自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

朝三暮四

2008-10-30 | Weblog
 3年後には消費税を上げるらしい。それで、今は高速値下げ特例、や減税相当の交付金などプレゼント多発である。新聞やテレビで見聞きしてこの言葉を思い出した。
 昔、中国の狙公という人が手飼いの猿に栃の実を与えるのに、朝3つ、暮れに4つを与えるとしたら大いに怒り、朝に4つ暮れに3つにしたら大いに喜んだという、故事である。
  
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ナンバー2

2008-10-29 | Weblog
 肋軟骨の状況は大分良くなってきたが、それでもセキなどすると大変痛い。まだまだの感じがする。
 関係はないかもしれないが、自分は白血球の数値が3k程度と少ない。化膿には弱いので怪我をすると中々治らない。歳のせいかもしれないが、しばらくは安静にしておこうと思っている。
 自転車に乗らないので時間が出来る。本も読めるがこの本は(No2というより)No3、4程度(階層で)の自分の人生稼業にふさわしい?
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ガスエビ

2008-10-27 | Weblog
 昨日は午前10時半には尾鷲に着いて、まずは魚屋へ。目的はガスエビ購入。
 魚屋を覗くと、豊富な魚種。一杯買って帰りたいが、二人ではなんともしようがない。お目当てのガスエビは一杯ある。「いくら」ときくと「キロ1300円」と返事。「キロ」と言われて「500g」とは言いにくい。1キロ買いました。
 エビは5,60匹ある。昼に山の神の実家で刺身にして4人食べて、夜に家に帰って、今度は天ぷらと少し刺身にして食べた。取った頭の部分もから揚げに酒につまみに。二人では食べ切れなかった。
 ガスエビは刺身はねっとりと甘い。天ぷらにすると熱が入ってさらに上品になる。冷凍エビのぱさついた感触はなく、ひたすら柔らかく、甘く、典雅な味。
 北陸の方で300gで3000円程度でネットで通販されている「ガスエビ」とは種類が異なるとは思うが、尾鷲のガスエビも変わらず旨いと思えるのである。何しろ高くない。
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生・茂木

2008-10-26 | Weblog
 今日は山の神が実家へいくので、レースはDNSだし、チャリは乗れないし、結局付いていく事とした。

尾鷲も時折小雨がぱらつく天気。古道センターでは県立美術館が修繕中なのか収蔵品の美術展をやっているし、公民館では休刊中の博物館の恐竜展をやっている。
 しかし、今日は隣町の紀北町で「生(なま)茂木(もぎ)」。
 旧海山町のホールでNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」キャスターの脳科学者「茂木健一郎」と宇宙物理学者「佐治晴夫」氏の対談があるのでこれに参加。
 佐治氏は鈴鹿短大学長で4年前から地元に住んでいる。お話は以前に同短大で聞いたことがあり、お歳を全く感じさせない一流のトークに感心していた。
 でも「生・茂木」はめったに見ることができない貴重な経験でした。こんな遠いところへ来て、速水林業の森を見て馬越峠の石畳の一部を歩いてきたようだ。
 対談は達者な佐治氏が茂木氏をリードする形で進んだが、全くのアドリブでなかなか楽しかった。本当に力のある人々の話は含蓄深い。
 茂木氏は今夜の最終便でパリに行くと紹介されていた。お忙しい中、感謝。
 (「日本まんなか共和国文化首都」という福井・岐阜・滋賀・三重の4県で構成している団体の主催で三重県が担当した行事で無料であった)

(昨日会場受付でいただいた、長良川クリテのチラシにどこかで見た様な笑顔の写真が・・・。(ウィダー8耐ウィナージャージ姿のリーダーでした))
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DNSの手続き?

2008-10-25 | Weblog
 肋軟骨骨折は2週間目となり、起きあがる時の痛みはなくなったが、まだセキをする時などは少し痛い。踏ん張れる体ではないので安静にしている。力のいる仕事では無いので仕事には全く影響がないし、大体医者にも行っていない。
 
 当然、ツールドジャパン四日市ステージはDNS。受付だけでもと思い、今日は会場へ行ってきた。「骨折で棄権します」と受付でサインはしたが、棄権と記入。「初めて?」と聞かれたので「(骨折と思って)4度目」と答えた。
 会場では若いH松君に声を掛けられた。高校の時と違って絞れて肉もついてきた。思わずハムストリングをさわる(汗)。19日の実業団輪島レースでは先頭にあがるも他の選手に「まだ早い」と声をかけられたと言っていた。『先頭に絡まないと速くはなれないかもしれないが(BR-1なので)まず着実な完走をこなして』とえらそうな激励。焦らず賢く精進することを期待してます。

(昨夜のTVニュースでグリーンスパン前FRB議長が叩かれていた。NEWSWEEK誌の表紙では『責任は彼にある』と黒矢印が顔写真の降りかかっていた(写真)。公式に『住宅産業を規制しなかったことは間違いだ』と認めたようだ。) 
 
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ツナミ

2008-10-24 | Weblog
 今日の朝日夕刊によれば、前FRB議長のグリーンスパン氏は「世紀に1回のツナミ」と言っている。
 ドルやユーロが安くなって、輸入される自転車や部品が安くなることは期待したいが、これはサブプライム問題などに端を発している欧米の金融不安【日本の金融も影響あるがまだしれている】から来ているのであって、そういう小さな問題ではなさそうだ。
 アメリカだけでなく、欧州の銀行も火の車。「最後の貸し手」と言われる国家やIMFなどからの資金融資が多額となっている。
 NHKの番組で見たが、一人当たりGDPでは日本よりもずっと多い豊かな国といわれていた人口30万人のアイスランドでは、自国DGPの9倍もの金融資産(投資)の保有となっていた結果、国が破綻しそうになっている。
 世界的恐慌状態ともいえる。戦前の恐慌と違うのは調整機能が働く余地があるだけで、事態は同じようなものだ。
 1980年当時、世界のGDPに対し金融資産は1.1倍。それが数年前には3.8倍にまで膨らんでいたのである。世界的に、膨らんだバブルが破裂して仮に半分以下になったとしたら、これは世紀に一度のオオツナミだ。資産を持たざる我が家も飲み込まれてしまうということになりそうだ。

 明日は午後3時過ぎからBS7で世界選手権の再放送がある。見逃していたので録画をセット。
 
 
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電気自動車

2008-10-22 | Weblog
 昨夜のNHK「クローズアップ現代」「日本の技術を活かせ」シリーズ第1弾は「電気自動車」なかなか面白かった。
 ハイブリットで出遅れ感のある日産のカルロスゴーンは「2,30年後は自動車は衰退し主役は電気自動車に移る」と言っていた。
 電気自動車は部品点数が20%以上少なくて済む。量だけではなく、内燃機関とその複雑な制御やトランスミッションがモーターに替わる。欧州の電気自動車の見本市では名も知れない新興メーカーが多く展示している。シリコンバレーのベンチャー企業もスポーツカーを売り出した。
 充電の電気代はガソリンの半分程度という。
 例えは正しくないかもしれないが、SL(蒸気機関車)が電車に替わるようなもの。自動車が電化製品に近づく。
 これまで日本の産業を優位性を特色づけていた自動車産業などの「すり合わせ技術」から、パソコンや液晶TVのような「組み合わせ技術」【欧米が得意】で電気自動車はできてしまうのではないか。
 「日本の技術を活かせ」というシリーズタイトルだが、「日本の技術の性格転換を目指せ」という特集も必要ではないかと感じさせた番組でした。
(写真は番組で紹介された、米のベンチャー企業が売り出した時速200kmでる電気スポーツカー。注文在庫1万台を超えるという)
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沖縄そばの日(2)

2008-10-21 | Weblog
 「沖縄そば」について調べてみたら、「そば」表示が認められたのは78年で、そばの日をつくったのは、平成9年、沖縄生麺協同組合が始めたという。
 そばの歴史が気になって調べると、そもそも沖縄に伝わったのは、当然中国から。時代については諸説あるようで、14世紀から15世紀とか15世紀から19世紀などといわれている。小麦粉は当時高価で貴重品、当然ながら宮廷料理。
 シナそばとして町に店が現れるのは明治35年で、しばらくは醤油も使った黒っぽいスープだったらしい。今のような塩味になったのは大正13年の「ゆたか屋」が最初という。大いにはやったらしい。庶民の味の歴史としてはそう古いことではない。
 ちなみに沖縄そばの代表選手の「ソーキそば」が初めて売られたのは昭和50年で名護の店が最初という。今のような姿になった歴史は意外と新しい。
 この沖縄そば、自分としては、ラーメンとうどんの中間のような感じと思っている。豚と鰹だしの塩味スープであるし、麺もかん水を使っているが白い(今も木灰をつかっているところもあるらしい)。ラーメンと比較するのではなく、独自の食べ物として味わったほうが歴史も味わうこととなるのではと思う。
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沖縄そばの日

2008-10-20 | Weblog
 今年も「沖縄」へ行けないが、土曜の日経夕刊のコラム。10月17日は「沖縄そばの日」と書いてあった。知らなかったが、沖縄が72年に本土復帰して、公正競争取引法の適用を受ける。そば粉を30%以上使っていないと「そば」とは言えないのである。このままでは「そば」という呼称が使えない。必死の要望で78年のこの日認められた。その記念日。沖縄そばは小麦粉100%ラーメンの親戚。
 沖縄には「しまくとぅばの日」というのがある。これは最近、平成18年に県条例で制定された。9月18日「しまくとぅば(島ことば)」の普及促進のための普及啓発のための事業を行う、とある。日にちは「く(9)とぅば(18)」の語呂合わせ。
 もう一つ条例で制定されているのは「沖縄慰霊の日」6月23日。県民の休日である。言うまでもなく、3月26日に上陸した米軍との戦闘が終結した日。県民(民間)が10万人(軍人併せ19万人)近く亡くなっている。
 「沖縄」へ来年は行けることを期待しよう。
 
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ホトトギス

2008-10-19 | Weblog
 良い天気。我が家のホトトギスも良く咲いている(写真)。
 午前中は車で図書館へ、書類整理と読書。クルーグマンの本は3冊残っていた。そのうち2冊「嘘つき大統領のデタラメ経済」と「ミクロ経済学」を観る。
 前者は原題「The Great Unraveling」。ニュヨークタイムズ掲載のコラムなどを集めたもので、舌鋒鋭い張りのある文章だ。ブッシュ大統領の政策もこき下ろしているが、日本訳の題名はいささかオーバー。
 後者は大学の一般学生向けの教科書。奥さんとの共著。4800円でちょっと高いが、中身は面白くしてある。『最初の3センテンスまでに読者を引きつなげなければ逃げられてしまう』というサービス精神あふれた教科書で、外国の優れた教科書によくあるパターン。日本の高校や大学の教科書の見本にして欲しい組み立ての内容。
 前者は覗き読みでも面白い。クルーグマンの受賞については色々批判もあるようだが、ノーベル賞を絶対視するのもいかがかと思う。特に人文系はある意味、人気投票のようなものと思うことも必要かもしれない。
 
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クルーグマン

2008-10-18 | Weblog
 ノーベル経済学賞を受賞したクルーグマン氏の入門的な本を買おうと、大型書店2軒を回ったが、ない。ネットで調べたら、すでに出払ってしまって、増刷まちのようだ。
 あとは古本屋なのだが、この地域でそんな出物があるのか、いささか疑問。無駄骨が予想される。図書館という手もあるが、あっても多分すでに借りられているだろう。
 世の中高齢社会で、役に立たなくても知識を蓄えようとする人間だらけだ。人生死ぬまでお勉強。このエネルギーを役立てるような仕組みがないものだろうか。まぁ口ばかりで体がついてこないのはどこでも嫌われるのであるが。と書いて自分のことのようで秋風が身にしみる、というか肋骨にしみる・・・。
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バストバンド

2008-10-16 | Weblog
 盛夏であれば大変であったかもしれないが、涼しくなった秋で良かった、と思っている。
 胸から腹にかけて着用しているこのバストバンド、厚みもあるので夏では大変であろうと思う。腹巻のようでそうでなく、息を吐いたときに締め付けるからむしろコルセットのようなもの。といって、コルセットなぞしたこと無いが。
 まぁ2週間ぐらいは続けることになるのでしょう。そう言えば、お医者さんも今度いつ来てくださいとは言わなかった。言い忘れたのかもしれないが、もう行かなくても良いのかもしれない。ただ自然に治るのを待つばかりなのか。
 医者にねだった新しいバストバンドは固定する先が二股に分かれていて、固定がしっかり出来る。また、先のところに指を突っ込んで引っ張ることもでき、機能的である。やはり新しいものの方が工夫されていて良いものだ。
 鎖骨バンドとかそんなものばかり収集しても仕方ないのですが・・・・
 
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『3万円』

2008-10-15 | Weblog
 これはロス疑惑の話ではない。。
 山の神との会話実録
 「俺もお前に高額の生命保険でも掛けようかな・・・」
 「ケチなあんたが私に生命保険掛けたら、もうその時で犯罪やで。あんた逮捕されるで・・・」
 「3億円ぐらい掛けたらね」と言おうとして、出てきた言葉が『3万円』、しまった!
 「これや!!アハハハッ(笑)」
 つられて思わず笑ったが、肋骨周辺に痛みが走り、こらえるのに必死になった。
 その後、山の神から笑わせの刑にあい苦しめられた・・・。
 
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軟骨?

2008-10-14 | Weblog
 鯨の軟骨(上顎;蕪骨)をスライスして酒粕に漬け込んだ缶詰がある。佐賀呼子の名産で九州土産に買い求めたこともある。松浦漬け一缶1260円。
 朝、整形外科で診てもらったが、診断は「肋軟骨骨折」だった。左右の肋骨を胸の前でつないでいる軟骨。軟骨ときいてこの缶詰を思い出した。
 『ホネは折れてませんね。レントゲンに軟骨は映りませんが、肋軟骨骨折ですね』 どのくらいかかりますか?と聞くと『2,3週間』とのたまう。
 歳をとるとホネの治りは遅くなるので、まぁ3週間かと思う。ホネでなくて良かった。嬉しいね。
 『バストバンドは持っているからいりませんね』というので「5年前のものでゴムのところが弱いので」と、新しい「バストバンド」もいただいた。『下着の上に巻いて』といわれ、肌に直接巻くのは間違いだと教えられた。そう言えば5年前の肋骨骨折も、右側だったか左側だったかも覚えていない。物忘れもひどくなった。
 
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ホネ休み

2008-10-13 | Weblog
 良い天気。良い天気がうらめしい。
 これまでの何度かの経験により、骨折は事故後だんだん痛くなってくる。昨日はすぐ帰宅して正解。帰宅後はそれほどでもなかったが、午後から痛くなってきた。階段を降りる時に注意しないと痛くなる。自転車などとても乗れない。鼻をかんだり、せきをすると胸が痛い。もう骨折確実。問題はどんな風に折れているかだ。ホネが離れていたりしたら最悪。完治まで遠い。
 ホネができるまで一月はかかり、固定するまで2週間、最低でもそれくらいかかる。肋骨の骨折なんぞ、内臓に問題なければ、バストバンドだけで軽く縛っているだけだから、なかなか治りが遅い。昨年の鎖骨の時を考えばわかるが、年寄りになればなるほど骨の治りは遅いのだ。
 乗れるようになるのは早くとも11月末と考えて、この際、夏物ジャージなどを仕舞うこととしようと考えた。十分なホネ休みができそうだ。
 少し期待することは、6月の栂池以来ずっと右手親指付け根が痛く、ボトルを取るときなど痛むので苦労していた。整形外科医からは「(運動を続けるならば)治らない。治すかどうか」を選択すべき、というようなことを言われていて、乗り続けていたので、ちっともよくならなかった。これもこの際ホネ休みとすることができる。

 写真は9日前の油日神社。年内にお参りすることができるだろうか・・・。
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