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自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

絵とサイクリング

2025-04-30 | Weblog
 良い天気。JR四日市駅の近くの「黒い森」というギャラリーで知人グループが絵の展覧会を5月4日までやっているので、サイクリング兼ねていく事に。初めて行くギャラリーなので、広さなども確認したい。
 真っ直ぐに行っては距離が短いので、まずは、下大久保から山田、西山へ抜け、ミルクの交差点を右折して、川島園の団地に降りる丘陵の背の道を行く。ここは桜台の団地が奇麗に眺められる所。また、木々のトンネルの中を走るので気持ちが良い。お気に入りの道(見出しの写真)
 川島へ降りる道はトラロープが張られていたが、通行止めではなく、車の侵入を除外するためと思われたので、行く事に。なるほど、途中で大きな倒木が道をふさいでいる。チャリなので問題なし。団地に降りて、鹿化川沿いに東に向かう。この土手道、河川改修の後地元の方々により桜が植えられたようで、「鹿化川千本桜」として、今は桜の名所となっているようで、その時節に一度は走ってみるかと思う。
 旧東海道で市役所前の道に出れば、なんと対向型2車線の自転車専用道路ができている。反対側車線まで確認しなかったが、走行感としては広いし悪くない。今後、道路敷にそれほど余裕のない所でどうするかが問われるでしょうが。
 絵のグループ展を観てから、四日市港へ。絵の題材に船でもいないかな?と材料探しに。まず、旧港によって、潮吹き防波堤を久しぶりに見学(下の写真)Ⅿ27年に完成した。デレーケの設計で服部長七が工事を行った。元々、土砂堆積で使用が難しくなった旧港を、明治6年から17年にかけて稲葉三右エ門が私費を投じて埋め立て、開いたものである。
 この後、埠頭の方に行ったが残念ながら大きな船は接岸していなかった。(走行54㎞)
 午後、家に帰宅し、ウェア洗濯後、今度は車で、市内算所で開催中の岩田隆先生の日本画個展を観に行く。なかなか見ごたえがあり、良かった。(下の写真、大きさ150号)

岩田隆「楽園への門」F150号
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月刊ガロを読む

2025-04-26 | Weblog
 左肩の痛みも和らいできているので、ぼちぼち長い距離も乗ってみようかと、今日は半年ぶり位の安楽越え。
 現在の調子では、安楽の坂を登る事さえできるだろうかと一抹の不安。まぁ、休み休み行けば登れるだろうと。8時半頃家を出る。今日の目的地は、柘植の「こげら文庫」昨年5月に訪れたが、運動会で遅い開店時刻となって入店できなかった。11時半開店なので、時間はたっぷり。帰途の脚を残して置くような、ゆっくりで走る。
 安楽の坂は、10㎞を割る速度でのろのろと。これがまぁ精一杯かと。途中、新緑を観て休息(下の画像)。
 坂を下りて、滋賀県側はやや寒い。朝、着用していたジレやニーウォーマーを使う。
 油日神社にも立ち寄って参拝し、柘植の「こげら文庫」へ。(見出しの画像(店内))、下は外観の画像)
 ランチは1種700円。パンと鶏肉と豆の煮込み。店主は3歳下だった。ここは月刊「ガロ」が創刊号から揃っている。そのほかの漫画本など含め350冊。他の客もいなくて、当然、当時の漫画談義。つげ義春の「ネジ式」を観たくて、出してもらう。ガロつげ義春特集号(47号)だった(みだしの画像、机の上)
ガロを読んでいたのは、50号ぐらいまでか。大学へ進学するようになって漫画とは離れてしまった。しかし、自分の子ども時代は漫画一辺倒だった。すべての知識、価値基準は漫画によって身につけたと言っても良いと思っている。
 店主は若い頃漫画を書いて投稿した事もあったようで、入り口にあるつげ義春の漫画を元に書いた看板も自作のようで、筆も達者のようだ。自分も漫画を書いていたこともあり、永島慎二が好きだと言う(自分と同じ)店主との話は尽きないが、1時間程度で切り上げ、店を出る。懐かしかった。そういう雰囲気に浸りたければ、また行けばよい。「ガロ」を読んだことのある方、ガロ掲載の漫画家が好きな方は外せない店だ(金土日営業)。
 加太、関、鈴鹿川右岸堤防道路、阿野田、下庄で帰宅。走行90㎞。

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病み上がりのサイクリング

2025-04-22 | Weblog
 風邪は治ったといえるのだが、咳などまだ続いている。なかなかほっこりしないので、自転車に乗って気分転換と、サイクリング。午後には崩れそうな天気なのだが、明日は雨の予報なので、乗っておこうと。
 まずは椿へ。病み上がりなので、体がなまっている。今日はやや追い風のようで、緩やかな登りの道も負担なく走れる。だけど、速度は控えめ。
 椿からは、東海自然歩道で両尾へ。小川経由で住山の大巌寺へ。ここの藤の花の状況視察。ここの藤は大きな樹から枝分かれした広い木陰を作っている。この木は、明治時代に相撲取りが寄贈したらしい。
ようやくほころび始めた、という開花状況で、見ごろは日曜以降かな?(見出しの画像)婆さんと藤の花を見に来たこともあり、懐かしい。結局、思い出しか残らんな、いい思い出を多く持つのが良い人生かとも思う。
 帰途は忍山神社に初めて寄ったりしながら、鈴鹿川右岸堤防道路で阿野田~下庄で帰宅。走行58㎞。
 午後から、先生のアトリエで絵画教室。病み上がりの走行がこたえてか、絵に集中できず、2時間で早退するはめに。なまっているなぁ、と。
(忍山神社は弟橘媛(おとたちばなひめ;日本武尊の妻)の生誕地とされる。(忍山宿祢(すくね)の娘であった))

 
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ネアンデルタール人の嘆き

2025-04-17 | Weblog
 風邪を引いた。昨日まで3日間のうち、2日間は寝たきりだった。と言って、高熱が出るわけでなく、7度台の微熱。歳をとると基礎体温が低温になるので、しんどい。昨日から熱は引いたので、本を読んだりして、起きていた。
 何年かぶりの風邪ひきだった。やっと今日から戻った感じ。まだまだ、のどのいがらっぽいのは残っている。こんな風邪でもこたえるのだから、コロナとかになったら大変だろうな、と体の衰えを知る。
 のどのいがらっぽいのは、うがい薬で直そうとしている。(見出しの画像)イソジンより刺激が少なくて良い。痰が取れて、楽になり、咳が治まった。
 今日は、半日、絵を描いて愉しめた。

 と思って、ブログ書こうとアクセスすると、なんと「gooブログ」が11月で廃止とのお知らせが。ブログなんて今時、流行らんからか、スポンサー離れと言うやつかと。
 ウーム、スマホを持たない少数種族は、こうやって淘汰されていくのだ。クロマニヨン人に淘汰されたネアンデルタール人の悲哀が分かるような気がする。彼らはクロマニヨン人より大きな脳みそは持っていたが、情報能力に劣っていた・・・。
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絵画鑑賞

2025-04-12 | Weblog
 今日は、名古屋愛知県芸文センターへ「白日会展」を観覧に行った。
 公募団体「白日会」は写実の殿堂でもある。写実絵画を堪能したいなら行って観る価値はある。もっとも名古屋、大阪で開催される地方展は、絵の枚数が圧倒的に少ない。そこらへんが、東京近辺の方は恵まれている、と思う。
 今日はカメラを忘れたので、写真は無いが、カメラを持って行くと、撮って終わりになるきらいがあって、鑑賞としては良くないと感じる。気に入った絵画をじっくり見る事の方が大事、かな。
 上手い人は上手い。よくまぁ描けるもんだと、ただただ驚嘆。
 午後からは、松坂屋の画廊で白日会メンバーの小品展をやっていたので、ここも訪れて小品(10号以下)50点余りを観る。小品を描く時の参考となる。
 じっくり見て、絵の参考と思うのだが、さてはて、自分はどんな絵を描いていこうかと、思い悩む。ずるずると、今のやり方を続ける気は無いのだが、さりとて、展望もない。描くのは自由なんだけどね。
(見出しの画像は、昨日の鮎河の桜、川の上流から下流側をみる)
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花見ドライブ

2025-04-11 | Weblog
 昨年は10日にサイクリングで訪れ、12日に家族でドライブした、滋賀鮎河の桜を今日11日、家族ドライブで見にいった。 
 花の方は9分咲き、昨年よりやや遅い。まだこれから1週間は楽しめるだろうと。10時半ごろの現地天気は薄曇り。(下の写真)桜の色がさえない。
 今日のランチは山の神の誕生日(周辺)を兼ねているので、日野のすし屋でランチ。骨董屋や和菓子屋でお土産も。午後は日野の商人の館見学をはしごして帰宅の途へ。帰りに再び、鮎河の桜見物。何度も来ているが、これまで午前しか来ていない(逆光)ので、午後の光(順光)の中で観たのは初めて。(見出しの画像)午後の方がはっきりして良い。

 
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最後?の花見サイク

2025-04-09 | Weblog
 暖かい一日、桜もどんどん散っているんではないかと、午前中、最後の花見サイクリング。
 まずは下庄の中の川沿いの桜(下の写真)、土手道で桜を観る。旧街道で楠原を抜け、石山観音道の桜、100mほど登って、降りて、忍田橋、長徳寺周辺の桜も散り始め。大体、桜なんて小学校へ行けば10本や20本は植わっている。なにも珍しくもないのだが、この時期、わざわざ出かけて、花を愛でるのも行事として悪いことではないだろう。
 今読んでいる「日本その日その日」でモースは、日本人は、「米国人が米国の動物や植物を知っているよりも遥かに多く、日本の動植物に馴染みを持っているので、事実、田舎の子供が花、きのこ、昆虫その他類似の物をよく知っている程度は、米国でこれ等を蒐集し、研究する人のそれと同じなのである」とまで書いて、日本人がいかに自然と深く親しんでいるかと驚きをもって書いている。
 次は、雲林院の光安寺の桜見物。風も強く、桜吹雪の感じだった。でも誰もいない。(下の写真)
 最後に北神山の安濃川沿いの桜見物。今朝の朝刊に紹介されていたので、平日だが人出が多い。地元の方が900mの土手道に300本植えたそうだ。(見出しの画像)
 帰途、安濃川沿いの桜を観つつ、あの津台から中勢BPで帰宅(走行54㎞)


 
 
 
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日本その日その日(全3巻)

2025-04-07 | Weblog
 現在、3巻目(東洋文庫)を読んでいる本。明治10年に39歳で、横浜上陸し、汽車で品川に向かう途中、車窓から、大森貝塚を発見した学者、エドワード・S・モースの著作(東洋文庫)
 日本には腕足類(シャミセン貝等)の採取研究に米国から来たのだが、この本では主に日本の風俗、思考、行動様式等が捉えられており、絵が達者であったようで、多くの人物、事物、風景の挿絵が載っている。10年前まで武士の世だった名残の多く残る、しかし、日進月歩で西洋に追いつこうとしている明治のエネルギーを感じる紀行文である。大森貝塚の発掘状況はほんの少し記述されているだけで、科学者として、日本の状況をありのままに偏見なく捉えようとしている姿勢に好感が持てるし、アイヌを訪れ、鹿児島を訪れ、奈良京都大阪など各地の違いも含め、面白い内容となっている。
 その翌年、日本を訪れた女性イザベラ・バードの紀行文「日本奥地紀行」(東洋文庫)を数年前に読んでいるが、彼女もモースと同じような感想を抱いているなぁとも感じた。
 モースは翌年再来日し、計3度日本を訪れている。この本はモースが75歳から書き始めた。(大森貝塚や明治の科学の発展に寄与と、大正年間に勲二等瑞宝章を贈られている)
 イザベラバードは「日本は婦人が危険にも無作法な目にあわず、まったく安全に旅行できる国(世界中で)」と書いている。モースも日本人の正直さに驚き、礼節ふるまいから、米国人を野蛮な夷狄と言う事に理解を示している。また、大人が鷹揚で、「日本は子どもの天国」とも(この辺りは大分変化しているか・・・)
 150年ほど前の日本、日本人の姿を外国の人が捉えた文章だが、今と比較して、大変面白い。
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花見サイク

2025-04-03 | Weblog
 1週間ぶりのサイクリング。陽気が良くなってきて、花見に良い季節。左肩の痛みは残るが、午前中椿へ。椿からは東海自然歩道で両尾へ出て、そのまま橋を渡って、安楽川右岸の農道を走り、太森の桜見物(見出しの画像)。
 今年はやや遅い感じ? 7,8分咲というところか。
サイクリングも、どうも肩の痛みがある内は長く走ろうなどとは思わなくなっている。いかんな。生活の面でも色々あって、君ケ野ダムの桜も今年は見ずに済んでしまいそうだ。こういう時もある。
 井田川~ホンダ西側~御園経由で帰宅。走行53㎞
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段ボール箱調理(シチュー)

2025-04-01 | Weblog
 色々とやらねばならぬことがあって、文書つくりで、自転車も絵も進まない。
 昨日は1年以上間が空いたが、シチューを作った。肉の方は500ℊ朝日屋で仕入れて、凍らせてあったので解凍して使用。今回はその作り方を披露。
 鍋は圧力なべを使っている、が、圧力は使わない。単に厚みがあって、大容量鍋だからと言う理由。まず、玉ねぎ2個を切って、フライパンできつね色になるまで炒める。火を長く使う作業はこれのみ。
 塩コショウし、小麦粉をまぶした肉をフライパンで炒め、炒めた玉ねぎと一緒に鍋に入れて、中火~弱火で沸騰させ、浮いてきたアクをできるだけ取る。(水、ワイン、クローブ、タイム、月桂樹、その他香辛料)
 段ボール箱と薄手の座布団を用意。箱の底には段ボールを切って敷く(断熱)。熱い鍋を入れ、座布団で周囲を詰める。上にも載せて、2~3時間は置く。これを2回繰り返し、次に、人参、ジャガイモを入れて沸騰させ、アクをとって、1時間以上段ボール内へ。玉ねぎを横二つに割って、爪楊枝を刺したものを入れて再度沸騰させアクを取って、ダンボールへ2時間。最後に市販「ルー」を入れて、20分弱火で終了。 (今回は新玉を丸ごと使ったので少し時間は短くした。)今回、ケチャップも少し使用。
 市販の「ルー」はS&Bのフォンドボーが一番良いが売っている店がほとんどない。今回はハインツの缶とハウスのルーで代用した。また、クローブはホールで使っているが、これも売っている店が少ない。タイムもそうだが、粉末にすると香りが飛ぶんだよね。
 時間はかかるが、その間作業はできるし、火の心配なく、ガス代もいらない。野菜は煮崩れしないし、言うことは無い。圧力鍋でもできるだろうが、時間のある老人向きのレシピ。100度以下の調理で、旨味が多いのができます。真空鍋があれば、ダンボールは要らないのだろうけど・・・。
 
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