大晦日

　昨夜は録りだめの、NHKBS映画「伊丹十三」の「マルタイの女」を観た。死後１０年記念のシリーズ放送。
　実はこのシリーズ「マルタイの女」だけ見逃していた。９７年の映画で、伊丹はこのあと「自殺」している。大学生との不倫？というが、不倫ぐらいで自殺する人間は少ない。普通恋愛沙汰は「心中」で、不倫の男だけが自殺するケースはないのでは。だから他殺説も流れている。マルタイの女はオカルト集団「オウム」がモデルのようで、当時「麻原」は逮捕された後だが、陰謀他殺説も流れたゆえんである。上部層から「ポア」の指示が出ていたと考えても不思議ではない、などと想像して観ていた。

　さてはて、今日で一年が終わる。自転車は色々事件が多すぎた感があったが、サドルにまたがって走り出せば、すべて忘れてしまう。
　骨折で２ヶ月乗れなかったが、それでも５４００ｋｍ走行した。一つも自分の記録を更新できず、体力、脚力の衰えを感じた一年だったが、そういう年代になったかと、受け入れてこれからも乗っていこうと思う。
(そういえばウィダー４耐は２年前より１周余分に走れたが、２年前は雨だったからね・・・）
【賀状のデザインは桑名市の六華苑です】

　皆さん、良いお年をお迎えください！！
　

　

命日

　良い天気。９時に家を出て、安楽往復へ。リーダーの誘いにも気が引かれたが、年末で車を使うことが出来ないので諦めた。
　今年最後のサイクリング。鹿深の道まで行こうかと考えたが、今からでは遅くなる。今日は父親の命日でもあり、昼から墓参の予定。
　安楽への道は時折パラッと来る天気。北のほうの山は雪雲に包まれている。安楽の谷には虹がかかっている。年の終わりに豪勢だ。
　向かい風が強く、２０ｋｍを維持するのがしんどいぐらいだ。山までくると風はない。５０－２１T通しで、ゆっくり、ペダルの入力と太ももの感触を意識しながら登る。
　きつめのギアでこうして登ると、弱いところがよく判る。腹筋をサボっているので、尾てい骨の上あたりが痛い。
　下りで写真撮影。２月に開通する第２名神の橋が眼下に見え、遠く伊勢湾とフジクラ電線の塔が見える。
　走行５５ｋｍ

掃除・片付け

　一日中、掃除・片付けの日。
　まず、自分のベッドを撤去した。２０年以上使ってきた。もう何年も前からスプリングがへたっているのを感じていたが、毎晩寝る時しか感じない。朝は起きることで精一杯なので、すっかり忘れている、この繰り返しだった。
　娘二人が一緒に住むことになって、ベッドが新しい部屋に一台入らなくなり、送り返してきたので、このベッドを使うこととした。
　今まではセミダブルに寝ていたので、広々していたが、今夜からシングルだ。
　「ベッドと女房は新しいほうが良い」などと山の神に向かって言うと「どうぞ」だ。全く本心からいっているのが判るので、二の句が無い。

　あとは、でた粗大ごみの運搬、部屋のカーテン付け替え、風呂場のカビとり掃除、地震対策の家具固定などなど。途中テレビで映画と競輪も見ていたけどね。
　

ポンプが戻った

　YADAサイクルに預けておいたポンプが戻った。なんと新品になった。
　ポンプのフレームとプラスチック部分の接着が良くなかったようだ。新品になったのは嬉しいが、同じ製品だから大丈夫かしらん。
　ポンプは命綱。この間は民家があったので助かったが、山中であれば何キロも押す羽目だったところ。でも、３、４年前に買ったものなんだけど、新品は気が引ける。

　今日は仕事納め。仕事はともかく、自転車にとっては災い多い一年だった。
　２月は車にはねられ、鎖骨を折った。左手首のTFCC損傷で、一時は尺骨を短く切り落とすことを覚悟した。９月には車のリアウィンドウに頭突きして突っ込んでしまった。結果、顔に縫合傷を残してしまった（人相がよけいに悪くなった）。この二つの事故で、２台のロードをあの世へ送ってしまった。
生まれて初めて救急車に乗った。それも一年に２度も。
　「交通事故は２度繰り返す。一度は被害者として、一度は加害者として」（面白くもなんともない。事実そのままである。）
　　おまけにオルベアオルカまで打ち所が悪くフレームにヒビが入ってしまい、フレーム交換と相成った。計３台つぶした。
　体は元に戻ったが、工業製品は元に戻らない。生命のありがたさをしみじみ味わう一年だった。来年の無事を祈るのみだ。

オスカー・ピーターソン

　２３日に亡くなっていた。８２歳。大好きなジャズピアニスト。ドライブ感がたまらない。ＣＤでも聴いて、合掌

ハンニバル

　昨日の朝、出かけるのが遅くなったのは、ＮＨＫＢＳhiでやりだした、「ローマ帝国に挑んだ男　天才軍師ハンニバル」を見出したからである。８時半ごろ、このまま見ていては乗りにいけないと思って、録画することとした。
　続きは帰ってから見たが、イギリスの制作番組。ハンニバルについては、象をつかってアルプス越えをした将軍、という知識しかなかったが、なるほど奥深い。紀元前３世紀の人物。映画「グラディエーター」の時代より前の人物。
　今でも、戦法の範として各国の軍隊で学ばれているようだが、そうした知略もさることながら、「母国」カルタゴとの軋轢が面白い。戦場からはなれた、現場にいない本国が、茶坊主的発想しかできない宦官政治で勝機を逃しているのは、今も昔も同じようなものだとため息もでる。
（写真は昨日のグリーンロード）

Ｍｅｒｒｙ おでん

　イヴ、である。しかし、ひとり・・・。ひとりでは、ケーキなど買って食べてもわびしさがつのる。で、世間に対抗して今夜はおでん、と「おでん」をこさえた。これで３日は食いつなげる。
　長女が気を利かせてくれたのか、クリスマスカードが届いた。せめてものお慰み。嬉しいね。せいぜい山下達郎の「クリスマス・イヴ」でも鳴らして、憂さを晴らすとしよう。おでん食いながら・・・。『きっと君は来ない、一人きりのクリスマス・イヴ』
　
　朝は９時前からグリーンロードへ。芸濃から終点の白山まで、数えたら１４の登り坂があった。昨日に引き続き脚にこたえる。なまった脚には薬かもしれないが、帰途の中勢バイパスは吹きさらしで向かい風がきつかった。
　走行７７ｋｍ
　

掃除が一番

　午前中は、賀状を摺る事に専念しようと思っていたが、台所のシンクやシンクトップの汚れが気になって、ついゴシゴシやって時間を消費した。ホーロー製のこのシンクも２５年使っている。ピカピカになってよい気分。山の神が帰ってきたらびっくりするだろう。掃除はメンタルにとてもプラスだ。
　そんなことをやっていたので、残り１１０枚を摺り終わったのは午後１時半。
　大体摺りの作業は重労働である。賀状が堅い紙であること（事前に湿らせるが）で、とにかく力が要る。１００枚で約３時間、立ち仕事である。暖房無しで汗が出る。
　２時過ぎから、気分転換の自転車。２週間ぶり。賀状疲れか体が重い上に、この間３ｍｍ上げたサドルが高い。脚は正直。結局２ｍｍ落とした。これでくるくる脚が回る。
　東急ゴルフ場の坂を50-19Ｔの優しいギアで登るが、たれた走りしか出来なかった。疲れているせいにしておこう。2週間でも間を空けるとなまってしまう。
　鈴鹿の山は１１００ｍぐらいから雲の中（写真）。
　走行５４ｋｍ

雨の土曜日

　10時ごろから雨が降り出した。今日と明日は年賀状作製にあてている。
　娘二人が東京で一緒に生活することとなり、山の神は引越し手伝いにこの３連休上京である。「クリスマスは一人で鶏でも食べて」と、できあいの鶏を用意されたが、そう言われても、そんな気分にはなれないので「戻ってきたらたべよう」と冷蔵庫にしまうこととなった。
　賀状の宛名書きは山の神の仕事だが、戻ってから書いていたのでは、投函が遅くなる。まぁ致し方なし。今年は少しは宛名も書いておこう。

夜も１１時、やっと半分の１１０枚摺れた。相変わらず失敗が５％と多い。残りは明日の作業。
　

ホルモンが旨い

　今日は焼肉送別会。松阪の焼肉屋。
　この店は24席程度の小さな店。しかしホルモン類は凄い。なぜなら「和田金」の落とし専用である。和田金は専用牧場を持っているが、販売は精肉だけである。従って、そのホルモンはいずこへ流れているかである。それがこの店で、一見客は入ることを断られる。客が無い場合も店の机の上はすべて「予約席」のプレートが置かれている。今日は満席だったが、そういう店である。
従って、店名を書くのは控えます。
　そのホルモン類の旨さはたとえようが無い。また、メニューにはないが「霜降りタン」というのも限定である。極上のタンである（今日は食い損ねたが）。
　久しぶりの「毒」を食しました。

デザインも大事

　日曜の家電店の続き。
　洗濯機の他、炊飯器も買った。象印の買おうと思っていた機種が、人気品切れで無い。それで、三洋の「おどり炊き」を買った。3万800円。これまで使っていたのは7年前だがナショナルＩＨで家電店で約2.9万円だった。値段は変わっていないが、多機能になっている。コーナーのセールポイントに展示してあり、近づいてきた店員は「私もこれを使っている。美味しく炊ける」とメーカー派遣社員であることが明らか。「使っている」のは上位機種【この日で9千円高い】でなく、中位の機種。「十分ですよ」とも言う。確かに上位機種は「四季炊き」などというボタンもあるがそんな面倒なもの使いそうも無い。「炊けた」と声も出るようだが、うるさいだけだ。おまけに甘み、堅さの好みを細かく設定できるようになっているが、これも使いそうに無い。確かにこのシリーズの中位機種で十分だ。で、3万円。いつもはもう少し高いようだが、セール中。
　しかし、デザインを山の神は嫌っていた。「鉄仮面みたい」といって買うのをためらっていた。私しゃ映画の「エイリアン」と思ったよ。
　先月末の朝日新聞に三洋の開発者のコラム記事が載っていて、ちょっと面白そうだと思って買う候補に挙げていた。同じような値段の象印がなかったので、まぁいいか、と買ったが、新聞を読んでいなければ買ったとは思えない。（写真）
　デザインが良ければもっと売れる商品だろうとの思いが強い。

値引き

　昨日は昼から家電量販店に買い物に行った。午前中に山の神が同じ店で下見をしてきて、製品選択に迷いもあるので「一緒に」というので気分転換も兼ねて出かけた。
　候補の洗濯機は通常価格の１万円引きの手書きの値札がついていた。昨日までなら「更に値引き」とも書いてある。店の人が寄って来たので「更にいくら引くのか？」と聞いた。店員は計算機のようなものに、データーを打ち込んで「５千円」と言った。
　実は山の神が午前中下見をした時聞いていてその時は「更に１万円引き」だったのだ。
　洗濯機の値段など男が聞くものではない、と一瞬思ったが、「午前聞いたときは一万円引きだけど」と言った。店員は再度計算機のようなものを叩いて「今日ならその値段にできます」と言う。この後は、炊飯器の品定めから戻ってきた山の神に引き継いだ。
　家に帰って「最初は５千円だった」と言うと、「あんた、人相悪いでやわ。ハッハッハッ」で終わった。
　しかし、洗濯機の買い替えをするたびに容量の大きいものを買うのはガテンが行かない。家族が２人となったのにと思うが、自転車が買い替えのたびに高級志向となるのと同じものなのだろうか？？

　
　
　

こもりきり（２）

　良い天気ながら、足止めの日々。版画の彫りも夕刻にはどうやら６割がた出来てきた。題材は、先週の「平松宿」というわけにいかなかった。山の神から「その構図は前の関宿と同じではないか」と責められたからである。
　現場で写真を撮ったとき感じていた一抹の不安をズバリ言われては返す言葉も無い。結局、わざわざ自転車でスケッチに８０ｋｍ走った成果を諦めた。前から題材の候補に考えていた、北勢地方のとある建物（写真）にした。ここは２,３度行った事があり、改めて現場を見ずに写真などを参考とした。現場を見て案を起こさないのは流儀に反するが締切が迫っているので背に腹は変えられぬ。
　ところで、昼間、山の神に付き合って買い物をした。洗濯機と炊飯器。あこがれのドラム式は大きすぎて、我が家の狭い洗面所に入らない。隣の四畳半の畳の上にでも置かないと、通行、ドアの妨げになるので諦めていただいた。おかげで予算が１０万は浮いた。
　シメシメ。
　本日もチャリなし。

こもりきり

朝から部屋にこもりきりで賀状のデザイン。しかし、はかがいかない。根を詰める作業への忍耐力がなくなってきたのか、と思う。やっと下書きを板に貼り付けて、彫る作業まで来た。ここからは彫る作業をしない限り、前へ進むことは無い。今夜はやらないといつまでたっても賀状が出来ないこととなる。大変だ。
　「サイクリングタイムコム」にツールド沖縄のビデオがあったので、見てみた。２００ｋｍでは、リーダーがスタート前に少し映っていた他、ゴールシーンを見ることができた。。
　１３０ｋｍでは普久川の補給所先で、まずは第１集団の中にＹ氏、しばらくしてとくさん、そのあとにコナさんが登ってきた。
　８５ｋｍのスタートでは岩さんの姿が中段でチラリ。
　大会ＨＰの画像よりチャンピオンなど断然こちらの方が面白い。

グラファイトデザイン

　ゴルフが趣味で無いので、ピンとこないが、「エキップアサダ」の新しいスポンサー。１年契約、契約料３０００万円。
　朝方、「日経産業」紙を読んでいたら囲み記事があった。こんな経済紙こんな記事がのるのも珍しい。ゴルフのシャフトのノウハウを活かして、カーボンフレームを機材提供するという((写真はＧＤ社のプレスリリース、詳しくは同社のホームページを見てください）。
　決して、ゴルフシャフトでなく自転車のフレームです。記事に書いてはなかったが、市販もするんでしょうな？
　ＧＤＲ（グラファイトデザインレーシング）のロゴマークをつけた自転車フレームである。色はピンクと緑と白。チーム名も「梅丹本舗（MEITAN-HONNPO）・ＧＤＲ］になる。ということはジャージも変わる。
　ゴルフシャフトの細いグリップを持ったハンドルバーもできるかも（冗談）
　サイクルキャップもゴルフ場で使えるかも。このクロスオーバーはシュールだ。