができないかとの思い。
 夜はNHK放送の映画の録画「酒井家のしあわせ」を観る。上野市、名張市をロケに使っていて言葉は伊賀弁。地元出身の呉美保監督の映画。中学生とその家族を中心に描いた映画。絵の作り方が初々しい感じ。
 
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昔の話

2008-05-13 | Weblog
 子どものころの漫画の話を昨日書いたら、もう止まらない。若い人にはチンプンカンプンだろうが、週刊誌が出る以前は、月刊少年誌の全盛時代。戦前からあった、少年クラブ(倶楽部)をはじめ、少年、少年画報、冒険王、日の丸などという雑誌があった。付録も楽しみで、紙で製作すると大きな模型となるものが多かった。少女雑誌も少女クラブ、りぼん、なかよしなどがあった。
 女流漫画家は珍しく、少女雑誌の漫画もメインは、若手のちば、手塚、赤塚など男性が描いていたようだ。
 こうした雑誌の他、単行本の漫画もあり、杉浦茂、山川惣治(写真は手元に唯一のこる山川の「少年エース」s.36刊)なども楽しんだものだ。自分がいまも漫画的生き方をしているのもこれらを読みたくったためかも知れない。
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ちばてつや の思い出

2008-05-12 | Weblog
 漫画家のちばてつやが4年半ぶりに新作を発表するという。どういうものかは知らないが、初期のちば作品は子どもの頃の自分に大きな影響を与えている。
 「ちばてつや」は子どもの頃手塚治虫と並ぶ一番好きな漫画家だった。「ママのバイオリン」「ユカの海」の可愛いヒロインにはあこがれたし、「ちかいの魔球」「紫電改のタカ」のヒーローの活躍にはわくわくしたものだ。少女クラブからその後創刊された少年マガジンまでちばの作品は片っ端から読みたくった。なにしろ子供雑誌には何不自由しない環境にいたから、沢山読むためには、いかに早く読みきるかが課題となるような恵まれた環境でもあった。
 「あしたのジョー」は巷に大ヒットしたが、その頃には漫画に熱中する少年期を過ぎてしまっていた頃になっていた。ビッグコミックの「のたり松太郎」になると、初期の純情漫画で育った自分としては、ちばがこんな小悪党を主人公にするとはと、いささかなじめない思いをしばらくはしたものだ。
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