自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

埋もれ木

2005-07-31 | Weblog
 小栗康平監督の「埋もれ木」を昨日観た。県内では鈴鹿ベルシティのみでやっている。セットや終わりの場面は旧鈴鹿NTT研修所で撮影されており、この前衛的な映画を観たく思った。これはファンタジーで普通の映画のようにストーリーを追うことで納得するというものではない。事実さえ人により様々な解釈があると言うようなことを念頭に楽しんで観れば良いような映画である。鈴鹿市神戸や芸濃町、榊原の風景が出てくる。
 見に来ている人は中高年ばかりで40人ほど。地元のエキストラか撮影現場を観ていた人のよう。若い人がいないのが残念な感じ。前で観ていた人が「なんやわからん映画やったなぁ」とぼそりと言ったが、普通の感想でしょう。同行の山の神も眠たくなったとのたもう。カンヌ映画祭(監督週間)では拍手で小栗監督も挨拶したと言ったらびっくりしていた。
 家に帰って、録画していた「伽椰子のために」を観る。同監督の作品。李恢成原作の映画化。50年代末の在日青年達の哀しいストーリー。これはこれで重く気になる映画だった。ホールとDVDで2本観てしまった。
 今日は午前中、安楽へ。蒸し暑く、坂を登るのがしんどい。一本で帰宅。
 亀山田村町で、何という偶然か。岩さんと遭遇。コルナゴの岩さん、まさか新潟から再度自走では?と思ったが、米原駅から走行とのこと。都合500kmだって。そういう岩さんの後ろ姿はまるで12使徒のうちの誰かというようなオーラがありました。
 
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何年ぶりかの朝練

2005-07-30 | Weblog
 5時前に目が覚めて、眼れなかったので、起きだし走ることに。早朝は涼しくて気持ちが良い。レースの日以外では3年ぶりくらいだろうか。早朝に練習するのは。
 しかし、調子はあがらない。心拍が100前後で、これは20ぐらい少ない。上り坂で少し上昇したのでほっとしたが、それはそれで息が続かない。そんなことで東急ゴルフ場1周で終了。そういえば、11月のツールドジャパン四日市ステージ
の記事が市のHPにアップされていた。でも成人の部は日刊スポーツへ問い合わせだって。どういうことなのかな?コースはアジア選手権コースから、水沢浄水場への急登と環境センター内のクランクがカットされた9kmとすっきりとした模様。
 今日は、この東急ゴルフ場の坂も息絶え絶えで終わる。
 朝練の意気込みもサイクリングで終了。走行54km

http://www.city.yokkaichi.mie.jp/syoukou/cycle/index.html
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万博の余録

2005-07-28 | Weblog
 万博のお陰か、4月には「桃山陶の華麗な世界」を愛知県陶磁資料館で見ることが出来た。多治見のエミールガレ展も神坂峠の帰りに見るつもりでいたが、DNSのため行けなかった。あと、名古屋のゴッホ展と津で開催の安井曾太郎展ははずせない。万博終了日の9月25日までやっているので、自転車で忙しい8月に見る必要はないが、早く観たい気持ちも強い。休みの日に雨でも降らないかなどど邪心がおきる。ほんとに悩ましい。
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長沢氏補遺

2005-07-27 | Weblog
 昨日は書き忘れたが、テレビで最後の方で長沢氏は「歳をとって、綺麗な仕上げになってきたんですよね。(老眼で)目が見えなくなってきて、若い頃は、仕上げを確認するためにバーナーで何度もあぶって見たものだが、眼が見えなくなってきて、バーナーをあてなくなった。だから綺麗に仕上がる・・・」というようなことを話していた。
 いわゆる達人の域、神業の領域・・・と言うことなのだろうか。
 ちょっと異なるかも知れないが、画家のモネは、晩年、視力が弱くなり、睡蓮の絵も書きなぐったようになる。しかし、表現力、迫真力が絵から無くなっているわけでない。むしろ画家の魂は生々しく表現される。
 雑念や無駄をそぎ落としたようになるのは似ているような気がする。
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フレームビルダー長沢義明

2005-07-26 | Weblog
 先々週の土曜日、BSジャパンで立花隆の「青春漂流」で長沢氏を取り上げていた。立花は20年前に同名の本を出版し、11名を取材している。再度、今度は一人づつ、20年後の姿をTV取材し30分番組を構成していた。
 途中から見たので、残念であったが、中野浩一選手との思い出話や息子が手伝っている姿が十分映し出されていた。
 中野は自転車のことは全く分からず、長沢氏に任せっきりだったようだ。10連勝は長沢のフレームである。
 見た後で、本屋へ同名の講談社文庫を買いに行ったが、古いので棚にはなかった。古本屋へ行ったら、5冊もあった。170円で買ってきて36歳(当時)の長沢氏の話を読んだ。デローザで3人分の仕事を一人でやってマスターしたようだ。
 「一番本質的なのは、自転車の姿だ。形が決まればすべてが決まる」
 これを心に刻み込まれたという。
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ランスの7連勝

2005-07-25 | Weblog
 予測のとおりランスの7連勝。チーム力とランス自身の能力の成果だろう。バッソやウルリッヒとの時間差を山岳を終えて後はTTで差を広げて、安泰でシャンゼリゼへ望むという筋書きを書けるのも、そういうことなのだ。
 こういう総合力を発揮する事が日本のチームにも要求される、と思う。いつの日かそういう日の来ることを期待したい。もっと、特にロード競技がメジャーになることが望まれる。そんな日の来ることを心から期待しよう。
 
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食塩水3

2005-07-24 | Weblog
 家の食塩が「伯方の塩」と思っていたら、漬物用の「あら塩」だった。値段が数倍違うものだ。勿論安い。いつも塩を入れている小瓶に補給しようとして気が付いた。その様子を見ていた山の神「もう塩買わんといてね、ほれ新品があるから・・・」と私が買ってきた「伯方の塩」をいまいましく見せつける。「その塩が入れてあると思っていた」というと「そんなん何でも同じや」と一喝。
 効果が少し無くなったようなそうでないような・・・。
 今朝は涼しく目覚めたら8時前だ。昼から所用もあるし午前中はゆっくりする。練習会行きたいけど、行けてないなぁ。
 昼過ぎの用事をかたづけて、3時過ぎに帰宅。4時過ぎから御園10km3周。やや涼しく、足を廻す。1周目を追い込み、2周目をやや抑え、3周目に追い込んで終了。    走行45km
Av29.5km
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誕生日祝いは遙か彼方に

2005-07-23 | Weblog
 先日54歳の誕生日を迎えた。当夜山の神は会議で遅い。夜帰宅を玄関で迎えると「誕生日おめでとう」とのたまう。一呼吸置いて「プレゼントは?」「ない」・・・「プレゼントとして、沖縄行きが良いのだけど・・・」「なに言うとんの!」・・・で終わってしまった。
 娘2人から祝福のメール。これが慰めとなってしまった。はぁ・・・。単年度赤字経営の我が家では当分こんな調子が続くのでしょう。
 今朝は曇りで涼しくて良い。しかし家の草刈りを命じられており、短距離走行となった。AT走を入れながら回転を意識。東急ゴルフ場1周。椿神社へよって帰る。54kmAv27km

 
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1歳刻みランキング

2005-07-21 | Weblog
 8月号のfunride誌には6月の富士ヒルクライムのdvdが付いておりつい買ってしまった。残念ながら写ってなかったが、山田玲奈ちゃんがかわいく走っていたのでまぁよいか。(寄り添って走っている男がゼッケンも付けておらず、気にいらないが・・・。)彼女はランニングもしているので、ずっと先を走っていると思って、とうとう追いつかなかったのかなぁと思っていたが、スタート直ぐに抜いてしまったのであった。同宿の若い奴はお尻を押してやりたいなどど不埒なことを話していたが・・・。
 で、funride。全完走者の1歳刻みランキングが掲載されている。53歳では25人中5番目。これはms97の記録に適応されないは仕方ない。ところで、会場で偶然話していた松阪から来たという中さんは3人中1番だった。66歳ですからね。でも2時間は切っている。中なか速い。同じ歳になってマネできるかな。
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食塩水2

2005-07-20 | Weblog
 コナさんの「自転車夜話」に食塩水に関し、ためになる学術的分析が・・・。嗜好的には2g弱をボトルに入れるのが良いような気がしていたが、理論的根拠が明確になったか??0.2~0.3%程度の食塩水だが、ナトリウム濃度はざっと半分として0.1~0.15%点滴液濃度に近い?ツールで用いれられていたのはどの程度の濃度なんでしょう。
 昨年琵琶湖で、OレーシングのO塚さんは「ゆかり」(紫蘇と塩のふりかけ)を「これが秘訣なんです」とか言って休憩時嘗めていたし、やはり塩分は必要なんですなぁ。
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ランスは王者

2005-07-19 | Weblog
 今日でツールドフランスの山岳も終わりか?しかし、ランスも最後のレースらしく、ステージ優勝は総合優勝に絡まない選手への贈り物のような配慮である。これはこれで良いのだろう。引退宣言したのであれば、目指すは個人総合のみである。次代の強者をつくるのも去りゆく者の仕事であろう。
 実家から帰った山の神が尾鷲のスーパーで買ってきた魚を食べたが旨かった。スーパーでも朝あがった魚を並べているので新鮮そのもの。魚だけを考えるなら老後は・・・なんて考えてしまう。
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クマゼミの大合唱

2005-07-18 | Weblog
 クマゼミの出現に梅雨明けを悟るということは自然の営み、変化を感じることでそれはそれで良いのだけれど、一方でクマゼミの早朝からの大合唱が盆過ぎまで続くことを考えると嫌になってしまうのも事実である。
 我が家のケヤキ風の高い木と木楢(どんぐり)の二本の木には、毎年真夏の象徴とも言うべきクマゼミが大発生する。
 クマゼミは私の小学校の頃には、高い梢で鳴いており、子どもには捕まえにくく、しかも数は少数で(アブラゼミが圧倒的に多かった)、あの、綺麗な透明の羽根を持った、一番大きなセミとして、まさにセミの王様でもあり、捕まえたときは小躍りしたものである。
 私は夏休みの宿題に様々なセミの標本を作製したり、また、捕まえては家の中に放して遊んでいたものである。
 それが、なんということか、クマゼミが今や町中で大発生である。そんじゅそこらにいる。アブラゼミを圧倒する数である。我が家の2本の木は団地の中でも一番高いぐらいだから、団地中のクマゼミが集合する。百や2百はいるのではないか。
 それが朝から鳴き立てるのであるから、一度ならず目が覚める。そう、寝不足になるのである。
 子どもの頃は捕虫網の届かない高みにいたセミが、手で捕まえられる程になっている。
 クマゼミはその姿形から想像できるように南方系のセミである。まさにこうした変化は、地球温暖化が進行しているのではあるまいか、などと考えている。(この写真には4匹写っている)
3時頃まで仕事関係。暑いので4時半から椿神社往復。回転を意識し、AT走を心がける。走行44km、Av28km食塩を3gも入れたら辛かった。1.5g程度が適正か?
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食塩水

2005-07-17 | Weblog
 久しぶりに100km乗りたくなって、安楽越え~青土ダム~頓宮~鹿深の道~柘植を走った。
 一人なのでサイクリングになるのは仕方ないが、時々は踏みこんで走る。天気は薄曇りで良かった。多汗の季節であり、この頃は2本のボトルの内、一本は甘いもの、一本は水に食塩を2~3グラム入れている。0.4%程度なので、辛いというよりむしろ甘い感じ。真水より飲みやすい。体に良い感じ。塩は伯方の塩や沖縄の塩で、精製塩ではないので甘く感じるのかも。
 今日は佐藤リーダー主催の中里ダム練習へも行きたかったが、早朝集合は不得手なので(朝はのんびりしたいので)断念。
 走行102km、Av26km
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万博

2005-07-16 | Weblog
 昨日は万博に行って来た。年休を取得して山の神と、名古屋に下宿している長女の3人で。金曜日だけど16時で9万人。
 万博は70年の大阪以来だから35年ぶり。大阪の時と比べると環境テーマ一色で、質素。お金もかかっていない感じ。開場前から並んで入ったので企業館2つと後は欧州各国館めぐりで、くたびれ、日暮れて退場。
 足が日頃歩いていないので、くたびれる。グローバルコモンを走っている自転車TAXIを漕がしてもらえれば足もリラックスするだろうと本気で思った。
 山の神は2度目なので、彼女の行ったイタリア館は入らなかったが、スペイン館ではインドゥラインが96年アトランタオリンピックの際使用した長袖ジャージ(上着?)が展示してあった。金メダルを取って翌年引退したんですね。
 今朝は早朝からクマゼミがうるさく鳴く。もう梅雨明けですね。
夕方、椿神社往復。蒸し暑いが、走行中は涼しい。止まれば暑い。昨日の疲れは取れて調子も良い。走行43km
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初クマゼミ

2005-07-13 | Weblog
 今朝はクマゼミが鳴いていた。家の前の道のうえに早朝生まれたセミが這っていた。この夏初めてのクマゼミである。6.7年地中にいて、出てくるのであるから、十分注意して出てくるのではないか。つまり、梅雨の終わりを感じて出てくるのではあるまいか。駅の周辺でもうるさく鳴いていた。気圧の配置や天候を感じて出てくるはずである。少なくともそういう感覚はこの「虫けら」の方が人間よりずっと鋭いはずである。
 まぁ時にはしくじって出ることもあろうが。明日からの天気はどうだろう。気象庁より確かな判断か、間違いか。今年初めてのクマゼミをみてそんなことを思う。

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